「welcome」は「ようこそ」「どういたしまして」など全然違い意味で使われていますよね。その他にも動詞で「支持する」などの意味もあります。「welcome」は和訳を見ると意味がたくさんあるような感じがするのですが、実は1つの基本義に支えられています。そこで今回は「welcome」の基本的な意味をしっかり認識し、様々な使い方に応用できるように、「welcome」の解説をしていきます!!
「welcome」の基本的な意味は「歓迎」になります。 「歓迎」という意味が、フレーズの組み合わせや品詞によって微妙にニュアンスが変化し、それに伴って和訳も変化していきます。 それでは品詞別に「welcome」の使い方を見ていきましょう。
間投詞として「Welcome!」と使うと「ようこそ!」というニュアンスになります。 これも訪問者を「歓迎」しているニュアンスです。 間投詞「welcome」には下記のように色々な言い回しがあります。
すべての言い回しに「歓迎」のニュアンスがあることが確認できると思います。 例文です。
Welcome everyone! Please come in.
皆さんようこそ。ぜひ入ってください。
Welcome to Tokyo! How was your flight?
東京へようこそおいでくださいました。フライトはどうでしたか?
「welcome」は形容詞でも「歓迎された」という意味で使うことができます。 皆さんもご存知の「You're welcome.」は、実は「あなたは歓迎されています」という意味です。 なので「You're welcome.」の「どういたしまして」は、感謝してる相手をかなり歓迎している言い回しで、「いつでも何でもするよ!君のためなら!」というニュアンスです。 「You're welcome.」の代わりに「You're always welcome.」「You'll be always welcome.」などと言うともっと丁寧になります。 ネイティブは「どういたしまして」という意味では、もうちょっと”歓迎感”の弱い、
などの方がよく使います。 「You are welcome to...」の形で、「あなたは自由に...していいですよ」という意味になります。 「...」の箇所には、動詞の原形もしくは名詞がきます。 「You are welcome to...」で許可された行為は、基本的に誰もやる気がないことであることが多いです。
I can never eat up this cake so you're welcome to it.
このケーキ絶対食べ切れないから、あなた食べていいよ。
Anyone who applied for it is welcome to join it.
応募した人は誰でも自由に参加することができます。
動詞「welcome」は、「...を歓迎する」という意味の他動詞になります。 目的語になるのは2種類あります。人と考え方です。 人が目的語なら、まさに「歓迎する」という意味です。 考え方が目的語の場合は「支持する、応援する」という意味になります。 ビジネスシーンでは「We would welcome...」を「弊社は...を支持します」という意味でよく使います。 厳密に説明すると「would」は仮定法です。しかしこの文章では仮定の話をしているのではなく婉曲表現です。現実の話を仮定法を使って表現することで、より丁寧で謙虚な語感になります。 例文です。
The visitors were warmly welcomed by local people in Africa.
訪問者はアフリカの現地の人々に暖かく歓迎された。
The new proposal has been widely welcomed in the Diet.
新しい議案は国会で広く支持された。
We are an import company so we would welcome a weaker dollar.
弊社は輸入業者ですので、ドル安を支持します。
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