「cheers!」は「乾杯」という意味があることはみなさん知っていますよね?この「Cheers」ですが、「乾杯」の他にもいろいろな意味があるのはご存知ですか?「乾杯」以外にも使える「Cheers」の意味と使い方を今回の記事では詳しく解説します。これであなたもいろんな場面で「Cheers」を使うことができるでしょう!
「cheers」の代表的な意味は「乾杯」です。アメリカ英語でも、イギリス英語でも使われています。 ドリンクを片手に「Cheers!」という使い方が一般的ですが、「Toast」という表現も使います。 「乾杯をする」は「make a toast」になります。 その他、「乾杯!」を表す表現は他にもあります。 例えば、 ・Here’s to you! ・Bottoms up! ・Good health! ・Your health! ・Let’s make a toast! など様々です。「Cheers」以外にも「乾杯」の表現はたくさんあるので、レパートリーを増やしてみましょう。
上記で紹介した「乾杯」の意味での「Cheers」は比較的世界中で使われている表現ですが、 ここから紹介する「cheers」は主にイギリス英語となります。 イギリス英語が話されているヨーロッパの国や、オーストラリアやニュージーランドで主に使われています。 それを踏まえて読んでみてください。
「Cheers」は「ありがとう」という意味で使われることもあります。 「Thanks」のような感覚で、カジュアルなお礼を言う時に用いる表現です。 「ありがとう」の意味での「Cheers」は「友達、仲間」の意味を持つ「mate」とセットにして使うのが一般的です。 「Cheers, mate.」は女性よりも男性がよく使います。 また、この「Cheers」は「どういたしまして」というニュアンスでも使うことができます。 「Cheers!(ありがとう)」ー「Cheers!(どういたしまして)」だけで会話が成り立ちます(笑)
“Hey, you dropped your purse.” - “Oh! Cheers, mate!”
「ねえ、財布落としたわよ。」−「おお!ありがとう!」
「Cheers」は「乾杯」や「ありがとう」のほかにカジュアルな挨拶としても使うことができます。 「こんにちは」の出会い頭の挨拶としても「さようなら」の別れの挨拶としても用いられます。 出会い頭の挨拶はよく「Cheers, mate!」と言う表現をし、これは「よお、元気か?」という意味合いがあります。 アメリカ英語でいうところの「What’s up?」に近いニュアンスですね。 別れの挨拶として使う時は「Cheers!」と、単体で使うことも、「See you then.」に似せて「Cheers, then.」と使うこともあります。
“Cheers, mate! How have you been lately?” - “I’ve been busy at work.”
「よお!最近どうしてるの?」 ー「仕事がめっちゃ忙しいんだよ」
“Let’s have a dinner tonight after work.” - “Sounds good to me. Cheers, then.”
「今夜仕事のあとご飯行こうよ」ー「いいね。じゃあまた後でね」
“It’s time to go home. I will see you tomorrow.” - “Cheers. See you later!”
「もう帰る時間だ。また明日ね。」ー「じゃあね、また明日ね。」
「Cheers」は主に口語で使われているスラングですが、「Cheers」はカジュアルなメールの結びの言葉でも使うことができます。 メールの最後に「Cheers」と書くと、「またね」などのニュアンスになります。 カジュアルなメールの結び言葉は他に、 Love, Take care. See you soon. Hugs and kisses, 「Cheers」を始め上記の結び言葉は、あくまでカジュアルな意味で使うものですので、ビジネスメールなどで使うことはあまり好ましくないです。 ビジネスメールの結び言葉は、主に Regards, Sincerely, All the best, などがあります。メールの結び言葉は他の記事で詳しく解説していますのでよかったらご覧ください。
「Cheers」は日本語でいう「くそ!」や「イケてる」などの感嘆詞としても使います。 英語の「Shit」や「cool」などのスラングに近いです。特に「shit」はやや下品な表現になるので使う時や相手には十分気を付けてください。
“I broke up with my girlfriend.” - ‘“Oh cheers, mate. Sorry.”
「彼女と別れた」−「まじかよ。残念だな。」
「Cheers」は「がんばれ」という励ましの言葉でも使われます。 英語の「Good luck.」と同義です。 「Cheers!」単体でも「頑張れ!」という意味ですが、この後紹介する「Cheer up!」でも「頑張れ!」となります。
“The midterm is tomorrow...” - “Cheers, mate!”
「明日、中間テストだあ。。。」 - 「頑張れよ!」
「cheers」の元となっている「cheer」は名詞また動詞として様々な意味があります。 名詞としての「cheer」は歓呼、喝采、応援、励まし、陽気などがあり、 動詞としての「cheer」は〜を元気づける、喜ばせる、応援するなどの意味があります。 動詞として、「cheer」は下記のようなイディオムがあります。 Cheer up!:「元気を出して!」「頑張って!」 Cheer <人> up:「<人>を励ます」 Cheer on / Cheer <人> on:「(スポーツチームや選手)を応援する、声援を送る」 Cheer for:「(チームや選手)を応援する」
⚠︎「cheer on」と「cheer for」の違い 「cheer on」の「on」は継続を表すため、応援する人の動作が継続する際に用いられます。 「継続」を表す「when」や「while」の文と合わせて使うのが一般的です。 「cheer for」は継続的なものにも、瞬間的なものにも使うことができます。 ◯ I cheer the runners on when they pass by. × I cheer for the runners when they pass by. «解説» 応援している「走者」の動作は継続するため、「cheer on」が正しい。
You got an F for your essay? Cheer up! It’s not the big deal!
エッセイで赤点取ったんだって?大丈夫だよ、元気出しな!そんな大したことないからさ。
Talking with my mom always cheer me up when I feel down.
気持ちが落ち込んでいるときにママと話すといつも元気になれる。
We always cheer on the team that is losing the game.
いつも私たちはゲームに負けているチームを応援します。
We cheered the runners on as they went by at Tokyo marathon.
東京マラソンで走者が走るたびに声援を送った。
I cheered for my brother who was in the PyeongChang Olympics.
平昌オリンピックに出場した兄を応援しました。
Who are you cheering for today?
今日はどのチームを応援しているの?
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