仕事で失敗したり失恋したりすると「自分なんて」と自信喪失してしまいますよね。一度失うとなかなか立ち直れなかったりします。本記事ではそんな自信喪失の原因、自喪失から立ち直る方法、自信喪失しない自分になる方法についてご紹介していきます。
自信喪失とは、あることがきっかけで自信を失ってしまうことです。 日本人には自分をへりくだることで相手を持ち上げる謙虚な人も多いですが、自信喪失はその謙虚さを通り越して、自分を下げる必要のない時も「自分はなんて駄目なやつだ」と自分を貶めている状態です。 自信を失うきっかけは、恋愛や勉強、仕事など人によって様々です。育った家庭環境が関係する場合もあります。 では、具体的にどんなことが原因となって自信を喪失してしまうのか。 本記事ではそんな自信喪失の原因、自信喪失から立ち直る方法、自信喪失しない自分になる方法についてご紹介していきます。 自分に自信が持てない、そんな人は是非参考にしてみて下さい。
ネガティブなことばかり考えていると自信を失いやすいです。 「こんなこと私にできるわけない」と自分を過小評価したり、「こんなことになったのは私がダメなやつだからだ」となんでも自分のせいだと責めてしまい、自信をどんどん失ってしまいます。 またネガティブに考える癖が付いてしまうと、恐怖心から新しいことへチャレンジすることもできなくなり、自分の可能性も狭めてしまいます。
自分以外の人間から「あなたはダメな人間だ」と刷り込まれることで、自信を失ってしまうことも多いです。 例えば親の教育が厳しく「どうしてこんなこともできないの?」「ほんとうにあなたって、ダメな子だね」「馬鹿なんじゃないの?」など、自分を否定されるような言い方を両親にされていると「自分はダメな人間なんだ」と思い込んでしまいます。 他にも上司や先輩から酷く叱責されたり、周囲の人から「ブサイク」「頭が悪い」などの悪口を言われたり、短所を執拗に責められることで、自信喪失に繋がってしまいます。
失敗した経験が自信を喪失させる原因となってしまいます。 仕事で失敗し「この仕事向いていないのかも」「私って本当に駄目なやつだな」と、失敗した経験から自信を失ってしまうことってありますよね。 失敗することで苦手意識が生まれてしまい、「私にはできないんだ」と自信を失ってしまうのです。 しかし、失敗を失敗のままにしておくか、成功へのヒントに変えるかは自分次第です。 失敗したからといってネガティブにならずに、次に活かせるように切り替えることが大切です。 失敗も成功に変えることができれば自信も付きますよね。
努力してもなかなか結果に結びつかないことが原因で自信を喪失してしまいます。 どんなに練習しても納得のいくプレイができない、一生懸命勉強しているのに成績が上がらなかったり、運動も食事も気を付けているのになかなか体重が減らなかったりと、努力しているのになかなか結果に結びつかないと自信がなくなりますよね。 結果が出ないことに嫌気が差し、「もういいや…」と挫折してしまうこともあります。
何でも完璧でないと気がすまない完璧主義であることが自信喪失の原因の一つでしょう。 「こうあるべき」という理想像が自分の中にあることは素晴らしいことなのですが、現実の自分より遥かに高い理想像を掲げても「自分はこんなこともできないなんてダメなやつだ」と自責の念にかられるばかりなのです。 自分の求めている基準が高いからこそ、現実の自分とのギャップが許せず「自分なんて」と自信を失くしてしまうのです。
コンプレックスを抱えていると自信をなくしてしまうことが多いです。 容姿に関するコンプレックスや、受験に失敗したなど学歴コンプレックスなど原因となるコンプレックスは様々考えられます。 コンプレックスを持っていると、それだけで何をするにも自信がなくなってしまいます。 自分のコンプレックスを周りと比べて落ち込んだり、コンプレックスに思っていることを他人からからかわれることで「どうせ自分は...」と自信を失ってしまうのです。
他人と比較してばかりいると自信喪失の原因となる場合があります。 「隣の芝生は青い」ということわざもあるとおり、自分と比べて他人のものや生活はよく見え、羨ましくなるものです。 特にこれと言った結果を出せない自分と、バンバン結果を出す同期…比べて落ち込んだりもしますよね。 自分に欠けているもの持った人と自分を比べることで劣等感が増し、「なんで自分はこんな風になれないんだ」と自信を失ってしまうのです。
緊張してしまって周囲と上手くコミュニケーションが取れないことが自信喪失に繋がる場合もあります。 たくさんの人の前や、憧れの人の前だと緊張してしまうという人もいると思います。 緊張すると普段どおりに会話がスムーズにできなくなったり、思考が回らなくなり失敗してしまう可能性も高くなります。 そういった緊張しやすい性格が情けなくなってしまい、自信を失ってしまうのです。
失恋も自信喪失の大きな原因となるでしょう。 好きな人に告白したけどOKをもらえなかった、恋人にフラれたなど、好意を寄せている相手から拒絶されるってそれだけで結構傷付きますよね。 失恋したことで「自分に魅力がないからだ」「自分がもっとこうしていれば」と自分を責めて、自信を失くしてしまいます。 また恋人いない歴が長くなることで「もう自分は恋愛に向いていないのかも」と恋愛自体にネガティブになってしまうこともあります。
物心がついてから、友人や恋人など親しい人からの裏切り行為によって自信をなくしてしまう人もいます。 自分が信用していた人に裏切られるととってもショックですし、自分は相手のことを裏切れないくらいに大切に思っていたのに自分はその程度の人間なんだ...という気持ちになってしまいますよね。 こういった経験はトラウマになります。 信じていた相手、大好きだった相手であればあるほど心に大きな傷を負い、自分に自信をなくしてしまうものです。
自信喪失をネガティブに捉える必要はありません。 誰でも自信がなくなることはあります。 しかし、そこで「自分はなんて駄目なやつなんだ」とネガティブに考えてしまっては気分はどんどん落ちていく一方です。 ミスをして自信を失いそうになっても、「よし!次こそは!」「これで次は失敗しないだろう」とネガティブに捉えるのではなく、失敗もポジティブに捉えるようにしましょう。
ひたすら何もしないというのも実は自信喪失から立ち直る方法だったりします。 自信がなくなった時に「もう全部投げ出したい」「何もしたくない」と思うことはありませんか? そんな時は本能に従って「何もしない」ことを実行しましょう。 自信がない、辛い時に無理して頑張ろうとすると、かえって自分を追い詰めてしまったり、空回りした時にさらに自信を失う羽目に… 落ち込んだ時こそ何もせずにゆっくり休むことで、英気を養いましょう。
生活習慣の乱れは体調不良に繋がります。 例えば睡眠不足は身体を十分に休めることができず、ストレスや疲れを解消できません。 また運動不足によって血行が悪くなり、老廃物が溜まることで肩こりや自律神経の乱れといった体調不良を引き起こします。 そんな体調不良から精神的にも肉体的にも疲弊し、何に対してもネガティブに考えてしまい、自信喪失の原因になってしまいます。 しかしこれらは生活リズムを整えることができれば解消できる問題です。 生活習慣を見直し、体調管理をしっかりすれば自然と疲れもとれます。 自信を付けることは難しくても、失うことは少なくなるでしょう。
自信を失くした時は全てを忘れて気分転換をするのも一つの手です。 暗い気持ちになるとついつい塞ぎ込みがちになってしまいますが、そんな時こそ出掛けてショッピングを楽しんだり、美味しい物を食べに行ったりしてみましょう。自然に触れ合うのもおすすめです。 一旦全てを忘れて思いっきり楽しんで、改めて考えてみると「大したことなかったな」「また頑張ろう」と思えたりするものです。
自信を失うと、「いったい自分は何を目指しているのか」目標がわからなくなってしまうこともあります。 そんな時は一度冷静に自分と向き合い、自分は何を目指しているのか、どうしたいのか、目標を再確認しましょう。 目標を再確認することでその目標を達成するために何が必要なのか考えることができ、今は辛くても目標達成のために必要だと思えるならば踏ん張ることができます。 その目標を達成できれば、自信をつけることもできます。
たとえなかなか結果に結びつかなかったとしても、投げ出してしまってはそれまでの努力が水の泡です。 結果が出ず自信を失い、途中で投げ出したくなっても、辛抱強く努力を重ねることが大切です。 途中で投げ出してしまえばそれで全て終了です。それどころか成功体験がないままだと、いつまでも立ち直ることができません。 しかし、努力を続けることで少しずつでも結果が出始めれば、自信喪失から抜け出せるでしょう。
何かに失敗して自分に自信が持てなくなってしまった時は、自分の中に溜め込まずに心から信頼できる人に相談しましょう。 家族でも友人、同僚、先輩でもかまいません。 不思議なことに人に話を聞いてもらうだけでも肩の力が抜けスッキリするものです。 自分だけで解決しようとするとどうしても視野が狭くなってしまいがちに。 また新たに第三者の意見を聞くことで「そういう考え方もあるのか」と視野が広がり、選択肢が増えポジティブに考えられるようになることもあります。
まずは自分を褒めてあげましょう。 「早起きをした」「〇〇が出来た」「〇〇を覚えた」など、どんな些細なことでもかまいません。 最初は難しく感じるかもしれませんが、1日1回は褒めるようにしましょう。 頭の中には様々な思考があり、考えるだけでは他の思考に押し流されてしまうため、出来れば声に出したり、日記やメモを付けるのがおすすめです。 毎日積み重ねることでポジティブな考え方を身に付けましょう。
他人と自分を比較するのはやめましょう。 人と比べることで劣等感が増し、どんどん自信を失ってしまいます。 容姿や学力、収入など比較対象は沢山あります。 全く人と比べずに生きていくなんて無理かもしれませんが、人は人、自分は自分です。 育った環境も違えば得意不得意なものも違います。人と比べて落ち込むことはありません。 それでもついつい比べてしまうのであれば、その人を目標にしてしまいましょう。 「この人すごい!自分もこんな人になりたい!」あくまでもネガティブではなくポジティブに考えることが大切です。
失敗を恐れてばかりでは何も始まりません。まずは積極的に挑戦してみましょう。 もし失敗してしまったときは、次回失敗しないための改善策を考えるようにしましょう。 もちろん反省すべき点はしっかり反省することも必要ですが、あまり自分を責めすぎるとトラウマになってしまうので要注意です。 成功したときは思いっきり自分を褒めてあげましょう。こうして成功体験を積み、スキルアップすることでどんどん自信を付けることができます。
形から入るという言葉のとおり、まずは姿勢を正し、ハキハキ会話をすることを心掛けてみましょう。 猫背のように背中が丸まって、頭部が前方に出た姿勢だと胸部が圧迫され、十分な呼吸ができず声が通りにくくなってしまいます。結果、モゴモゴと聞き取り辛い声に。モゴモゴと喋るよりハキハキと話した方が雰囲気も明るくなりますよね。 落ち込みすぎると自然と俯くような姿勢になりやすく、どんどんネガティブになってしまうので、姿勢が悪くなっていると気付いたら、背筋を伸ばして姿勢を正すよう意識しましょう。 猫背は肩こりや腰痛、肥満、便秘などの不調も引き起こすので治さない理由はないですね。
人に頼ってばかりではなく、自立しましょう。 自立には色々な種類があります。例えば生活する上で身の回りのことは自分でできる「身辺自立」、経済面で誰にも依存せずに生活できる「経済的な自立」などがありますが、ここでいう自立とは、誰かに依存することなく自分で考えて選択、行動ができる「精神的な自立」のことを指します。 自信がない人はマイノリティな立場に置かれることを恐れているので、本心では違うと思っていてもついつい他者の意見に左右され便乗しがちです。 「他の人に合わせれば大丈夫」と人任せになってしまっています。 周りの影響を受けずに、自分の力で考えて行動してみましょう。
自分の考えをしっかり相手に伝えましょう。 必要以上に周りの目を気にしてしまう人にとって、自分の考えを発信するのはとても勇気がいることです。 ですが、残念ながら人間はテレパシーのような便利な能力は持ち合わせていません。 言葉、あるいは文章などで伝えるしかないのです。 相手に自分の考えを伝えることが出来れば、信頼関係を築きやすくなります。 何を考えているのかよくわからない人を信頼するのは難しいですよね。 どんどん自分の考えを発信することで、コミュニケーション能力を高めることもできます。
目標を設定することで、その目標に向かって前向きになることができます。 あまり大きな目標を掲げすぎると辛くなってしまうので、「1日1回〇〇をする」など まずは小さな目標から設定していきましょう。 そして達成したら頑張った自分を褒めてあげてください。 身近な人を目標にし、その人が普段どんなことをしているのかを参考にして真似してみるのも良いかもしれませんね。
目標を設定した後は、その目標を達成するために自分を磨きましょう。 例えば外見面でいうと、健康的なボディラインを目指して運動や食事など生活習慣を見直してみたり、ファッションやヘアメイクの勉強をしてみたり、内面でいうと、知識量を増やすために読書をしたり、語学の勉強をしたり、料理の腕を磨くのも良いですね。 努力した分、周りから褒められると嬉しいですし、モチベーションも上がり、目標を達成することで自分に自信もつくので良いことづくめです。
「これだけは誰にも負けない」というくらい好きなものを極めてみましょう。 何か一つでも努力して継続することで、他にはない知識や技術を身に着けることは間違いなく自信に繋がります。 また、好きなことを会話のタネに「すごい!そんなことも知っているんだ」「こんなこともできるの!?」とコミュニケーションも取りやすくなります。 自分の好きなことに集中することで良い気分転換になり、ネガティブなことを考える時間を減らしていきましょう。
いかがでしたか? 今回は自信喪失の原因、自信喪失から立ち直る方法、自信喪失しない自分になるための方法についてまとめてみました。 自信を喪失してしまう人はネガティブに考えてしまう癖がついています。 上手くいかないことを全て「自分が悪いんだ」と自分のせいにすることで自信を喪失してしまうのです。 まずは何事もネガティブに捉えないことが自信喪失から立ち直るための第一歩でしょう。 失敗して落ち込んでも、自信を取り戻すには努力するしかありません。 しかし、努力をするためにはパワーがいります。そのパワーを養うためにもゆっくり休養したり、気分転換をすることも大事でしょう。 自分が悪い、駄目なやつと自分で自分の自信を奪ってしまってはいけません。 自分を褒めて磨いて、自発的に行動することで自分で自分に自信を付けていきましょう。