「regret」(リグレット)という英単語を知っていますか?「後悔」という意味ですが、目的語や主語によって意味が変化する言葉で、使い方に注意が必要です。今回は「regret」という単語の意味と使い方を徹底解説したいと思います。
「Hello,Again〜昔からある場所〜」の歌詞で「リグレット」という英単語を知った人も多いのではないでしょうか? 「雨はこの街に降り注ぐ 少しのリグレットと罪を包み込んで」と出てきます。 この歌詞でも「リグレット」は「後悔」という意味で使われています。
「regret」は「...を後悔する」という意味の他動詞です。 目的語に動名詞(動詞+ingの形)をとり「regret doing」で、「...したことを後悔する」という意味になります。 「regret」は現在形で、「doing」は現在進行形ですが、「何々したことを後悔する」と過去の行為を後悔する意味になります。 「regret not doing」の形で「...しなかったことを後悔する」という意味になります。 ☓「do not regret doing」ではありません!ので注意してください。 「regret having done」でも「...したことを後悔する」という意味になります。 現在完了の形になっていますので、より明確に過去の行為を示してることになります。 例文を見てみましょう。
Steve regrets not going to the party.
スティーブはパーティーに行かなかったことを後悔してる。
I still regret leaving my girlfriend in America and coming back in Japan alone.
彼女をアメリカに置いて日本に帰ってきてしまったことを今でも後悔してる。
I really regret the decision to dye my hair red.
赤髪に染めるという決断をかなり後悔してる。
最後の例文のように名詞を目的語にとることもできます。 そもそも動名詞は、名詞の仲間ですので問題ないのがわかると思います。
「regret」の後に不定詞「to」と「動詞の原形」がくる場合は、「残念ながら...する」という意味になり、現在・未来の事柄について述べることになります。「that節」がくる場合もあります。 「regret to do」は「be sorry to do」と同義です。
I regret to say that your father is dying now.
お伝えするの残念なのですが、お父様が今生きるか死ぬかの瀬戸際です。
この例文の「regret to say」には ☓「言ったことを後悔する」 という意味はありません。 「say」するのは現在(ほんのちょっと先の未来とも取れる)です。 直訳すると「残念ながら言う」という意味で、「残念ながら」「遺憾ながら」「お伝えするのは心苦しいのですが」と訳すのがよいです。 「regret to say」以外にも「regret to tell that...」「regret to inform that...」なども同じ意味で使います。
We regret to see you guys leaving now.
皆さんがもう行ってしまうのは残念です。
I regret that your brother is seriously injured.
お兄様が重症なのは本当に残念です。
「I regret...」は「後悔」「陳謝(申し訳ない気持ち)」などを示しますが、 「You'll regret...」は「警告」を意味します。 和訳は「後悔するぞ」でいいのですが、意味合いは相手に警告を促しています。
You'll regret those words.
そんなこと言ってると後悔するぞ。
You'll regret it later.
あとで後悔するよ。
「regret」は動詞だけではなくて、名詞もあります。 feel regret about [for] express regret about [for] で、「...を残念に思う」となります。
Have you ever felt regret about getting married?
結婚したことを今まで後悔したことありますか?
「do with regret」:「...して残念に思う」 「to my regret」:「残念ながら、」 という表現もあります。
I heard with regret that you failed to pass the writing exam.
あなたが筆記試験に落ちたと聞いて残念に思いました。
To my regret, I couldn't make it to the concert.
残念ながら、コンサートには行けなかった。
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