現代では社会現象とも言えるほど「結婚したくない」と思っている若者が急増しています。その理由には経済的な問題だったり一人の時間が充実していたりなど様々あります。しかしこのまま結婚したくない若者がそのまま結婚をしなくなっていくと少子化などの問題も深刻化してきます。今回は「結婚したくない若者」について詳しく解説します。結婚したくない理由や、したくてもできない理由を紹介します。また、結婚しないメリットとデメリット、その他若者が結婚を考える瞬間も紹介します。
「結婚」とは、「特に、男女間で夫婦関係を生じさせる法律行為」のことです。 法律によって、夫婦であることを定められます。 そのため恋人ならば浮気は違法にはなりませんが、結婚をすると浮気は不倫となり違法行為に当たります。
年々、結婚したくないと考えている若者の割合が増加しています。 また20〜30代で交際相手がいない人の数は半数を超えています。 結婚どころか、恋愛をする気になれない若者が増えているのが現状です。
なんと2019年は出生数が90万人を割る可能性が高いとされています。100万人を下回った2016年からたった3年で年間の出生数が10万人も減少し、日本には超少子高齢社会が到来します。 超高齢社会は10年前に迎え、現在では65歳以上の高齢者が人口の28.4%と約3割となっています。
結婚したくない若者のその理由で一番多いと言われているのが「一人が好き」です。もしくは「一人でいることが楽」というものです。 友達と遊んだりデートするのも楽しいのですが、一人の時間が訪れると至福すぎてたまらないんですよね。 自分の部屋でのんびりテレビ見たり、おいしいもの食べたりしながらネットサーフィンして、買い物も一人なら相手のこととか時間とか気にせず楽しめるし、誰にも邪魔されずに趣味に没頭してる時間は幸せホルモンがドバドバでこのうえ幸福感で満たされます。 この時間が結婚をすることで少しでも減ったり、もしかしたら無くなるかもしれないと思うと恐怖を覚えるレベルです。好きな人と一緒にいることでしか得られない幸せもきっと出るのだろうと頭では理解していても、身体が覚えてしまっているこの「一人がいかに最高であるか」から抜け出せなくなっています。
独身だと、何のしがらみもなく誰かを気にすることもなく、いつまでも自分の思うままでいられるのも魅力です。 結婚をして、子供を産んで幸せそうな人たちを見ると「いいな〜」と思う反面、「子供が体調崩したから遊び行けなくなった」「今日は奥さんと早く帰る約束してるんで」「旦那の勤務が変わって会えるの来月以降になりそう!」「義理のお母さんが嫌がるからさ…」なんて話を聞いていると「まだまだ自由でいたいな」と思ったりします。 結婚をしたくないと思っている若者の多くは、他人によってペースを乱されたりするのも苦手な人が多いです。また職場では上司の指示や会社のルールに従わなければならずストレスが溜まっているので、プライベートだけは自由気ままでいたいと思っています。
やっぱりまだまだ遊んでいたい!というのが若者の本音です。 昨今では遊びの選択肢が随分と増えました。しかも「おひとりさま」文化も出来てきて、一人で何でも出来るしどこにでも行ける時代になっています。 同性で遊びまくるのも楽しいし、異性と遊んでいたいと思っている人もたくさんいます。 付き合うどころか結婚したら奥さんや旦那さんのこと、義実家のことも考えなきゃならず遊び呆けるわけにはいきません。ましてや他の異性と遊ぶことは法的に罰を受けることになります。 そのため「結婚なんかしたら、遊べなくなっちゃう!」と、結婚したくないと思っている若者が多くなっています。
趣味が多い、もしくは没頭する趣味がある若者も「結婚したくない」と思う人が多いです。 とにかく今ある趣味の時間を削りたくないので、「婚活する時間やデートをする時間などありませーん!!」と趣味を優先しています。 趣味は本当に人それぞれです。 部屋でハンドメイドのアクセサリーを黙々作っていたり、ヨガなどのリラックス系からスポーツ・ダンスなど身体を動かす系、カフェや料理など食べ物系から、アイドルやアニメなどの2次元&2.5次元系…などなど、今は一人でも楽しめる趣味がどんどんと増えてきています。 ヨガやスポーツなど本気でやっている人はすでにルーティンが出来ているので、なかなか時間を空けることは出来ません。 また英会話などの言語や心理学などを大人になってから勉学の励む人もいます。仕事に役立てるためにもプライベートの時間でスキルを磨く人もたくさんいます。
今はまだ結婚とか考えずに仕事に専念したいと考えている若者も多いです。 まだまだ目標達成できていなかったり、昇進・昇給のために全力を注ぎたかったり、やりたいことのために資格習得をして次のステップに行きたかったりと専念したい理由は人それぞれです。 仕事で成功するために上司と頻繁に飲みに行ったり接待をしている人も多いです。そのためまだ結婚したこところで家庭を蔑ろにしてしまう可能性があると考えています。 また、結婚をするとなると夫婦関係のことや子供のことも考えなければいけなくなり、キャパオーバーになってしまうと考えている人も多いです。 結婚はそのうちしようと思えば相手を選ばない限りどのタイミングでも出来ますが、仕事はその時にしか出来ないことがたくさんあります。また積み上げてきたキャリアがあればあるほど、一度のミスで全てがパーになる可能性もあるので安定するまでは仕事に専念したいと考えているようです。
結婚は、責任がついてきます。 昨今では共働きが主流になり男性だけが働いて養う時代ではなくなってきていますが、特に男性は奥さんや子供を養わなければならないと考えてしまいます。 また女性であれば、子供をしっかり育てなきゃいけない、旦那をサポートしなければならないと精神面での責任を持たなければいけません。 経済的にも精神的にも所帯を持つ責任をまだまだ負えないなと感じ「結婚はまだしたくない」と思っている若者が多いようです。
実家暮らしをしている人も、なかなか結婚する気になれなかったりします。 遅くまで仕事をして帰って来たら、お風呂は沸いているし母親の美味しい夕ご飯が待っています。 家にお金をちゃんと入れていれば罪悪感もないし、かといって食費や生活費の金銭管理をする必要もありません。 例えば嫌なことがあっても話を聞いてくれる親もいるし、兄弟姉妹が結婚をして子供を産めば甥っ子や姪っ子にもすぐに会えてしまう…ましてや犬や猫などと一緒に暮らしていたら毎日癒やしてくれます。 これ以上求めるものはない、という感じになっている人がめちゃくちゃ多いです。
モテモテ街道まっしぐらの若者は、なかなか結婚に踏み切れないようです。 結婚をしてしまえば異性からチヤホヤされることも減りますし、いろんな異性と遊ぶことも出来なくなってしまいます。 とにかくモテなくなるのが嫌、そして異性と遊べなくなるなんてつまらない!と思っている人は多くいます。 さらに、恋人が途切れないほどモテてしまうと「もっといい人と出会えるかも…」なんて思ってしまい「今の人とは結婚したくない!」と考える人もいます。もはや結婚したいと思える理想の人が現れるまでは、こうしていい感じの人となんとなく楽しめればいいやーと恋愛を楽しんでいます。
結婚するしない以前に、そもそも恋愛すらしていないという若者も増えています。 未婚どころか、交際をしたことがないという人も増えてきて、恋愛すらしない傾向にあります。 恋愛をしていなくても楽しめることが世の中にはたくさんありますし、友達と遊んだりスマホ1台で様々な人とコミュニケーションも取れるので寂しい気持ちになることが少なくなっています。 また平均収入が減少しているのに対して物価が上昇している背景からも、交際費やデートに使うお金がないという人もいます。
それから今までの恋愛において異性を信じられなくなってしまった人や過去に酷いことをされたトラウマを抱えている人も「結婚したくない」と思っています。 例えば結婚を考えていた異性に裏切られた経験があるとか、付き合っていた人が実は既婚者だったとか、もうこんなことは懲り懲りだと感じている人もいます。または暴力を振るわれたとか、プライバシーの侵害をされたとか…これによって人間不信になってしまう人もいます。 私の知り合いには10年近く付き合っていた彼氏が、自分と付き合っている間に浮気した挙げ句に浮気相手とデキちゃった結婚をしていたってことがありました。こんなこと考えられますか。18歳からの10年間をその人に捧げて、この結末はもう誰かと付き合う気にすらならないですよね。 こういった恋愛や異性相手に不信になるような出来事があった人も「結婚したくない」と思っています。
それから、周りの結婚の話を聞いていて結婚したくないなと思う人も多いです。 旦那や奥さんの愚痴に義実家の愚痴、子供関連の大変さを聞いていたり、そして家族が理由でドタキャンなどをされた経験があると「絶対結婚したくな〜〜〜〜い!」と思う人も多いようです。 「結婚出来たら幸せだなんて誰が言ったの?周りにいる人結婚前の方が楽しそうだったよ!」と思わざるを得ないような状況がいくつもあったりします。 もちろん幸せって人それぞれ違うので、いくら愚痴がこぼれて大変でも結婚していること自体に幸せを感じる人もいます。 しかし「結婚したくない若者」の多くは、そもそも「結婚」というステータスに魅力を感じていないし「結婚生活」が楽しくなさそうすぎて自分はしなくていいやと思っています。 旦那や奥さん、子供、義実家を優先して自分は我慢しなければならないことがあるのかと思うと、まだまだ遊べるうちは結婚したくないなと思ってしまうのが本音です。
そもそも出会いがないと嘆いている若者が多くいます。 昔って社内結婚も多かったですし、お見合い結婚も多くありました。 職場のおばちゃんや近所のおばちゃんが「この子どうだい?」なんて言って出会う場を設けてくれていたんですよね。 女性も25歳までには結婚して子供を生みたいし、そもそも「恋愛結婚」という概念も今ほど強くありませんでした。知り合いの人の紹介なら安心だし、経済的に安定している人ならと結婚する人が多かったです。 しかし今はそんなお節介おばちゃんもいないですし、職場で男性が女性声をかけたら「セクハラ」だなんて言われる時代です。 そして「恋愛結婚」が当たり前の時代になったので、お互いがトキめくような相手ではないと「出会い」と言わなくなってきました。 トキめく相手を求めるにはお金をかけて出会い系アプリや婚活サイトに登録したり、結婚相談所に出向かなくてはなりません。
現代の日本ではサラリーマンの平均給与は下がり続けています。 20年前と比べると年収は50万円以上も下がっているんです。 しかし、物価は上昇し続けています。 それによって一人で生活をするのがやっとな若者がとても多いです。 また昨今では趣味にお金を使う人達も増えており、その趣味の選択肢もどんどん広がっています。 さらに子供を成人まで育てるのにかかるお金は約2000万円と言われています。 こういった背景からも結婚するにはもっと年収が上がり安定しなくてはならないと考え、結婚をしたくてもできなくなっています。
先程も言った通り、現代では「恋愛結婚」が主流になってきました。 そのため、結婚をするにはまず「恋愛」をしなければなりません。 実は「結婚」よりも「恋愛」する方が大変なんですよね。 正直、安定した収入と優しさがあれば結婚できちゃうんですよね。将来のことを考えたらトキメキとか外見とかそんなものは二の次になってきます。だから「収入」のハードルが高いだけで、それ以外って実はそんなにハードル高くないんですよ。 しかし「恋愛」ってなると、そんな客観的に判断できなくなります。 恋愛って主観的なものなので、自分が「大好き」だと思える相手じゃないとしたくありません。 夜の営みだって昔は結婚してからするのが当たり前でしたが、今は恋愛中にする方が多く結婚後はしなくなったという夫婦も多いですよね。 そういったこともあって、そもそも「恋愛」というハードルを越えられない人が多くなっています。 恋愛がうまく出来ないから結婚に辿り着かないわけです。コミュニケーションツールも増え、直接人と話すことが減ってきているので、デートをするのも一苦労。会って話すだけで緊張しちゃっていつまでもリラックス出来ずに交際があっという間に終わってしまいます。
特に女性に当てはまるのですが、現代は昔に比べて女性の社会進出が進んでいます。 仕事を第一優先にしている女性も増えてきており、仕事の成功こそが人生の喜びであると感じている人が多くなってきています。 しかし結婚をして妊娠・出産をするとなると、仕事を休まなければいけなくなります。そのため結婚や出産で今までのキャリアがパーになってしまうこともあり「今はまだ仕事を休めないから…」と結婚を諦めている人も増えてきています。 よく女性芸能人なんかも「プロポーズされたけど、仕事をまだ頑張りたかったから」と付き合っている人からのプロポーズを断った話をしていますよね。 結婚をするとどうしても男性の仕事を優先するようになる夫婦が多く、家事をするために時短勤務になる人もいます。また、男性よりも女性の方が給料が高かったり仕事が充実していると男性のプライドに傷が付き夫婦関係がギスギスしてしまうことも。 結婚はそのうちしようと思えば相手を選ばない限りどのタイミングでも出来ますが、仕事はその時にしか出来ないことがたくさんあります。また積み上げてきたキャリアがあればあるほど、退くことが出来なくなってきます
そして理想が高すぎる人もなかなか結婚できません。 どんなにいい人と出会っても、自分の描く理想が高すぎるが故にそれに少しでも見合わないと結婚しようと思えません。 理想にぴったりの相手を探し求め続けるためになかなか結婚できなくなっています。 妥協しろというわけではなく、そんなに高い理想を掲げたところでそんな人いないですし、万が一いたとしてもあなたを選ぶことはまずないでしょう。むしろそんないい人がいたらとっくに誰かのものになっています。 またドラマチックな恋愛からの結婚を求めているような理想が高すぎる可能性も高いです。 結婚したいと言いながら、紹介もアプリの婚活サイトも嫌だ!生活していながら出会って恋愛して結婚したい!という出会い方の理想が高すぎる人も結婚がなかなか出来ません。
例えば同性や既婚者など、法律的に結婚をすることが出来ない相手と恋愛している可能性が高いです。 むしろ恋愛していることすら公表出来ない人もいるのではないでしょうか。 叶うものなら結婚をしたいけれど、法律的に結婚ができません。 まぁ不倫に関しては法律的に罰されることがあるので、結婚云々以前の話ですが…。 このように様々な事情があって、結婚出来ない人も多くいます。 ちなみにG7のうち同性結婚もシビル・ユニオンも法制化されていないのは、なんと日本だけです。日本は本当に遅れているなぁと感じますよね。
趣味に全熱量をかけている人もなかなか結婚できません。 だって全熱量を趣味にかけているんですもん。恋愛・結婚にかける熱量はゼロなわけですよ。 結婚したくないわけじゃないし、結婚出来たらいいなとも思うけど、結婚したら出来なくなるから今は○○くんに全力を注がせてください!!と言って早何年…という人達はどんどん結婚が遠のいていきます。 嵐にしろ3代目にしろ刀剣乱舞にしろ、AKBにしろハロプロにしろラブライブにしろ…とにかく人々を虜にする天才なわけですよ。だから一度ハマったらなかなか抜け出せません。 しかし傍から見る人からしたら自分よりも好きな異性(出会っていいない人間にしろ、アニメにしろ)がいるのはやっぱり受け入れがたい現実です。しかも自分に対してより熱量高くない?と悲しくなることもあります。 単純に理解できなくて「無理」と思う人がいるのも事実ですし、趣味にのめり込みすぎて現実の人間に目が向かなくなっていたり満足できなくなっている人がいるのも事実です。 アイドルやアニメ以外でもそうです。 趣味に没頭しすぎるが故に、恋人がいたとしたら「私/俺 よりもそんなに大事ならもういいよ」となかなか構ってくれない恋人に冷めていってしまいます。
自分に自信がなく、自己評価が低すぎる人もなかなか結婚できません。 「どうせ相手にされない」「自分を選ぶ人なんていない」と、誰も否定していないのに自ら自分を否定してしまうタイプです。チャンスを自分から潰してしまいます。 結婚したい気持ちはあるけど、出会い系アプリや婚活サイトで会う勇気がなかったりします。相手は自分が現れたら嫌なんじゃないか、拒否られたらどうしよう…などとネガティブ思考が炸裂してしまいます。 正直、会ってみて断られたことがある人も実際にいますし、傷付いた経験がある人もいます。 しかし行動してみなければ変わらないし、自信がないのであれば自信が持てるように努力するしかありません。
人って思っている以上に外見を気にします。特に恋愛するとなると余計にです。 そのため相手に「デブス」と判断されてしまった場合、こちら側に結婚したい意思があってもなかなか結婚ができません。残酷な話ですが「デブス」ってやっぱり結婚できないんですよ…痛感しております。 しかし、このデブスって太っていて顔の作りが悪い人全員ではないんですよ。 あの有名な結婚詐欺師Kさんも、正直太っていたし決して顔が綺麗なわけではなく「デブス」に当てはまるタイプでしたよね。でも何度も結婚詐欺を出来たのは相手から好意を持たれていたからです。 要するに、外見だけが理由ではないということです。 「デブス」の詳細については下記の記事にまとめてあるのでよければ参考にしてみてください。 (筆者はこのデブスという記事を書きながら悲しくなりスポーツジムに登録しました…)
結婚したくない理由にもありましたが、やっぱり独身の魅力は「自由な生活」ですよね。 社会人にもなれば、全てが自己責任になります。そのため自分で何でも決めて行うことが出来てしまいます。 結婚をすると家族のために時間や労力を費やさなくてはなりません。 それを喜びとする人ももちろんいますが、自由主義の人はそれが苦痛で仕方ありません。 休みの日は一人で自由に行きたいところに行き、食べたい物を食べて、友達と遊んだり旅行をしたり出来ます。その楽しさを何年も感じてしまうと、結婚しないでいる良さを身にしみてしまいます。 ましてや20代後半や30代になってくるとある程度のことを経験しているので、不安なことや恐れることがどんどん減ってきます。夜中に一人でいることも、知らない街へ行くことも、一人でレストランに入ることも余裕のよっちゃんになってしまうので、余計に自由であると感じられることが増えてきます。
結婚はいくつになってからでも出来ますが、20代30代は1度しか来ません。 やっぱり年を重ねていくと体力は落ちていきます。体力的にも気持ち的な面でも若い方が元気出しその時にしか出来ないことってたくさんあります。 そのため、「いずれ結婚はしたいけど今は結婚したくない!」という若者が多くなってきています。 今は人生100年時代なので、例えば40歳で結婚してもまだ人生の折り返し地点にも来ていないんですよね。 そう考えると、30歳で結婚したら残りの70年をずっと一人の人と一緒にいなきゃいけないわけです。 50歳で結婚しても50年一緒にいれるわけですから、若い間は独身で自分のやりたいように人生を謳歌したいと考えているようです。 ただ、これは女性に限った話になりますが高齢出産のリスクがあるのも事実です。 高齢出産とは「35歳以上の初産婦」のことを指し、流産が増えたり赤ちゃんの発育や母体にも影響があることがあります。 若いうちに色んなことを楽しみつつも、将来のことも考えられるとよりいいですよね。
自由であるうえに、お金も時間もすべて自分のために使えるところもメリットのひとつです。 仕事を第一優先にできるから稼ぐことも出来る→そのお金をすべて自分のために使うことが出来る→そして使い方もすべて自分の自由…「おいおいおい、こんな幸せな世界ありますか」と問いたくなるくらい幸せな環境ですね。(個人的に) やっぱり結婚をしないことにメリットを感じている人の大半がここをメリットだと考えていると思います。 行きたい時に旅行しまくろうと、高級バッグを買いまくろうと、エステに通いまくろうと、毎日デリバリーを頼もうとも、毎晩夜ふかしして映画を観ようとも、誰にも何も言われずに楽しむことが出来ます。 例え仕事が第一優先でもなければやりがいも感じず、むしろストレスばかり溜まるような環境でも仕事以外の時間を自分のためだけに使えればストレス発散にもなるわけです。
また、仕事にやりがいを感じていたり人生をかけている人は、何よりも仕事を第一優先にできるところも独身であることのメリットであると考えています。 子育てや家族サービスをする必要もありません。自分の時間と労力を全て仕事に充てることが出来ます。 仕事を優先したい人の職種は様々です。小さい頃からの夢だった職業に就いている人もいれば、特に希望の職種だったわけではないけどやりがいを感じている人もいます。 クリエイティブな仕事や事務的な仕事、体力勝負な仕事など、何にやりがいを感じるかは人それぞれですが、仕事を第一優先にしたい男性は結婚していないからこそ出来るところもあると思っているようです。 結婚をしていながらも仕事を第一優先にしている人もいますが、やっぱり独身者の方がより仕事に全精力を注ぐことが出来ます。
結婚をしないことで、恋愛やデートを自由に楽しむことが出来ます。 恋人など特定の人を作らずに、色んな人とデートをしたり飲み会や合コンに参加したりなど異性との関わりをラフに楽しめるというメリットがあります。 やっぱり結婚してしまうと、夫婦以外の恋愛は不倫になってしまいます。 やましいことがなかったとしても、既婚者が異性と遊んでいるのは結婚相手も嫌ですし周りの人からも白い目で見られてしまいます。 独身でいれば、自分の好きなように恋愛を楽しんだり異性との交流を盛んに行えるのは大きなメリットとなります。
便利な世の中のですので、家事なんかろくにしなくても生きていけちゃうんですよね。 しかし家族がいるとなるとご飯を作らなければならない日もあるし、お風呂掃除やトイレ掃除も自分以外も使うのにやらなくてはならなかったりします。 家事を完璧にこなしてくれる女性を求めれば「理想が高すぎる」なんて言われてしまったり。 仕事でクタクタで帰ってきて家事までやるなんてしんどすぎます。でも一人だったらご飯は買えばいいし、掃除は休みの日にやれば良くなります。一人暮らしだとそんなに部屋が汚れることもありません。 家事を頑張らなくていいのは独身の特権でもあります。
未婚の大きなデメリットの一つが、「孤独」を感じることです。 ふとした時に孤独だな〜と思うことってありますよね。 特に、クリスマスとか年末年始とか、SNSには結婚や出産をした友人たちが家族で楽しそうに過ごす写真を大量にアップします。その時に自分自身は部屋で一人年末番組を見ている…遅くまで仕事をしている…なんてことがあると「自分ってば孤独だな」と感じるそうです。 自由と孤独は時に紙一重で背中合わせ。一人でいるのは気楽で自由な反面、ふと孤独を感じることがあるようです。
それから結婚をしないでいることのデメリットの中でも大きいのが「老後の心配」があります。 親や親族がいたとしても、いずれは一人になってしまいます。 しかもその時は自分もかなり良い年です。今のようにバリバリ働けない可能性もありますし、楽しむ趣味もなくなっている可能性もあります。 経済面で大変になることもありますし、楽しみがなくなって孤独を感じることもあります。 例えば一人になってから事故に遭ったりや病気になっても助けてくれる人はいません。 入院手続きや保険の手続きなどすべて一人でやることになります。入院中の世話をしてくれる人もおらず、精神的に参ってしまう人もいます。
これは気にしなければいいのですが、やっぱりどこかで「独身」に対する世間の冷ややかな目や偏見ってなくなりません。 自分で好きなように生きるために独身でいるだけなのに「きっとワケありなんだ」「仕事出来るのに独身って相当生活能力低いんじゃない」「もしかしてバツイチなのかもよ」なんて言われちゃったりします。勝手な想像で有る事無い事言われ、気分が悪くなることも。 職場の人や、実家暮らしなら近所の人から言われたりと、生活するうえでストレスになることもあります。
「孫の顔が見たい!」「花嫁姿が見たい!」という親(祖父母や親戚含む)からの謎の期待に応えてあげられないことを苦しく思う人もいます。 しかも、孫を生むなら早めにしてね!と親も体力があるうちに孫のお世話をしてあげたいと思っています。 結婚や出産は親孝行のひとつとも言われています。 現在の親世代はまだまだ「結婚・出産=幸せ」と思っている人がとても多いです。そのため結婚や出産のプレッシャーはめちゃくちゃあります。 結婚や出産をしないことで悲しむ親の顔を見るのはデメリットの一つと言えそうです。
独身であると、会社が転勤や異動を誰かにさせるとなった時に候補に上がってしまいます。 ましてや若いとなると役職にはまだ就いていないし、これといって任された大きな仕事もありません。 やっぱり家庭を持っている人は簡単に引っ越しできません。旦那さんや奥さんの仕事、子供の学校のことを考えても家庭を持っている人は転勤をさせられる可能性は低いです。 となるとやっぱり独身の人は自分だけの問題になるので、転勤や異動を命じられることが多くなります。独身が故に、会社に捧げている時間も労力も多いのにもっと大変なことをさせられてしまう点がデメリットです。
仕事のことで言うと転勤や異動はなくとも、任せられる仕事量はめちゃくちゃ多いです。かといってその分全てが給料になるかというとそうでもない… 残業しても平気だと思われしまうし、休日出勤なんかも頼まれてしまいます。 ましてや若いんだから体力あるでしょ、なんて謎に力仕事を押し付けられたり… そしてこんなに仕事を頼んでおいて「結婚しないのか?」なんて余計なお世話を言ってきたりと、踏んだり蹴ったり。それでも昇進や昇給があったり、休みたい時に有給休暇を使えたり、何より仕事の充実感を得られることがあるのでメリットな部分もあるんですけどね。 私は前、介護施設で働いていたのですがインフルエンザが流行した時にインフルエンザにかかっている利用者さん対応を任されました。 やっぱり子供のいるスタッフは、菌を持ち帰って子供に感染させてしまうといけないとのことで独身勢が駆り出されました。しかし残念なことに、感染しないんですよね私ってば。どんどんスタッフがインフルエンザにかかり人手不足になる中最後まで出勤していました。ちなみに予防接種をしたことはありません。(だから何) もちろん特別手当がつくわけでもボーナスに響くわけでもなく、ただただ大変だっただけでした。達成感もありましたし、利用者さんからは頼られるようになって嬉しかったですけどね!
昨今では非婚による出生率の低下が考えられています。 また晩婚による晩産化も進んでおり、現代の出生率がどんどん低下しています。 20代後半の男性の未婚率は1950年から2010年の間に約35%から70%超まで上がっています。まさに、倍の確率で未婚率が増えいてるんです。女性も約15%から60%まで上がり、こちらはなんと4倍となっています。 女性が社会進出をしたことも結婚をしなくなった理由の一つと言われており、結婚や出産をしたいと考えている若者が減っています。 このままいくと日本の人口はどんどん減っていってしまいます。
GDP=一人あたりのGDPx人口 であり、人口の多さは国力と直結します。 少子化により内需が落ち込むと、日本のGDPはみるみると小さくなっていくでしょう。 それとともに起こるのが、人材・資産の海外流失です。市場が縮小し、円安になり、治安も悪化する恐れがあります。 そうなった場合は、海外移住する人が増加することも簡単に想像がつきます。
結婚適齢期と言われているのが、おおよそ20〜34歳です。 30歳がなんとなく節目であると感じている人が多く、30代を目前に少し結婚に対して焦りを感じる人が多いようです。 もちろん、歳を重ねれば重ねるほど同世代の独身者は減っていきます。また特に男性は本能的に若い女性を好む傾向もあるため、選ばれる側の女性も選ぶ側の男性も結婚をするなら早いほうがいいと思い始めます。 子供を生むことを考えても、「体力的にも早い方がいいな」とか「親が元気なうちがいいな」と思ったりもしますし、高齢出産のリスクも考えなくてはなりません。
結婚願望はそんなにないものの、自分の子供をが欲しいと思った時に結婚を意識する人もいます。 子供を生むためには一般的に結婚をするのが先とされています。 特にシングルマザーになるには経済的な面が不安になるため、結婚をした方が安心です。 産休や育休をするためにも、働いていくれる旦那さんがいた方がいいと考えます。 また男性は自分で生むことは出来ませんし、子供がほしいとなると結婚を考えるのが自然な流れとなっています。
若い女性が結婚をしたくなる理由として多いのが、通勤や仕事をするのが嫌になってきた時に「結婚したいな」と思うようです。 毎日残業するのが当たり前だったり、職場の人間関係が悪かったり、毎朝満員電車に乗らなければいけなかったりと、仕事が嫌になる理由はたくさんあります。最初は充実してたけど段々達成感が得られなくなったり、上司に気に入られなくて昇進出来なかったりと気持ちが離れていってしまうことまります。 そうなってくると「誰か養ってくれる人がいないかな」とか「もうパートタイムで働きたいな」とかせめて正社員だけでも辞めたい!と思ってくると、結婚をしたくなってきます。
自分の兄弟や姉妹が先に結婚をした時に「先越された!」と結婚を意識するようになることがあります。 身近な兄弟姉妹が結婚をすると焦りも出てくるようです。 私の友人は妹2人が先に結婚と出産をしてから、突然「結婚したいのに相手がいない」と焦っていました。 結局好きだった人を諦めて、アプローチしてくれた人とそのままゴールイン。とても幸せそうなので良かったですが、やっぱり兄弟姉妹(特に妹)に先を越されると「私も結婚のこと考えないと!」と焦りが出てくる人も多いようです。
兄弟姉妹だけでなく、仲の良い友人や職場の同僚など、周りにいる同世代の友人が結婚をし始めると「私もそろそろかな」と結婚をしようと思い始める人もいます。 どうしても世間体が気になったり、自分だけ置いてけぼりになるのは嫌だったりするので、周りの環境というのはとても大きく影響してきます。 逆に結婚願望があっても、周りが全然結婚をしていないと婚期が遅れることもあります。 また、周りが結婚をすると結婚式に呼ばれますよね。 そこで友人が相手の方と幸せそうな顔をしているのを見ると「羨ましいな」と不意に結婚したくなったりします。
ずっと一緒だと思っていた矢先に、まさかの両親が離婚をしてしまった時に喪失感を覚える人もいるようです。 さらにどちらも他の相手と再婚をして新しい家族を作った場合、自分一人だけ取り残されたような気持ちになり「私も新しい家族欲しいな」と思うようになります。 また、両親との死別も大きな転換期になるという人も。 死別したタイミングでこのまま一人で生きていくことに不安になり、生涯を共に出来るパートナーがほしいと婚活をするようになることもあります。
不意に一人でいる時にどうしようもない寂しさに襲われる人がたくさんいます。 仕事から帰ってきて真っ暗な部屋の電気をつけたら、部屋の中はとっ散らかってるし温かくて美味しい手料理もなければお風呂も沸いてない。「さみし…」と思わずつぶやいてしまう人もいるくらいです。 独身の人って突然「一人ぼっちだな…」「このままずっと一人で生きてくのかな…」と考えることがあります。それは本当に不意で、別に悲しいことがあったわけでもなければ誰かの結婚式に行ったわけでもありません。それなのに、独身の人はどうしようもない虚無感に襲われることがあります。 もちろんキッカケがあるパターンもあります。街ゆくカップルが幸せそうだったり、おじいちゃんおばあちゃんが手を繋いで歩いているのを見て「いいなあ」と思ったり…一人が気楽で最高なところもありますが、人肌恋しい時に「結婚したいな」と思う人もいます。
そ り ゃ 結 婚 す る わ !
新語・流行語大賞にノミネートされた「草食系(男子)」や「おひとりさま(マーケット)」を世に広め、若者たちの変容や人生観に詳しく、 TVや雑誌でもおなじみのマーケティングライター・牛窪恵が、識者や若者への徹底取材ならびに本書のための徹底した定量調査も行い、 その実態と傾向から非恋愛時代の新しい結婚のカタチを探る……!
この本を読み終わったころには、今すぐ結婚しようと思えてしまう本です。
人は幸せになるために生きているのに、なぜ「幸福な人間」は少ないのか?アドラー心理学の新しい古典『嫌われる勇気』の続編である本書のテーマは、ほんとうの「自立」とほんとうの「愛」。そして、どうすれば人は幸せになれるか。あなたの生き方を変える劇薬の哲学問答が、ふたたび幕を開ける!!
いかがだったでしょうか? 社会問題として取り上げられることもある、未婚化・晩婚化・少子化… しかし、テクノロジーの浸透によって生き方が多様化しているのも事実です。 それによって趣味やコミュニケーションもテクノロジーで消化できるようになり、一人ひとりが自分に合った自由を手に入れることが出来ます。 本当に人々のライフスタイルは千差万別です。 幸せというものは人それぞれです。周りや世間体を気にして無理に結婚したところで幸せになれるとは限りません。窮屈でしんどくて結局離婚をしてしまうのであれば、自分らしく人生を謳歌する方がいいです。 自分の本心としっかり向き合って、自由に生きていきましょう!