自分らしく生きたい、と思っている人が多くいるかと思います。自分自身のことなのに、生きていると様々なことがあり「自分らしさ」を見失ってしまうことがありますよね。今回は「自分らしく生きる方法」を詳しく解説していきます。
「自分らしさ」とは、意識して抑制せずにありのままの自分でいることを指します。 「らしさ」は「そのものにふさわしい様子」「そのものの特徴がよく出ていること」を表すので、「自分の特徴がよく出ていて、自分にふさわしい様子」となります。 類語には「ありのまま」「自分本来」「個性」「持ち味」「素の自分」などがあります。 「自分らしく」とは見栄を張ったり周りに気を使って自分を押し殺すのではなく、自分の感情に素直に振る舞うことです。 社会に出ると、世間体や他人の目を気にして焦ったり自分の本心を見失ってしまうことがあります。 また、上の立場による圧力で思うように仕事が出来なかったり、友達との環境の違いで焦ってしまったり、自分らしさを失ってしまう瞬間があったりします。 しかし、自分で自分を幸せにできるのは「自分らしくいること」だったりします。 様々な抑圧や不安を抱えていることで、人は「自分らしさ」というものを求めるわけです。 せっかく自分に生まれて来たのであれば、自分らしくいたいですよね。 今回は自分らしく生きる方法を解説していきます。
自分らしく生きるためには周りに流されないようにしましょう。 本当はBを選びたいのに、みんながAを選んでいるからと言って自分も同じ選択をすることはありません。 ただし、協調性が必要な場合もあります。意見をまとめないといけない時に自分一人だけ違う意見を曲げずに主張しているといつまで経っても意見がまとまらず、チームワークが崩れてしまいます。 しかし、特に協調性が必要ない場合、例えばファッションなんかは個人の自由です。 雑誌に載っているような流行りのものでなくても、自分が「良い!」と思ったのならその個性を大切にしましょう。 周りに「ダサい」「変だ」と言われても、流されず自分の個性を育てることが自分らしく生きるコツです。
混乱すると自分の判断ができなくなることがあります。 人は精神的に追い詰められて混乱すると「じゃあ、みんなと同じで」と多数派の意見に流されがちになります。 そんな時こそ慌てず、冷静になることが自分らしく生きるには大切なことです。 たとえ周りが慌てふためいていても、冷静に全体を見渡し、何がベストなのかを考えることができれば、自分の答えが導き出せるはずです。
自分を恥じていては自分らしく生きるなんてできません。 何故なら自分を恥じていると無意識のうちに自分を隠してしまうからです。 アイドルが好き、アニメが好き、こんな癖がある、料理ができない、ファッションセンスが周りと違う、夢は〇〇になることだなど、自分の好きなもの、苦手なこと、夢を隠すことはありません。 それを「変だ」「ありえない」「気持ち悪い」と否定したり馬鹿にしてくるような人は、相手にする必要はありません。 誰になんと言われようと、自分に自信を持って恥じることはありません。 そうすれば自然と自分らしく生きていけるでしょう。
自分らしく生きていくには、自分の欲求に素直になることです。 先述したとおり、自分を恥じて隠して偽りの自分を演じているうちは自分らしく生きているとは言えないですよね。 自分らしく生きていくには、自分が今「何をしたいのか」「何に興味があるのか」「何が欲しいのか」という欲求に耳を傾けることです。 しかし、本心がわかったところでそれを隠してしまっては意味がありません。 その欲求に素直に従ってあげることで、自分らしく生きていくことができるでしょう。
自分らしく生きていくには、まず心身ともにリラックスできる時間を作りましょう。 自分らしく生きたくても社会にいろんなルールがあって、どうしても偽りの自分という鎧を纏って社会に適合しなくてはいけない時もありますよね。 しかし、外ではキリッとしたしっかり者の自分を演じていても、リラックスしている時は自分らしくいられるはずです。 自分を偽り続けるのって結構疲れるものです。 外で偽りの自分を演じている分、休むことはとても大事です。 日頃のストレスや疲労を解消出来るのであれば、方法は何でもいいです。 例えば ・アロマを焚く ・好きな香りの入浴剤を入れる ・好きなアーティストのライブDVDを観る ・天気の良い日に散歩をする ・お気に入りのカフェで本を読む ・ひたすらゴロゴロする などなど…たくさんありますね。 今までやってみたことのないことをやってみるのもいいかもしれません。 新しく、自分がリラックス出来ることと出会えるかもしれません。
今やっていることがあまりに自分に合っていないものだと、自分らしくは生きられません。 本当はやりたいことがあるのに、それとは全く違うこと、自分に合っていないことを続けると、フラストレーションが溜まります。 そして自分のモチベーションを下げてしまったり、一向にステップアップ出来なかったりします。 これは夢や仕事だけでなく、人間関係もそうです。 思い切って、合っていないことや人から距離をおいてみましょう。 とても勇気がいることかもしれませんが、自分らしく生きるためには必要です。 実は新しいことにチャレンジするよりも、今までしてきたことを辞めたり諦めたりする方がよっぽど勇気がいるんですよね。最初は苦しいかもしれませんが、本当は自分でも分かっているはずです。
自分らしく生きるためには自分を否定するようなことはしてはいけません。 「自分が嫌い」「素の自分が好かれるわけがない」「こんなことが趣味なんて気持ち悪いだろうな」「こんな自分恥ずかしい」などなど、自分で自分を否定していると、無意識のうちに本来の自分を隠すようになり、自分らしく生きることはできません。 「これが自分なんだ」「こんな自分だっていいじゃないか」と自分を肯定してあげましょう。
自分を偽るような行為も自分らしく生きるためにはNGです。 自分を偽っているのですから自分らしく生きられないのは当然ですよね。 本当は好きだけど興味がないフリをしたり、本当は苦手だけど平気なフリをしたり…ボロを出さないようにと気を張りすぎてしまうので、自分を偽るのって結構疲れます。 それに、「こんな自分を見せたら引くだろうな」と思うということは、相手がそういう差別をするような人だと思っているということ。それは相手にも失礼だとは思いませんか? 本当の自分を見せることで意外と意気投合する場合もあります。 素の自分を見せるのに抵抗はあるかもしれませんが、窮屈に生きるよりはずっと楽しく生きられすはずです。
「普通」「常識」に囚われすぎてはいけません。 「普通」や「常識」はとても曖昧なものです。 相手にとっては「普通」「常識」でも、それが自分にも当てはまるかと言われると必ずしもそうではない場合も。 「普通はやらないでしょ」ということも、その人の中の「普通」であって、自分の「普通」ではありません。 もちろん、法律やルールに反するようなことや、人に迷惑をかけるようなことはしてはいけませんが、誰かの「普通」に囚われてしまうと、「自分って普通じゃないのかな」「自分はおかしいのか」と自分を否定してしまうことになります。
他人と比較するのもやめましょう。 勉強ができる、仕事ができる、運動ができる、可愛い、カッコいい、お洒落な人を見ると、「いいな」「自分もあんな風になりたいな」と思いますよね。もちろんそう思うこと自体は悪いことではありません。 ただ、自分らしさ、自分の個性を消さないようにしましょう。 自分と向き合い、自分を受け入れてください。 人は人、自分は自分です。他人をお手本にすることはあっても、同じ道を歩む必要はありません。
周りの目が気になって行動を制限してしまうことってありませんか? 本当はもっと食べたいのに、食い意地を張っていると思われたくなくて「もうお腹いっぱい」と言ったり、嫌われたくないからといつも相手に合わせたり、我慢したり、隠したり… 周りの目を気にしてしまうと自分らしく生きることができなくなります。 周りの目を気にすることをやめるか、素の自分を受け入れてくれる人たちと付き合いましょう。