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「まともな」だけじゃない「decent」の意味とネイティブの使い方

「decent」という単語見聞きしたことのある人が多いと思います。辞書で調べてみると意外とたくさんの意味が載っていますよね。しかし「decent」のコアの意味をしっかり理解すると、ほとんどの意味はコアのニュアンスから転じて生まれた意味合いだと把握できると思います。また、辞書に載っていない意味とは逆の意味でネイティブは「decent」を結構使いますので、少し注意が必要です。今回は、そんな分かりづらい「decent」の意味と使い方を徹底解説していきたいと思います!

※音声付き例文がありますので、発音の確認にご活用ください。なお、音声はアメリカ英語になります。

「decent」のコアの意味は「社会的に許容される」

「decent」という単語の持つコアな意味は「社会的に許容される(socially acceptable)」です。 辞書に載っている意味のほとんどはこの意味から派生したものだと認識できると、1つ1つの意味をバラバラで覚える必要がなくなります。

まともな、きちんとした

「社会的に許容される」=「まともな、きちんとした」なので、この意味を理解するのは簡単ですよね。

  • a decent family:ちゃんと家庭、それなりの身分の家柄で
  • a decent clothes:きちんとした服

などの名詞と組み合わせてよく使います。

  • respectable
  • reasonable
  • good

などが類語です。 例文を見てみましょう。

I thought she was a decent person, but it turned out that she is such a bitch.

彼女はまともな人だと思っていたが、クソ女であることが判明した。

I got the new job recently, and the pay is decent.

最近転職したが、給料がちゃんとしている。

上品な、礼儀正しい

「社会的に許容される」という意味から転じて「上品な、礼儀正しい」というニュアンスで使われることもあります。「polite」に近いニュアンスです。 英和辞典では別の意味で載ってることが多いですが、「社会的に許容」というコアの意味を知っていればあまり難しく考える必要ありませんよね。「まともな、ちゃんとしている」という意味とあまり違いがないようにさえ感じますよね。 例文を見てみましょう。

He is too decent to say such a thing.

彼は上品すぎてそんな事言わない=彼はそんな事言うほど下品ではない。

He did the decent thing, apologized and resined from his job.

彼は礼儀正しく謝罪をし、辞職した。

※「do the decent thing and ◯◯」は「礼儀正しく◯◯する」と和訳することが多い。

寛大な、親切な

「社会的に許容される」という意味から転じて「寛大な、親切な」という意味で「decent」を使うこともあります。

  • kind
  • generous

などと同義です。

It was very decent of you to help.

お手伝いしてくれるなんて親切ですね=お手伝いありがとうございます

「decent」は「相当の、かなりの」という意味でも使う

ここからはコアの意味を理解しているだけでは、意味を履き違える可能性のある「decent」の用法を見ていきます。 イギリス英語では、度合いの大きい事・物をあえて控えめに言うために「decent」を使うことがあるので注意が必要です。 これはとてもイギリス英語らしい表現になります。大袈裟に言うことが下品という考え方から、本当は大きいサイズや多い量を「decent」を使って形容することでお上品に発言しようとします。

  • a decent amount:かなり多い量
  • a decent size:とても大きい
  • a decent standard of living:相当な生活水準

などの表現では、上記の和訳の意味になることが多いです。 しかし、上記のようなフレーズで必ずしも「相当の、かなりの」という意味になるとも限りません。場合によってはコアの意味通り「まともな、それなりの」という意味かもしれません。あくまでも文脈から判断するしかありませんので覚えておいてください。

「decent」は「そこまで良くない」という意味でも使う

今まで紹介してきた「decent」の意味はすべてポジティブでしたが、ネガティブなニュアンスで使うこともあります。 アメリカの若者が「decent」を使うときは、「超悪いってわけでもないけど、そこまで良くもない」というネガティブな意味になることが多いです。 上記のイギリス英語の言い回しでは「very good」を控えめに言ったニュアンスでしたが、このアメリカ英語の言い回しでは「bad」を控えめに言ったニュアンスになります。 アメリカ人が何かの感想などで「It was decent.」と言った場合は、実際は「悪かった」という場合が多いです。なぜなら、本当によかった場合は「awesome」「epic」「great」などの単語が出てくるの自然だからです。 日本語の「微妙」という表現ととても近い気がします。「微妙」は実際には良くなかったことを控えめに言ってる表現ですよね。 「ちゃんとした」「相当の」「あんまり良くない」など意味がバラバラですが、ネイティブと話すときは文脈でしっかり相手の発言の意味を理解する癖を付けることが大切です!

"How was the new movie?" - "Well, it was decent."

「新しい映画どうだった?」-「微妙だったかな」

「I'm not decent!」は「裸だよ!」の意味

「decent」は「社会的に許容な」という意味から派生して「(ちゃんとした)服を着ている」という意味もあります。 ドアをノックして「Are you decent?(服着てる?)」と尋ね、それに対する返事が「Wait! I'm not decent!(待って、今裸だから!)」となります。

「decent」は1980年代は「最高、かっけえ、すげえ」の意味だった

「decent」という単語は1980年代は、「最高、かっけえ、すげえ」という意味で使われていました。 現在の「awesome」「epic」「cool」「sick」「fantasitc」などと近いです。 「decent」は現在ではそのような意味で使われませんが、おじさんでは使う人がいるかもしれません。

スペルが似ている単語に注意

「decent」に似ているスペルの単語があるのでいくつか紹介しておきます。リーディングの際に間違わないよに気をつけましょう..!

descent

「descent」は名詞で「降下、下ること」という意味になります。 反対語は「ascent」です。

We're just about to begin the descent for Tokyo.

東京着陸のためこれから下降を始めます。

dissent

「dissent」は「異議を唱える」という意味の自動詞です。 「dissent from...」で「...に異議を唱える」という意味になります。 「a voice of dissent」で「反対の声」という意味でもよく使います。 反対語は「assent, consent」になります。

When the time came to approve the proposal, there were one or two voices of dissent.

その政策を承認する時間がきたら、反対の声がいくつかあった。

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