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「大目に見る」と「多目に見る」の意味の違いと使い分け

「大目に見る」と「多目に見る」の意味と使い方の違いを解説していきます。「大目に見る」と「多目に見る」を使い分けるためには、漢字「大」と「多」の違いを理解する必要があります。

「大目に見る」と「多目に見る」の違い

「大目に見る」・・・他人の過失や不正などを厳しく咎めずに済ませること 「多目に見る」・・・分量をすこし多く見積もること。「多めに見る」と表記することが多い。「大目に見る」の誤記の場合もある。

「大目に見る」の意味と使い方

「大目に見る」の意味は「他人の過失や不正などを厳しく咎めずに済ませること」です。 相手が迷惑をかけたり悪いことをしたり故意的ではなくてもミスをした際に、厳しくそれを咎め立てせずに寛大に扱って済ませることを指します。 例えば相手が知らなかったことによってミスをしてしまった場合に「今回は知らなかったみたいなので大目に見ます」などと使います。

例文

  • しっかりと反省したみたいだし、大目に見ましょう。
  • 今回は大目に見るけど、次はないですよ。
  • こんな私を大目に見て、ずっと丁寧に教えてくれていた上司には頭が上がらない。

「多目に見る」の意味と使い方

「多目に見る」の意味は「分量をすこし多く見積もること」です。 この場合は「多めに見る」と表記することが多くなっています。 ただ「大目に見る」の誤記の場合もありますので注意しましょう。

例文

  • 急遽参加する人もいるかもしれないし、足りないよりいいからお菓子は多目に見ておこう。
  • 多目に見て注文したけど、それでも足りなかった。
  • ものすごく多目に見ても1億円でお釣りがくるような出来なのに、どこに10億円かかってるのでしょうか。

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