「策士」な人っていますよね。何に対してもちゃっかり策を立てて攻略をしていく、ずる賢い感じの人のことを指します。何をするにも不器用すぎて策士になりたいという人もいるのではないでしょうか。 そこで今回は「策士」について解説していきます。「策士な人」の性格や職場での特徴、さらに恋愛での特徴も紹介します。また、策士になるにはどうしたらいいのか方法も紹介します。是非参考にしてみてください。
「策士」の意味は「策略の上手な人」「好んではかりごとを用いる人」です。 基本的に相手に対して「策士だね」という場合はあまり良い意味では使われません。 「ずる賢いね」「小賢しいね」というニュアンスが含まれることが多いです。
「策士策に溺れる」ということわざをご存知ですか? これは「策士は策略を考えすぎたり、それに頼りすぎた結果、かえって失敗する」という意味になります。 どうしても策士は、自分の策略を試してみたくなるものです。策を弄んでしまうんですよね。 先を読みすぎたり策略を過信してしまい、それが裏目に出て自滅してしまいます。
「策士」の類語には、
などがあります。 「打算的」の意味は、「何をするにも損得を考えること」です。 「打算(ださん)」とは、「数えること」「損得を勘定すること」という意味のある言葉で、「打算的」は、何をするにも損得を考える計算高い人に対して「打算的な人だ」というように言い表されます。 「あざとい」の意味は「思慮が浅い、小利口である」抜け目がなく貪欲である、押しが強い」です。 本来の「あざとい」の意味は「常識人には考えが及ばないような汚い手段で目的を達成する、相手の弱みをつき、陥れる形をとる」ことですが、昨今では「自分で可愛いということを分かっていて、異性の心をくすぐるするような振る舞いをすること」という意味で使われています。
策士な人はとても頭が良いです。 策略を考えられるのは、頭脳明晰な証拠ですよね。 策士はこの場合はこういうことをするべき、この人に対してはこういうことを言うべきだと分かっています。 また策略を練るにあたって、知識もないと出来ないですよね。 策士な人は、勉強してきた人も多く学力的にも頭の良い人が多いです。
策士な人はとても論理的です。 何を行うにも論理的に考えて策略を練ります。 どんな時でも頭の中で筋道を立てて考えています。 そして、論理的に考えたことに対する絶対的な信頼があります。 そのため、やや冷たい印象を与えることがあります。 感情的になることはなく、むしろ感情論を否定することもあります。 誰かが嫌な思いをする正しいことよりも、みんなで楽しめることをしよう!といった考えは理解できないことが多いです。
策士な人は判断力があります。 策略を練っているだけでは、策士にはなれません。 それを行動に移さなければなりません。 それに対する判断力がとても高いんですよね。 いつどのタイミングで何をすればいいのか、を分かっています。
策士な人はとても計画的です。 策略を考えるほどの人なので、事前準備を怠ることはありません。 普段から何事も計画的な人が多いでしょう。 というのも、始める前にちゃんと出来るかどうかという自信を持てないと、なかなか行動に移せません。 確実にこなしていくために、何事も計画をします。
策士は冷静沈着なことが多いです。 感情的になると、作戦を立てることは出来ません。 自制心を常に持っています。 また、策士は感情を表に出しません。 相手に策略がバレないよう、自分のことは周りにバレないようにしています。 さらに、作戦を実行するには落ち着いて行う必要があります。 そのため常に冷静沈着でいるよう心掛けています。
対人関係において策略を練っている策士は、かなりコミュ力が高いです。 もはやコミュ力そのものが策略だったりします。 相手の心を掴むのがうまく、それで相手から気に入られたり自分を信じてもらったりします。 そうすると相手に自分のお願いを聞いてもらいやすくなりますよね。 相手の趣味や好きなものの話題を多く出すとか、相手が望んでいることを察知して先回りして行うとか、そういった部分に長けている人が多くなっています。
「自分が得をしたい・成功をしたい」と思い策士になっている人は、「プライドが高い」とも言えます。 絶対に自分が成功を収めている状態じゃないと、プライドが許しません。 そのため、自分が成功するためならあの手この手を使います。 「周りの人よりも自分が勝っていたい」という謎の競争心もあるため、周りを陥れるような策略を考えることもあります。
策士な人は嫉妬心が高い人も多いです。 というのも、策略を考えるということはありままの自分ではどこかで敵わないと思っているということになります。 しかし、あの手この手を使ってでもうまくやりたい!という強い気持ちの裏には嫉妬心が潜んでいることがあります。 誰かが上手くいっているのが羨ましく、そこに負けないように策士となっているのでしょう。
策士な人は、策士な自分を凄いと思っている節があります。 そのため、周りの人たちに対して上から目線になりがちです。 ましてや自分の作戦で周りを思うまま動かせると思っているところもあるので、どこかリーダー気取りだったりします。 周りの人が何かしていても「私だったらこういう風にするのに」「俺だったらまずここから始めるのに」などと、頭の中で自分の作戦を思い描き、それと違ったことをしている相手をバカにしてしまうところもあります。
策士な人はかなり自己中心的です。 自分のことばかり考えており、自分の都合のいい策略を練っています。 そして、周りに気付かれないように自分が利益になるように物事を運んでいきます。 仕事のため、会社のため、周りの人のために策士になっているのであればいいですが、「策士だな」と言われるほとんどの人は、自分の都合しか考えていないことが多いです。
策士は自分の本心を話さないことが多いです。 というのも、相手に自分の考えや気持ちがバレ過ぎてしまうと、策を立てにくくなるからです。 策略を立てていくということは、相手にとって自分は何を考えているのか分からない存在でいなければなりません。 自分のことをよく知られてしまうと、策略を立てもすぐに気付かれてしまいます。 そのため、策士は本音や本心を話すことがあまりありません。 また、策士の中には相手の弱みに漬け込んでくるタイプもいます。 そういった腹黒いタイプは特に自分の内を明かすことはないでしょう。
策士でいるのは、自分が損をしたり失敗をしてしまうことを酷く恐れているからであるとも言えます。 どんなことが起きてもドーンとかまえていられる器の大きな人だったら、結果にとらわれすぎるということもありませんよね。 例え自分が損をするようなことが起きてしまっても、「まあ、後で挽回するからいいよ」という意識をもってさらなる努力を重ねることができるので、他人を責め立てたりしません。 細いことまで気にしてしまう打算的な人は、非常に気が小さいのです。 ちょっとのことで自分が損をしただのなんだの言っている人を見て「小さいな〜」と思ったことがある人も多いのではないでしょうか。
策士は感情を捨て、自分の都合のいいように人々を操ろうとしています。 もはや人間ではありません。 そのため、目が死んでいる事が多いです。 「あいつの目やばいな…」と思う人がいたら、策士かもしれません。 人間的な感情で他人と関わるつもりはもうありません。 ただただ、策を立てて全てを自分の思い通りにしようとしています。
策士はやっぱりずる賢い! そのため、相手の役職や立場などによって態度を変えてきます。 目上の相手には媚を売りまくるし、上司と仲の良い先輩には懐っこく絡みます。 しかしあまり自分にとって価値が無さそうだな…と判断すると、先輩だろうとテキトーにあしらいます。 後輩でも仕事をよく手伝ってくれる人は可愛がり、仕事の遅い人などには冷たく接することがあります。 影響力や権力のある人とばかり仲良くするのが、策略のひとつです。
そして策士は損得勘定で何事も判断します。 自分にとって利益のある人とは関わろうとします。 そして昇進や昇給に繋がるような仕事ばかり力を入れて頑張るでしょう。 全く自分にとって得のない人だと判断したら関わらないですし、雑務なども疎かにしがちです。 そもそも策士が策略を練るのは、自分に少しでも利益があるようにという考えが強いです。 日頃から損得勘定で動いています。
性格編でも「本心を話さない」と説明しましたが、とにかく策士は周りに弱みを見せません。 なので、仕事などで周りに頼ったりすることもほとんどないでしょう。 策士な人って、自分の出来ないことや苦手なことを隠す傾向があります。 常に、どう作戦を立てようか考えていることもあり、周りに対して気を張っています。 スパイや詐欺師もそうですが、絶対に自分の素性を明かさないですよね。 相手を騙す時って、自分のことを知られない方がいいです。 策士が常に人を騙すわけではないですが、自分の手のひらで転がそうとした時に、自分の手の内を明かさないためにも頼らないことが多いです。
策士は、ずる賢く計算高いので何でも自分の都合のいいように事を進めていきます。 そのため周りの人のことを考えられません。 自分だけがおいしい思いをするようにしてしまいます。 みんなで協力して何かを成し遂げようといった状況でも、自分にとって好都合ではなかったり面白くないことには乗り気ではありません。 コミュ力はあるのですが、自己中心的であったり周りを見下す傾向もあり、段々と「頭が良いっていうより、打算的だよね」などと言われてしまい信頼を失ってしまうこともあります。
策士はかなり負けず嫌いです。 というか、負けないために策士になっています。 絶対に負けないように、勝つまで色々な策を立てています。 誰よりも優位に立っていたいという気持ちが強く、すぐに優劣をつけ相手に対して敵意をむき出しにします。ここで策士じゃないタイプは負けず嫌いな一面から上から目線な発言をしてしまったりとマウンティングまでしてしまうことがありますよね。 ただ、策士は負けず嫌いな部分を面に出さないことが多いです。 ひたすら、自分の中で策を立てて自分が這い上がることだけを考えています。
ただやっぱり、策士になれるということは洞察力がかなり高いです。 洞察力とは「物事を深く鋭く見抜く力、見通す力」のことで、観察しただけでは見えないものを直感的に見抜いて判断する能力です。 相手の表情や雰囲気から「嫌なことがあったのかな」「体調悪いのかな」といった「目に見えない部分」を見抜きます。 そのため、例えば体調が悪いけど誰にも言えていない時に「体調悪いですか?」と聞かれると、その人に対して「優しいな」「気付いてくれた」と感じてしまいますよね。 そうやって相手の心にどんどん取り入っていきます。
それから、策士は向上心が高いです。 やり方はずっこくても、這い上がろうとする向上心はすごいですよね。 また、策士の中には自分が成長するため策略を練るタイプもいます。 周りを一切巻き込まずに、自分のことだけを考えて行動をしています。 このタイプは協調性に欠ける部分はありますが、ひたすら自分が成長出来るように努力をし続けています。向上心がないと出来ないことですよね。
策士は出世しやすい! やっぱり、日本ってそういう国ですよね。 実力主義じゃないところがたくさんあります。 上司に好かれ、うまく使われることで出世しやすくなります。 いくら仕事が出来ても、ダメ上司を指摘したり新しく改革しようとする人って、どうしても上司から嫌われてしまうんですよね。
策士な人は、好きな相手の好みに自分を合わせます。 相手に好かれようと、相手の好みをリサーチしまくります。 例えば好きな人のタイプの異性のファッションをしてみたり、好きな相手のお気に入りのアーティストの曲を聞きまくったりします。 そして、まるで自分は元からそういう人だったとして接します。 共通の話題も多くなりますし、相手は好意を抱きますよね。 自分の好みのタイプと似た人は、誰でも気になるものです。
策士はかなり駆け引き上手です。 というか、駆け引きそのものが策略ですよね。 例えば、
などなど。 相手によって策略を変えられるのも、また策士のすごいところです。 恋愛では駆け引きします!なんて豪語する割に、誰に対しても同じことしか出来ない人もいるんですよね。しかし、策士は相手によって違う手札を切ってくるところが凄い! まんまとその駆け引きに乗っちゃう人が多いです。
それから策士な人は、サプライズ上手! やっぱりサプライズってされると、心奪われちゃいますよね。 駆け引きと同様、何をしたら相手が驚くのか、そして喜ぶのかを入念に考えます。 時間もお金もかけたサプライズをするので、相手は心から喜ぶでしょう。 もちろん、相手を喜ばせたくてのサプライズなので、これは本当に嬉しいですよね。 さすがに自分を良く見せるためだけでは、ここまで出来ません。 恋人に対して盛大なサプライズが出来るのは、とても素敵なことです。
そして策士は褒め上手! 相手を喜ばせることは天才的に上手です。 やっぱり褒められると嬉しいですよね。 褒めてくれる人に、人は頼りやすいですし心を開きやすいです。 それを分かっているので、相手の良いところはどんどん伝えます。 「その髪型似合ってるね」「かわいいね」「かっこいいね」「おしゃれだね」、とめちゃくちゃストレート!しかも下心を感じさせず、フランクに褒めるので相手も素直に受け入れやすいです。
片想いの相手なら、策士はまずはリサーチしまくります。 はじめに書きましたが、相手の好みに合わせるためにも、相手のことを知る必要がありますよね。 そのため相手のSNSは隈なくチェック! 何を載せているか、どこに遊びに行っているか、どういう人と仲良くしているのか…とにかく網羅して相手の趣味や生活をリサーチします。 そしてなるべく共通の話題を作れるように、同じ店に足を運んでみたり、SNSに載せているのを知らないフリして話を振ってみたりします。
策士は周りから固めることが多いです。 好きな人に直接アプローチをすることもありますが、好きな人の友達などと仲良くなったりもします。 そして、その友達から好きな人とも一緒に遊べるように計画をしてもらったりします。 最初はグループで仲良くして、打ち解けていく方式ですね。 これだと、直接アプローチするよりも相手が心を開きやすいですし、遊びに行く約束もしやすいですよね。 デートだと相手も身構えてしまいますが、グループでの飲み会だと気にせず行けますよね。
策士はモテる!!! 今読んできても分かったと思いますが、恋愛面にもいて策士な人はとにかくコミュ力が高く、相手の心に入っていくのがとても上手です。 それって好きじゃない相手に対しても簡単にできちゃうところがあるので、狙っていない人から好かれてしまうことも多いでしょう。 異性の気持ちが分かる人って、少ないですからね。 褒められたり、駆け引きされたりすると、気になってしまうものです。 そんなモテる自分に酔いしれて、相手を好きにさせることを楽しんでいるタイプもいます。
策士な人って、段々と人にバレていきます。 あまりに自分だけが得をしていると、周りも怪しむでしょう。 そして、利己主義になっていると、人は離れてきます。 「あの人は結局自分が得することしか考えていない」と思われると、人の離れるスピードって早いです。策略を立てて上司に媚を売って、自分がの昇進昇給だけを考えて行動をしていることが誰か一人にバレたら一瞬で多くの人に伝わるでしょう。 気付けば自分の周りには人がいなくなってしまいます。 信頼してもらえなくなるでしょう。
また、策士な人は気付かないうちに恨みを買ってしまうことがあります。 これも「策士策に溺れる」の一つです。 目の前の利益や、自分の策略を実行することだけに気を取られてしまい、それによって誰かに損害が出ていることや嫌な気持ちをしている人がいることに気付けなくなってしまいます。 「あいつの策略にやられた」 「あいつに騙された」 「全てあいつが仕組んだシナリオだ」 などと言われてしまうこともあります。 計画を立てるのはいいことですが、周りのことも考えるようにしましょう。
そして策士な人が一番気を付けなければいけないのは、自分を見失ってしまうことです。 良い結果や利益だけを考えて策略ばかりを立てていると、自分の本当の気持ちなどを考えなくなってしまいます。 本当は楽しめればいいと思っているはずなのに、絶対に自分が1位になるような策略を考えてしまったり。相手のことを好きなのに、ただ相手に好かれることだけを考えてしまったり。 こういうことを繰り返していると「本当は自分ってどうしたかったんだっけ」となってしまいます。 特に危険なのが、策略がうまくいかなかった時や相手にバレてしまった時です。 「ただの作戦だったんだ」「実力なんてないんだ」などと相手に思われてしまって初めて気が付くんですよね。「本当は頑張りたかっただけなのに」「好きだっただけなのに」と思ってからでは遅いです。
策略を練りすぎ、人間味が失われ、他人からも信用されなくなり、最終的に虚無感に襲われてしまいます。 孤独となり、自失してしまいます。 何でもかんでも考えすぎるのはよくありません。 自分の感情を大切にしたり、周りの人の気持ちに応えることも忘れないようにしましょう。
まず策士になるためには、周りを観察することが大事です。 観察力と洞察力を身に付けましょう。 普段の生活から注意深く周りを観てみましょう。 観察力も洞察力も一晩で身につくものではありません。 例えば誰かが体調悪い時に「いつもの様子」を知らなければ「いつもと違う様子」には気付く事ができません。周りにいる人などが普段どのように行動したりしているのかよく観察してみましょう。 そして、相手の求めているものや望みを見極めることが大事です。 ただ自分がうまくいくことだけを考えていても、その策略はうまくいかないでしょう。 さらに、仕事などであれば、その市場が求めているものを把握しましょう。 例えばデザイナーにしても、デジタルでwebページなどが得意な人が求められているのに、アナログでイラストを描き続けていても、採用されることはありませんよね。 自分の望みを叶えるためには、まず相手が求めているものをリサーチしましょう。
策士になるには、まず自分自身を理解する必要があります。 自分が何をしたいのか、そして何が得意なのかを把握しておくと策略を練りやすいでしょう。 どんなにいい策を企てたとしても、求めている自分のり想像とは違ったり、そもそも自分で実践できなければ意味がありませんよね。 周りや相手のことを観察することも大事ですが、自分自身を理解することも大事です。
闇雲に作戦を立てても、思いついた策略をただ実行をしても、成功する確率は低いです。 普段からやるべきことの優先順位を付けること、そして事前にしっかりと計画をすることを習慣づけましょう。 優先順位を付けて計画を立てることで、心にゆとりが生まれるんです。 そうすると冷静沈着でいられますし、周りを観察する余裕も生まれてきます。 準備をしていないと、必ずどこかで焦ることになったり時間がなくなったりします。 そうすると策略どころの話ではなくなりますね。 自分のやるべきことすらも出来ていないのに、策略を練るなんて到底難しいです。
それから、策士に欠かせないのが人脈です。 一人で策略を練って実行することもあるかもしれませんが、やっぱり人脈があるとかなり強いです。 特に大きなことをする時や、仕事で成功をするためには、協力者がいると実行もしやすいでしょう。 策の幅も広がりますよね。一人では出来ないこともあります。 また、自分が関わったことのない分野の人や自分が苦手なことが得意な人と人脈があると、より幅の広い策を立てられるでしょう。
策士になるいは、インプットとアウトプットのどちらも大事です。 まずは、インプットをすることです。 インプットは情報や知識を得ること、体験することです。 例えば、本を読んだり勉強をしたりニュースを見たりして、知識や情報を得ます。 職場なら、仕事の手順や先輩の仕事ぶりを観察したりメモしたりしますよね?これもインプットです。 やったことのないことを、始めてみるのもインプットです。 インプットって日頃から無意識に行っていることが多いでしょう。 そして、アウトプットは自分の知識や情報、能力などを外部に出すことです。 知り得た情報を人に話す、ブログに書く、ノートにまとめることなどを指します。 また、ビジネスシーンでは「インプットによって得た知識や情報、そして行動によって出た「成果・実績」」といった意味で使われることがとても多いです。 インプットの質が高ければ高いほど、良いアウトプットを得られるわけです。 これを繰り返していくうちに、「これをすればこうなる」「ここを極めればあれが出来る」などと自分の中で分かるようになってきます。 この知識が策略を練る時にとても有効となるわけです。
策士になりたい!と頭を良くしたり観察力を身につけるのはいいですが、あまり策略にこだわりすぎると、それこそ策士策に溺れる状態になってしまいます。 本当に成功をしている人は仕事がうまくいくための計画を立てますが、周りの人を操ろうとしたり、自分の利益だけを考えたりしません。 むしろ自分のことよりも仕事の成功を考えたり、会社のことを考えられます。 多少の自己犠牲があったとしても、他人のために行動できます。 あれこれと策略ばかり考えるのではなく、自分のやるべきことを一生懸命に頑張りましょう。
周りに策士な人がいたら、自分の話はあまりしない方がいいでしょう。 色々と知られてしまうと、策を練られたり弱みにつけこまれたりするかもしれません。 自分のことしか考えない策士な人もいますからね…。 なるべく他愛もない話で終わらせるようにし、身の上話や夢、今頑張っていることなどは言わないようにしましょう。 職場であれば、上司との関わりや先輩と仲良くしている話もあまりしない方がいいでしょう。
話をするだけじゃなく、物理的にも精神的にも距離を取るほうがいいでしょう。 近付くと策略を練られるので、必要最低限の関わり以外持たないようにしましょう。 職場などでは業務連絡のみにし、勤務後は速やかに離れましょう。 飲み会なども要注意です。 万が一同じ飲み会に参加するのであれば近くに座らないようにして、なるべく会話をしない距離を保ってください。 策士は、相手をよく見ているので「警戒されているな」と分かると無理に策を立てません。 ただ、詐欺師レベルな策士はそういう相手にほど燃えるので狙われないように注意してください。
とことん素直さで勝負するという手もあります。 策士な人が苦労する相手は意外と素直な人だったりします。 どんなに策略を練っても、素直さには敵わなかったりします。 さらに、仕事でも策を立てて成功させようとするのが策士ですよね。 それに対して何事も言われたまま素直に仕事を行い、上司や同僚、後輩などに対しても素直でいる人は、周りから信頼もされ味方も多くなります。 そうなってくると、あれこれと考えず素直に頑張っている方が遠回りに見えて、実は一番効率良かったりします。困っていれば誰かがフォローしてくれるし、新しい情報やいい情報ももらいやすいです。
最後はちょっと難易度が上がりますが、策士に対してはそれを上回る策士になってしまいましょう。 相手をどう攻略するかというよりは、相手の策略に引っかかったふりをするのが一番いいです。 策士は騙せていると思っているので、余裕をぶっこきはじめます。 引っかかったふりをしながら、その対処をしたり自分の策略を練って大どんでん返しをするというわけです。 駆け引きが展開される映画や漫画などでも、だいたい主人公が騙されていると思ったらそれに気付いていて、別の作戦を裏で実行していることが多いですよね。 常に策士に対して疑いの目を持ち、何を企んでいるんのかをチェックしておきましょう。
メンタリズムは、人間の心を読み、思考と行動を操作する技術です。香港大学の超人気講義「メンタリズムコース」の講師の実績を持ち、アジア最強のメンタリストが、「出会い」「片思い」「恋人関係」の局面で相手を思いのままに操る恋愛心理術をレクチャー。
思いのままに動かしたのに感謝されちゃう!なぜか人気の繁盛店、百戦錬磨のビジネスマン、天使のふりした悪女…うまい人がやってる「グレーな手口」を、「メンタリズム」で丸ごと解き明かす!
いかがだったでしょうか? 策士な人が近くにいるとおっかないですよね。 しかし、策士と言えど同じ人間ですのであまり構えすぎず、スルースキルを付けましょう。 そして策士になろうとしすぎると、大事なのを失ってしまう可能性があります。 自分のやるべきことを一生懸命に頑張り、素直な心でいることの方が大事です。 そしてこれが一番難しかったりしますよね。