「anytime」の意味と使い方を見ていきます。フィットネスクラブで有名な「anytime」ですが笑、今回は英語「anytime」の解説していきます。「anytime」には実は4つもの意味と使い方があり、品詞も複数あります。また、「any time」「sometime」との違いも説明します。
※音声付き例文がありますので、発音の確認にご活用ください。なお、音声はアメリカ英語になっております。
「anytime」の基本的の意味は「いつでも」になります。 「anytime」の品詞は副詞になります。 例えば、「いつでも電話してください!」は「Please call me anytime!」になります。副詞なので動詞「call」を修飾しています。 よく使う言い回しに、
があります。どちらも「すぐに」という意味で「soon」と置き換えることができます。 例文です。
You can come to see me anytime.
いつでも私を訪ねてきてください。
You can park your car here anytime between 3 pm and 6 pm.
午後3時から午後6時の間なら、ここに車停めていいですよ。
He is not stepping down as CEO anytime soon.
彼はまだ社長を下りる気はない。
We are supposed to leave anytime now, but Bill hasn't come yet.
我々はもう出発することになっているのだが、ビルがまだ来ない。
「anytime」はスラング的に「必ず、例外なく」というニュアンスで使うこともあります。 「いつでも」==>「変化なく常に」==>「必ず、絶対」という風にニュアンスが変化してきました。 「for sure」などに意味が近いです。 この使い方はあくまでもスラング的であり、正式な用法ではありませんので注意してください。
I can do that way better than you anytime!
おれの方が確実にお前よりうまくできるわ!
※「way」は比較級の形容詞の前に置いて、形容詞を強調します。「much」に置き換え可能です。口語では「a lot」で置き換えるのも可能です。
「anytime」は、感謝やお礼の返答として、「You're welcome.」の代わりに「どういたしまして」という意味で使うことができます。 「いつでもあなたのことお手伝いしますよ、お安い御用ですよ、いつでもまた頼んでください」というニュアンスです。 カジュアルですが、お礼した後に言われると気持ちのいい言い回しです。「You're welcome.」しか使ってない人はぜひ「anytime」も使って、英会話のレパートリーを広げましょう! 「どういたしまして」を意味する英語表現には、
などがあります。
"Thanks for your help!" - "Anytime!"
「手伝ってくれてありがとう!」-「いつでもお手伝いしますで!」
今まで紹介してきた「anytime」のすべて副詞ですが、接続詞として使うこともあります。 「anytime+主語+動詞」で「◯◯が〜するときはいつでも」という意味になります。 「whenever」に置き換えることが可能です。
Just hit me up anytime you're free.
時間あるときはいつでも連絡しろよ。
Let me know anytime you need some help.
困ったときはいつでも知らせてね。
「anytime」と「any time」との違いは品詞! 「anytime」= 副詞 「any time」= 形容詞+名詞
「anytime」と「any time」は意味は同じで、違いは品詞になります! 「anytime」は副詞ですが(例外的に接続詞の時もある)、「any time」は「形容詞+名詞」になります。 「any time」に前置詞「at」を付ければ、「anytime」と同義になります。 anytime = at any time 話し言葉では「anytime」と「any time」の違いが分からないため、書き言葉でも混同している場合がよくあるので注意してください。 例えば、副詞は主語として使うことができないので、「Anytime is okay with me.(おれはいつでもいいですよ)」は厳密には文法的に不適切です。正しくは、「Any time is okay with me.」になります。 家族や友達とのメールやSNSなどでは「anytime」を名詞として使っても問題ありませんが、ビジネスシーンでは「anytime」は副詞として使うようにしましょう。
「anytime」と「sometime」はどことなく似ている感じがしますが、意味や使い方は全く異なります。 「sometime」は「いつか」という意味で、未来と過去のどちらに対しても使うことができます。
I'm going to have lunch with my friend from high school sometime next week.
来週のどこかで高校のときの友達とランチ行く予定です。
で意味がそれぞれ異なります。それに関しては下記の記事でまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。
正しいxxxxの使い方
授業では教わらないスラングワードの詳しい説明や使い方が紹介されています。タイトルにもされているスラングを始め、様々なスラング英語が網羅されているので読んでいて本当に面白いです。イラストや例文などが満載なので、この本を読んでスラングワードをマスターしちゃいましょう!
今日のタメ口英語
日本語でも「〜です。〜ます」といった丁寧語ではなく、「〜じゃん。だよね」とくだけた表現を使いますよね。そんなくだけた英語表現がまとまった一冊です。リアルな生活の中で使える『タメ口英語』を学ぶことで日常会話もしやすくなるでしょう。こちらの本は超オススメです!ぜひ読んでみてください。
ビジネス英語を学ぶには?
ビジネス英語を学ぶのにおすすめの英会話教室・オンライン英会話に関して、下記の記事でまとめたのでぜひ参考にしてみてください。
こちらの記事もチェック