子供はかわいいと思っている人が多いかと思いますが、実は子供嫌いな人も結構いるんですよね。今回はそんな子供嫌いな人の心理と特徴を詳しく解説していきます。また子供嫌いを克服する方法も紹介しますので是非参考にしてください。
実は、子供嫌いな人って結構多いんですよね。 少子化という背景も関係しているのでしょうか? 友達の子供をSNSで見る分には可愛いけど、会うのはちょっと…と思っている人も多いんですよね。 今回はそんな子供が苦手な子供嫌いな人について詳しく解説していきます。 自分が子供嫌いという人は、なぜ自分が苦手なのかチェックしてみてください。
子供嫌いな人の多くは、どう接していいか分からずに苦手意識を持ってしまっているのでしょう。 子供の扱い方が分からず、どうしたら楽しんでくれるのか、泣かせずに済むのか分からずに戸惑ってしまいます。 そのため同じ空間にいるだけでどっと疲れてしまい、子供嫌いになってしまうんですよね。 何が嫌、とかではなく、とにかく苦手意識が消えません。 子供と関わることが無いと、接し方は分からないですよね。
何を話したらいいのか分からないため、子供嫌いになってしまう人もいます。 子供が興味の湧く話題って難しいですよね。 一生懸命話して無反応だったりスルーされたりしてしまうと、結構凹みます。 子供は反応が素直なので、ヒヤヒヤしてしまうんですよね。 「子供だから」と割り切れればいいのですが、何話そうか迷い疲れてしまいます。
子供は騒いだり喚いたり泣いたりと、大きな声を出すことが多く、それがうるさくて煩わしいと思ってしまいます。 このタイプは、元々大きい音やうるさいのが苦手なことが多いです。 子供だから、とかではなくとにかくうるさいのが嫌いなんです。 しかも子供って一度うるさくなると、なかなか静かにならないですよね。 それにイライラしてしまうわけです。
子供に合わせるのが面倒くさくて嫌だと思っている人もいます。 しかも合わせるだけならまだしも、合わせようとしているのに駄々をこねられたり、突然「やっぱりあっちがいい!」などと言われて、毎回合わせるのが疲れてしまいます。 また、友達同士で集まっても、誰かが子供を連れてくると子供に合わせなきゃいけないことが多いですよね。 ご飯食べる場所や、遊ぶ場所、家で話していても子供と遊ぶのが優先になってしまたり… そういうのが面倒くさいと思ってしまうんですよね。
子供はすぐに泣きますよね。 子供に慣れている人は、「また泣いちゃった」くらいで済みますが、慣れていないと「泣いちゃったよどうしよう…」「こういう時どうしたらいいんだ…」と振り回されてしまいます。 さっきまで楽しそうにしてたのに、急に泣き出したりするとどうしていいか分からないですよね。 しかも大きな声で泣かれると周りから注目を浴びたり、自分が泣かせたみたいになってしまうのも嫌ですよね。
子供はデリカシーがありません。 そのため「これ嫌い」「なんで太ってるの?」「ブース」などと平気で言ってきます。 子供とはいえ、本心なわけですから大人でも傷つきますし腹立たしいですよね。 なので子供とは極力関わりたくない!と思っているのでしょう。 一度経験してしまうと、「またなんか言われたらやだな…」と思ってしまいます。
子供嫌いな理由に、しつけがなっていない子供を見るとその親のことまで苛ついてしまう、というのがあります。 非常識でも、子供は何も悪くありません。それを教えていない親が悪いわけです。 そういったことを考えてしまって嫌な気分になってしまう人もいるんですよね。 それで子供に罪はないと分かっているのに、非常識な言動に気分を害してしまい、子供と関わるコト自体が嫌だと思ってしまうようになります。
子供嫌いあるあるを紹介していきます。
一人っ子や末っ子の人は、自分より年下の子供がいない環境で育ちます。 近所付き合いや、親戚などにいて関わりが濃い場合はまた違うかもしれませんが、そういった付き合いがない場合は子供の扱いがわかりません。 大人になってから急に子供を扱え、と言われても分からないんですよね。 その結果子供嫌いになってしまいます。 子供も、扱いの下手な人に対して嫌悪感を出すこともあり、「子供とはウマが合わない…」と感じてしまいます。
子供嫌いなのは、子供以前に人と関わるのが苦手な場合もあります。 そのタイプは、友達もあまりいません。 自ら人と関わるようなことをせず、休日なども一人で過ごすことが多くなっています。 他人に関心がなかったり、他人に気を使うのが面倒くさかったりします。 子供も大人も関係ありません。出来るだけ一人でいたいと思っています。
自分が子供の頃幸せじゃなく、例えば両親からの愛情不足だったり虐待を受けていたり、辛い思いをして育った人は、子供そのものを嫌悪してしまうことがあります。 トラウマから自分の幼少期を子供と重ね合わせてしまい、どうしても辛い気持ちになってしまいます。 そのため子供となるべく関わらないようにして、避けてしまうんですよね。 また、幼少期に大人の言動で傷付けられてきた場合、自分の言動で子供を傷付けてしまわないか不安になってしまうこともあります。
疲れていると、子供の相手がしんどくなりますよね。 本来そこまで子供が嫌いだったわけじゃないのに、最近は一緒にいるだけ気が滅入ってしまって苦手意識がある……という方はすごく疲れているのかもしれません。 子供との向き合い方を考える前に、自分の疲れやストレスを解消することを考えましょう。
子供嫌いなのは、子供のことがまだ分かっていないことが多いからでしょう。 そのためまずは子供と関わる時間を増やしていきましょう。 親戚の子供や、友達の子供であれば、関わり方をその子の親が教えてくれます。 その親が自分と知り合いであれば、教わりやすいですよね。 すぐに克服しようと思う必要はありません。時間をかけてゆっくりと克服していきましょう。
また子供の気持ちを考えてみるようにしましょう。 「今なんで嬉しいんだろう?」「どうして泣いてしまったんだろう?」と寄り添ってみましょう。 相手の気持ちを考えることに大人も子供もありません。 分からなければ、子供に聞いてみましょう。 大人よりもずっと素直なので、嬉しい理由や泣いた理由を話してくれるでしょう。
「子供だから」と思いすぎてどう関わっていいのか分からなくなっているのかもしれません。 言葉遣いなど気をつけることは多いですが、接し方は特に大人と変えなくてもいいでしょう。 あまり「子供」を意識しすぎるのもよくありません。 構えずに、ありのまま関わるようにしてみてください。
子供そのものに良いイメージがなければ、YouTubeやSNSなどでかわいい子供の映像を観てみましょう。 子供への好感度をまず上げることが大事です。 かわいい子供の映像は世の中に溢れていますよね。 それで「かわいいな」「おもしろいな」とたくさん思っていくうちに、苦手意識が薄れていくでしょう。
子供に苦手意識がある人は、自分も昔は子供であったことを思い出してみましょう。 もちろん自分も以前は子供であったことを思い出したからといって、苦手意識がなくなるわけではありません。 しかし、昔は自分も周りの大人に迷惑をかけていたかもと思えると、目の前の子供のことを許せる場合があります。
無理に子供嫌いを克服する必要はありません。 子供嫌いというだけでイメージを悪く思われてしまうかもしれませんが、わざわざ「子供嫌いなんです!」と周りに公言する必要もないですよね。 どうしても子供と関わらなきゃいけない時だけ少し我慢して、それ以外は子供嫌いであることは気にせず生活すればいいんです。 もしかしたら自分に子供が出来たら変わるかもしれないですし、甥っ子や姪っ子が出来て変わるかもしれません。 無理に克服しようとして、余計に苦手意識が強くなってしまう可能性もありますので、気にしないことが一番です。
いかがだったでしょうか? 子供嫌いになってしまうには、さまざまな原因がありますね。 こればっかりは仕方ないので克服したい人はゆっくりと改善していきましょう。 あとは、自分にもこういう時代があったんだから…と思うだけで許容できることも増えてくるでしょう。 苦手な部分もあるけど少しでもかわいいと思えることもあるかもしれません。 子供嫌いな自分をあまり責めず、自分らしい関わり方を見つけていきましょう。