スラング英語「ya」の意味と使い方を解説していきます。「ya」は「yes」「you」「your」などのスラング表現として使われます。「hiya」「byeya」などのイギリススラングで使われることもあります。「YA」で「Young Adult」の意味もあります。そんな色々な意味で使われる「ya」を完全解説していきます。
「ya」の1つ目の意味は、「yes」のスラング表現になります。 「イェス」の発音が「ヤ」と簡素化されたものです。 使い方は「yes」と同じで、「ya」は
の使い方があります。 歓喜の声として使う「ya」は、「Yaaaaaaa!」などと表現することもある。 賛同の返事として使う「ya」を強調した「hell to the yes」などの表現もあります。 歓喜の声としての「Ya!」を強調すると、「Fuck ya!」となります。 「ya」は汚いスラングではありませんが、とてもカジュアルな言い回しなので、かしこまった場面やビジネスシーンでは使用を避ける方が無難です。 「yes」はその他にも下記のようなスラング表現が存在します
「yes」を同じように相槌として使える言い回しには、
などがあります。 例文です。
”Do you wanna come with me?” - "Ya."
「一緒に来たい?」-「うん」(賛同の返事)
"Wow, it's already December!" - "Ya."
「お、もう師走じゃん!」-「そだね」(相槌)
Yaaaaa! I made it!
よっしゃ!成功したぞ!(歓喜)
「ya」は「you」のスラング表現として使われることもあります。 「ユー」という発音が、「ヤ」と変化したものです。 「ya」は「you」から変化したので、「'ya」とアポストロフィーを付ける場合もあります。 「you」を意味する「ya」のよくある言い回しは、
などがあります。 「See ya!」は、「またね」という意味でお別れの際によく使われるフレーズですが、アメリカでは野球の試合でホームランが出たときも実況の人が使います。ボールが遠くへいって見えなくなることから、このフレーズが使われています。 「わかった」を意味する「got ya」は「gotcha」と略すことの多いです。「gotcha」に関しては別の記事を書いたのでよかったら参考にしてみてください。
「Good on ya!」はイギリス英語であり、アメリカ人はまず使わない表現です。アメリカでいうなら「Good job!」「Well done!」などとなります。 「Right back at ya.」は、相手から褒められたときなどに、「あなたも素晴らしかったよ」というニュアンスで使うフレーズです。
「ya」は、「you」だけではなく、所有格である「your」の意味でも使うことができます。 「your」は
などと、SNSやメールなどで表記することがあります。
How's ya brother?
お前の兄貴元気か?
Put ya hands up in the air!
思いっきり手を挙げろ!
「YA」には「Young Adult」の頭文字の意味もあります。 「young adult」とは文字通り、「若い大人」の意味です。イギリス英語として主に使用されます。 この「若い大人」の定義は、「10代後半から20代前半」を指します。 「young adult」に該当する日本語は存在しないため、日本ではカタカナで「ヤングアダルト」と言うこともあります。 時期としては「young adulthood」といいます。 英語圏では文学の世界に「young adult」というカテゴリーを設けています。16際から25際までの人たちをターゲティングして書かれた本のことを指します。
Although my son and daughter are young adults, they are still very close to my wife.
息子と娘はもうヤングアダルトだが、私の妻と仲がよい。
イギリス英語のスラング表現で、「hi」を「hiya」、「bye」を「byeya」と言うことがあります。 これらの「hiya」は親しい間の人と使う挨拶です。「hi」と同義です。 「hiya」の語源は「how are you?」を短縮したものと言われています。(しかし「hiya」は「how are you?」の意味では使わないので注意) 「byeya」は、「see ya」の「see」を「bye」に代えて生まれたスラングだと思われます。 しかし、「bye you」という表現自体は誤りですので注意してください。
Hiya, Steve, how are you doing?
やあ、スティーブ、元気してる?
「おいしい」を意味する「yummy」は「yum, yum」などと表現することもあるのですが、「yum yum」は「yam yam」と表記することもあります。 「yummy」の意味と使い方に関しては下記の別記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
正しいxxxxの使い方
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