「自意識過剰」という言葉をご存知でしょうか?「自意識過剰」とは自分のことを意識しすぎることを意味します。あなた自身やあなたの周りの人に「自意識過剰な人」は居ますか?本記事では自意識過剰な人の特徴を詳しく解説していくとともに、そもそもなぜ「自意識過剰」になるのか原因も紹介していきます。自意識過剰の治し方もお伝えしていくのでぜひご参考になさってください。
自意識過剰の意味は「自分のことを意識しすぎること」です。 自分自身についての「自意識」が「過剰」になっている状態を指します。 具体的には、他人が自分のことをどう思っているのかがを気にしすぎて緊張したり不安になったりします。 よって、自意識過剰はネガティブな側面が多いです。 自分自信のことを意識すること自体は誰でもあることですが、自意識過剰になるとその度合が過度になるため、落ち着きがなかったり神経質になったりします。
「自意識過剰」の類語は「横柄」「傲慢」「自己顕示欲」「自己承認欲求」などです。 自意識過剰な人は物事に敏感に反応をし、ときには相手を不快に思わせるような態度を取ります。 そのため「横柄な口のきき方」「傲慢な態度」などの表現が使われます。 また自意識過剰は人間が持つ欲求にあたるため「自己顕示欲」や「自己承認欲求」などが類語にあたります。 「承認欲求が強い」「自己顕示欲が表れる」などの表現をします。
自意識過剰を英語で表現すると「too self-conscious」となります。 「self-conscious」が「自己を意識する」を意味し、それが過度にあることを「too」で強調しています。 例えば「私は自意識過剰です」という文章は「I'm too self-conscious.」となります。 なお名詞は「self‐consciousness」となります。 また、強調のtoo以外では「excessively」や「overly」も使われることがあります。
自意識過剰の人はかなり自分に自信があります。 容姿が整っている、頭が良い、お金があるなど自分の能力や価値に過度な自信を持っています。 そのため自信のあるような態度で生活をしています。 自信自体はとても素敵なことです。自信を信じる力ですからね。 しかしその自信が行き過ぎて驕り高ぶっている人は自意識過剰な人でしょう。
自意識過剰の人は他人の目に自分がどう映っているかをかなり気にします。 そのためいつも人の様子を伺うような行動や発言をします。 常に他人からの評価を気にしているので、自分の本心通りに動けないことも多いです。 「本当はこうしたいけど、人に悪く思われるのが嫌だから止めておこう」と考えることばかりです。 自分の気持ちに嘘をついて生活することになるため、人生を心から楽しめていないのも特徴と言えます。
自意識過剰な人は感情の起伏が激しいです。 喜怒哀楽全てにおいて高くなったり低くなったり、その姿はまるでジェットコースターのようです。 ついさっきまで笑っていたかと思えば急に不機嫌になったり、またその逆も然りです。 小さい子供なら微笑ましいような姿かもしれませんが大人になってもコロコロと機嫌が変わる人は正直人間性を疑ってしまいますね。 感情はある程度コントロールできますし、すべきものでもあるのです。
自意識過剰の人は周りの目を気にすると紹介しました。 周りに自分の姿が悪く映っていたり、悪い印象を持たれていることに気付くとすぐに心が折れます。 メンタルが弱いのですぐに落ち込んだり、最悪の場合体調を崩すこともあります。 例えば「切った前髪をバカにされた」「前髪を見て皆が嘲笑していた」と思い込み心が折れます。 泣き出したり暴れてしまう人もいるでしょう。ただしこれらの思いは勘違いであることも多いです。
ネガティブ思考も自意識過剰な人が持つ特徴です。 「明日のプレゼン失敗したらどうしよう」「皆がいる所で恥をかいてしまって消えたい」など物事に対して否定的な考えを持ちます。 普通の人が落ち込まないような些細な事でも落ち込むことが多いです。 例えば「上司の前でクシャミをしてしまった」「会議に10秒遅刻した」などの内容です。 もちろん反省しないのは、それはそれで問題がありますがそこまで引きずるような内容でもないですよね。 しかし小さなミスなどを1つでも犯したら1日中、もしくは数日ずっと落ち込んでしまいます。
自意識過剰な人は完璧主義者でもあります。 常にベストな姿でいるべき、自分が一番でなくてはいけないとストイックな姿勢です。 自分のことになるととことん完璧にこだわります。 例えば服装や髪型などの外見はもちろんですが、持ち物や言葉遣いなど細かい部分まで目を配ります。 そして他人の細かい部分にもすごく敏感に反応します。 「人の振り見て我が振り直せ」ということわざがぴったり当てはまる感じです。
自意識過剰な人は過度のプライドを持っています。 上記で説明したように、常にベストで一番な自分でいたいという気持ちが強いため、自分のことで常に頭がいっぱいなのです。 そして周りの人から常に見られたい、会話の中心的存在でいたいという思いからプライドが高い振る舞いをします。 例えば高価な持ち物を見せつけてきたり、自分の話題ばかり話をするなどです。 いつも自分の話でもちきりの人を見ると「イタイなー」と感じますよね。
自意識過剰な人はかなりのあがり症でもあります。 「失敗したらどうしよう」「皆が完璧なものを求めているぞ」と勝手なプレッシャーを感じます。 良い印象を与えたいという気持ちが強いあまりに、そのため人と話す時は緊張している様子を見せます。
など、パニックになることもあります。
勘違いが激しいことも自意識過剰な人の特徴です。 良いことも悪いこともすべて思い違いが激しいです。 よく自意識過剰な人は被害妄想が強いとも言われます。 例えば、異性が挨拶をしただけで「あの人私のこと好きなのかな?」とわくわくしたりします。 たまたま相手に声が届かず反応を示さなかったら「あの人僕のこと嫌いなんだ。。。」とかなり落ち込みます。 事実ではないことを事実だと解釈してしまうので、周りの人は愛想を尽かすでしょう。
自意識過剰な人は「世界は自分を中心に回っている」と思っています。 自己中心的な性格の持ち主なのです。 特別なされたい、話の中心でありたい、いつも最高の自分でいたいと考えています。 そのような自己中な考えは自己中な言動で現れます。 逆に自分が特別扱いされていないことや、話の中心にいないことがわかると不機嫌になります。 中には逆ギレする人もいるのでたちが悪いですね。
自意識過剰な人は強がって生きています。 過度なプライドの高さから「弱い自分を見せてはいけない」「ここで失敗してはいけない」と責任感が強いです。 責任感があること自体はとても素晴らしいことです。 しかし自意識過剰な人は感じなくてもいい責任を勝手に感じていることが多いです。 自分で自分を追い込むことになり、最終的に人生に疲れたと落ち込む人もいます。
自意識過剰な人は責任感が強く、強がって生きているので人に簡単に甘えることができません。 そのため自分一人で抱え込むことが多いです。 例えば自分の仕事量が多く人に頼めばいいことも頼めずに一人で残業をします。 「そんなことなら早く聞いてくれれば良かったのに」と、人からしたらどうってことない質問も出来ずにいます。 長男や長女であればなおさらです。「人に甘えるなんて恥ずかしい!」とも思っています。
自意識過剰とは他人が自分のことをどう思うかを異常なほどに気にすることでしたよね。 常に周りの目が気になるということは、実は自分のことに自信が全くないということになります。 自分に自信があれば、他人の目など気にせず着たい服を着ますしやりたいことをやれますよね。 人がどう思うかということより自分がどうしたいかということにフォーカスをあてるので他人のことは気にしないのです。 しかし自意識過剰な人はその逆で、自分に自信がないものの人には良く思われたいという気持ちがあります。 自己評価が低く存在意義を見出だせずにいるため、その分周りの人に認めてもらいたいという思いが強いです。 そのため自意識過剰な言動が目立つ人は実は自分に自信が無く、本当は強がって生きているのです。
自意識過剰な人が頻繁に取る行動は鏡を見ることです。 自意識過剰な人の定番中の定番な行動ですね。 性格や年齢に関わらず鏡を必ず携帯していますし、外で鏡を見ると必ず自分の容姿をチェックします。 メイクはよれていないか、歯に食べかすはついていないか、服装は大丈夫かなど一度確認すればいいことを何度も確認します。 仕事中やデートの最中でも気にせずに鏡を見ているので、相手にとっては失礼な態度になります。
落ち着かない態度も自意識過剰な人の特徴です。 他人がどう見ているかを常に意識しているのでじっとはしていられないのです。 周りをキョロキョロ見渡していたり、貧乏ゆすりをしたり、じっとしていられなかったりなどの行動が目立ちます。 挙動不審と思われても仕方のないような行動です。 先程ご紹介した「鏡も何度も見る」行動も挙動不審と言えるでしょう。
自意識過剰な人は完璧主義者です。人前で失敗は絶対にしたくないと考えています。 そのため1%でも失敗する可能性のあることは、どんなに挑戦したいことであっても行動せずに終わってしまうこともあります。 「スキーやってみたいけど、失敗する姿を見せたくないから行かないでおこう」など、興味があることも手を出さずじまいです。 自意識過剰な人は自分の本心を押し殺して行動することが多いため素直になれない人もいます。 そのために自分の生活が充実していないとネガティブ思考になることも多いです。
他人の意見が気になりすぎて人に意見を求めることがかなり多いです。 日常の本当に些細なことも質問攻めするので家族や友人は正直疲れることが多いでしょう。 例えば、「新しいリップどうかな?」「この洋服太って見えない?」「ヨガやろうと思うんだけどどう思う?」など自分のことについての質問がかなり目立ちます。 そして人からポジティブな答えが返ってくると機嫌は良くなりますし、逆にネガティブな答えだと「どうしよう」とどん底まで落ち込みます。 人に質問することは多いですが、自分の意見は持っていないことが多いです。 自分には自信がなく、自分の意志を信頼できないために人に助けを求めるからです。 このような人は「芯が無い人」とも言われます。
自意識過剰な人は嫌われたくないという気持ちから、何でもすぐに謝罪する傾向があります。 謝罪の対象にならないようなことや、自分には非がないことでも謝ります。 冗談を真剣に捉えて謝罪したり、明らかに悪いのは自分でないことも「なんかごめんなさい」と謝ります。 素直に謝罪ができることは素晴らしいですが、何でもペコペコと頭を下げるのはちょっと違いますよね。 謝罪すべきか否かを見極めて、謝るべき内容だけしっかりと謝罪の態度を示すことが大切です。
自意識過剰な人は基本的に控え目な行動が多いですが、時に攻撃性が高まることがあります。 勘違いにより「攻撃された」と捉えた場合は相手に対する言葉や態度が横柄になります。 例えば、無視されたと勘違いした場合は「あなた何で無視するの!?私に恨みがあるなら言いなさいよ!」と一方的に攻めます。 感情が高ぶって泣いたり暴力的になったりすることもあります。 自信のない自分を守ろうとすることに精一杯となり攻撃性が高まるのですね。
自意識過剰な人は他人を気にします。 気にしすぎるあまりに「団体行動が憂鬱」「一人で生きていきたい」と思います。 そのためよく一人で行動することが多いです。 ランチは自分のデスクで食べたり、交流会の場でも一人で孤立しています。 人がいると落ち着かないとさえ感じ、人が集まるような場所には足を運びません。 一人でいれば他人の目が気になることはないのでとてもリラックスできます。
自意識過剰な人は、休日部屋に引きこもり外部との接触を避けます。 平日かなり人目を気にして行動しているためとても疲れが溜まっているからです。 休みの日だけは他人の目を気にせずに心を休めたいと思うのです。 休日は必要最低限の外出を除いて基本的に家でゴロゴロしていることが多いでしょう。 もしくは室内でできる趣味に没頭して休日を楽しみます。
他人と自分や、過去と今の自分をよく比較することも自意識過剰な人の特徴です。 比較をして自分自身を安心させるという目的が多いでしょう。 少しでも自分に自信を持ちたいからです。 例えば「●●さんより私の方が残業時間が短い」と他人と比較して優れている部分を探します。 また「先週よりも少し顔がスッキリしている!」と過去の自分と比較して自分に自信を持ちます。 これが事実であれば良いですが思い込みである可能性もあるので少し厄介ですね。。。
自意識過剰な人は写真映えを熟知しています。 そのため写真を撮る時は自分が一番可愛く・かっこよく映るように努力をします。 写真の立ち位置や顔の角度などすべて細かく把握しているのです。 ベストな写り方はレパートリーが少ないのでいつも同じ場所は同じ顔をしています。 そのため、変顔などの急なリクエストに上手く対応できないことが多いです。
人から良く思われたいという思いからSNSの更新率が高いことも特徴です。 自分は充実した生活を送っていることをSNSを通してアピールしたいのです。 自撮り、ご飯、空、買い物した物などの写真が多いでしょう。 SNS上の文章の書き方は「私って最高」ということを全面に押し出しているため普段の話し方と全く違うことも特徴的です。 そして投稿に対する他人からのコメントで承認欲求を満たしています。 その承認欲求が自信に繋がるのです。
自意識過剰な人は自分を大きく見せようとするために傲慢な態度を取る人もいます。 根底では自信はないことを隠すかのようにオーバーに行動をするのです。 例えば、自信がないが故に大声で話したり、周囲に気付いてもらいたいがためにわざと大きい足音を立てたりするような行動です。 「存在アピールなんて可愛いな」と思える程度ならいいのですが、これが人にとって迷惑と感じる言動が多いのが問題です。 周りの人と口論になり人間関係が悪化しないように注意する必要があります。
自分の考えがあってもそれを先に話すことはしません。 人の話や意見を聞いてから、相手の顔色をうかがって話しをします。 嫌われたくないという気持ちが強いので、自分の意見と真逆の意見を相手が言ったとしてもそちらの意見によせます。 良く思われたいという気持ちから自分よりも他人の意見を尊重することが多いです。 白黒はっきりしない発言も多く、「はっきりしなさいよ!」と相手をイライラさせてしまうこともあります。
自意識過剰な人は自分の外見にとても敏感です。 具体的にどの部分が気になっているのか、詳しく説明していきます。
男性も女性も髪型が気になることが最初の特徴です。 鏡を見るたびに髪を触っている人は自意識過剰と言えるでしょう。
などを入念にチェックします。 いつでも手直しできるように櫛やワックスなどを持参していることも特徴です。 中にはドライヤーやヘアアイロンをも持ち歩いている人もいるようですよ。
男性でも女性でも素肌の調子は気になりますよね。 肌の状態を細かく確認することも、自意識過剰な人の特徴です。
とチェックをしていきます。
特に女性に多い特徴です。 メイクが気になり何度も鏡でチェックをします。 対して変わらないメイクについて、周りの人に「今日のメイクはどうか」としつこく聞いたりすることもあります。 チェックしてどうしても気にならないようなメイクであれば仕事の休憩中などに一からメイクをし直すこともあります。 良く言うと、常に美しく見えるメイクを知っているので研究熱心とも言えます。 様々な化粧品やエステなどを試すので浪費家とも言えますが。。。
身だしなみを整えることはマナーでもありますよね。 しかし自意識過剰な人は整える回数が異常に多いことが特徴です。 定期検査のような感覚で頭のてっぺんから指先まで丁寧に確認をしていきます。 そのためトイレや休憩室で過ごす時間が長いです。 仕事やデート中など相手を待たせることに悪気がないことも特徴でしょう。 トイレから「お待たせ〜!」と上機嫌に出てくる人はかなりの確率で自意識過剰です!
自意識過剰な人はベストな写真写りを熟知しています。 そのため毎回写真のチェックを怠りません。 実際に可愛く写っていれば問題ないですが、気に食わない場合は何度も撮り直しをします。 これも良く言えば研究熱心とも言えるでしょう。一人で自撮りを重ねベストな表情を練習するからです。 しかし、自分の最高の写りを求めすぎる姿は周りに「ナルシスト」とも思われてしまうかもしれませんね。
自意識過剰な人は自分の体型にとてもストイックです。 そのため常にベストな体型を保つためにダイエットに力を入れています。 毎日鏡を見て体の変化をチェックし、食事・運動・睡眠のバランスを調整していきます。 ですので自意識過剰な人は健康な暮らしをしてる人が多いとも言えます。 しかし、あまりにも体型に執着しすぎると過食症や拒食症などの病気になることもあるので気をつけたいです。
常に完璧を求める自意識過剰な人は完璧な姿を邪魔する物に対してとても敏感です。 ゴミ、食べかす、洋服のほつれに対しての感覚が鋭いのです。 これらの汚れを除去できるように常に汚れ対策セットを持ち歩いています。 自分の汚れが気になる一方で他人の汚れに対しても敏感に反応します。 この行動が時折「潔癖症」などと表現されるのです。
人は人に対して本心でアドバイスすることは少ないです。 家族や友達などとても信頼している人を除いて職場の人や関係の浅い知り合いなどにはお世辞を言うこともあるでしょう。 しかし自意識過剰な人はお世辞だとは思っていないため、時折とんでもない格好をすることがあります。 例えば周りの人がお世辞でピンクが似うと言えば洋服がピンクだらけになります。 50代や60代の人が20代の服装をすることもあるでしょう。 「若作り」「ちょっと無理がある」と引かれることが多いです。
自意識過剰の最大の原因はプライドの高さにあるでしょう。 自分常に1番であり、常に意識が自分に向いています。 常に注目の的でありたい、中心にいたいという気持ちが強すぎることで自意識過剰になるのです。 しかし本来英語での「pride」はポジティブな意味で使います。 自分にプライドを持つことは大切なことですが、自意識過剰な人の場合プライドを持ちすぎてマイナスな印象を与えるのです。
自己肯定感の低さが原因で自意識過剰になる人もいます。 自己肯定感とはありのままの自分を受け入れたり認めたりする気持ちのことです。 そのままの自分を受け入れられないと、人に気に入られようとして「良い」自分を演じることになります。 ありのままの自分の姿を認められると、周りの人の目が気になることはありません。 しかし自意識過剰な人は自分を認めることができずに周りの人の評価や声を頼りに生きています。 そのため常に他人が持つ意識を気にしすぎているのです。
自信のなさも自意識過剰になってしまう原因です。 自分の能力や価値などに対しての評価がとても低く、自分では存在意義を見出だせないために人に頼るしかないのです。 自分では自信がないことでも人から褒められると自信となります。 反対に自信がないことに対してきつい言葉をかけられるとさらに自信を失うことになります。 他人を介して自分が存在している意味を探し求めるために自意識過剰な態度を取るのです。
「失敗してはいけない」「常に最高のパフォーマンスを発揮しなければいけない」と思わせるような経験を過去にしている場合も自意識過剰になりやすいです。 過去のそのようなマイナスな体験がトラウマとなってしまっているため、過剰に振る舞うしか選択肢がないのです。 例えば、
などの経験があると、仕事を完璧にこなす、身なりはしっかりするという完璧主義な意識になります。
意識で一番変えてほしいことが「他人を気にしない」という点です。 他人の思いなどは関係ないです。あなたはあなたの人生を好きなように生きればそれでいいのです。 そのため「他人がどう思うか」「嫌われたくない」なんて思う必要はありません。 あなたがどうしたいか、どうなりたいかだけに焦点を当てて見てください。 やりたいことをやれる快感はとても良いものですよ!
他人を気にしないで欲しい理由に、そもそも他人はあなたのことを考える余裕はありません。 他人は他人自身のことで頭がいっぱいで、あなたが思っている程他人はあなたの言動を意識していません。 であれば他人のことを考えることは意味がないことだとわかります。 時間も体力も無駄にしてしまうのですぐにやめてしまいましょう。 皆自分の人生を過ごすことに精一杯ですので、気にせず堂々と生きていきましょう!
「他人がどう思うか」と考えることを止めましょう。 「他人に良く思われたい」という考えであなたが行動しないと成長もできません。 実際、あなたが思っている以上に他人は気にしていないことがほとんどです。 「変人だと思われたらどうしよう」「失敗しているところを見られたらどうしよう」などの余計な考えは時間とエネルギーの無駄です。 いくらそのように考えたとしても、あなたのことを変人だと思う人は必ずいます。
人間には相性があります。世の中全員から好かれることはまずありえません。 どんな人にも敵やライバルなどはつきものです。 そのため「嫌われることもあるのが人間」というマインドを持ってみましょう。 芸能人がわかりやすい例だと思います。 ファンも入れば批判をするような人もいますよね。 万人受けする人間は世界中を探してもほとんどいないはずです。 少し前に「嫌われる勇気」という本が話題になりましたね。 嫌われてもいいやと思うと人付き合いがとても楽になりますよ。
周りの人を無意識に「敵」と思っているあなたは、今すぐそのライバル視を捨てて「味方」だと思いましょう。 人は攻撃し合うために一緒に生活しているわけではありません。 注意をされたりアドバイスをされると「きっとこの人は私のことが嫌いだからだ」とつい敵視してしまうのが自意識過剰な人です。 しかし他人なあなたを傷つけるために言っているわけではなく、あなたのことを思って親切心で言ってくれています。 ですので攻撃するような態度は取らず、味方ですので大切に付き合っていきましょう。
自意識過剰になる原因に自己肯定感が低いということをご紹介しました。 自意識過剰を克服するためには、まず自己肯定感を高めることがとても大切です。 自己肯定感を高める方法として、ありのままの自分を受けいれることから始めましょう。 例え自分で性格や外見に自信がなかったとしてもそれがあなたの本当の姿です。 いくら背を向けてもその事実が変わることはありません。 自分で好きな部分も嫌いな部分も全て「あなた」ですので優しく受け止める広い器を持ちましょう。
自己肯定感を高めるもう一つの方法が比較をやめることです。 人と比べることで人間は優越感に浸ったり、逆に劣等感を味わったりするのです。 自意識過剰な人は「比較」を通して基本的に自分の存在を否定的に捉える傾向があります。 周りの人と比べることをやめましょう。そもそも比べる対象ではありません。 そして忘れてはいけないのが、過去の自分との比較も頻繁には行わないということです。 過去の自分と比べて「まったく成長していない」「痩せていない」などと否定的な考えを持つとさらに自己肯定感は低くなってしまうからです。
物事が上手くいなかったり、周りから嫌なことを言われるとついつい感情が先走ってしまいますよね。 しかしその感情を一瞬ぐっと抑えることで感情を上手くコントロールできるようになります。 感情を上手くコントロールできるようになると、物事を冷静に見ることができます。 どのように感情をコントロールしているかは人によってそれぞれかと思いますが、まずあなたに実践していただきたいのが「3秒ルール」です。 感情が高まるようなことがあっても、心の中で3秒数えながらその感情をぐっとこらえます。 すると不思議なことに感情が落ち着くのです。声に出して数を数えても良いかもしれません!
意識を変えようと努力しても、つい自意識過剰になってしまうことがあるかもしれません。 それを防ぐために集中力を高めることも必要です。 集中力を高めると周りの目などに邪魔されることなく、自分のことに打ち込むことができるからです。 集中力の高め方は様々です。 自分を客観的にみてあえて自分に声をかけてあげるのも良いでしょう。 「緊張する必要はない」「周りは対して気にしていない」と言うと気持ちが落ち着きます。 また瞑想やヨガなどを通して集中力を高めることもおすすめです! 気分もリフレッシュできるので一石二鳥ですね。
睡眠・食事・運動などの質やバランスを今一度見直してみましょう。 基本的なことなのですが忙しくなると不思議なことにないがしろにしてしまうのが人間です。 生活習慣が乱れているなと感じる人は少しずつで良いので改善に努めましょう。 質が悪いようであれば良い物へと変えるもしくは変えられるような策を考えることが大切です。 <睡眠>
<食事>
<運動>
気持ちのリフレッシュのためには体を動かすことも大切です。 ウォーキングやジョギングなど軽めの運動を通してストレス発散をしましょう。 ジョギングやウォーキングなどをすると「セロトニン」や「ドーパミン」など心や体に良い影響を与える神経物質が分泌されます。 これらの物質により、自立神経が整い謙虚な気持ちで過ごすことができます。 無理する必要なないので心地の良いスピードでぜひジョギングやウォーキングを取り入れてみてください。
足と指には心を落ち着かせるツボがあります。 ですのでそのツボを刺激することで気持ちが穏やかになります。 指ツボや足ツボはたくさんありますので、自分の症状に合わせて刺激すると良いです。 代表的なツボをいくつかご紹介しますね。 <指ツボ> 鎮心:心が落ち着くツボ 内関:イライラを抑えるツボ <足ツボ> 太衝:調子が悪い、イライラしやすい時に効く 足臨泣:ストレスや偏頭痛
自分の殻に閉じこもるのではなく、殻を破っていろんな価値観に触れることも大切です。 様々な価値観に触れることで視野を広げることができ、物事の様々な考え方を受け入れられるようになります。 視野の広げ方は、本を読む、ドラマや映画を観る、講演会や勉強会に参加するなどが良いでしょう。 あなた以外の人がどういう考えを持っているのかを知ることで、過剰に反応する態度を改めることができます。 あなた自身が持っている価値観も正直に伝えることも大切です。相手にとっての学びになるからです。
自意識過剰になってしまうのはなぜかと考えることも大切です。 物事には必ずきっかけがあります。あなた自身のきっかけが何だったのかを知ると、今後の意識が変わるかもしれません。 自分と向き合うことが面倒くさいと思ったり、嫌だと思って避けたりするのが人間です。 しかし避けてばかりだとあなたの人生は変わることはありません。 忙しさを理由に避けず、しっかりと自分に向き合える環境を整えてみましょう。
あなたは何もモチベーションに生きていますか?仕事で成し遂げたいことや人生のゴールは明確ですか? 素直に生きたいのであれば、人生の目標を明確に設定してみましょう。 明確な目標があればあとはそこに向かって努力するのみです。 他人のことも気にならなくなるでしょう。 目標達成までの道のりは挫折や失敗などをすることもあるはずです。 しかしそんな経験でも自分が立てた目標のためなら乗り越えられるはずです。 高すぎず低すぎない、現実的な目標をぜひ立ててみましょう。
身だしなみを整えることはエチケットでもあります。 そのため、チェックを行う場所とタイミングを工夫して引き続ききれいな状態を保ちましょう。 よく通勤時の電車の中や自分のデスクで身なりをチェックしている人がいますが、それはみっともないのでやめましょう。 必ずトイレや脱衣場など人目につかない場所でこっそりとチェックを行ってください。 そうすることで周りの人も嫌な思いはしないでしょう。
自意識過剰はネガティブなことばかりではなくポジティブな点もあるので紹介していきます!
自意識過剰な人は、人の気持ちを考えて行動することができます。 周囲のことをよく見ることができるだけでなく、気遣いができます。 自分よりも相手を尊重する姿は気遣い上手とも言えます。 例えば、自分が発言すべきでない相手などに対してはへりくだった態度で接します。 相手の意見を尊重すべき空気が流れている場では発言を控えます。 そのため「空気が読める人」「自己主張が控え目で協調性がある人」と良い印象を与えることもあります。
自意識過剰な人は社交的とも言えます。 なぜなら、自意識過剰な人は褒め上手であったり質問をよくするからです。 褒められると人は良い気分になりますし、質問をすることで相手のことを良く知れることになります。 自意識過剰な人は自分のことを良く見ていると同時に周りの人のこともとても良く見ています。 相手の良い所を素直に褒め、興味のあることは質問をします。 人と多くコミュニケーションを取る姿は社交的と言えるでしょう。
共感力が高いことも自意識過剰な人が持つポジティブな特徴でしょう。 人が言われて嬉しいことや傷つくことにとても敏感なので、人がそのような話をしている時は心から共感をします。 他人と感情を共有することに優れているので、よく相談役に回ることもあります。 「親身になって話しを聞いてくれる」「あの人と話すといつも心が軽くなる」と言われます。
自意識過剰な人は完璧を求めるので、完璧を手に入れるまで諦めない根性があります。 やりたいことを最後まで成し遂げる姿は周りに良い印象を与えます。 例えば、減量のために大好きだったラーメンを断ったり、昇格のために連日徹夜で勉強したりします。 私の以前の職場の上司もこのタイプでした。 TOEICの点数を取るために毎日3時間程勉強をし、点数を取るまでは飲み会などを断る徹底ぶりでした。 ガッツのある姿勢はとても素敵でした!
日本人はよく控え目な人種と言われます。 しかし自意識過剰な人はそうではありません。自分が感じたこと思ったことを素直に伝えることができます。 そのため「自分の芯がしっかりとある人」「言うべきことをちゃんと伝えられる人」と良い印象を与えます。 このような人は人を統括するような部長やリーダーなどに多いでしょう。 会社のために言うべきことはしっかりと伝えられるので会社側から良い評価を得ます。 そこに私情を挟むと「嫌われたらどうしよう」と不安になってしまいますが、会社のためであれば感情を抑えることができます。
相手にどう思われているのか? 気になって仕方がない他人の視線との葛藤は、アホらしくもあり深刻でもあります。 自意識過剰を自認する著者がその正体に迫る、爆笑エッセイです。
現代人はなぜこうも「他人の目」を気にするのでしょうか? 要因となる「プチ・トラウマ」とその正体、克服法を精神科医が語ります。
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自意識は人間誰でも持っていますし、ある程度であれは自意識過剰になります。 しかしその度合が過度になると自意識過剰となり、最悪の場合精神的な病になることもあります。 そのため、自分の考えや行動に不安があるようであれば早めに周りの人や医師などに相談することをおすすめします。 意識の持ち方と行動パターンを変えて、自意識過剰な自分と卒業しましょう。