「ex」という英単語を知っていますか?「ex」は実は様々な意味をもつ英単語です。今回は「ex」の意味と使い方を解説します。音声付きの例文もあるので、発音も確認してみてください。
「ex」は「元カレ」「元カノ」「前夫」「前妻」という意味です。 正式には「ex-boyfriend」「ex-girlfriend」「ex-husband」「ex-wife」ですが、口語的に「ex」ということが多いです。フランクな表現なので、ビジネスの場面なのでは適しません。 その他の名詞にも「ex-」をつけて「前◯◯」とすることできます。例えば「ex-president」で「前大統領」という意味になります。「ex」という単語には「外に追い出す」というニュアンスがあるので「former president」ということが多いです。 「the late president」と表現することもありますが、「the late」は「故」という意味があるので避けた方がよいと言われています。 「ex」を正式に表現するには、「former」がよいです。「former wife」で「前妻」です。 「ex」単体で使うときは、「my ex」「your ex」「his ex」「her ex」などの所有格をつけて使います。
Hey this is my ex.
この人がわたしの元カノ。
Oh my god, I think I just saw my ex in this party. I wanna hide!
最悪!今ちょうど元カレをこのパーティー会場で見た気がする!隠れたい!
「前の」という意味の「ex」とは別に、「exceed」「exaggerate」「excel」などの「ex」からから始まる動詞が多いと思いませんか? 「ex」は「接頭辞」と呼ばれ、他の単語の頭について別の言葉になるものです。例えば、「大賛成」という言葉の「大」は接頭辞です。 英語の「ex」も「接頭辞」で、語源はギリシャ語にあたり「外の」という意味です。なので「ex」が頭につく英語の動詞はすべて「外に出す」というニュアンスがあります。
「ex」から始まる動詞の例 exact = ex(外に)+act(行動する)=強要する exchange = ex(外に)+change(変える)=交換する exceed=ex(外に)+cedere(行く)=範囲などを超える excel=ex(外に)+cellere(高くそびえ立つ)=まさる、しのぐ export=ex(外に)+portare(運ぶ)=輸出する
日本人は「ex」を「example」の略として「例」という意味でよく使いますが、英語圏の人はこの使い方をあまりしません。 「例」を意味する場合は「e.g.」をよく使います、「e.g.」は「exempli gratia」というラテン語の頭文字を取ったものです。 英語圏の授業や教科書で「ex」と書いた場合、示すのは「exercise」の略です。「運動」という意味ではなく「練習問題」という意味です。
「ex」を形容詞で使うと「時代遅れ」という意味にもなります。 「out of fashion」「out‐of‐date」「old-fashioned」などと同義です。
The watch you're wearing now is really ex.
今あなたが身につけてる腕時計はかなり古臭いね。
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