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「買う」を意味する「purchase」と「buy」の違いと使い分け

「買う」を意味する「purchase」と「buy」の違いと使い分け

「買う」を意味する英単語には「purchase」と「buy」がありますよね。これら2つの単語には意味や使い方などに違いはあるのでしょうか??あまり差異を意識せずに使用している人が多いと思います。今回は「purchase」と「buy」の違いと使い分けを徹底解説していきます。

※音声付きの例文がありますので、発音の確認にご活用ください。なお、音声はアメリカ英語になっております。

「buy」と「purchase」の違い

「buy」と「purchase」はどちらも「買う」という意味ですが、大別すると3つの違いが存在します。 1つずつ解説していきます。

1. フォーマルさ

「buy」と「purchase」の違いは、日本語の「買う」と「購買する」の違いにとても近いです。 「買う」は元々和語に漢字を当てているため、カジュアルに日常的に使用し、口語に適しています。一方「購買する」は漢語であるため堅くフォーマルな響きがあり、ビジネス文書などの書き言葉に適しています。 同じことが「buy」と「purchase」にも言えます。 「buy」は日常的に口語でよく使うカジュアルな言葉で、「purchase」はフォーマルで堅い言葉で書き言葉などに適しています。 「buy」はドイツ語が、「purchase」はフランス語が語源です。(英語にフォーマルに使われる単語はフランス語が語源な単語が非常に多いです) 「purchase」は堅い表現なため、大きな取引で使うことが一般的です。なので、日常会話で使う場合も、家や車など金額の高い買い物に対して使います。 「アメ玉を買いました」という文章を「purchase」を使ってしまうと大袈裟すぎて不自然な英語になってしまいます。 ちなみに「purchase」は発音が要注意です。「パーチェイス」ではなく「パーチャス」と発音します。「pur(パー)」と「chase(チェイス)」と別々に考えてしますと間違いやすいので気をつけましょう。 「buy」と「purchase」のように、同じ意味だがフォーマルさに差異がある英単語はたくさん存在します。(下記参照) 上記でも触れましたが、同じ意味なのに違う単語がたくさんある理由は、英語には大きく分けてドイツ語経由とフランス語経由の言葉があるからです。

同じ意味だがフォーマルな英単語の例 ask <--> inquire get <--> obtain give <--> provide save <--> accomodate have <--> own use <--> utilize change <--> alter

2. 意味の広さ

「purchase」は堅い表現だからこそ、「購買する」以外の意味では使用することができません。 一方で「buy」はカジュアルに色々なシチェーションで使用できるため、「買う」以外にも色々な意味で使うことができます。 例えば、「buy」には「受け入れる、同意する」という意味で使うことができます。

I'll buy that.

それに賛成するよ。

I don't buy that idea.

その考えは受け入れられない。

また、「buy time」で「時間を稼ぐ」という意味で使うこともあります。 「buy peace」で「平和を得る」という意味にもなります。

She tried to buy time by saying blah blah blah.

彼女は意味のないことを言って、時間を稼ごうとした。

「buy up」で「(会社など)を買収する」という意味でも使います。「acquire」と同義です。 ちなみに「purchase」も「...を買収する」という意味で使うことができます。

Facebook bought up Instagram for one billion dollars.

フェイスブックはインスタグラムを1000億円で買収した。

「buy」は名詞で使い、「a good buy」というフレーズで「買いだ」「お買い得だ」という意味で使うことができます。

I think bitcoin is a good buy.

ビットコインは買いだと思う。

3. 目的語

「buy」も「purchase」も他動詞なので目的語を取ります。 しかし「make a purchase」でも「購買する」という意味になり、何を実際に買ったのか明記するのを避けることができます。 「buy」はこのような使い方はできません。

He made a purchase.

彼は買い物をした。

「make a purchase of...」のように前置詞「of」付けると目的語を持つことができます。 つまり、「buy」=「purchase」=「make a purchase of」となります。 ・make a good purchase:安い(くて良い)買い物をする ・make a big purchase;大きい買い物をする ・make an online purchase:オンラインで買い物をする などという表現があります。

Some people use bitcoin to make an online purchase.

オンラインで買い物をするのにビットコインを使う人もいる。

また、「buy」は、 ・buy 物 for 人 ・buy 人 物 の2パターンの文型が成り立ちます。(文法上「give」の仲間) 「purchase」は「人」を目的語に取ることはできません。 「彼は母親にドレスを買いました」は、下記の3通りで表現可能です。 ・He bought a dress for his mother. ・He purchased a dress for his mother. ・He bought his mother a dress.

その他の「買う」「購入する」を意味する英語

「買う」「購入する」を意味を意味する英単語は他にも色々あります。 それぞれニュアンスに微妙な違いがあったり、文法に違いがありますので一つずつ解説していきます。

pay

「pay」は「支払う」という意味の動詞で、「買う」という意味で使います。 ・pay 値段 for 物 「pay」は基本的に目的語に「値段・お金・税金・家賃」などがきます。 「for」を使い、支払いの対象を明記することができます。 ・buy 物 for 値段 という語順で「buy」でも値段を表現するのは可能ですが、「pay」とは語順が異なるので注意してください。 例えば、「このケーキ一切れに5ドル支払った」と英語で表現するには、

I paid five dollars for this piece of cake.

I bought this piece of cake for five dollars.

・pay 人 値段 ・pay 人 (値段) for 相手がしてくれた事 と表現することもできます。 これは文法上は「give」や「buy」と仲間です。 「事」の箇所は、相手が自分のためにしてくれたことで支払う理由です。

I will pay you five dollars tomorrow.

明日あなたに5ドル支払います。

I will pay you for looking after my kids.

私の子供を面倒見てもらったので、あなたにお支払します。

ちなみに、 ・buy 物 at 値段 のように前置詞「at」を使うと「1つあたりの値段」を表すことができます。

I bought these apples at three dollars.

これらのリンゴを1つ3ドルで買った。

shop

「shop」も「買い物をする」という意味の動詞になります。 「shop」は自動詞なので、買う対象を明記する場合は「for」を使います。

My mother shops on weekends.

母は週末に買い物します。

She is shopping for new clothes.

彼女は新しい服の買い物をしています。

「go shopping」「買い物を行く」という意味で使います。 ✗「go shopping to...」で「...に買い物を行く」は誤用です。 正しくは「go shopping in...」となります。

I will go shopping in the Ginza next week.

来週銀座に買い物に行きます。

get

「get」は「手に入れる」という意味でかなり広く使われます。 「get」は「お金を支払って買う」という意味でも使えますが、「無料で買う」という意味でも使うことができます。 なので、「I got this watch.」と言うと、その時計はタダで譲り受けたのか、高額で買ったのか判断することができません。そこで、 ・get 物 for 値段 ・get 物 for free という文型で、値段or無料を明確にします。 余談ですが、アメリカでアパレルのお店などに行くとよく次のような標識を見かけます。 「Buy one, get one free」 これは、「一つ買ったら一つ無料」という意味です。 このような標識では分かりやすくするために前置詞「for」が省略されています。

I got this cup for ten dollars.

10ドルでこのカップ買いました。

I got this flower for free.

このお花はタダでもらいました。

take

「take」も「買う」という意味で使うことができます。 「take」は基本的には「連れていく、持っていく」という意味の単語です。 「take」を「買う」という意味で使うのは、買い物でどれを買うか悩んだ末に最終決定をしたときです。「これ買います」「これにします」を英語で「I'll take this.」と表現します。 「I'll buy this.」でも誤りではありませんが、「買う」ことはもう決まっていてどれを「選び、持って帰るか」が焦点なので「take」の方が自然です。

Can I try this on?.........Okay then, I'll take this.

これ試着していいですか?........では、これを買います。

pick up

「pick up」も「買う」というニュアンスでネイティブは使います。 「pick up」の基本的な意味は「拾う」になります。 「pick up」は、誰かが買い物に行くついでに「...買ってきてくれますか?」という依頼で使うことが多いです。 どこかに向かっている最中についでに「買う」というニュアンスで使います。

Can you pick up some water at the grocery store?

スーパーでお水買ってきてくれませんか?

I picked up some new shoes on my way home today.

今日は帰宅途中で新しい靴を買いました。

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