「leave」にはたくさんの意味や使い方がありますが、今回は基本的な意味を把握し、あとはネイティブがよく使う表現を出来る限り紹介していきたいと思います。
「leave」のコアな意味は2つに集約されます。 I. 去る II. あとに残す この2つのコアの意味から転じて、様々な和訳が登場します。 活用は、leave - left - left - leaving です。
「leave」の最もよく使われる意味は、「...を去る」です。 「leave A for B.」で、「Aを去りBへ向かう。」となります。 「for」の代わりに「to」を使用することはできませんので注意です。 「arrive」 が対義語です。 「...を去る」から転じて、「<学校>を退学する」という意味もあります。これは「drop out of...」と同義語です。 例文を見ていきます。
Leave here now!
さっさとここから去れ!
She is leaving for Osaka tomorrow morning.
彼女は明日の朝、大阪へ出発する。
I left Tokyo for San Francisco last night.
東京からサンフランシスコへ昨夜出発した。
I have lived in America for three years, where I am leaving today.
私はアメリカに3年間住み、今日出国する。
I left college just before I was about to graduate.
私は卒業する直前に大学を退学した。
My sister left her job suddenly.
私の姉はいきなり仕事を辞めた。
「leave + 目的語(O) + 形容詞(C)」で、「OをCの状態にしておく」という意味があります。 例文を見た方が分かりやすいと思うので、さっそく例文にいきましょう。
Somehow they left the riddle unsolved.
なぜか彼らは謎を未解決のままにしておいた。
Oh, I left the light on.
ああ、電気消すの忘れた。
She always leaves the door open, which is annoying.
彼女はいつもドアを開けっぱなししていて、イライラする。
「leave...」で、「...を置き忘れる」 「leave...behind」で「...を置いて立ち去る」 という意味になります。
I left my cell-phone at home.
家にケータイを忘れてきた。
I left my girlfriend behind when I went back in Japan.
日本に帰国するとき、彼女を置いて帰ってきた。
When the earthquake occured, many dogs were left behind in the houses.
地震が起きたとき、たくさんの犬が家に取り残された。
「leave」は、「(物・傷・疑いなど)を残す」という意味もあります。
His words left some doubt about what he did to her.
彼の発言は彼が彼女に対して何をしたかに関していくらかの疑問を残した。
I left a piece of chocolate cake for my sister.
姉にチョコレートケーキを一切れ残しておいた。
I have a month left until my graduation.
卒業まであと1ヶ月残っている。
最後の例文は、単純に 「I have a month until my graduation.」と言っても問題ないです。 が、「left」を使うことで、あと1ヶ月のうちで卒業までにやることが残っているのだ、というニュアンスがあります。
「leave 事 to [with] 人」で、「<事>を<人>に任せる」という意味になります。
Leave it to me!
任せてくれ!
Please leave this project to me!
このプロジェクトを私に任せてください!
she left it to me to decide.
彼女は決定は私に任せた。
I'll leave it to you which direction we should take.
どちらの方向へ行くかは君に任せる。
最後2つの例文では、「it」はなくてもいいのでは?と思った人も多いのではないでしょうか? 基本的には「it」をつけて上記のように表現します。 これらの場合の「it」は形式名詞の「it」であり、特に意味はありません。 目的語が長いときは文中だと文章全体の意味が分かりづらくなってしまうため、「leave」の後にとりあえず「it」を置き、あとから目的語を書いています。
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