スラング英語「wasted」の意味と使い方を解説していきます。「wasted」は「無駄、...を無駄になる」を意味する「waste」の過去分詞形になりますが、「waste」の意味からは想像もできないような意味と使い方があります。今回は「wasted」のスラングの意味とネイティブの使い方を説明していきます。
※音声付きの例文がありますので、発音の確認にご活用ください。なお、音声はアメリカ英語になっております。
動詞「waste」の基本的な意味は「...を無駄に使う」になります。 「wasted」は、その「waste」の過去分詞形なので、「むだな、不要な」が基本の意味になります。 言い回しとしては下記のようなフレーズがあります。
例文を見てみましょう。
She was not at home when I got there. So, it was a totally wasted trip.
私が着いたとき彼女は家にいなかったので、完全にむだ足だった。
I think that this good tea will be wasted on Bill and John.
このおいしいお茶はビルとジョンにはもったいないと思うな。
「waste」には「...を荒廃させる」という意味もあります。 よって、「waste」の過去分詞形形である「wasted」には「(国や土地が)荒廃した」という意味があります。 類語には下記などの単語があります。
例文です。
This is a land wasted by a long war here.
ここの土地は長い戦争によって荒廃している。
「荒廃した」という意味から転じて「wasted」には「(体が)衰弱した、痩せ細った」という意味があります。 この意味の「wasted」では、目的語には「body」がくることが多いです。
などが類語になります。 「sick」と「ill」の違いに関しては、下記の記事を参照してみてください。
When I looked at his wasted body, I felt so sad.
彼の痩せ細った体を見たとき、とても悲しい気持ちになった。
「wasted」はスラング的に使うこともネイティブは多いです。 スラング的に「wasted」を使った場合は「(お酒で)かなり酔っ払った」という意味になります。
などが類語になります。 「酔っ払った」の最も一般的な英語表現は「drunk」になります。 「wasted」のようにスラング的に「酔っ払った」と言う場合は「hammered」「blasted」という表現があります。 堅い表現には「intoxicated」というものがあります。
He fell into the pool after getting wasted.
彼は酔っ払って、プールに落ちた。
スラング「wasted」は、「お酒で酔っ払った」から転じて「麻薬でラリった」という意味もあります。 「stoned」という表現も同じ意味でよく使います。 「intoxicated」も「麻薬中毒」という意味で使います。
スラング「wasted」は稀に「殺された、消された」という意味で使うこともあります。 「命を無駄にされる」という意味から転じているので、「人の手によって殺された」というニュアンスになります。 特に「銃殺された」という意味になることが多いです。
I heard that Bill got wasted on his way home.
ビルは帰宅中に銃殺されたらしい。
正しいxxxxの使い方
授業では教わらないスラングワードの詳しい説明や使い方が紹介されています。タイトルにもされているスラングを始め、様々なスラング英語が網羅されているので読んでいて本当に面白いです。イラストや例文などが満載なので、この本を読んでスラングワードをマスターしちゃいましょう!
今日のタメ口英語
日本語でも「〜です。〜ます」といった丁寧語ではなく、「〜じゃん。だよね」とくだけた表現を使いますよね。そんなくだけた英語表現がまとまった一冊です。リアルな生活の中で使える『タメ口英語』を学ぶことで日常会話もしやすくなるでしょう。こちらの本は超オススメです!ぜひ読んでみてください。
ビジネス英語学習をしたい方にオススメの英会話教室を厳選した記事を書きました。興味のある方はぜひご覧ください。