一般的に「病気の」などで使われている「sick」。しかし、スラングでは「かっこいい」などの褒め言葉として使われています。今回は「sick」のいろいろな意味や使い方を紹介します。また、「sick」の語源なども合わせて紹介していきます。
「sick」というと「病気の」や「不快な」などのイメージがありますが、スラングでは「かっこいい」や「素晴らしい」などの褒め言葉としてのニュアンスで使われることがあります。特にアメリカでは、「cool」や「exciting」と同じで「かっこいい」や「興奮する」などのポジティブな意味で使うことが多いです。一方でイギリスでは、日本でもよく使われている「wrong」や「unpleasant」と同じ意味で「悪い」や「不快な」といったネガティブな意味で使われることが多く、「sick」はアメリカとイギリスなどの地域によってニュアンスが違うことがあります。
This song is so sick!
この曲すごくいいね!
It's sick that we get Monday off school.
月曜日に学校がないのは素晴らしいね。
That was sick when he ignored me.
彼が私を無視した時は不快な気分だった。
What you said to him was just sick.
あなたが彼に言ったことは良くなかったよ。
元々この「sick」は、チャブと呼ばれるイギリスの低所得者階級を親に持つ不良少年少女が「何か良いもの」に対して使う言葉だったと言われています。それが広まり若者の間で広く使われるようになったとされています。
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