「go out」は「外へ行く」という意味で漠然と理解している人が多いと思いますが、実は複数意味があり、ネイティブは様々な使い方をする便利なフレーズです。今回は「go out」の意味と使い方を音声付き例文とともに解説します!
「go out」で「外出する、少し出かける、遊びいく」という意味です。 ★「go out」の対義語は「go in」で「中に入る」 ★「go away」との違いは「go out」の方が「go away」よりも、外出してる時間=留守にしてる時間が短い ★「get out」との違いは、外に出るために何かしらの努力や、意識しなければ外に行かない状態の場合は「get out」を使う ★何か外出の「目的」がある場合は、下記の4パターンで表現できます
I'm just going away for a walk.
ちょっと散歩に行ってくる。
I'm thinking of going out grabbing some beer at the bar.
外出してちょっとビールでバーで飲もうと思ってる。
Hey let's go out to pick up some girls!
ねえ、女ナンパしに外出ようぜ。
「部屋から出る」と言う場合は「of」を使い、「go out of the room」といいます。
「外出する」からもう一歩踏み込んで、「移民する」意味になることもあります。 移民するの同義語は下記の3単語があります。意味が紛らわしいので違いも書いておきます。
His family go out to America to stay away from a communist society in China.
彼の家族は中国の共産主義社会から逃れるために、アメリカへ移民した。
「go out」で「付き合う」という意味になります。 「外出する」という意味から派生して「交際してる」という意味が生まれました。 下記のどの文章も「ジョンとジェーンは付き合っている」という意味になります。
I've already been going out with Jasmine for five years.
私はもう5年もジャスミンと付き合っている。
「something goes out」で「Aの流行が終わる」という意味になります。 「something goes out of fashion」でも「(何かの)流行が終わる」という意味になります。
Men's long hairstyle has gone out.
男のロン毛の流行はなくなった。
Skinny jeans have gone out of fashion a long time ago.
かなり昔に、スキニーデニムの流行は終わった。
Fashion goes in and out repeatedly.
ファッションは流行れば廃れていくを繰り返す。
「go out」で「電気・火などが消える」という意味もあります。 急に停電したり、電子機器がつかなくなったりしたときにも「go out」は使うことはできます。 大きな停電は「black out」と言う方が自然です。
All the lights in my room suddenly went out. Let's light up the candle.
自分の部屋のすべての電灯がいきなり消えた。ロウソクをつけよう。
The power in this building has gone out for an hour.
この建物が停電して1時間になる。
自然災害で困ってる人やテロの被害にあった人たちに向けて海外のアーティストが同情するときによく使うフレーズを見たことありませんか?? 下記のように使います。
My heart goes out to those affected by the terror attack.
テロの被害にあわれた方へ私の心が届きますように。
My thoughts and prayers go out to those suffering from the earthquake.
地震の被害で苦しんでおられる方々に、私の思いと祈りが届きますように。
主語には、「My heart, thoughts, prayers」などが来ます。 My heart is with you. My thoughts and prayers are with you. なども同義です。
「go out」で「意識をなくす」「死ぬ」という意味にもなります。これはスラング的な用法です。 同義語は、 意識をなくす=pass out 死ぬ=pass away, die, has gone 「go out」は「die」の遠回りの表現になります。
He went out.
彼は死んだ。
「go out to do」で「...しようとできる限り努力する」という意味があります。 「go all out to do」と「all」を入れることもあります。 日本語でも、精一杯やることを「出し切る」と表現しますよね。「go out」は「外に出る」というのがコアな意味ですから、なんとなく日本語のニュアンスにも似ているところがあり、イメージしやすいと思います。
We went all out to make the miracle happen.
奇跡を起こそうと、我々は全力で頑張った。
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