「素直」になれていますか?なかなか素直になれないという人も多いのではないでしょうか?周りにいる素直な人が羨ましかったりしますよね。どうやったら素直になれるのでしょうか?今回は「素直な人」の特徴について詳しく解説していきます。恋愛での特徴や、人生において「素直」がプラスになる理由も紹介します!また、素直になる方法と素直な人の短所まで紹介するので、是非参考にしてみてください。
「素直」は「すなお」と読みます。 意味は「性格や態度がひねくれておらず、他人の言動などを逆らわずに受け入れるさま」「癖がなく、形などがまっすぐであること」です。 主に人の性格や言動などに使われる言葉ですが、物の形や性質などに使うこともあります。
「素直」・・・「性格や態度がひねくれておらず、他人の言動などを逆らわずに受け入れるさま」 「正直」・・・「嘘や偽りがないこと」
「正直」の意味は、とにかく嘘偽りがないことを指して使います。 そのため、性格がひねくれている場合もありますし他人などの言動に逆らうこともあります。しかし、嘘はなくどんな自分もありのまま表現する人のことを指します。 「素直」にも嘘偽りがないといったニュアンスは含まれますが、嘘がないということよりも「ひねくれていなくて何でも受け入れる」といった意味合いが強くなります。
●「純粋(じゅんすい)」 意味:気持ちに私利私欲や打算がないこと 人の性格だけではなく、「何も混じっていない」といった意味で物質に対しても使います。 「彼は本当に純粋な人だから、騙されてしまわないか心配だ」 ●「無邪気(むじゃき)」 意味:悪意やひねくれた気持ちがなく、あどけないこと 漢字からも分かるように、一切の邪気がない人のことを指して使います。 「彼女の無邪気な笑顔を見ていると心が救われる」 ●「無垢(むく)」 意味:心身に汚れがなく清らかなこと、うぶであること 悪意などがないというよりも、悪いことを知らないといった意味合いが強い言葉です。 「彼にはずっと無垢のままでいてほしいね」 ●「従順(じゅうじゅん)」 意味:人に逆らわないこと 人に逆らうことがなく、素直に人の言うことをよく聞くことです。 「私は幼いころ、親や先生に従順だった」 ●「素朴(そぼく)」 意味:飾り気がなく、ありのままであること 自然体で手が加えられていない様子を表します。 「彼の素朴なところに惹かれました」
●「偏屈(へんくつ)」 意味:頑固で片意地なこと、性質がかたよりねじけていること 意見や考え方が偏っており、さらに一切曲げず人に合わせないような人を指して使います。 「いつまで経っても偏屈ジジイで困る」 ●「強情(ごうじょう)」 意味:意地を張って、自分の考えを変えないこと 一切人の言葉を聞き入れずに、自分の考えを押し通そうとする人を指して使います。 「彼女の強情さには、みんなお手上げだ」 ●「意地っ張り(いじっぱり)」 意味:意地を張り通そうとすること 自分の思ったことを良し悪し関係なく押し通し、間違いなどを認めて謝れないような人を指して使います。 「本当に意地っ張りだね、素直に謝らないと損するよ」 ●「捻くれ者(ひねくれもの)」 意味:性格や考え方がねじけていて、素直でなくなっていること 何でもかんでも疑ったり、人の好意を受け入れられない人を指して使います。 「Aさんって本当に捻くれ者よね、Bさんがみんなに買ってきたお土産を部長にあげたのを見て、媚売ってるとか言ってたわよ」 ●「頑固(がんこ)」 意味:人の言うことを聞かず、自分の考えを押し通すこと どんなに相手が正しくても分からずやで、頑なに自分の意見などを曲げない人を指して使います。 「意思が強いのはいいことだけど、頑固な人は本当にめんどくさいよね」
「素直」の英語は「honest」です。 「honest」の類語には「genuine」「sincere」などがあります。 その他にも「従順な、逆らわない」という意味合いの「obedient」という英語もあります。 「穏やかな」というニュアンスの「gentle」「mild」、「おとなしい」という意味の「meek」なども存在します。
素直な人って、育ちがよい人が多いです。 子供の頃から裕福であったり、周りにいる大人が人として必要なことをしっかりと教えることで、素直な子に育ちます。裕福な家庭は、人に嫉妬をしたりすることがないため素直な子に育つことが多くなっています。ただいくら裕福でも、子供の言うことを聞きすぎて何でも買い与えている家庭では、素直じゃなくワガママな子に育ちます。 やっぱり卑屈な大人に育てられた子は卑屈になりますし、意地悪な大人のいる環境で育てば意地悪に育ちます。甘やかされれば傲慢な子に育ちますし、厳しくしすぎると心を閉ざしてしまうことがあります。 幼少期の家庭環境は、人格形成において影響があります。
素直な人とそうでない人の大きな違いに「自分の失敗やミスをちゃんと認められるかどうか」という点があります。 素直な人は自分の間違いをちゃんと認め、謝罪をしたり反省をすることが出来ます。そしてなぜ失敗してしまったのかを省察し、同じ過ちを繰り返さないように努力します。 そういう姿は周りの目にも「素直でいい人」として映り、信頼されるようになります。 まずは自分の全てをしっかりと受け入れることが「素直」の大きなポイントとなります。
「素直」な人は、人によって態度を変えることはありません。裏表がなく、誰に対しても誠実です。 態度が変わらないといえど、常識はしっかりとあるので無礼なことをするわけではありません。 自分の好き嫌いや得意不得意で態度を変えないということです。 そのため協調性もあり、会社でも友人間であっても人間関係をこじらせることはありません。 「Aさんにはこう言ってたのにBさんにはこう言った」などといったことも無いので、周りからの信頼がとても厚いです。
素直なので楽しい時は楽しさを表現し、相手が面白いことを言えばよく笑います。 そのため周りから見ていても「よく笑うな」と思われます。 誰かに嬉しいことがあれば一緒に喜び、例えばちょっと失礼なことをされたとしても相手が正直に謝ってくれたらすぐに笑顔で許してくれます。 笑顔が絶えない人は、素直な人がとても多いです。
素直な人はとても感受性が豊かです。目にしたものや耳にしたものに対してストレートに受け取って感動します。 映画などを観ても感情移入をしますし、友達の相談に乗っていても感情移入をしてしまい一緒に泣いちゃうこともあります。いい景色のところに行けば感激したりと、まるで子供のように感動を表現します。 感受性豊かなところは、周りから見るととても可愛らしいですよね。また自分が提供したもので心の底から喜んでくれたらとても嬉しいですね。
感受性豊かな分、相手の話に親身になって聞いてくれます。 素直なので相手の話を真っ直ぐに受け止め、真剣に聞いてくれます。 質問をしたり、同調してくれたりと、話す方もついつい気分が良くなってたくさん話してしまいます。 また、自分自身に話してくれたことも素直に喜んでくれるので「話してくれてありがとう」と言ってくれるので、話した方はとても気分が良いです。「こちらこそ聞いてくれてありがとう」と伝えればよりよい関係が気付いていけますよね。 素直じゃない人は、相手の話にもいちいち突っかかったり冷めたようなことを言ってきます。話す方も気分が悪く話す気もなくなりますよね。自分の話をする時は、素直な性格の相手と話すのが一番です。
素直な人はひねくれた感情がないので、何事にも一生懸命に取り組むことができます。 仕事であれ、趣味であれ、人間関係であれ、ひたむきに向き合います。 目標に向かって夢中に取り組み、趣味もしっかりと極め、人間関係では相手を蔑ろにするようなことは絶対にしません。そういった姿勢は周りを巻き込んで、仕事では特に全体で一生懸命になることが出来ます。
素直な人は、他人の言動などを逆らわずに受け入れます。 そのため相手に対して相手の言動を疑ったり妬んだりする気持ちを抱くことがありません。 そこにつけこまれて騙されてしまうこともあるのですが、自分が相手に猜疑心を持たないので基本的に相手も自分に猜疑心を持ちません。その点はお互いが素直でいられる関係になるのでよっぽどのことがない限り関係性が悪くなることはありません。
嘘をついたり、相手を困らせたりすることが出来ないので、恋の駆け引きがうまく出来ません。 返信を遅らせたり、相手の気持ちを試すような言動は一切出来ません。 自分が返信出来るタイミングで返信をして、思ったままを相手に伝えてしまいます。 実際には、駆け引きをしないでくっついた恋人同士の方がうまくいきそうですよね。付き合ってからも素直な気持ちのまま向き合っていけそうな気がします。
会いたい気持ちやどこに行きたいかなどを素直に伝えることができます。 しかし駆け引きをするわけでもなく、押し付けがましくもないので、相手も「いいよ」と返事しやすくなります。その結果、気付いたら距離が縮まってたなんてこともよくあります。 また聞き上手であるため、相手の話を親身に聞いてあげることができます。そういったところからも信頼関係を築き安心感を与えるので相手も気が付くと心を開いちゃっていたりします。
相手の言動に敏感な人は勘ぐってしまったり、相手のことを信じきれていない人からすると疑うべき点があったとしても、素直な人はなかなか相手を疑いません。 相手の言動をそのまま信じ受け入れるので「実は浮気してるんじゃないか…」「本当は違うんじゃないか…」などといった感情がそもそも生まれません。 そのため相手に対して疑心暗鬼になることがなく、恋愛をしていて疲れることはほぼありません。 相手も何もないのにいちいち疑われるとしんどくなったりイライラがしたりするので、疑われないことはとても嬉しいですよね。 ただ、疑えないことから恋人の浮気を発覚出来ないなんてこともあるかもしれません。 知らぬが仏とは言いますが、ずっと騙され続けるのは悔しいですよね。
素直な人は、ちゃんと謝ることができます。 そのため、どちらが悪いにしろ喧嘩になってしまった事実に対してきっちり謝罪することが出来ます。 「自分は何が嫌だったか」「どうしてほしかったか」を話すことができるので、解決するのも早いです。天邪鬼な言動もなく、かまってちゃんなわけでもないので相手も冷静に話し合うことが出来ます。 また相手が悪かった場合でも、相手の謝罪をちゃんと受け入れてくれます。相手の言葉を信じてくれるので、「口ばっかり」「もう信じられない」などといったことは言いません。
素直な人は、とても純粋な気持ちの持ち主です。 一度、相手を愛し続けると決めたらよっぽどのことが無い限り、他の人に目移りしたりしません。 相手の言動や性格なども好きなので、多少のことでは冷めることもありません。 ただ素直すぎて一途に思い続けてしまうことから、片想いを長引かせてしまうことも…。 誰かと付き合いたいという気持ちよりも「この人が好き!」という気持ちが強くなってしまいます。 恋人になってからは、ずっと大事にしてくれるのでとてもいいでしょう。ただ素直な愛情表現が疲れている時には少し重く感じてしまうことがあるかもしれません。ただ、それが素直な性格だからと思えば鬱陶しく思うようにはならないと思います。
「素直な人」が人を疑わないのは、自分が誰かを騙すことがないからです。 素直が故に騙せないという部分もありますが、誠実で真っ直ぐな性格のため誰かを騙そうなんて気にもなりません。 誰かを騙してまで得ようとするものはないと考えています。 万が一、誰かに騙されるようなことがあったとしても同じように自分も騙すということもしません。そういうところを周りの人はしっかりと見ていますので、信頼されたりフォローしてくれたりします。
素直な人はモテます! やっぱり感受性が豊かで、その感情を素直に表現していたらとても可愛いですよね。 男女問わず素直な人はモテます。誠実ですし、人を陥れたりもせず、自分のことも信用してくれるので、嫌いになる要素がないですよね。 友人としても素直な人は好かれることも多いのです。 そのため長いこと友人関係が続いてから恋愛に発展することもあります。 「この人といたら落ち着くし、自分のことも好きになれるな」と思わせてくれます。
素直な人は、何事に対しても裏を読んだり邪な目で見ることはありません。 そのためストレートに受け取ったまま楽しむことができます。 ひねくれている人や、頑固な人はなかなか素直に思いっきり楽しむことができません。思いっきり楽しむのが恥ずかしかったり、誰かにおどらされてるのでは?と思ったりしてしまいます。そういう人って人生損してるな、と思いますよね。 とにかく何でも思いっきり楽しんでみちゃうと、後のことってどうでもよくなったりします。その瞬間は最高にボルテージも上がりますし、誰かと一緒ならその楽しさを共有できる喜びもあります。また、思いっきり楽しむっていう行為はストレス解消にもなるので、人にとってとても大切なことです。 様々な面において、「何でも思いっきり楽しめる」というのは人生においてプラスになります。
素直な人は、楽しい感情だけでなく悲しみや寂しさ、嫌な気持ちなどマイナスな感情も相手に伝えることが出来ます。それは感情の起伏が激しいとかではなく「私はこう思ったよ」と言うことが出来ます。 そのため、自分の気持を抑え込むことがないので感情を我慢するストレスがありません。 例えば人って誰かから理不尽なことを言われた時、もちろん言われた内容にもイラッとするのですが、一番ストレスになるのがその時に言い返せなかったときです。その時点で言い返したり自分の意見を言えていれば、その人に対する負の感情は消えなくても過度のストレスになることって実はそんなにないんです。 イライラが長引いてストレスになるのは、自分の感情や思ったことを外に表すことが出来ない時なんです。なので、素直な人は基本的に感情が外にあふれているため、他の人よりもストレスが溜まりにくくなっています。
偏見とは、相手の見た目や人種、学歴や経験などそういったもので人を判断することです。 社会に出ると多くの人が、知らず知らずに偏った見方や考えを持ってしまい無自覚で偏見を持ってしまいます。 しかし素直な人は、誰に対しても偏見を持つことがありません。 相手がどんな人か、どんな気持ちを抱えているのかをちゃんと見ることができるからです。 どこの国の出身だろうと性別や年齢は何であろうと、東大卒だろうと中卒だろうと、フラットに相手と接してくれます。
素直な人は頑固な考えがないので、どんな状況や場所にも臨機応変に対応することが出来ます。 「郷に入れば郷に従え」という言葉があるように、状況や場所におけるルールに従うのが一番です。 素直な人はすぐ従うことができるので、周りからも信頼されやすく自分自身も過ごしやすくなります。またどんな相手に対しても真っ直ぐに向き合うことができるので、よっぽど相手の性格がひねくれていない限りは人と争うことがありません。 そういった意味でも、どんな場所でも人間関係も良好に過ごしていくことが出来るでしょう。
素直な人は嘘も嫌味もないので、人からとても好かれやすいです。 まず一緒にいて、なかなか嫌な気持ちにならないので嫌いになりません。 そしてどんなことを考えているかが分かるので、不安になることも疑う必要もありません。 自分自身のことをありのまま受け止めてくれるので、安心感があります。 無邪気な表情や強い好奇心はとても可愛らしく、同い年でもちょっと幼く見えて守ってあげたくなってしまいます。
素直な人はみんなから愛されるので、周りもつい構ってしまいます。そして素直な人が困っていればみんなで助けたりフォローしたりしてくれます。 素直な人はただただ相手を受け入れるだけではなく、いたずらな一面や一生懸命な一面もあり、また自分の感情が相手に伝わりやすいので、子供を愛おしく思うような感情に周りはなりやすいです。 また「ありがとう」と「ごめんなさい」が言えるので、助けた後も気持ちがいい!ここで、「ありがとう」と「ごめんなさい」がないと、人はすぐに助けてくれなくなります。素直な人は自分の非をすぐに認め相手に感謝を出来る人なので、たくさんの人が集まってきて何かあればフォローしてくれる環境にいます。
上司や先輩が教えてくれたことをちゃんと守り、相手の話をきちんと聞くので覚えるのが早いです。 また分からないことや間違えてしまったことを質問したり確認することが出来るので、どんどん出来ることが増えていきます。 また素直に聞いてくる部下や後輩は上司や先輩からしても可愛いので、困っていたりしたらすぐに教えてあげられます。
素直な人って疑ってきたりカマをかけてくることもしないので、相手も素直でいられるんです。 例えば恋人同士でも突然相手が浮気を疑ってきたら、浮気をしている可能性が高いって言いますよね。自分に何か後ろめたいことがあると、他人にそれを投影してしまうんです。 しかし、素直な人はそういった相手を疑うこともせずにいてくれるので、相手も素直に信じることが出来ますし、どんな話をしても受け入れてくれるので取り繕う必要がありません。
まず大事なのが、感謝を忘れないことです。 小さなことであっても、相手の善意やフォローにはちゃんと感謝をしましょう。 心の中で思っているだけでは駄目ですよ、ちゃんと相手に感謝を伝えましょう。 また、伝えられないような場面であっても日頃から感謝を持つようにしましょう。 無理にでも感謝の気持ちを持つようにすると、自分の中で感謝をすることが癖になってきます。 自分の本音や意見を相手に伝える際に素直になれなくても、まず感謝だけは素直に伝えるようにしましょう。
ひとまず、どんなこともいったん受け入れることが大切です。 例えば仕事で、相手の提案や意見が自分の意見や考えと違ったとしても、咄嗟に反対するのではなくいったん自分の中で受け止めてみましょう。そこからゆっくりと時間をかけて自分の意見と照らし合わせ、相手にそれを伝えましょう。 また、傷付けられるようなことがあったり悲しいことがあっても、一度受け入れるようにしましょう。思ったままにです。傷付かないように、自分を守るようにアレコレ考えていてはいつまでも自分の素直な気持ちにフタをし続けてしまいます。まずは自分だけでも素直な気持ちのまま出来事を受け入れてみましょう。
自分がどんなに正しいと思っていても、相手に反論をするのはやめましょう。一度受け止めてから、「私の意見はこうです」と伝えるようにしましょう。素直な人は他人の言動などを逆らわずに受け入れる人です。その場で逆らうようなことをしていては、素直な人にはなれません。 また、自分に非があった場合に言い訳をするのは以ての外です。まずは、自分の非を認めてちゃんと謝罪をしましょう。その後、どうしてそういう経緯に至ってしまったのかを説明しましょう。この際も言い訳がましくなると人は信じてくれなくなるので、正直に話しましょう。
これは人としてもしてはいけないことですが、素直な人は嘘をつきません。むしろつこうと思っても、なかなか上手に嘘がつけません。性格がまっすぐなのですぐに周りからバレてしまいます。 そのため素直な人になりたい人は、まず誤魔化したり嘘をついたりすることをやめましょう。正直にも言えないような場面であれば、ひたすら沈黙です。とにかく嘘は絶対につかないように注意しましょう。 一度でも嘘をつくと「嘘つき」として周りからも思われてしまいます。 嘘つきとして関わられてしまうと、自分自身でも自分のことを嘘つきだと思い嘘を重ねはじめてしまいます。そのため、すぐに素直になれなくても嘘だけは言わないことが大切です。
素直になるためには、まず自分自身に対して素直になることが大事です。 自分自身に対して素直になるためには、自分の本当の気持ちとしっかり向き合って理解することです。 自分が本当にやりたいことは何か、どういった人間になっていきたいのか、などを知ることからはじめましょう。小さな目標でもいいです。○○のシュークリームが食べたい!とか。海外旅行に1週間行きたい!など漠然としものでも、まずはノートなどに書き出してみましょう。 そういった自分のやりたいことを把握して、それに向けた目標を立てて日々がんばっていると心はとてもハッピーになります。そういう時って素直になりやすく、相手のことも誠実に受け入れることができます。
自分の気持ちと向き合うことができたら、自分自身を信じてあげましょう。 そういった小さな目標をひとつひとつ叶えていくことで、自信がついてきます。 だんだんと目標設定を高くして、長期で計画を立てられるようになったら自分のことを信じられるようになっている証拠です。 ただ、ちゃんと目標に向かって努力をしたり行動をしないと自分に対して自信がなくなっていってしまいます。叶えられなかったことよりも、目標に向かって頑張れないことの方が自分に対して幻滅してしまうので気をつけましょう。 自分で自分を信じてあげられていると、自分の気持ちを偽る必要もないですし相手を疑う必要もありません。そのため素直でいられるようになります。
自分のことを信じれるようになったら、相手のことも信じてみましょう。 基本的に、他人を疑う人は自分が嘘をついていたり、自分自身に満足できていない人がほとんどです。 そのため、自分を信じれるようになったら自ずと他人を疑うことが減ってきます。 相手を信じられるようになると、ひねくれた感情を持つこともなく素直に受け入れることができます。 ちょっと「あれ?おかしいな?」「嘘ついてるかな?」って思うようなことがあったら、ちゃんと向き合って話をすることも出来るようになりますし、そういったすぐに嘘をつくような相手に固執をしなくなります。信じられる人とした関わりを持たなくなるので、より一層素直でいられるようになります。
どうしても素直になれない部分がこべりついていて素直になるのが困難な場合は、素直じゃない性格を予め相手に伝えておきましょう。相手に素直じゃない部分を理解してもらっておくと、相手も「それって本心?」「本当は?」などと確認してくれるようになります。しかしこれは本当に親しい仲ではないと相手にも負担になりますので、誰にでもそれを求めないようにしましょう。 また、伝えておくだけではなく素直になるよう努力は必要です。相手が確認してくれるからいいや、と甘えていると相手は「いい加減自分で話してくれないかな」と思ってきます。めんどくさがられる前に、ちゃんと自分から変わっていきましょう。
素直じゃないところが可愛い、って思う人もたまにいます。でもそれはたまに恥ずかしがったりちょっと不貞腐れていたりするから可愛いのであって、常に素直じゃないのはただただ相手は疲れます。 相手も最初のうちは「なんでそんなこと言うの〜」「本当は嬉しいくせに〜」なんて言ってくれるかもしれませんが、段々と「そう言うのめんどくさい」「いちいちこっちが聞かなきゃいけないの?」となってしまいます。可愛さは微塵もありません。 「ごめん、素直になれなくて…」と言ったところで「いい年こいて何言ってるの」と思われてしまいます。10代の学生ならまだ分かりますが、社会人にもなって恋人や友人相手に素直になれないのは結構めんどくさいですよね。 素直じゃない性格が得することはそんなにありませんので、たまにならいいですが基本的には素直でいられるようにしましょう。
素直な人は相手の言ったことをそのまま信じるので、騙されてしまうことがあります。 これは相手の悪意なので素直な人が悪いわけじゃありませんが「もしかしたら嘘かも?」「怪しいな…」という感覚は時に必要です。 ちょっとでも虫のいい話や、相手を信じきれないことがあれば周りの人に相談してみましょう。自分の感覚だけですぐに判断しないように心がけることが大切です。
相手に頼まれたことを素直に受け取って行動してしまうため、こき使われることがあります。 特に仕事では雑用や後処理など、めんどくさいものを「これ君の仕事だから」などと言われて指示されると疑いもなくやってしまいます。 いくら素直な人でもあまりに酷ければ気付くものですが、なかなか最初は気付きづらいです。 もちろん上司から言われれば素直な人じゃなくても断ることは出来ず、やらなくてはなりません。パワハラに値するものもあるので、然るべきところで相談をするようにしてください。
素直に思ったことを言ってしまい、悪意はなくても相手を傷付けてしまうことがあります。 無神経な人ほどではありませんが、時に自分の気持ちを伝えずに相手を気遣うことが大事なときもあります。 例えば、友達から新しい恋人の話をされるとします。一通り話を聞いてみて、前の恋人の方が良かったんじゃないか?と思ったとします。ですが、新しい恋人とはまだ始まったばっかりなのでこれから良くなっていくかもしれません。ですが「前の人の方が良かったんじゃない?」などと言ってしまうと相手は傷付いてしまうかもしれません。前の人にはこっぴどくフラれているかもしれませんし、今の恋人のことが大好きかもしれません。 言い方ひとつでも「幸せそうで良かったよ、割と前の人も推してたけど(笑)」と冗談っぽく言うことで「あの人は駄目」や「今の恋人の方が100倍いい!」など相手の気持ちを引き出す事もできます。
素直な人は、相手のことを信じてしまうので冗談で言ったことも本気で捉えてしまうことがあります。 そのため、周りからは「冗談が通じない」と思われてしまいます。 冗談か本音かを判断するのって、普段から冗談を言っている人じゃなければ分からないことってあります。しかも、なぜか冗談だって分からなかった側の人の方が立場が悪くなったりします。 素直な人は、あまり冗談ばっかり言っている人と一緒にいない方がいいでしょう。ただ、大勢で集まって盛り上がっている時に冗談が通じないとやっぱり「空気読めない」と思われてしまうので周りの反応などにも注意してみましょう。
とにかく従順すぎてしまいます。素直なのはいいことですが、もっと自分の意志や意見を言ってほしいと思う人もいます。上司や先輩に指示されたのだから、それをこなすのが私の仕事だ!と思って一生懸命にやるのはいいことなのですが、少しは自分の意見や新しいアイディアが欲しいなと思う人もいます。 従順な部下だけを可愛がる性格の悪い上司もいますが、自分自身の成長のためにも従順すぎるよりは自分の意見や考えを伝えられる方がいいでしょう。 また、恋人や友人との関係でも「それでいいよ」となんでも相手の意見を受け入れてしまうと、相手からしてみたら「自分の意見はないの?」「ただくっついて来てるだけみたい」と関係性に疑問を持ってしまうことも。 素直が故に、言わなくていいことも言ってしまうこともありますが、相手の言う通りにしてしまいすぎる一面もあります。
一代で世界の松下電器を築き上げた松下幸之助。その人間観・経営観の礎には、つねに「素直な心」があった。素直な心とは、物事の実相を見誤ることなく、強く正しく聡明な人生の歩みを可能にする心―。では、素直な心を養い、高めるにはどうすればよいのか?著者の長年の体験と鋭い洞察から生み出され、発刊以来約30年、いまだ読者の支持を集め続ける“松下哲学の原点”、待望の文庫化。
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いかがだったでしょうか? 「素直な人」について解説してきました。 人間関係を構築するうえで、素直に越したことはありませんが素直すぎるのも少し注意が必要ですね。 すぐに素直になれなくても、まずは自分と向き合って少しずつ自分を変えていけるといいでしょう!