「feel free」の意味と使い方について解説していきます。「feel free to」は「遠慮なく〜する」という意味で使うフレーズですが、命令文でのみ使う言い回しになります。「feel free」だけなら肯定文でも使います。「feel free to」の類似表現が2つありますのでそちらも紹介します。
※音声付き例文がありますので、発音の確認にご活用ください。なお、音声はアメリカ英語になっております。
「feel free to 動詞の原型」で「遠慮なく〜する」という意味になります。 この「feel free to do something」のフレーズは命令文で使い、「遠慮なく〜してください」というふうに相手に安心感を与えながら行為の許可を出す言い回しです。 この言い回しを肯定文で使うことはまずありません。 「feel free」は相手を配慮する言い回しなので、「Feel free to...」のように命令文の形で使っても乱暴な響きにはなりません。日常会話で使うときは「Feel free to...」と使うことが多いです。 ビジネスシーンなどのかしこまった場面では「please」と一緒に使うことが多いです。 会社や学校などで「質問があったら遠慮なく質問してくださいね」などの文章で、「feel free to」を使うことができます。 例文を見てみましょう。
If you have any questions, please feel free to ask me.
質問があったら遠慮なく質問してくださいね。
Feel free to come over whenever you want!
来たいときはいつでもうち来てよ!
Feel free to contact me at this number.
この番号にいつでも電話していいからね。
Feel free to help yourself to more water.
ご自由にお水のおかわりしてください。
こちらの例文のように、 feel free to help yourself to... で「ご自由に...してください」という意味になります。「...」の箇所には名詞が入ります。 「free」のあとの「to」は不定詞、「yourself」のあとの「to」は前置詞になります。
"Can I use the bathroom?" - "Yeah, feel free!"
「おトイレ借りてもいいですか」-「うん、ご自由に!」
最後の例文のように、「Free free.」を単体で使うも可能です。「ご自由に」というニュアンスになります。
「feel free」は肯定文で「自由を感じる」という意味で使うことも可能です。 肯定文で使うときは、不定詞「to」は付きません。「I feel free to...」で「私は遠慮なく...します」という文章は不自然です。この場合は「I will... freely(私は自由に...する)」と言います。 「feel free」のみで肯定文で使うと、文字通り「自由を感じる」という意味になります。
When I stay in California, I feel free every day.
カリフォルニアにいると、毎日自由を感じる。
You are not feeling free enough in your mind!
お前は心で十分に自由を感じていない!
「feel free to...」の類似表現を紹介していきます。
「feel free to...」の類似表現には「don't hesitate to...」があります。 「hesitate to...」は「....するのをためらう」という意味になります。その否定命令文なので「...するのをためらわないでください」という意味になります。 「don't hesitate to...」の意味は「feel free to...」と同じですが、より堅い表現になるのでビジネスシーンで最適です。
Don't hesitate to call us at any time if you need any help.
必要があれば弊社にいつでもお電話ください。
「feel free to...」の類似表現には、「You're welcome to...」というものもあります。 「You're welcome.」では「どういたしまして」という意味になってしまいますが、その後に不定詞「to」がフォローすると意味が変わります。 「You're welcome to...」は「feel free to...」と同じくらいもしくはそれ以上にカジュアルな言い回しになります。 「weldome」には「歓迎」のニュアンスがありますので、とてもフレンドリーな響きになります。
You're welcome to stay for dinner.
夕飯食べていってもいいですよ。
「welcome」は「歓迎される」という意味の形容詞です。 「You're welcome to...」は直訳すると「あなたは...することを歓迎される」になります。 主語を「you」以外を使えば、第三者に許可を出す意味で使うこともできます。
He would be welcome to come to the party too.
彼もパーティーに来てもよいですよ。
「ご自由に」という意味の返事で使う「feel free」の類語はたくさんあります。
などどれを使っても、OKです。
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