「make sure」というフレーズを知っていますか?「make sure」はネイティブが日常会話でよく使うフレーズで、絶対に知っておく必要のある表現です。今回は「make sure」の意味と使い方を徹底解説します!
「make sure」には大別して2つの意味と使い方がありますので、1つずつ解説していきます。最後には「make sure」の類似表現も紹介します。
※音声付き例文がありますので、発音の確認に活用してください。音声はアメリカ英語になっております。
「make sure」は「確かめる」「確認する」という意味です。 「確かめる」にも色々なニュアンスがありますが、「事実とされている事、人が実際に◯◯したとされている事を、本当に事実なのか否か確かめる」というのが「make sure」の本来の意味です。 「sure」は「確信している」という意味の形容詞で、「sureの状態をmakeする」ので「確かめる」という意味になりました。 さっそく例文です。
Please make sure.
確認してください。
Let me make sure.
確認させてください。
I want to make sure.
確かめたい。
上の例文だけだと物足りない感じがしますよね。 何を確かめるのか、目的語を置くには前置詞「of」を使います。 誰が何を確かめるのか明記する場合は接続詞「that」を使います。 その他にも下記の文型で「make sure」は使うことができます。
1つずつ例文と共に見ていきましょう。
「make sure of」の「of」は前置詞なので、後には名詞か代名詞がきます。 さっそく例文です。
Please let me make sure of it.
それに関して確認させてください。
We should make sure of the facts before we post something on social network services.
SNSに何か投稿する前に、我々は事実を確認すべきだ。
「誰かが何々した」「事が何々された」ということを確認にするには「that」を使います。 「that」の後には通常の文章が続きます。 「that」は省略することもできます。
I made sure that all the doors are closed before I left home.
外出するときに、すべてのドアが閉まっていることを確認した。
I always use Google search engine to make sure that I spell English words correctly.
英単語のスペルが正しい書けているか確かめるために、私はいつもグーグル検索を使う。
確かめる対象が、事実か否か半信半疑の場合は「if」か「whether」を使います。 「if」の方が口語でよく使われます。 「that」の場合は確かめる対象がおそらく事実だろうという仮説のもと確かめる、というニュアンスが強いです。 「that」を使うか「if/whether」を使うかは、話者の心理状態によって使い分けが必要です。
I want to make sure if you're interested in this job.
あなたがこの仕事に興味があるのかどうか確かめたい。
You, yourself, should make sure whether you really want to become a doctor or not before you enroll into the universitiy.
大学に入学する前に、本当に医者になりたいのか否か、自分自身で確かめた方がいいよ。
wh節を使うことで、「何か」「どこ」「誰」「どれ」「いつ」「どのように」を確認することができます。
I'd like to make sure what time you'll land in Japan.
何時に日本に(飛行機で)到着するか確かめたいです。
I need to make sure how she carried it out.
彼女がどのようにそれを実行したのか確認する必要がある。
「make sure」は命令文で使うと、「確実に...してくれ」という意味になります。 Make sure that + 主語 + 動詞 Make sure to + 動詞の原形 という文型で使用します。 この2つは置き換えることが可能です。
Please make sure that you wake me up at seven tomorrow morning.
明朝7時に絶対に起こしてください。
Make sure you do your homework!
宿題必ずやりなさいよ!
Please make sure to take a look at the attached file.
添付ファイルを必ず見てください。
「Make sure to...」は、
と同義です。
Be sure to save the file to the cloud.
ファイルは必ずクラウドに保存してください。
Don't forget to wake me up at seven tomorrow morning.
必ず明日の朝7時に起こしてくれ。
「ensure」は「make sure」と似ています。 「ensure」はより堅い表現です。 「...を確認する」という意味よりも、「...を確かなものにする」というニュアンスが強く、「...を保証する、確立する」という和訳の方がしっくりくることが多いです。
His first novel ensured his fame.
処女作の小説が、彼の名声を確立した。
「確認する」という意味の英単語は「make sure」以外にも本当にたくさんあり、1つずつ微妙にニュアンスが違います。
などなど、、(もっとあります!) 「確認」という英語表現については別記事で紹介しているので、ぜひご覧になってください。
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