「few」と「a few」はよく見かける表現だと思いますが、違いはわかるでしょうか？一度知ってしまえば、とても簡単なので音声付き例文とともに解説していきます。
「a few」と「few」の意味はそれぞれ 「a few 」・・・「いくつかの」 「few」・・・「ほとんどない」 です。 例文をみてみましょう。
There are a few children in the park today.
今日の公園には何人か子どもがいる。
There are few children in the park today.
今日の公園には子どもがほとんどいない。
上記の例文のように、 「a few」には「数人はいる」「いくらかある」というふうに「ある」ことに焦点が置かれポジティブ意味で使われ、 「few」には「ほとんどいない」「ほとんどない」というふうに「ない」ことに焦点が置かれネガティブな意味で使われます。 ちなみに、「a few」を「2〜3の」と訳す人がたまにいますが、誤りです。実際の数は、文脈に判断しなくてはならず、一概に「2〜3」かどうかはわかりません。例えば、5万人収容できるスタジアムの場合は、100人でも「ほとんどいない」ということができるでしょう。 他の例文もみてみましょう。
A few friends of mine came to my new cafe in Shibuya.
私の友達何人かが渋谷にある私の新しいカフェに来てくれた。
Few friends of mine came to my new cafe in Shibuya.
ほとんどの私の友達は渋谷にある私の新しいカフェに来てくれなかった。
上の例文も同様で、「a few」は、「みんな忙しいのに数人はわざわざ来てくれた」というニュアンスで、「few」は「期待してたより全然きてくれなかった」という意味になります。 また、「few」は「not many」「almost no」と置き換え可能で、これらを使う方が自然です。 置き換えて例文を書いてみます。
Almost no friends of mine came to my new cafe in Shibuya.
ほとんどの私の友達は渋谷にある私の新しいカフェに来てくれなかった。
Not many friends of mine came to my new cafe in Shibuya.
多くの私の友達は渋谷にある私の新しいカフェに来てくれなかった。
最後になりますが、 「few」は「very few」というふうに副詞「very」と一緒に使うことがよくあります。「全然ない、いない」ということを強調することができます。
She has very few friends at school.
彼女は学校にほとんど友達がいない。
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