自信満々の人ってキラキラして人生が楽しそうだなと感じたことはありませんか?本記事では自身を持っている人の特徴、自信が持てない人の心理・原因などをご紹介していきます。できれば自分も自信が持てるようになりたい…そんなあなたのために自信を持つ方法も併せてご紹介するので、是非参考にしてみてください。
「自信」は字の通り「自分を信じる」という意味を持つ言葉です。 「自分自身の能力や価値、考えや言動が正しいと信頼する心」のことを指します。 「自信がある」「自信がない」「自信がつく」「自信を持つ」など使います。
●自負(じふ) 意味:自分の仕事や能力に自信を持ち、誇りを持つこと 「料理の腕はピカイチという自負がある」 ●誇り(ほこり) 意味:自ら名誉に感じること、その心 「自分の仕事に誇りを持っています」 ●自尊心(じそんしん) 意味:自分自身を認めて大切だと思う気持ち 「何事もポジティブに捉えることができるならば、彼自身の自尊心も保てるだろう」 ●矜持(きょうじ) 意味:自分の能力を信じて抱く誇り 「教師としての矜持を胸に仕事に勤しむ」
「自信」の英語(名詞)は「confidence」です。 形容詞では「confident」になります。 「I have confidence in...」「I am confident in...」で「...に自信があります」の意味になります。 「confidence」にはその他にも意味があるので、興味のある方は下記の記事をぜひ参考にしてみてください。
自信を持つことで精神的に余裕が生まれます。 自信がないと「負けたらどうしよう」「失敗するかも」というネガティブな感情に押し潰されそうになりますが、「大丈夫!」「できる!」という自信があれば精神的にも余裕が生まれます。 また、精神的余裕があれば「〇〇さんみたいに上手くできるかな」「失敗したらみんなに迷惑がかかるかも」「評価に響くかも」というプレッシャーからも開放され、自分のパフォーマンスに集中することができます。
積極的になれるのも自信を持つメリットと言えるでしょう。 「どうせ上手くいきっこない」「失敗するかもしれないからやめておこう」とネガティブに考えてしてしまうと、新しいことに挑戦することを諦めてしまいます。 しかし、自信があれば「やってみよう!」「新しいことを身に付けられるかも」と積極的にチャレンジすることができるのでスキルアップにも繋がります。 逆に自信を付けるために積極的に挑戦するのも良いかもしれませんね。
新たなことに挑戦することで、どんどん成長することができます。 何事も経験です。やりもしないのに最初から諦めていては経験を積むことなんてできません。 先述したように、自信のある人は新しいことにも積極的に挑戦するので、多くの経験を積むことができます。 もちろん中には失敗することもありますが、それも大事なことです。 成功も失敗も経験することで自分の経験値を積み、スキルアップし、さらに自分に自信が持てるようになります。
自信を持っていると周りから頼られる存在になるでしょう。 誰かに頼み事をする時に「どうせ自分には無理だし」とネガティブに考えているような自分に自信が持てない人よりも、「大丈夫!任せて!」という風に自信満々な人の方が良くないですか? わざわざ「自分無理なんで」と思っている人には頼ろうとは思いませんよね。 自分に自信がある人は、積極的に発言、行動できるのでリーダー気質なところもあり、余計に頼られる存在なのかもしれません。
自信を持っている人は、先述したとおり精神的な余裕を持っているので、緊張するようなシーンでも本来の自分の力を発揮することができます。 プレゼンや、発表会など、ここぞという勝負の時ってどうしても緊張しますよね。 どんなに準備していても緊張していると頭が真っ白になったり、身体がこわばってしまって、自分のパフォーマンスができなくなってしまいます。 しかし、自信がある人は今日までの頑張った、努力した自分を信じることができれば、不安で緊張することもありませんし、自分の満足の行くパフォーマンスをすることができます。
自分に自信を持っていると人生が楽しく感じます。 「自分には無理」「私なんてどうせ駄目だから」とネガティブなことばかり考えていると楽しい気持ちになんてなれないですよね。 それよりも「自分はできる」「やってみよう」とポジティブに考えるほうが明るい気持ちになります。 また、いろんなことに挑戦することで、新たな趣味や好きなことを発見する機会も増えます。 趣味や好きなことに打ち込んでいる時って楽しいですし、人生が豊かになります。 最初から諦めて塞ぎ込んでしまうと、自分から人生を楽しむチャンスを逃すことになってしまいます。
自信が持てない原因のひとつに、家庭環境があります。 特に幼少期の家庭環境は自分自身に対する感情に大きく影響すると言われています。幼少期に、両親がしょっちゅう喧嘩をしていたり自分自身に対して無下に怒ってきたりといったことがあると心を閉ざし自分のことを認められてなくなってしまいます。 子供は親がどんなに冷酷でも「自分が悪い子だからいけないんだ」と思ってしまいます。その感情が心に根付いてしまい、大人になってからも自分に自信が持てない人になってしまいます。 また、親と過ごす時間がなかったり食事を一人ですることが多い子供も「自分は親に嫌われている」と思い、自分で自分を好きになれなくなってしまいます。
家族だけでなく、学校の先生や親戚など幼少期に周りの大人に認めてもらえないことがあった場合、自分自身を否定されたと感じてしまい自信を持てなくなってしまっていることがあります。 自分自身が良いと思ったものや、頑張ったことを認めてもらえずに心に傷を負ってしまったのかもしれません。褒めてほしかったことや楽しかったことを否定されると、子供は「自分がだめだったんだ」とどうしても思ってしまいます。
何かにつけて比較される環境にいる場合、自信を持てなくなってしまうことがあります。 勉学や仕事など、誰かと比較する環境にいることで劣等感を覚えたり、周りばかりが褒められて自信を喪失してしまいます。 自分は自分、と思える環境であれば自信をなくすことはないのですが比較される環境にいる場合、相手の方が褒められている場合に、「自分は何も出来ないんだ」「みんなはすごいな」と、どんどん自信をなくしてしまいます。
大きな挫折を経験したことがあると、自分に自信を持てなくなってしまうことがあります。 特に、夢に向かって努力していたことで挫折しまった場合は乗り越えるのに時間を要します。 夢を叶えられなかったこともそうですし、途中で挫折して最後までやりきれなかった自分に対して期待ができなくなってしまいます。
何か強いコンプレックスを抱えていると、自信を持てなくなってしまいます。 コンプレックスがあると、それと関係のないところでも自信を持つことが出来ず引っ込み思案になってしまいます。 そのコンプレックスが顔や体型などルックスであれば、周りと比較して「自分なんかが…」と何を発言するにも自分の気持ちに自信を持てず、周りに伝えることができません。 能力や経験においても、自分自身にコンプレックスがあると自信を持つことができません。
自分で何かうまくいかなかったり、ショックなことがあった時などトラウマがあると自信を持てないことがあります。「こういうことをすると自分はうまくいかない」「○○はできない」と自分に対する固定観念が出来てしまい、新しく挑戦することが出来なくなっています。 時間も経ち、自分自身も少なからず変わっているので今なら出来るようになっていても、行動に移す自信をどうしても持つことができません。
幼少期であっても、社会人になってからであっても、周りにいる人からいじめられたり仲間はずれにされた経験があると自信を失くしてしまいます。 なぜいじめられているのか、なぜ仲間はずれにされたのか理由がわからないとただただ自分に対して負の感情しか生まれません。また外見や能力など自分が周りより劣っていることを理由に仲間はずれにされてしまうと強いコンプレックスとして根付いてしまいます。 社会人になってからのいじめは、いくら仕事を頑張っていても認めてもらえなくなってしまったりなど、何かを頑張るということへの自信もなくなってしまい、大人であっても無気力になってしまうこともあります。
恋人や友人との関係が、なかなか続かない人も自信を失いやすくなっています。 なぜ、自分は他人と長くいい関係を結べないのかと悩み、自分自身に原因があると思い悩んでしまいます。どちらかが悪くないにせよ関係が続かないことってありますが、どんな理由であっても自分は他人と関係を続けられないんだなと人間関係に自信を失くしていってしまいます。 特に、大好きだった恋人や信頼していた友人と関係が終わると喪失感を抱き、何をするにも自信がわきません。どうせまた失敗するんだろうな、と自分を信じられなくなってしまいます。
自分の悩みや思っていることを話せる相手がいないと、自分の中でぐるぐると悩み自信を失くしてしまいます。他人からしてみたら「そんなの大丈夫だよ」と思うようなことでも、自分自身のことになると思い悩んでしまうことってありますよね。 他の視点からや客観的に物事を見れなくなってしまっているので、ただただ自信がなくなってしまいます。また、誰かに話せないことでストレスが溜まり、常にイライラとしてしまうのでなかなかポジティブに物事を捉えられなくなってしまいます。 その結果、何に対しても「どうせうまくいかない」「何やっても駄目だ」と自信がなくなってしまいます。
特に夢ややりたいことがなく、自分の人生の目標がないと何かを頑張ることってしないですよね。 夢中になれることもなく、努力することもないまま過ごしていると「自分って何もないな…」と自信をなくしてしまいます。 また夢ややりたいことがないということは、何かを達成した経験がないということです。 人は自分で定めた夢や目標に向かって頑張った経験、そしてそれを達成出来て経験によって自信をつけていきます。 しかし、そういった経験がないと自信をつけるキッカケがありません。
まずは自分を褒めてあげましょう。 「早起きをした」「〇〇が出来た」「〇〇を覚えた」など、どんな些細なことでもかまいません。 最初は難しく感じるかもしれませんが、1日1回は褒めるようにしましょう。 頭の中には様々な思考があり、考えるだけでは他の思考に押し流されてしまうため、出来れば声に出したり、日記やメモを付けるのがおすすめです。 毎日積み重ねることでポジティブな考え方を身に付けましょう。
他人と自分を比較するのはやめましょう。 人と比べることで劣等感が増し、どんどん自信を失ってしまいます。 容姿や学力、収入など比較対象は沢山あります。 全く人と比べずに生きていくなんて無理かもしれませんが、人は人、自分は自分です。 育った環境も違えば得意不得意なものも違います。人と比べて落ち込むことはありません。 それでもついつい比べてしまうのであれば、その人を目標にしてしまいましょう。 「この人すごい!自分もこんな人になりたい!」あくまでもネガティブではなくポジティブに考えることが大切です。
失敗を恐れてばかりでは何も始まりません。まずは積極的に挑戦してみましょう。 もし失敗してしまったときは、次回失敗しないための改善策を考えるようにしましょう。 もちろん反省すべき点はしっかり反省することも必要ですが、あまり自分を責めすぎるとトラウマになってしまうので要注意です。 成功したときは思いっきり自分を褒めてあげましょう。こうして成功体験を積み、スキルアップすることでどんどん自信を付けることができます。
形から入るという言葉のとおり、まずは姿勢を正し、ハキハキ会話をすることを心掛けてみましょう。 猫背のように背中が丸まって、頭部が前方に出た姿勢だと胸部が圧迫され、十分な呼吸ができず声が通りにくくなってしまいます。結果、モゴモゴと聞き取り辛い声に。モゴモゴと喋るよりハキハキと話した方が雰囲気も明るくなりますよね。 落ち込みすぎると自然と俯くような姿勢になりやすく、どんどんネガティブになってしまうので、姿勢が悪くなっていると気付いたら、背筋を伸ばして姿勢を正すよう意識しましょう。 猫背は肩こりや腰痛、肥満、便秘などの不調も引き起こすので治さない理由はないですね。
人に頼ってばかりではなく、自立しましょう。 自立には色々な種類があります。例えば生活する上で身の回りのことは自分でできる「身辺自立」、経済面で誰にも依存せずに生活できる「経済的な自立」などがありますが、ここでいう自立とは、誰かに依存することなく自分で考えて選択、行動ができる「精神的な自立」のことを指します。 自信がない人はマイノリティな立場に置かれることを恐れているので、本心では違うと思っていてもついつい他者の意見に左右され便乗しがちです。 「他の人に合わせれば大丈夫」と人任せになってしまっています。 周りの影響を受けずに、自分の力で考えて行動してみましょう。
自分の考えをしっかり相手に伝えましょう。 必要以上に周りの目を気にしてしまう人にとって、自分の考えを発信するのはとても勇気がいることです。 ですが、残念ながら人間はテレパシーのような便利な能力は持ち合わせていません。 言葉、あるいは文章などで伝えるしかないのです。 相手に自分の考えを伝えることが出来れば、信頼関係を築きやすくなります。 何を考えているのかよくわからない人を信頼するのは難しいですよね。 どんどん自分の考えを発信することで、コミュニケーション能力を高めることもできます。
目標を設定することで、その目標に向かって前向きになることができます。 あまり大きな目標を掲げすぎると辛くなってしまうので、「1日1回〇〇をする」など まずは小さな目標から設定していきましょう。 そして達成したら頑張った自分を褒めてあげてください。 身近な人を目標にし、その人が普段どんなことをしているのかを参考にして真似してみるのも良いかもしれませんね。
目標を設定した後は、その目標を達成するために自分を磨きましょう。 例えば外見面でいうと、健康的なボディラインを目指して運動や食事など生活習慣を見直してみたり、ファッションやヘアメイクの勉強をしてみたり、内面でいうと、知識量を増やすために読書をしたり、語学の勉強をしたり、料理の腕を磨くのも良いですね。 努力した分、周りから褒められると嬉しいですし、モチベーションも上がり、目標を達成することで自分に自信もつくので良いことづくめです。
「これだけは誰にも負けない」というくらい好きなものを極めてみましょう。 何か一つでも努力して継続することで、他にはない知識や技術を身に着けることは間違いなく自信に繋がります。 また、好きなことを会話のタネに「すごい!そんなことも知っているんだ」「こんなこともできるの!?」とコミュニケーションも取りやすくなります。 自分の好きなことに集中することで良い気分転換になり、ネガティブなことを考える時間を減らしていきましょう。
自信を持つのはもちろん良いことですが、自信過剰すぎると周りから反感を買ってしまう場合もあります。 「自分は完璧」「カッコいい」「可愛い」ということをアピールするようなナルシシストな発言や、自分に自信があるあまり周囲の人のにも自分と同じスペックを求めてついつい命令口調になってしまったり、自慢話ばかりをしてしまうなど、自信過剰がすぎると相手に不快感を与えてしまうこともあります。 自分に自信があったとしても、周りから反感を買うような発言、行動は控えましょう。
自信過剰すぎると自分が世界の中心だと思ってしまい、周りのことが見えなくなってしまうこともあります。 自分中心で周りのことが見えなくなってしまうと、配慮に欠けた発言をしたり、自分勝手な行動をとってしまったり、他の人の意見を聞くことができなくなってしまいます。 そんな発言や行動が続くと、周りからどんどん人がいなくなってしまいます。 自分に自信があったとしても、他の人のことを思いやる気持ちを忘れないようにしましょう。
自分の力を過信しすぎると、ミスが増えてしまうことがあります。 自分の力を過信するあまり「自分は間違えない」「いつものことだから大丈夫」と確認を怠ったり、ミスを見落としてしまうのです。 失敗もポジティブに捉えることができるのが自信を持っている人の長所ですが、自分の怠惰でミスをしてしまった時はしっかり反省しましょう。 自分の力を過信せず、やるべきことはしっかり責任をもってやりきりましょう。
自分の非を認められなくなってしまうのも、自信過剰のデメリットでしょう。 自分の意見に自信を持ちすぎると「自分は絶対正しい」「間違えるはずがない」と思い込んでしまうことがあります。 そのため自分がミスをしても認めることができず、自分以外の人や物に責任転嫁してしまったり、責任の所在をいつまでも追求して話が進まなくなってしまうこともあります。 自分に非がある時は潔く認め、反省しましょう。
いかがでしたか? 今回は自信を持っている人の特徴(自信を持つメリット)、自信が持てない心理・原因、自信を持つ方法、自信過剰のデメリットについてまとめてみました。 本来、自分に自信を持つことはとても良いことです。 自身が持てずに自分の力を持て余しているよりも、自信を持って、物怖じせずどんどん新しいことにチャレンジした方が成長するチャンスがあるからです。 しかし、自信過剰になり自分の能力を過信しすぎてはいけません。 行動、発言によっては、思わぬミスを招いたり、人が離れていくこともあります。