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「ご回答ありがとうございます」の意味と敬語、使い方を例文つきで解説

「ご回答ありがとうございます(ごかいとうありがとうございます)」は、回答ありがとうという意味です。ビジネスシーンで問い合わせに答えてもらったときのお礼を伝えるときなどに使います。

「ご回答ありがとうございます」とは

意味

「ご回答ありがとうございます」は「ごかいとうありがとうございます」と読みます。 「ご回答ありがとうございます」は「回答ありがとう」という意味です。 「ご回答」の意味は「質問・要求などに対して答えること」です。 またその答えのことをいいます。 「ありがとうございます」は感謝の気持ちを表す敬語表現です。

敬語は尊敬語+丁重語+丁寧語

「ご回答ありがとうございます」は、品詞分解すると「ご」+「回答」+「ありがとう」+「ござい」+「ます」です。 「回答」についている「ご」は、尊敬を表す接頭辞です。

接頭辞「ご(お)」敬語の種類は文脈によって尊敬語・謙譲語・丁寧語のどれにもなります。

  • 相手の動作を高めて敬意を示すためにつける接頭辞「ご」は、尊敬語
  • 自分の動作をへりくだって相手に敬意を示すためにつける接頭辞「ご」は、謙譲語
  • 言葉をただ丁寧にいうだけにつける接頭辞「ご」は、丁寧語

この場合の接頭辞「ご」は、相手の動作に対してつけているので尊敬語です。 「ござい」は「ある」の丁重語「ござる」の連用形です。 丁重語とは、謙譲語Ⅱともいわれ自分をへりくだることで相手に敬意を示す点で謙譲語と同じですが、通常の謙譲語とは違い聞き手・読み手に敬意を示す敬語です。 「ます」は丁寧語です。

「ご回答ありがとうございます」の使い方と例文

質問などに回答してくれたお礼を伝える

「ご回答ありがとうございます」は、ビジネスシーンで自分がした問い合わせなどに相手が回答してくれたことに対するお礼を伝える場面で使います。 例えば、取引先の相手に商品に関する質問の回答をもらったときなどです。

ビジネスメール例文

問い合わせに答えてもらったとき

【件名】 Re:募集職種についてのお問い合わせの件 【本文】   アイウエオ株式会社 採用担当 熊田様 ○○大学経済学部経営学科の斎藤です。 お忙しいところ、ご丁寧にご回答ありがとうございます。 10月に会社説明会を行われるとのこと、ぜひ参加させていただきたく存じます。 会社説明会で詳しいお話を聞けるのを楽しみにしております。 取り急ぎ、ご回答のお礼を申し上げます。 〒123−4444 東京都○○区○○1234 電話番号:090−1111−2222 メールアドレス:chikuwa@chikuwa.com 斎藤一代

アポイントをとったとき

【件名】 商品説明日程確定のお礼 【本文】   MARK株式会社  商品部 上田勝美様 お世話になっております。 ご多忙にもかかわらず早々にご回答ありがとうございます。 お申し付けいただいた通り、下記日時に貴社へお伺いいたします。 日時:10月6日(水)14:00〜    商品説明は30分を予定しております。 場所:貴社4階会議室A 当日お会いできることを楽しみにしております。 どうぞよろしくお願いいたします。 なお、ご返信はいただかなくても差し支えございません。 日時の変更をご希望される際は、遠慮なくお申し付けください。 上田

上司に質問したとき

【件名】 Re:資料作成に関する質問 【本文】 小林部長 お疲れ様です。 この度はご多忙のところご丁寧にご回答ありがとうございます。 おかげさまで、無事にプレゼンに使用する資料を作成することができました。 またご相談することもあるかと存じますが、その際はお力添えいただけますと幸いです。 今後ともよろしくお願い申し上げます。 小林  

アンケートに協力してもらったお礼

【件名】 アンケート調査ご協力のお礼 【本文】 アンケートにご協力いただいた皆様。 この度はお忙しい中、弊社のアンケートにご回答ありがとうございます。 お陰様で貴重なご意見を多数いただくことができました。 アンケートは今後の商品開発の参考にさせていただきます。 今後もお気付きの点がございましたら、お聞かせいただけますと幸いです。 引き続きご愛顧賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。 株式会社玩具 商品開発担当武田

「ご回答ありがとうございます」より丁寧な敬語表現

ご回答いただきありがとうございます

「ご回答いただきありがとうございます」は「回答してもらいありがとう」という意味です。 「ご回答いただき」は、「回答」に尊敬を表す接頭辞「ご」をつけて「もらう」の謙譲語「いただく」をつけています。 「ご回答ありがとうございます」に謙譲語の「いただく」をつけることで、より丁寧な敬語表現になります。

ご回答いただきましてありがとうございます

「ご回答いただきましてありがとうございます」とすると、より丁寧になります。 「ご回答いただきましてありがとうございます」の「ご回答いただきまして」は、「回答」に尊敬を表す接頭辞「ご」をつけて、「もらう」の謙譲語「いただく」と丁寧語「ます」をつけています。 「ご回答いただき」を「ご回答いただきまして」とすることで、尊敬語+謙譲語+丁寧語になるのでより丁寧な敬語表現になります。

ご回答くださりありがとうございます

「ご回答くださりありがとうございます」は「回答してくれてありがとう」です。 「ご回答くださり」は、「回答」に尊敬を表す接頭辞「ご」をつけて「くれ」の尊敬語「くださり」をつけています。 「ご回答くださりありがとうございます」と上述した「ご回答いただきありがとうございます」は、どちらも丁寧に感謝の気持ちを伝えることができる敬語表現です。 「くださり」は尊敬語であり「いただき」は謙譲語であるという違いがありますが、謙譲語と尊敬語に敬意の度合いの違いはありません。 自分の動作に対してなら謙譲語を、相手の動作に対してなら尊敬語を使います。 また、「くださり」は「くれて」、「いただき」は「もらい」という意味の違いもありますが、これもどちらが丁寧ということはありません。 しかし、「くださり」が「くれ」の尊敬語を使用した命令形であるため「いただき」の方が丁寧な響きがあります。

ご回答くださいましてありがとうございます

「ご回答くだりありがとうございます」は「ご回答くださいましてありがとうございます」とすると、より丁寧になります。 「ご回答くださいましてありがとうございます」の「ご回答くださいまして」は、「回答」に尊敬を表す接頭辞「ご」をつけて「くれ」の尊敬語「ください」と丁寧語「ます」をつけています。 「ご回答くださりに」に丁寧語「ます」をつけることで、尊敬語+尊敬語+丁寧語になるので、より丁寧な敬語表現になります。

ご回答賜りありがとうございます

「ご回答賜りありがとうございます」は「回答してもらいありがとう」という意味です。 「ご回答賜りありがとうございます」の「ご回答賜り」は「回答」に尊敬を表す尊敬語「ご」をつけています。 「賜る」は「もらう」の謙譲語です。 「賜る」は同じく「もらう」の謙譲語「いただく」よりも一段と恐れ多い気持ちを込めて使う謙譲表現です。 したがって、「ご回答いただきありがとうございます」よりも「ご回答賜りありがとうございます」のほうが丁寧でかしこまった表現です。

ご回答賜りましてありがとうございます

「ご回答賜りありがとうございます」は「ご回答賜りましてありがとうございます」とすると、より丁寧になります。 「ご回答賜りましてありがとうございます」の「ご回答賜りまして」は、「回答」に尊敬を表す接頭辞「ご」をつけて、「もらう」の謙譲語「賜る」と丁寧語「ます」をつけた敬語表現です。 かなりかしこまった表現なので、社外の人に対して使うのに適しています。

「ご回答ありがとうございます」の言い換え

「感謝申し上げます」「お礼申し上げます」などとも

「ありがとうございます」は、「感謝申し上げます」または「お礼申し上げます」とするとより丁寧になります。 「感謝申し上げます」は、「感謝」に「する」の謙譲語「申し上げる」と丁寧語「ます」をつけた敬語表現です。 「申し上げる」は、本来「言う」の謙譲語ですがこの場合は「する」という意味の補助動詞として使われています。 「感謝」は、ありがたく感じている謝意を表す言葉です。 「感謝申し上げます」で、「感謝します」という意味になり丁寧に感謝の気持ちを伝えることができます。 「お礼申し上げます」は、「礼」を丁寧に言い表すためにつける美化語「お」をつけて、「する」の謙譲表現「申し上げる」と丁寧語「ます」をつけた敬語表現です。 「お礼」は、感謝の気持ちを表す言葉や金品を指す言葉です。 「お礼を申し上げます」で、「感謝します」という意味になり丁寧に感謝の気持ちを伝えることができます。 ちなみに、補助動詞は平仮名で表記するという決まりがあるので、本来は「もうしあげます」と表記するのが正しいですが、慣例的に「申し上げます」と漢字で表記されることが多いです。 感謝の気持ちを伝える表現には「拝謝いたします」もあります。 「拝謝」は「礼を述べること」の謙譲語です。 「拝謝」はお礼状や手紙など書き言葉として使われることがほとんどで、話し言葉としては使いません。 ちなみに「拝謝申し上げます」は謙譲語の「拝謝」に、さらに「する」の謙譲表現「申し上げる」をつけているので二重敬語で誤用です。

「恐縮です」「恐れ入ります」でお詫びのニュアンス

「ありがとうございます」を、「恐縮です」「恐れ入ります」に変えるとお詫びのニュアンスになります。 「恐縮です」は、「恐縮」に丁寧語「です」をつけた敬語表現です。 「恐縮」は、相手からの厚意に対して恐れ多い感謝の気持ちや迷惑をかけたときの謝罪の気持ちを表します。 「恐れ入ります」は、「恐れ入る」に丁寧語「ます」をつけた敬語表現です。 「恐れ入る」は、相手の厚意に対して恐縮するという意味で、相手の厚意に対して恐縮する気持ちを表します。 自分の事情で相手に迷惑をかけてしまった場合には、「ありがとうございます」よりも「恐縮です」「恐れ入ります」のほうが適しています。

「誠に」「大変」などで強調も

「ありがとうございます」の前に「誠に」「大変」などをつけることで、感謝の気持ちを強調することができます。 「誠に」は「本当に」という意味です。 本心からそう思う様子を表す副詞として使われます。 「本当に」ということもありますが、ビジネスシーンではより堅い表現である「誠に」を使う事が多いです。 「大変」は「非常に」「とても」という意味です。 程度のはなはだしいことを表します。

「大変ありがとうございます」の意味と使い方、敬語、言い換え、英語を解説

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クッション言葉と併用するとより丁寧に

「ご回答ありがとうございます」は、クッション言葉と併用して使うことも多いです。 クッション言葉とは、相手に何かを依頼したり、お断りをする場合などに言葉の前に添えて使用する言葉のことです。クッション言葉を使うことで直接的な表現をさせることができ、丁寧で柔らかい印象を与えることができます。

「ご回答ありがとうございます」と併用できるクッション言葉」

  • お忙しい中
  • ご多忙のところ早々に
  • ご多用の折にもかかわらずご丁寧に

「ご回答」の言い換え

ご返答

「ご返答」は「ごへんとう」と読みます。 「ご返答」の意味は「問われたことに答えること」です。 相手から何らかのアクションを受けて、それに返事をすることをいいます。 例えば、自分の質問に対して相手が答えてくれたときに「ご返答いただきありがとうございます」などと使います。 「ご回答」は質問や要求に対して答えることをいいますが、「ご回答」は質問だけではなく呼びかけに対して答えることをいいます。

「ご返答」の意味とビジネスでの使い方!類語「返信・返事・応答・回答」との違い

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ご返信

「ご返信」は「ごへんしん」と読みます。 「ご返信」の意味は「返事の手紙やメールを送ること」です。 例えば、問い合わせに対する返事をメールや手紙でもらった場合は「ご返信ありがとうございます」と言い換えることができます。 電話や口頭で答えてもらった場合には使うことができないので注意しましょう。

自分にも使える?「ご返信」の意味と正しい使い方!「ご返答」との違い

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ご教示

「ご教示」は「ごきょうじ」と読みます。 「ご教示」は「知識や方法などを教え示すこと」という意味です。 目上の人に資料の作成方法を教えてもらったときなどに「ご教示ありがとうございます」などと言い換えることができます。

「ご教示」の意味と読み、使い方、例文、英語、「ご教授」との違い

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