「I like it.」の正しい意味とネイティブの使い方を解説していきます。「I like it.」は英語圏の人が頻繁に使うフレーズなので、細かいニュアンスまでしっかり理解しましょう。「like」を疑問文で使うときはどうすべきか、洋楽のタイトルや歌詞の「I like it.」はどういう意味なのかなど説明していきます。
「I like it.」は直訳すると「私はそれが好きだ」となります。 この意味で正しいのですが、ネイティブはすごくカジュアルに「I like it.」を使います。 日本語だと「気に入った、気に入ってる」「いいね」「私すき」といった感じのニュアンスです。 「◯◯は好き?」という質問の答えとしても使えますし、自分が好きなことを相手に伝えるときにも使えます。 質問の答えとしてではなく自分の会話で「I like it.」を使うときは、何が気に入っているのか前の文章で示す必要があります。
"Do you like Japan? " - "Yeah, I like it."
「日本は好きですか」-「うん、好きだよ」
This music is kinda cool. I like it.
この音楽なんかいい感じだな。気にいった。
「すごく好き」という風に「I like it.」を強調するときは、
などと言います。 「私も好き」と相手に同調するときは、
と言います。 「これの方が好き、そっちの方が好き」のように他と比較して自分が好きなことをいうときは、 ・I like it better.
と言います。 「I like it.」の少し特殊な使い方もあります。 「わたしはここが好き」と言うときは、
となります。 「here」は副詞なので「like」の目的語にできません。なので、✗「I like here.」は誤用で、形式的に「it」を置く必要があります。
Wow, this cocktail is so refreshing and tasty. I like it a lot.
お、このカクテルすっきりしてて美味しい。大好き。
"I' changed my clothes to this formal jacket." - "I like it better."
「このフォーマルなジャケットに着替えたんだけど」-「そっちの方がいいね」
"Do you like Tokyo?" - "Yeah, I like it here."
「東京は好きですか」-「はい、気に入っています」
「あなたはそれが好きですか」と聞くとき、普通に考えれば「Do you like it?」ですよね。 この表現はもちろん正しいのですが、「How do you like it?」の方が会話表現としてベターなことが多いです。 「Do you like it?」という質問は「Yes」か「No」で答えなければならず、少し窮屈な感じがあるからです。 「How do you like it?」は「それはどうですか?」「どんな感じで気に入っていますか?」という質問になるので、答え方も色々なパターンが考えられ、より会話が弾みます。 「How do you like it?」=「Do you like it?」+「Why do you like it?/Why don't you like it?」 と考えると分かりやすいです。「How」で聞くと、「好きか嫌いか、そしてその理由はなにか」をザックリと聞くことができます。
"You have been in Tokyo for a year, right? How do you like it?" - "I really like it here. Because people are very polite and more importantly the food is super good."
「東京に1年住んでるのよね?ここでの生活はどうですか」-「すごく気に入ってます。人は礼儀正しいですし、なにより食べ物が最高です」
インスタグラムなどで画像や動画を投稿すると、海外の人から「I like it.」とコメントをもらうことがあるかもしれません。 「いいね!」「すてき!」という感じのニュアンスです。 そんな「I like it!」に対しては、「Thank you.」とお礼で返信するのがベストです。 「Thank you.」にも色々なレパートリーがあります。
などなど。 ぜひ参考にしてみてください。
洋楽のタイトルや歌詞でも「I like it.」というフレーズをよく見かけます。 「I like it.」を使った有名な洋楽のタイトルは、
です。 「I like it loud.」は、造語です。 「laugh out loud」の頭文字をとって「lol」で「(笑)」という意味なのですが、その「loud」を使って、「I like it loud.」です。意味は「大好き」という感じでしょう。 「loud」は強調として使っています。 「I like it like that.」は違う意味の「like」が使われています。 最初の「like」は「..が好き」という意味の動詞で、2つ目の「like」は「...のような」という意味の前置詞です。なので「I like it like that.」は「そんな(that)感じの(like)のそれ(it)が俺は(I)好き(like)」という感じです。少しややこしいですが、「like」の使い方がわかれば簡単ですね。
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