「buddy」という英語の正しい意味と使い方は知っていますか?「buddy」は単に「友達」という意味で紹介されていることが多いですが、実際にもう少し深い意味があります。なので男女間で使い方を誤るとミスコミュニケーションが生まれる可能性が大ので気をつける必要があります。 また、「Hey buddy」など掛け声で「buddy」を使う場合も注意が必要です。親しみを込めて使わない場合の方が多いからです。 そんな使い方に少しクセがある「buddy」の意味の正しい解釈方法について説明していきます。
「buddy」の意味は基本的には「親友」です。 「a close friend」「one of best friends」とほぼ同義ですが、スラング「buddy」は「マブダチ」などの日本語に近いでしょう。なので「buddy」と言うときはただの親しい友人というよりかは「お互い何でも腹を割って話せる」というニュアンスがあります。 「buddy」は「friend」と「partner」を足して2で割ったような意味合いに近い感じがします。 なので、「仕事上の仲間」に対しても「buddy」と言うことができます。 (あくまでも「buddy」はスラング的な口語表現なので、堅い場面では発言しない方がよいでしょう) 「buddy」は主に男性同士で使います。少しファンキーな女性だと女性同士でも使います。 女性が男性に対して「He is my buddy.」を言うと、「友達以上恋人未満」的なニュアンスのある「buddy」なので、「あれ、おれのこと好きなのかな?」と勘違いする野郎がいる可能性があるので、使用は避けた方が無難です。 例文です。
Bill and I have been buddies for years.
ビルと私は何年も親友だ。
英語圏では、この「buddy」という言葉と他の言葉を組み合わせて、ある特定のアクティビティと一緒にする仲間を言い表すことができます。 代表的なものは、
などがあります。
I'm going to hang out with my drinking buddies tonight.
今夜は飲み仲間と外出する。
「What's up buddy?」「Hey buddy.」など呼び掛けで使う「buddy」は、「man」や「bro」と同じように使っている人がいますが、注意が必要です。
呼び掛けで使う「buddy」は、親しみを込めて使う場合もあるのですが、実際は「親しくない相手にわざと皮肉を込めてbuddyと言って喧嘩を売る」ときによく使います。 通常イラついてるときに、「buddy」を使います。 なので、「man」や「bro」と同じノリで使うと相手を誤解させてしまう可能性があるので注意してください。
Drink up and go home, buddy!
おい、とっとと飲んで帰れや。
Hey buddy, do you have problem here?
おいお前、文句でもあんのか?
「buddy」は親しみを込めて使われる場合も、もちろんあります。 確実に親しみを込めて使われる場合は、大人の男性が少年に対して使うときです。 子供なのに子供扱いせずに「buddy」と言うことで、子供の存在を一人前の人間として認めている、といったニュアンスがあります。
Are you okay there, buddy?
ぼく、大丈夫かい?
「buddy」という単語は「buddy scheme」「buddy system」などの言い回しも存在します。 「buddy system」というのは「問題や病気で困っている人がいたら、親切に他の人が助ける仕組み」のことです。 「buddy scheme」は「buddy system」の1つで、欧米の企業で実施されており人事施策で、新入社員が経験豊かな上司に困ったことがあったら質問できる社内の仕組みのことです。
We run buddy scheme in this company to support the new employees.
弊社では新入社員をサポートするためにバディ・スキームを運営しています。
「仲間、友人、絆」などを意味する英語は他にもたくさんあります。 別記事でまとめたので、よかったらぜひ見てみてください。
正しいxxxxの使い方
授業では教わらないスラングワードの詳しい説明や使い方が紹介されています。タイトルにもされているスラングを始め、様々なスラング英語が網羅されているので読んでいて本当に面白いです。イラストや例文などが満載なので、この本を読んでスラングワードをマスターしちゃいましょう!
今日のタメ口英語
日本語でも「〜です。〜ます」といった丁寧語ではなく、「〜じゃん。だよね」とくだけた表現を使いますよね。そんなくだけた英語表現がまとまった一冊です。リアルな生活の中で使える『タメ口英語』を学ぶことで日常会話もしやすくなるでしょう。こちらの本は超オススメです!ぜひ読んでみてください。
知らないと危険な英語表現
こちらの本では、ネイティブが使う英語表現の正しい意味やニュアンスを紹介しています。この本を読めば、様々なシチュエーションでのネイティブの発言の意図を理解することができます。それにより、ふさわしいリアクションの取り方や正しい返事の仕方を学ぶことができる一冊です。