嫌なことがあったり、失敗をしてしまった時に自信をなくてしまうことってありますよね。また、常に自分に自信なくていつも悩んでいるという方もいるのではないでしょうか。今回は自分に自信がない人についてに解説していきます。自信がない人の思考や言動の特徴や陥りやすいスパイラル、そして自信がない人の対処法も紹介します。
自分に自信ってありますか? 日本って「謙虚」という習慣もあるせいか、「自信があります!」と言える人や環境って少ないですよね。そして「自分に自信がない人」ってとても多いですよね。 ストレス社会に飲まれて、自分を見失っている人もたくさんいます。仕事もうまくいかず、恋人もできず、趣味にあてる時間もない…とマイナス思考になってしまう環境が整っています。 今回は、なぜ自信がないのか、そして自信がない人の特徴を詳しく解説していきます。
「自信」は字の通り「自分を信じる」という意味を持つ言葉です。 「自分自身の能力や価値、考えや言動が正しいと信頼する心」のことを指します。
●自負(じふ) 意味:自分の仕事や能力に自信を持ち、誇りを持つこと 「料理の腕はピカイチという自負がある」 ●誇り(ほこり) 意味:自ら名誉に感じること、その心 「自分の仕事に誇りを持っています」 ●自尊心(じそんしん) 意味:自分自身を認めて大切だと思う気持ち 「何事もポジティブに捉えることができるならば、彼自身の自尊心も保てるだろう」 ●矜持(きょうじ) 意味:自分の能力を信じて抱く誇り 「教師としての矜持を胸に仕事に勤しむ」
「自信」の英語(名詞)は「confidence」です。 形容詞では「confident」になります。
で「...に自信があります」の意味になります。 「confidence」にはその他にも意味があるので、興味のある方は下記の記事をぜひ参考にしてみてください。
自信が持てない原因のひとつに、家庭環境があります。 特に幼少期の家庭環境は自分自身に対する感情に大きく影響すると言われています。幼少期に、両親がしょっちゅう喧嘩をしていたり自分自身に対して無下に怒ってきたりといったことがあると心を閉ざし自分のことを認められてなくなってしまいます。 子供は親がどんなに冷酷でも「自分が悪い子だからいけないんだ」と思ってしまいます。その感情が心に根付いてしまい、大人になってからも自分に自信が持てない人になってしまいます。 また、親と過ごす時間がなかったり食事を一人ですることが多い子供も「自分は親に嫌われている」と思い、自分で自分を好きになれなくなってしまいます。
家族だけでなく、学校の先生や親戚など幼少期に周りの大人に認めてもらえないことがあった場合、自分自身を否定されたと感じてしまい自信を持てなくなってしまっていることがあります。 自分自身が良いと思ったものや、頑張ったことを認めてもらえずに心に傷を負ってしまったのかもしれません。褒めてほしかったことや楽しかったことを否定されると、子供は「自分がだめだったんだ」とどうしても思ってしまいます。
何かにつけて比較される環境にいる場合、自信を持てなくなってしまうことがあります。 勉学や仕事など、誰かと比較する環境にいることで劣等感を覚えたり、周りばかりが褒められて自信を喪失してしまいます。 自分は自分、と思える環境であれば自信をなくすことはないのですが比較される環境にいる場合、相手の方が褒められている場合に、「自分は何も出来ないんだ」「みんなはすごいな」と、どんどん自信をなくしてしまいます。
大きな挫折を経験したことがあると、自分に自信を持てなくなってしまうことがあります。 特に、夢に向かって努力していたことで挫折しまった場合は乗り越えるのに時間を要します。 夢を叶えられなかったこともそうですし、途中で挫折して最後までやりきれなかった自分に対して期待ができなくなってしまいます。
何か強いコンプレックスを抱えていると、自信を持てなくなってしまいます。 コンプレックスがあると、それと関係のないところでも自信を持つことが出来ず引っ込み思案になってしまいます。 そのコンプレックスが顔や体型などルックスであれば、周りと比較して「自分なんかが…」と何を発言するにも自分の気持ちに自信を持てず、周りに伝えることができません。 能力や経験においても、自分自身にコンプレックスがあると自信を持つことができません。
自分で何かうまくいかなかったり、ショックなことがあった時などトラウマがあると自信を持てないことがあります。「こういうことをすると自分はうまくいかない」「○○はできない」と自分に対する固定観念が出来てしまい、新しく挑戦することが出来なくなっています。 時間も経ち、自分自身も少なからず変わっているので今なら出来るようになっていても、行動に移す自信をどうしても持つことができません。
幼少期であっても、社会人になってからであっても、周りにいる人からいじめられたり仲間はずれにされた経験があると自信を失くしてしまいます。 なぜいじめられているのか、なぜ仲間はずれにされたのか理由がわからないとただただ自分に対して負の感情しか生まれません。また外見や能力など自分が周りより劣っていることを理由に仲間はずれにされてしまうと強いコンプレックスとして根付いてしまいます。 社会人になってからのいじめは、いくら仕事を頑張っていても認めてもらえなくなってしまったりなど、何かを頑張るということへの自信もなくなってしまい、大人であっても無気力になってしまうこともあります。
恋人や友人との関係が、なかなか続かない人も自信を失いやすくなっています。 なぜ、自分は他人と長くいい関係を結べないのかと悩み、自分自身に原因があると思い悩んでしまいます。どちらかが悪くないにせよ関係が続かないことってありますが、どんな理由であっても自分は他人と関係を続けられないんだなと人間関係に自信を失くしていってしまいます。 特に、大好きだった恋人や信頼していた友人と関係が終わると喪失感を抱き、何をするにも自信がわきません。どうせまた失敗するんだろうな、と自分を信じられなくなってしまいます。
自分の悩みや思っていることを話せる相手がいないと、自分の中でぐるぐると悩み自信を失くしてしまいます。他人からしてみたら「そんなの大丈夫だよ」と思うようなことでも、自分自身のことになると思い悩んでしまうことってありますよね。 他の視点からや客観的に物事を見れなくなってしまっているので、ただただ自信がなくなってしまいます。また、誰かに話せないことでストレスが溜まり、常にイライラとしてしまうのでなかなかポジティブに物事を捉えられなくなってしまいます。 その結果、何に対しても「どうせうまくいかない」「何やっても駄目だ」と自信がなくなってしまいます。
特に夢ややりたいことがなく、自分の人生の目標がないと何かを頑張ることってしないですよね。 夢中になれることもなく、努力することもないまま過ごしていると「自分って何もないな…」と自信をなくしてしまいます。 また夢ややりたいことがないということは、何かを達成した経験がないということです。 人は自分で定めた夢や目標に向かって頑張った経験、そしてそれを達成出来て経験によって自信をつけていきます。 しかし、そういった経験がないと自信をつけるキッカケがありません。
自信がない人は、とにかくネガティブ思考です。どんなことであっても、まず悪い方向に考えてしまいがちです。そのため、他の人は何とも思わないようなことでも「うまくいかない」といったある意味自己暗示をかけてしまい、自信がどんどんなくなってしまいます。 まだ何も始めていないのに、最初からうまくいかないと考えるのはとてももったいないですが、失敗する前から失敗することばかりを考えています。 また、周りからも嫌われていると思っていたり期待されていないと考えてしまうため、自分の言動にも自信を持つことができません。
完璧主義すぎる思考から、自信がなくなっている場合があります。 完璧主義な人は80%くらいでいいか〜と思えないので、周りから見たら上出来でも納得がいきません。100%完成するまで達成感を得たり自分に「よくできました」をあげることができないので、なかなか自信がつきません。 完璧を求める姿勢はとても大事ですが、完璧を求めるあまりどんどん自信がなくなってしまうと視野が狭くなったり出来るはずのこともなかなか出来なくなってしまうので、注意しましょう。
自信がない人は、どんな悩みも一人で抱えてしまいます。 誰かに安心できる言葉をもらうことがないので、どうしても自信をつけることが出来ません。 特に仕事に関しては、知識と経験が豊富な上司や先輩に相談したり、話しやすい同僚に相談したりすると、すんなり解決することでも自分一人で悩んでいてもなかなか解決しません。周りはどんどん先に行くのに自分だけが取り残されてしまい自信をなくしていってしまいます。
自分の欠点や短所にばかり目がいってしまい、自信をなくしてしまいます。 他に出来ることはあるのに、なぜか自分の駄目なところばかり見つけてしまいます。その結果どんどん自信をなくしてしまいます。 もちろん欠点や短所を把握することはとても大事であり、それを克服しようと努力できればいいですよね。ですが、ただそこに目を向けて自分を卑下してしまうのであればあまり良くありません。 欠点や短所に目がいってしまう場合は、その先を考えるようにしましょう。どのように克服するか、どうやって挽回するかまでをセットにしましょう。
周り目や周りからの評価を気にしすぎて、自分自身で満足することが出来なくなってしまう人がいます。この場合、自分ではいいと思っていても周りがどう思っているか…と考えて始め自信をなくしてしまうことがあります。 実際に、周りから拒否されたり否定されることもあると余計に自信をなくします。周りと合わせることも大事ですが、自分自身がまず満足できているかどうかを考えるようにしましょう。 また、あまりに否定してくるような人がいたら関わり方に注意しましょう。その人が言っていることは本当に正しいですか?権力や実力があるからと言って、周りを頭ごなしに否定していいわけではありません。自分の才能や考えを活かせる環境に自分の身を置くことも大切です。
嫉妬心が強いとなかなか自分に自信が持てません。 常に周りが羨ましく、他の人の状況や持っているものが欲しくなってしまいます。今の自分にいつまで経っても満足いくことが出来ず、自分に対して負の感情が生まれてしまいます。 また、他人に対して嫉妬心を抱くと品が悪くなったり、意地汚くなっていきます。相手に打ち勝とうとしたり、どんな手を使ってでも自分が相手の持つものより更に良いものを手に入れようとする姿は、惨めです。 そういった自分に気付いた時には、一切自分を受け入れる事が出来ず、自信をなくしてしまいます。
猜疑心とは、相手の言動を疑ったり妬んだりする気持ちのことです。また、単に疑問に思うだけではなく、相手の行為によって自分が不利になるのではないか?と相手を疑う気持ちのことを表します。 そのため他人の言動に対して過敏になり、自分のことに気が回らなくなってしまいます。 人を疑ってばかりいると、自分のことも信じられなくなっていきます。 誰かが自分を称賛してくれたりしても「そうやって躍らせようとしている」「何か騙そうとしている」などと、裏をかいたり疑ったりします。 そして、称賛している自分がいい人だと思われようとしている、などと素直に称賛できる人が周りからよく思われることに妬んでしまいます。 そうして、素直になれない自分への苛立ちや不安から、「どうせ人から良くなんか思われていない」などいった負のループに陥り、自分を信じてあげられなくなってしまいます。
自分自身に余裕と、自信がなくなっていってしまいます。 例えば、仕事がうまくいかずに余裕がなくなっている時に、恋人の一言が引っかかって疑ってしまい、そういう状況や自分に嫌気が差してしまいます。 また、金銭面で余裕がなくなっている時に、旅行したり遊んでいる友人と比較して、どうして自分ばかり不遇なんだと思うように鳴ってしまいます。 自分自身に余裕がない時、普段気にならないことが気になってしまうことがありますよね。 その時の苛立ちくらいで終われば後に響くことはありませんが、それによって自信をなくしてしまうことがあります。
ネガティブ思考が故に、口から出てくる言葉もマイナスな言葉ばかりになっています。 思っていなくてもついマイナスなことを口にするのが癖になっていると、それが当たり前になってしまい、いつしかマイナスな思考回路になってしまいます。 本当は自信がなくても、プラスなことを口にしていればプラスな環境になっていきます。そうすると自ずと自信がついたりします。しかし、マイナスな発言をしているといつまで経っても環境は良い方向には向かいません。いつまでも自信を持つことが出来ず、自信がない人が通常運転になってしまいます。
何事もすぐ否定する人も、自信がない人の特徴です。 少しでも不安なところや不完全なところがあると、挑戦せずに否定します。やっていくうちに良くなっていくものや、知識や経験を得てより良くしていけるものがいつまで経っても良くなりません。 そのため、自分が成長していけなくなり自分に自信を持つことができません。 また、他人を否定する人は他人からも否定されます。そのため誰も応援をしてくれたりフォローしてくれなくなり「みんなから嫌われている」と自信をなくしてしまいます。 周りを否定する前に、まずは自分自身としっかり向き合っていきましょう。
スケジュール管理のできない人は、大事な予定をすっぽかしたり期限を守れなかったりします。 それによって「どうして自分は何も出来ないんだろう」と自信をなくしてしまいます。 またスケジュール管理ができていないと、いつも何かに追われ心と時間に余裕がなくなってしまいます。それによってさらに自信が失われていきます。 まずは落ち着いて、しっかりとスケジュール管理をすることから始めましょう。仕事であってもプライベートであってもスケジュール管理をしっかりすることで、効率が良くなり時間に余裕ができてきます。時間に余裕があるだけでも、心に余裕が出てくるので落ち着いて何事にも取り組むことが出来ます。
途中で投げ出してしまう人は、自分に自信が持てません。最後までやりきれない自分の無責任さに自己嫌悪に陥ってしまいます。そして自信をなくして、行動に移せなくなっていきます。 自信がないからといって、途中でやめるのは無責任な行動です。 最後までやりきることで、完走できた自分を褒めてあげることが出来ます。まずは、途中で投げ出す行為だけは絶対にやめましょう。万が一自分一人では出来ないと判断した場合は周りに相談をしたり誰かにフォローを頼みましょう。
自分に自信がない人は、他人とコミュニケーションを取るのが苦手です。 自分の考えや発言に対して相手がどう思うだろうか?と不安になってしまい、なかなか会話をすることが出来ません。自己肯定感が低いので、そもそも他人から受け入れられているのかさえも不安になってしまいます。 そして人とコミュニケーションを取らない分、様々な情報を得たりすることも出来ません。そのため、他の人が知っていることを自分だけ知らなかったなんてこともあります。それによって「自分だけ知らなかった」とさらに自己否定してしまいます。上司や先輩も、よく話しかけてくる後輩が可愛く目にかけてしまうものです。
断ることによって相手から嫌われないか?と不安になってしまうため、つい他人からの頼みを断れません。それで自分の時間がなくなり、断れなかった自分が嫌になってしまいます。いつも大変な思いばかりして報われないことに嫌気が差し、どんどん負の感情だけが溜まっていきます。 また自分に自信がないこともあって、他人から頼み事をされると必要とされているような気持ちになってしまいついつい受けてしまいます。それによって頑張れている自分を褒めてあげればいいのですが、その頑張りを誰からも評価されず自信を失ってしまいます。
自信のない人は、何か決まってもなかなか行動に移すことができません。 失敗を恐れすぎて、一歩を踏み出せずに機会を失ってしまいます。自分で決めたことであっても、やり始めるまでに長い時間を要します。 行動に移さなかったことでチャンスを失ったり、貴重な経験をすることが出来ないまま終わってしまいます。躊躇っている間に他の人に仕事を取られてしまったり、行動に移した人が評価されたりして、さらに自信を失ってしまいます。 思い立ったが吉日です、すぐ行動に移す癖をつけるようにしましょう。
自信がなくなると何事にも不安になるので、何をするにもネガティブ思考になってしまいます。 それによって行動出来ず、さらに自信を失ってしまいます。 どこかで断ち切らないと、負のスパイラルに陥ってしまいどんどん自信だけがなくなっていってしまいます。仕事をするにも不安でなかなかエンジンが掛かりませんし、質問することさえも「何でそんなことも分からないんだ」と言われてしまうかもしれないといった不安があり出来ません。 しかし、出来ないまま時間が過ぎて「なんで早く確認しなかったんだ」と注意されてしまい、また自信を失くしてしまいます。
自信がないと出来るはずのことも諦めるようになってしまいます。 そして簡単に諦めてしまうようなっている自分に対して、さらに自信をなくしてしまいます。 努力したのに出来なかったこと以上に、頑張れば出来たことを諦めた自分に対する不信感はとても大きく長いこと引きずることになります。そうすると、頑張れるようになるまで時間がかかってしまいます。 まずは最後まで諦めない強い心を持つことです。自信がなくても不安でも、諦めないことを大事にしてみましょう。
「うまくいかない」「自分には出来ない」と思い込みで決めつけ、勝手に自信をなくします。やってみなければ分からないのに、自信がなくてやり始める事が出来ず、結局より自信をなくすだけになります。 どのみち自信がつかないのであれば、「どうにでもなれ精神」でやってみましょう。勝手に決めつけて考え込まず、どうなるか分からないけどまあいいか、という気持ちでやってみましょう。意外とうまくいくものです。万が一失敗していも「どうなるか分からなかったし」と考えることが出来ます。 やる前から思い込みで決めつけると、いい方向には絶対にいきません。むしろメンタル的には悪い方向に進んでいます。
自分に自信がない人は、失敗を恐れて何も行動に移せません。 そして失敗を恐れて行動に移せなかった自分に自信がなくなってしまい、それによってまた失敗を恐れるようになってしまいます。 誰にだって失敗はありますし、失敗から学ぶことはたくさんあります。行動しないでいると成功はいつまでもやってこないので、失敗を恐れずに行動するようにしましょう。 どんな自分も、まずは自分が受け入れてあげましょう。失敗したことを他人からどうこう言われるかもしれませんが、失敗を恐れずにチャレンジした自分のことは自分が認めてあげましょう。
自分に自信がないと、周りについ目を向けがちです。同じようにうまくいってない人を見ることでした安心できなくなってしまいます。 しかし他人は羨ましく見えるものです。比較しては他人よりも自分は劣っていると感じてしまい、自信をなくしてしまいます。 他人と比較すると劣等感が強くなっていくので、自信がつくことはありません。羨ましいところばかりが見え、自分の無能さに絶望するばかりです(そんなことはなくても)。 まずは自分自身としっかり向き合いましょう。周りのことを見るのは自分のことをしっかり見れるようになってからにしましょう。
まずはしっかりと自分自身と向き合いましょう。 何に不安があるのか、どうして不安になってしまうのか、ストレスは溜まっていないか、やりたいと思っていることはないか、など自分の気持ちを確かめてみましょう。 仕事をとにかく頑張ることが第一優先なのか、充実させたい趣味はあるのか、煩わしい人間関係はないか、など一つずつ整理していきましょう。色々なことを抱え込んでいると、自分の本心を見失いがちです。仕事もプライベートも忙しくておまけに人間関係もよろしくない、となると全てがうまくいかずに共倒れになってしまいます。 一度周りのことは無しにして、自分自身とだけ向き合ってみましょう。
自信の無さを克服する上で、原因追求や自分の感情を知ることも大事ですが同じくらい大事なのは「自信がない自分を全て受け入れる」ことです。 自信がないからといって、すべてが悪いわけではありません。人間ですので、様々な感情が生まれて当たり前です。誰にだって自信がなくなることはありますし、全て自信過剰で傲慢になってしまうのも、それはそれで仕方ありません。 どうしてこんなに自信がないんだろうと頭を抱えるのではなく、「だって信じきれないんだから」「初めてのことはどうしても不安になっちゃうから仕方ない」と受け入れてしまいましょう。
自分自身と向き合い受け入れることができたら、どんなことでもいいので自分のやりたいことを全て書き出してみましょう。今すぐ叶いそうもないことでもなんでもいいです。漠然としたものでも構いません。目指したい場所やなりたい自分ををしっかりと理解しましょう。 例えば、海外旅行に1週間行きたい!といった大きな目標から、○○のシュークリームが食べたい!といった小さな目標などがあるとします。まずは優先順位を付けてみましょう。 これは自分にとって重要かどうかよりも、叶えやすい順だといいです。そのためこの場合はシュークリームの優先順位を高くします。きっと次の休みにでも叶えられます。そうすると、もう1週間ほどで自分のやりたいことをクリアできてしまいます。 そして海外に行きたいならどうすればいいかと人生計画を立てます。そうしたら何をどれだけ頑張ればいいかが見えてきます。目標に向かっていると、自分にとってどういった判断がいいかを考えるようになります。
仕事のことや他人のことなど、考えすぎて自信がなくなってしまうことがあります。考えれば考えるほど不安ばかり募り、どうすればいいのか分からなくなってしまいます。 そのため、休みの日は仕事のことなどを何も考えない日を作るようにしましょう。いったん忘れてしまい、時間が経って考えてみると「そんな気にすることじゃないか」と思えることもあります。 ぼーっとしているとどうしても考えてしまうのであれば、何か没頭できる趣味をしてみたり、映画を見てみたり、行ったことのない場所へ行ってみたりして、気分をリフレッシュしてみましょう。
ストレスが溜まると、賢明な判断が出来なくなり自信がなくなってしまうことがあります。 またストレスが溜まっていると自分自身にもイライラしてしまい、自分のためを思った決定ができなくなります。 まずは、ストレスを発散して身も心もスッキリしましょう。それだけでも自分に自信が持てたり正しい判断を下せるようになります。ストレスが溜まって自信が持てなくなり、さらにストレスが溜まるという負のループが出来てしまっている可能性もあります。 休みの日くらいは自分のために時間を使いましょう。休みの日まで仕事や他の人のことを考えなければならないのであれば、上述したように環境を変える必要があるでしょう。
自分に自信が持てない原因に、他人との比較や他人からの目を気にしすぎていることが大きく作用してしまいます。そのため、他人のことを気にしないようにすることで自己嫌悪を抑えることができます。 他人と比べたところで、仕事がうまくいくわけけでも楽しいことが起こるわけでもありません。 自分のペースで、自分にできることをしっかりとこなすようにしましょう。 他人のことを気にする時間も、自分のことに没頭できれば自分自身に嫌悪感を抱くことはありません。 自信をなくしすぎないためにも、自分の意識をまず他人から自分に向けるようにしましょう。
外見や言動など、自分自身にコンプレックスがある人はとにかく少しでも克服出来るように努力してみましょう!コンプレックスだな、と悩んで自分自身を嫌いになって落ち込む時間を努力の時間に変えてみましょう。 コンプレックスを克服しようと頑張った時間は必ず自信にも繋がり、心もスッキリします。特に外見は個性を生かしたオシャレなどすることが出来ます。正直顔の作りが可愛いだけで幸せになれるわけではありません。女優や芸人さん、アイドルでもコンプレックスをむしろ強みにしている人もたくさんいます。 コンプレックスな部分って、人から見たらさほど悪い部分ではないこともあります。むしろコンプレックスだといって自己嫌悪になっている方が周りから見たら悪い印象につながることがあります。 まずはコンプレックスだと悩む前に、克服出来るよう努力することから始めてみましょう。
自信が持てない理由に知識や経験が少なすぎる場合があります。 何も手札がないのに、自信を持つことのほうが難しいです。「自信がない」と嘆いている暇があったら、自信がつくように努力しましょう。 直接関係のないことでも、自分の知識や経験として役に立つことってたくさんあります。本を読んだり、人の話を聞いたり、行ったことのないところへ足を運んだりしてみましょう。映画を見たりドキュメンタリーを見るだけでもいいです。今まで自分が知らなかった考えや意見、物事を少しずつ知っていきましょう。
体調不良も自分に自信が持てない理由になります。体調が優れていないとどうしても正しい判断が出来なくなります。体力も落ちるので集中力も切れてしまいます。 ただ具合を良くするだけではなく、寝不足を解消したり食生活も整えましょう。また運動不足も解消しましょう。寝不足・運動不足・不摂生は社会人の大敵です。身体に良いものを取り入れ、階段を登るようにしたり一駅分歩くなど少しでも運動をするようにしましょう。運動をすればぐっすり眠れるようになるので睡眠不足も解消できます。 万が一、運動をしても不眠が続いたり食生活を整えても身体がだるい人は然るべきところで診てもらい、改善方法を知ることから始めましょう。
仕事、人間関係、恋愛・結婚、子育て…人生は自己肯定感で10割決まる。今いちばん注目されている人気カウンセラーの心を強くする超・実践的な技術。
「BEの自信」があれば、うまくいく。自分も周りも幸せになれる水島式「自己肯定感」の高め方。
本書は、フロイト、ユングと並び「心理学の三大巨頭」と称される、アルフレッド・アドラーの思想(アドラー心理学)を、「青年と哲人の対話篇」という物語形式を用いてまとめた一冊です。欧米で絶大な支持を誇るアドラー心理学は、「どうすれば人は幸せに生きることができるか」という哲学的な問いに、きわめてシンプルかつ具体的な“答え”を提示します。この世界のひとつの真理とも言うべき、アドラーの思想を知って、あなたのこれからの人生はどう変わるのか?もしくは、なにも変わらないのか…。さあ、青年と共に「扉」の先へと進みましょう―。
いかがだったでしょうか? 「自信がない人」について解説してきました。 誰にでも、自信が持てないことってありますよね。友人や恋人に恵まれていても仕事だけ自信がない方、逆に仕事には自信があるけど人間関係には自信がない、など自信を持てない分野も人それぞれです。 100%の自信を持たなくても大丈夫ですが、人生が楽しくなくなってしまったり仕事や生活に支障をきたしてしまっている場合は克服できるよう、改善方法を試してみてください。