映画などでよく聞く「dude」というスラング。シチュエーションによって4つの使い方にまとめてみました。ネイティブのアメリカ英語の音声付き例文も添えていますので、一緒にご活用ください。
「dude」の1つ目の意味は、呼びかけのときにただ言うだけで特に意味はありません。 「man」「bro」「mate」などと同じで考えて問題ないです。「mate」はオーストラリア人の男性がよく使います。 男性から男性への呼びかけで使われるのが一般的です。女性に対して使っても問題ありませんが、実際にわたしが米国に留学してたときは、男性から男性にしか使ってる場面しか聞いたことがありません。 例文で確認してみましょう。
Hey dude how's it going?
おう、調子どう?
What's up dude?
元気?
Thanks dude.
ありがとね。
「dude」は、感動したとき、よい意味で驚いたときも使用可能で、「すげえ」などという意味になります。 「wow」「shit」「damn」などと近いです。「shit」「damn」はネガティブな意味が基本ですが、感動や驚きを表現するためにも使われます。
"I've finally gone on a date with that Jasmine!" - "Dude! You made it!"
「とうとうジャスミンとデート行ったよ!」-「すげえじゃん!やったね!」
「dude」は相手が馬鹿なことをしたり、失敗したりしたときに、「しっかりしろよ、おいおい」みたいな感じでツッコミを入れるときにも使えます。 「Come on.」と同義です。
”Dude! Don't make such a stupid mistake!”
「おいおい、そんな馬鹿なミスすんなよ!」
「dude」は単に男性を指して、「あいつ、野郎、やつ」という名詞の意味もあります。
He is such a mean dede.
あいつはまじでイヤなやつだ。
That bitch always hooks up with many dudes.
あのクソ女はいつも色んな野郎と遊んでる。
「dude」は元々はカリフォルニアのサーファーの男性間で使われていた言葉ですが、現在ではサーファー以外の人も自然に使っています。アメリカ英語のスラングとされています。「dude」にはもっと古い歴史があります。 1870年代から1960年代にかけて、「過剰におしゃれな男性」(「dandy」と同義です。)を指す言葉として使われていました。 また、田舎を訪問している「都会の男性」を馬鹿にする言葉としても使われていました。(「city slicker」と同義) 現在この使い方を全くされておらず、わたしも聞いたことありません。 その後、1970年代からは一般的に「男性」のことを示すようになりました。
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