男性と二人きりだとどうも落ち着かない、男性が相手だと上手く喋れないなんて女性はいませんか？本記事では女性が男嫌いになる原因・心理、男嫌いな女性の特徴、男嫌いを克服する方法をご紹介していきます。
「男嫌い」とは、男性に対して恐怖心や苦手意識、不信感などを抱き男性に拒絶反応を示してしまうことです。 そういう「男嫌い」な女性って意外と多いんですよね。 女性に話しかけても素っ気なくされてしまったり、上手く会話が続かないなと思ったら、それは「男嫌い」なのかもしれません。 本記事では女性が男嫌いになる原因・心理、男嫌いな女性の特徴、男嫌いを克服する方法をご紹介していきます。 男嫌いを克服したい女性、または男嫌いな女性へどう寄り添ったら良いかわからない男性は是非参考にしてみてください。
男嫌いになる大きな原因として女性ばかりの環境で育ったことが考えられます。 例えば、中学高校の6年間女子校に通っていた、家族に男性は父親だけだったなど男性と関わる機会がそもそもない環境で育つと男嫌いになる傾向があります。 男性と関わった経験が極端に少なく、しかも今まで接してきた男性は親族や先生だったので、それ以外の男性とどのように接したらいいのかわからずパニックになってしまいます。
男性から女性差別を受けた経験があると男嫌いになりやすいでしょう。 男性から「女性なんだから早くした方が良いよ」と結婚や出産を促されたり、「女のくせに」と料理ができないことを馬鹿にされたり、セクハラ、マタハラを受けたことが原因で男嫌いになってしまう人も多いでしょう。 また、差別とまではいかなくても年齢や体形などデリカシーのないことを言ってきたり、恋愛などのデリケートなことを執拗に聞かれることに対しても嫌悪感を抱くこともあります。
元カレ、元旦那のトラウマから男嫌いになってしまうこともあります。 前述したように差別的な人で「女なんだから」と家事を全部押し付けてきたり、金銭面がだらしなくトラブルになったことがあったり、ひどい束縛を受けたり、浮気をされた、裏切られたなど過去に関係を持った男性へのトラウマから「男」そのものが嫌いになってしまう場合もあります。 元カレや元旦那に限らず、男性から「もう少し痩せたら？」「恋愛対象外」とマイナスなことを言われた経験もトラウマになり得ます。特に好意を持っていた相手なら尚更ダメージは大きいでしょう。
男嫌いになる原因の一つに父親との関係性も大きく関わっているでしょう。 「女の子だから」と少しでも女の子らしくない言葉遣いや振る舞いをすると厳しく叱られたり、あまり褒めてくれた、かまってくれた経験がないなど父親に対してマイナスなイメージを持っていると、必然的に父親との関係性はあまり良くありません。 女性にとって父親は一番身近な男性です。父親のイメージ＝男性のイメージになってしまうと父親との関係性が悪ければ男性へのイメージも悪くなり、男嫌いになってしまうというわけです。
体型、ニオイなどがただただ気持ち悪いと感じて生理的に受け付けられないという人もいます。 ファーストインプレッションによって人の印象は大きく左右されます。 体型やニオイ、身だしなみや所作など最初に「うわ、無理…」と思ってしまうとそこから巻き返すのはなかなか難しいでしょう。 本能的に「無理だ」と思った男性を避けてしまうようになってしまうのです。 「生理的に無理」というのは主に女性が男性に対して用いられていますが、男性から女性に使うこともあります。
理想が高すぎて現実の男が駄目に見えてしまうということもあるでしょう。 漫画やドラマに出てくるヒーローってカッコいいですよね。 優しくて紳士、高身長、高収入、イケメンで頭も良くて、運動神経も抜群…など漫画やドラマに出てくるようなハイスペックすぎる男性を求めるあまり、男性を見る目がちょっと厳しくなり、「私の周りにいる男って駄目なやつばっかり…」と思ってしまっている可能性があります。 理想が高く、そんじょそこらの男では満足できないのでお付き合いに進展するのもなかなか難しいかも…
「男嫌い」と言っているその裏では「本当はモテたい」という心理が隠れている場合もあります。 「男性から相手にされなかったらどうしよう」「私なんか相手にされないかも」「交際経験がないってしられたら恥ずかしい」と本当はモテたいけれど自信がないために「私、男嫌いなんだよね」と言って防御線を張っているだけかもしれません。 こういった女性の中には恋愛経験を積むことで自信が付くと性格が180度変わる人もいます。
男嫌いな女性はたとえ仕事であったとしても男性と二人の空間を避けようとします。 会議室で男性と二人で話すや残業で男性と二人っきりなんて状況に耐えられないので、仕事にもなかなか集中できなくなってしまいます。 「一刻も早くこの場を去りたい」という思いがどんどん強くなり、変な汗が出たり、終いには自分が今話していること、やらなければいけないことがわからなくなりパニックになってしまうことも… または何を話したら良いのかわからずひたすら無言になってしまうこともあります。
可能な限り女性車両に乗車しようとするのも男嫌いな女性の特徴でしょう。 当たり前ですが女性車両には女性しか乗っていません。 男性を目にすることもなければ隣り合うこともありません。 男性が嫌いな女性にとって女性専用車両はこの上なく安心できる空間なのでしょう。 地方によっては女性専用車両がないところもあるので、本当に男性が苦手という女性には電車に乗るのが苦痛という人も少なくないのではないでしょうか。
男嫌いな女性は同じく男嫌いな友人とのみ遊ぶことが多いでしょう。 同じ男嫌いな友達であればお互いに共感できることも多く、男性と出会いを求めて出かけることなんてしませんよね。 しかし男性に対して特に嫌いという感情を持っていない友達だと出会いを求めて合コンに誘われたり、一緒に出かけてナンパされたらその男性とそのまま一緒に行動するなんてこともあります。 男嫌いな女性にとってはとても苦痛でしょう。 そのため自分と同じく男嫌いな友人と遊んだ方がずっと楽しいのです。
男嫌いなため恋愛は完全にご無沙汰状態でしょう。 そもそも男性が嫌いなため恋愛にはとても消極的です。 自分から出会いを求めなければ、好意を寄せられても突っぱねてしまいます。 ガードが硬いため男性も近寄り難いと思っているかもしれません。 しかしそんな女性が恋に落ちれば、恋愛経験も少ないのでとてもピュアな恋愛ができるでしょう。 男性には是非とも優しくリードしてほしいですね。
男嫌いな女性の中には恋愛をする女性を批判する人もいます。 「恋愛をしている女性は男性に頼っているので弱い」、クリスマスやバレンタインなどのイベントに「浮かれすぎて馬鹿みたい」「上手いこと商業戦略に乗せられちゃって」と恋愛を楽しんでいる女性を批判している女性はいませんか？ しかし中にはその裏で「自分も楽しみたいな」「私も幸せになりたい」と思っている女性もいます。 自分にはないものを持っている女性たちを羨ましく思う反面、自分を正当化するために恋愛をする女性を批判してしまうのかもしれませんね。
男性への偏見から男嫌いになっている人はまずその偏見をなくしましょう。 男性は「差別をする」「デリカシーがない」「浮気をする生き物だ」「クサイ」「気持ち悪い」という偏見を持っている限り男嫌いを克服することはできません。 確かにそういう男性もいますが、全ての男性がそうではないということを理解しましょう。 また、男性に理想を抱きすぎるもの同じことです。 全て完璧な男性なんてそうそういません。 もっと男性に対して広い心を持つようにすると良いでしょう。
男性が嫌いなのに最初から1:1はなかなかハードルが高いですよね。 男性から誘われて「二人っきりは無理だ…」と思っても「友達も誘わない？」とまずは1:1を避け複数人での行動を提案してみましょう。 他にも人がいればそうそう会話に困ることもないし、同性の友達がいると安心できますよね。 せっかく誘われたのに二人っきりが嫌だからといって断ってしまうのは勿体ないです。 少しづつ信頼関係を築くことができれば、いつか二人っきりも全く苦ではなくなるかもしれませんよ。
肉食系の男性はガツガツしていてちょっと絡みづらい…と思うのであれば肉食系ではない男性と友達になりましょう。 肉食系の男性は異性に対しても積極的で、そこに魅力を感じる女性も多いです。 しかし男嫌いな女性には逆効果。ガツガツ来られることでさらに男性に恐怖心を抱いてしまう可能性もあります。 ゆっくりと女性側のペースに合わせてくれるような肉食系ではない男性とまずは友達になるところから徐々に男性にも慣れていきましょう。
男性と面と向かって話すのはちょっと抵抗があるのであればネットや電話から慣れるのも男嫌い克服の第一歩です。 今の時代、実際に顔を合わせなくても人と繋がる手段はたくさんあります。 男嫌いな女性もネットや電話であれば少しは安心して気軽に男性と会話ができるのではないでしょうか？ また好きなタイミングで返事をしたり、長時間拘束されないのもネットや電話の利点ですね。 SNSやマッチングアプリを通じて連絡を取り合い、実際に付き合って結婚する人も最近では珍しくありません。
不特定多数の男性から好かれる必要はありません。 自分と価値観の合う男性が一人でも見つかればそれで良いのです。 逆に不特定多数の男性から好かれたとしても特定の男性がいなければ虚しく感じてしまうかもしれません。 たとえ男嫌いなままでも「この人には何でも話せる」「この人といると心地が良い」と思える男性が一人いれば御の字です。 そう思える人に出会えたことに感謝し、大切にしないといけませんね。
無理をしてまで男性と付き合う必要はないでしょう。 将来のことを考えると「この先も男嫌いのままでいいのかな…」と不安になってしまうこともあると思います。 しかし男嫌いを克服しようと無理をして、さらに男嫌いになってしまっては本末転倒です。 今の女性は強いです。男性の力がなくてもなんの支障もなく生きていける世の中になってきています。 どうしても男性が嫌いなのであれば無理に克服しようとはせず、自然な成り行きに任せましょう。
いかがでしたか？ 今回は男嫌いな女性が男嫌いになってしまう原因・心理、男嫌いな女性の特徴、男嫌いを克服する方法についてまとめてみました。 育った環境や過去のトラウマなどが原因で男嫌いになってしまう女性が多い一方で、理想が高いあまりに現実の男性では満足できない、実はモテたいなんて女性もいるようですね。 男嫌いな女性はついつい男性を避けてしまいがちなので、いきなり1:1で男性と向き合うのはかなりハードルが高い… 男嫌いを克服したいのであれば、まずはネットや電話を活用したり、複数人で遊ぶなどして少しずつ男性に慣れてみましょう。 そして必ずしも男嫌いを克服しなければならないというわけではありません。 どうしても男性が怖い、苦手という女性もいるでしょう。 正直、男性と関係を持たなくても生きていけます。 今の女性は強いです。バリバリ働き、自立する力も持っています。 幸せの形は人それぞれです。自分の幸せの形を見つけましょう。
