男性に対して嫌悪感を抱いている男性は意外と少なくありません。同僚との関係や先輩後輩との接し方でお悩みの方は、こちらの記事を一度読んでみてください。
男嫌いな男性って意外といます。 当たり前ですが、男性と一口に言っても、千差万別です。 しかしながら、漠然と男性と飲みに行ったり遊びに行くのは億劫だなと感じると男性が結構な数いるのも事実です。 なんとなく女性とのお茶会の方がホッとするようなあ感覚です。 相手が恋愛対象なのかやセクシャリティーはここでは関係ありません。 そんな男嫌いな男性の心理を徹底解説していきます。
男性の中には、男性特有のノリが苦手な人が少なくありません。 特にあの体育会系のノリです。渋谷でみますよね。日に焼けた、短パン短髪の男子たちの雰囲気です。 意味もなく「ウェーイ」といったり、パチパチと音を立てながら握手したりする、あれです。 周りの男性にあのようなタイプがあると、無意識的に男性嫌いになってしまうことがあります。
女子会でアクティビティに従事する場合もありますが、稀です。 男性が集まると、一緒に運動したり、筋トレしたりすることもしばしばあります。 そういった、文化系男子は、アクティビティに参加したくありません。 それよりもカフェでくっちゃべってる方が楽しいのです。 そういう男性は、なんとなく男性と関わるのは苦手だなぁ...という意識が芽生えます。
男性が男嫌いになる原因の一つに「自分に自信がない」というものがあります。 男としての自分に自信がないため、他の男性と一緒にいたくないんですよね。 仕事でうまくいっていたり、彼氏や父親としてしっかりしてる人が近くにいると、より自信喪失してしまいます。 そのため他の男性を遠ざけて生活してしまいます。 そして関わらないうちに苦手意識ばかりが大きくなり、男嫌いとなってしまいます。
自信がないだけでなく、自分より優れた男性に嫉妬している場合があります。 嫉妬心から、憎悪が生まれ嫌いになってしまったのでしょう。 生まれつきイケメンの人やスタイルの良い人、運動神経や頭の良い人がいますよね。 そういった男性が近くにいて、その人ばかりが褒められていると嫉妬心は生まれてしまいます。 努力しても敵わない部分があると、どうしようもないですよね。 そのため男嫌いになってしまっています。
周りから同性と比べられて、否定されたり「お前ももっと頑張れ」「男らしくない」などと言われたことのある男性は、他の同性と比べられたくないという気持ちから男嫌いになってしまっています。 周りに勝手に比べられて嫌な思いをしたことがある人は多いのではないでしょうか? それがきっかけで「もう他の男性と一緒にいるのはやだな」と思ってしまったのでしょう。 男性自体が嫌だったわけではないですが、そういうマイナスな感情がきっかけで距離を取ってしまうと「男性そのもの」が嫌いになってるんだと思ってしまうんですよね。
男性に対して恐怖心を抱いている男性もいます。 特に幼少期に父親が荒々しい言動や態度をしていたり、兄弟や友人から暴力を振るわれた経験のある男性は「男の人は怖い」ものだと植え付けられています。 そのため大人になってからも、どうしても男性と話す時に恐怖心から緊張してしまうことがあります。 過去のトラウマによるものなので、穏やかで優しい男性
幼少期に母親や祖母と過ごしてきたり、姉妹に囲まれていた男性は、男の人に対して苦手意識を持ってしまうことがあります。 例えばおままごとやお人形遊びなど主に女の子がやる遊びをしており、小学校などで「女みたいだな」と言われてしまったりすると、男嫌いになってしまいます。 男性から、男性としての自分を否定されたことによって、強い苦手意識から嫌悪感を抱くようになってしまいます。
上述したように、女性に囲まれて育った男性の多くは女性といる方が気が楽だと思う人も多いです。 女性の気持ちの方が理解しやすく、どのように接したらいいのか分かっています。 逆に男性のことは全く分からず、男友達のノリなどもよく分かっていません。 なので関わる時に戸惑ってしまい、疲れてしまうんですよね。 その疲弊から、「男と関わるのやだな…」と男嫌いになってしまいます。
「男嫌い」と「男全般が苦手」と思っている時点で、頭が固いですよね。 男性といえど、様々な男性がいます。 それぞれが違う性格や価値観を持っているのに、全てをひっくるめて「嫌い」「苦手」と決めつけるのは柔軟性に欠けます。 「こういう男性は苦手」「こういうことがあったから男性と関わる時は気をつけている」程度であればいいですが、「男嫌い」と主張している方は他のことでも融通がきかないことが多いでしょう。 固定概念や偏見に囚われてしまうことが多く、本人も悩みが尽きません。
まずは「男だから」という偏見をなくしましょう。 この世にはたくさんの男性が存在します。 自分と同じように男嫌いな男性もいるでしょうし、穏やかで物静かな男性もいます。 一人ひとり性格も価値観も違うわけですから「男だから」と決めつけるのはやめましょう。 相手を「人」として見るようにして、その中で嫌悪感の生まれない男性がいれば「男嫌い」を克服できるでしょう。 世の中には色々な人がいるので、男性でも女性でもいい人もいれば嫌な人もいます。
いきなり対面で関わるのは…と思う人はネットなどで男性と関わるのに慣れるのもひとつでしょう。 今の時代、実際に顔を合わせなくても人と繋がる手段はたくさんあります。 SNSやインターネット掲示板などで繋がり、交友関係を築く人も多い世の中です。 自分の好きなタイミングで返事をしたりすることも出来ますし、長時間関わらなくていいのも利点です。 趣味を通してなど、最初から共通の話題があることを前提に関わることが出来ます。
男嫌いだとしても、気にせず楽しく生きていきましょう。 誰しもが嫌いなことや苦手なことを抱えています。 男嫌いなら男性と極力関わらなければいい話です。 職場での必要最低限なコミュニケーションは社会人として頑張って取り、それ以外は無理に付き合う必要はありません。 自分のことで充実した時間を送っていれば、他人と関わる時間がなくても寂しくならないでしょう。
男嫌いな男性は女好きというわけではありません。 男嫌いな男性は、女好き・チャラいなどと誤解されることが多々ありますが、これは間違いです。 男嫌いなうえに、女性も苦手だという方も少なからずいらっしゃいます。 そういう人は、対人関係全般に対して、強い苦手意識を持っています。