「take care」「take care of」の意味と使い方を解説していきます。「さようなら」という意味だったり「お大事に」などの意味でも使う「take care/take care of」は本当に色々な用法があります。今回は「take care」の正しい意味とネイティブの使い方を完全解説します。
※音声付き例文がありますので、発音の確認にご活用ください。なお、音声はアメリカ英語になっております。
「take care」の基本的な意味は「注意する」になります。 類語は、
などになります。 この意味の「take care」は主にイギリス英語で使われます。 この意味の「take care」は命令文で使うことが主になります。 単体で使ったり、後に「when」「if」などを続けて使います。 例文を見ていきましょう。
Take care!
気をつけてね!
Take care when you go to the swamp.
沼地に行くときは気をつけるんだよ。
Take care if you're planning to hang out with your friends tonight.
今夜友達と外出するなら気をつけるんだよ。
「take care」のあとに「to」「that」がフォローする場合は、「確実に◯◯する」という意味になります。 この用法でも「take care」は命令文で使うことがほとんどです。「確実に◯◯してください、絶対に〇〇してくれ」という意味合いで使います。 この使い方もイギリス的です。アメリカ英語では「take care」をこのような使い方はほとんどしません。
Take care to call me back.
絶対に折り返し電話してね。
Take care that you close all the windows when you leave the house.
外出するときは全ての窓を確実に閉めてください。
アメリカでこのように使うのは「make sure」になります。
アメリカ英語で「take care」単体で使うときは、別れの挨拶で使うことがほとんどです。 「Take care」と言われたら、返事は「You too.」と言うといいでしょう。 「take care」は元々「気をつけてね」という意味なので、友達などに対してカジュアルに「またね、あとでね」というニュアンスで日常的に使います。 永遠のお別れのときに「goodbye」の代わりで使う場合もあります。
Take care, man! See you next week!
またね!また来週〜!
「take care」は、スラング的に「失せろ、消えろ」という意味で使うときもあります。
などが類似表現になります。
"Can I borrow your money again? i beg you please!" - ”Just take care."
「もう一度お金貸してくれない?お願いだから!」-「とっとと失せろ」
次に「take care of」の意味と使い方を解説していきます。 「take care」で使うよりも、前置詞「of」を組み合わせて「take care of」で使用する頻度の方が高いです。 「take care of」には大別して3つの意味と使い方があるので、解説していきます。
「take care of ◯◯」の基本的な意味は「◯◯を世話をする」になります。 「しっかりお世話する」という場合は「good」を足して、「take good care of」という言い方もします。
などが類語に当たります。
Would you take care of your little brother while I'm out?
私の外出中は弟の世話してくれる?
I'm fifteen already! I can take care of myself!
僕はもう15歳だよ!自分のことは自分でできるから!
「Take care of yourself.」は定型文で「お大事に」という意味になります。 この場合の「take care of」の意味は上記で紹介した「...のお世話をする」と同じですが、このフレーズはよく使うものなので、あえて分けて紹介してみました。 相手が病気のときや怪我をしたときに使います。
Take care of yourself. Hope you will get well soon.
お大事にしてください。体調が快方に向かうことをお祈り申し上げます。
病気や怪我ではなくても、相手が落ち込んでるときなどに「無理するなよ、自分をいたわれよ」というニュアンスで「Take care of yourself.」を使う場合もあります。 この場合は「Take it easy.」などと言う方が一般的です。
「take care of」には「◯◯を対処する」という意味でも使うこともあります。 「お世話する、面倒を見る」というニュアンスから転じてこの意味で使います。
などが類語になります。 ハリウッド映画などでは、「あいつを対処しろ」=「あいつを殺せ」という意味で使われていることもあります。。
She has some idea to take care of that problem.
彼女はその問題を対処するなにかのアイデアがある。
Take care of him!
あいつを殺せ!
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