「自縄自縛」という言葉を知っていますか?読み方は「じじょうじばく」で「自分の縄で自分を縛る」と書きます。類義語には「自分で自分の首を絞める」などがあり、「自分で自分を苦しい立場に追いやってしまう」ことを表します。不本意ながらに相手に合わせてしまったり、また自己中でいることによって「自縄自縛」になっていることってありませんか?今回は「自縄自縛な人」の特徴を「性格編」「行動編」「恋愛編」で紹介します。また改善する方法も紹介しますので悩んでいる方は是非参考にしてみてください。
「自縄自縛」は「じじょうじばく」と読みます。 「じなわ」ではないので注意しましょう。
「自縄自縛」の意味は「自分の言動で自分自身が身動き取れなくなり、苦しむこと」です。 これは「自分の縄で自分を縛る」という意味が転じて用いられている言葉です。 自分自身の言動が自分を束縛して自由に振る舞えなくなってしまう状況を指します。 例えば「誰にも教えてもらわずに1人でやり抜く」などと宣言し、経験者からアドバイスをもらえばすぐに解決するようなことであっても宣言した手前1人でやり抜こうとして、なかなか解決出来ずに苦しむような状況に対して使います。
「無縄自縛」は「むじょうじばく」と読みます。 意味は「縄(自分を縛るもの)も無いのに、自らを縛ること」です。 これは仏教用語であり、悟りを外に求めるあまりに迷いにとらわれてしまうことを表しています。 自分の言動で自分自身を縛り苦しい立場になるのではなく、空想や概念が自分自身の言動を縛るということになります。
●自分で自分の首を絞める 意味:自分自身で自分を苦しめるような状況を作ること 「A君は自分の仕事が終わってないのに良く思われようと他人の仕事ばかり手伝って、結局一人で毎日残業している。自分で自分の首を絞めるってこういうことだよね」 ●自分で蒔いた種 意味:自分が原因で起きた悪い事態や不都合のこと 「A君は彼女がいるにも関わらず一時の気の迷いでいろんな女性と遊んでいたが、遊び相手の女性が本気になってしまい彼女と修羅場になってしまった。遊び相手が逆上なんて気の毒だが、自分で蒔いた種だから仕方ないね」 ●身から出た錆 意味:自分自身が起こした悪い行いのために、自らが苦しみや災いを受けること 「人に意地悪ばかりしていて、みんから嫌われ大変な時に誰も手伝ってくれないのは身から出た錆だ」 ●自爆 意味:自分の行いの結果によって自分自身が被害を受けること 「思ってもないのに引き止めて欲しくて別れを切り出したら、本当に別れることになってしまった。まさに自爆だ」
▶「自縄自縛」・・・「自分の言動で自分自身が身動き取れなくなること」 ▶「自業自得」・・・「かつての自身の行いの報いを自分が受けること」
「自縄自縛」は「自分の言動で苦しい立場になること」を表しますが、「自業自得」は「過去の自身の行いの報いが、今の自分に降りかかってくること」です。 また「自業自得」は良い行いにも悪い行いにも使うことができ、「良い行いには良い見返り、悪い行いには悪い結果を招くこと」を意味します。悪い結果の場合に使うことが多いですが、良い結果の場合にも使うことができます。
「自縄自縛」な人は、とても頑固です。 周りの意見や新しい意見を素直に受け入れる事ができないため、他の人はどんどん効率が上がっていたり新しい技術を取り入れているのに、いつまでも古いやり方と考えを続けています。そのため、周りと差が出来てしまったり1人だけ取り残されてしまいます。 なんとなく、新しい方がいいことは分かっているのに頑固な性格が邪魔をして最終的に自分が大変な思いをしてしまいます。周りも、頑固だなと思うと手助けをしてくれたり新しいやり方を教えてくれなくなってしまいます。 仕事であっても、趣味などであっても頑固さが仇となり自縄自縛になってしまいます。
すぐに見栄を張り、自分を実質以上に見せようとする人も自縄自縛になりやすいです。 まず、実力がないのに自分を凄い人間だと思わせたいがために、大げさな発言をしたり、大したことでもないことを誇張してしまいます。 自分をすごい人間だと思わせるような言動をすることで周りもそういう人間だと関わっていたのに、蓋を開けてみたら中身は全然伴ってなかった、となると、どうなるか分かりますよね。周りからの信頼は一気に失い今後は何を言っても信じてもらえなくなるでしょう。そして見栄を張っていたとバレると、周りはくだらない人だと下に見たりバカにしたりしてきます。一番されたくなかったことをされることになってしまいます。
自分のやりたいようになるようワガママを言う人も最終的に自縄自縛になります。 最初のうちは話を聞いてくれる人もいるかもしれません。また若いうちは許されるかもしれません。しかし相手も人間なのでいつまでもワガママを聞くことは出来ません。 いつしか突然やりたくないことをやらないワガママなど聞いてもらえなくなると、自分一人では何もできないことに気付くでしょう。 周りはワガママを聞いていた忍耐力もついているし、ワガママを言われた分の仕事量・活動量をこなしてきているので当然力量に大きな差がついてしまっています。 さらにワガママな人とは誰も関わりたくないので良好な人間関係も築けず孤立してしまうこともあります。しかし、ワガママを言ってきた自分がすべて悪いので、周りからも見ても「自縄自縛」にしか見えません。
めんどくさがり屋さんの人は、様々なことを後回しにしてしまいます。そのため、気付くとやらなくてはならないことばかりが残っており、毎日遅くまで仕事をしなくてはなりません。ましてや家事などもめんどくさがってやっていないと、家に帰ってもタオルがない、食料もない、などとツケが回ってきます。 楽がしたくてめんどくさがってやらなかったのに、もっとめんどくさい状況になってしまいます。その時その時にきちんとやっておけば、こんなにもめんどくさい状況にはなりません。まさに自縄自縛です。 しかしめんどくさがり屋さんって、次同じ状況になってもまた繰り返すんですよね。それでまた自分で自分の首を締めて「大変だ!」「時間がない!」と騒ぎ立てています。
ネガティブ思考の人は、挑戦する前から「自分は駄目だ」と思い込んでしまいチャンスを逃してしまいます。 例えば上司から大きな仕事を担ってみないかと誘われたのに「私なんかに出来ますかね」「私じゃ不安です」などとネガティブな発言をしてしまい、昇進や昇給のチャンスだったかもしれないのに「では違う人にやってもらうね」と自らチャンスを逃してしまいます。 また友人などからいい人を紹介してもらえることになっても「相手は私なんかじゃ可哀想じゃないか」「うまくいく自信がない」などとネガティブな発言をし「じゃあ違う人に紹介する」と恋人が出来るチャンスを逃してしまいます。相手にとってみたら「自分が自信ないふりして嫌だったのかな」と思ってしまうこともあります。
とにかく周りから嫌われることを恐れいてる人は自縄自縛になってしまいます。ひたすら周りから嫌われないように行動をすることで、自分の感情や欲求を無視してしまいます。その結果、気付くと自分自身は全く満たされていません。 そして周りに合わせてばっかりいたために、自分にとっては損な状況になっていることもあります。周りから嫌われないようにしていても、結局自分自身が自分を好きになれなければ満たされません。むしろもっと苦しい状況になってしまいます。 周りの目ばかり気にしていると自己嫌悪に陥る可能性もあるため注意しましょう。
自縄自縛な人は、誰かに頼み事をされた時になかなか断れません。 本当は時間がなかったり、自分にとってはキャパオーバーなことでもつい受けてしまいます。その結果、やっぱり出来なくて自分の時間がなくなってしまったり疲弊してしまいます。 仕事においては、出来ないと思われるのも嫌で断れないこともあります。また相手との関係性もあり、上司や先輩、自分より仕事のできる同僚などから雑用などを頼まれると断れなかったりします。 また日頃の友人関係や恋人との関係でも、相手のことを想うと断れないこともあります。ちょっとした用事や頼み事であればいいですが、例えば「金銭の貸し借り」や「自分の評価が下がるようなこと」なども断れないと本当に自分が損してしまいます。最悪の場合は犯罪に巻き込まれてしまうこともあるので注意しましょう。
お節介な人も自縄自縛になってしまうことがあります。お節介な人って、好意で相手のために行っているので本人はいいことをしているつもりです。しかし、相手からするとただのお節介になってしまうことがあります。 そのため、相手のために時間や労力を費やしていたのに相手から感謝されるどころか疎ましく思われてしまうことがあります。結果、距離を取られてしまい不本意ながら自分の言動によって自分の立場が悪くなってしまいます。 相手のためを思ってやっていても相手にとって本当に嬉しいことであるとは限りません。相手の様子なども伺いながらにしましょう。
肩書やステータス主義の人っていますよね。それ以外のことはお構いなしで、とにかく肩書やステータスのためだけに行動をしていると周りからの信頼を失くし、結果何の肩書もステータスも得られないこともあります。 特に仕事では、周りとの人間関係や誠実さなども必要となってきます。役職を与えるのに相応しいかどうかそういったところも見られています。ただ肩書のために強欲になっている人には任せられないと判断されることもあるでしょう。 周りからの恩を仇で返したり、自分さえ良ければいいといった考えになってしまうと周りに味方がいなくなってしまい、気付くととても苦しい状況になっていることがあります。
周りのことを気にしすぎて自縄自縛になる人が多いですが、自己中心的な性格によって自縄自縛担ってしまう人もいます。 自分のことしか考えずに、自分の利益のためだけに生きていると周りからはもちろん嫌われてしまいますよね。誰からも助けてもらえなくなり、気付けば周りから人はいなくなり一人ぼっちになってしまうことがあります。自分を大事にすることは大事ですが、社会では協調性や他人のことを考えることも大切です。 自己中心的になりすぎて、誰からも相手にされなくならないように気をつけましょう。
自縄自縛な人は、自分自身の器量以上の仕事を請け負ってしまう傾向にあります。 自分自身の器量を分かっていない場合と、分かっていても断れずに請け負ってしまう場合があります。 特に後者のキャパオーバーになるだろうと分かっているのにも関わらず、相手のためを思ったり嫌われたくない一心で請け負ってしまうと、結局請け負わない場合以上の迷惑をかけてしまうことになります。相手も最初から断れそのうえで計画をしていた方がよっぽど効率よく仕事ができます。 その結果、信頼を失ったり仕事を頼まれなくなってしまいます。
自分のやるべきことがあるのにも関わらず、他人の手伝いを優先してしまいます。 相手にとっては喜ばしいことですが、自分自身のやるべきことだけが溜まるうえに誰にも手伝ってもらえないと、期限に間に合わなかったり疲弊してしまったりします。 また、結局自分のやるべきことが終わらないことで周りにフォローしてもらったりと周りに迷惑のかかることがあります。他人を手伝う場合は、まず自分のやるべきことを全てこなしておきましょう。 他人のためと思ってやったことが、自分を追い込んでしまうことになります。
自縄自縛な人はスケジュールをとにかく詰め込んでしまいます。 仕事でもやるべきことや予定を詰め込みすぎて、回らなくなってしまうこともあります。 また、人からの誘いを断れなかったりやりたいことが多くて全てやろうとしてしまいます。 そうするとスケジュールがキツキツで、少しでも予定がズレると全ての計画がズレてしまったり、中途半端な状態になってしまうことがあります。また体を休める時間もなくどんどん疲弊していってしまいます。 その結果体を壊してしまい、全ての計画が実行出来ずに終わってしまうこともあります。
自縄自縛な人は人からの誘いを断れなかったり、誰からも嫌われないように振る舞ってしまう傾向があります。その結果、苦手な人との付き合いをやめることが出来ず長く付き合っていくことになってしまいます。 一度断って距離を置いてしまえばいいものの、毎回相手をしてしまうので自分にとって嫌だなと思う時間が続いてしまいます。無理にその関係を続けて得るものがあれば我慢できますが、ただストレスが溜まるだけの相手との関係を続けても意味はありません。 断れない自分や嫌われたくない自分の言動により、ストレスの溜まる相手との付き合いを断ち切れません。
大丈夫なフリが上手な人は、自縄自縛になりやすいです。 本当は身も心も疲れ切っているのに大丈夫なフリをしてしまうことで、周りも体調などを気にしなくなります。1度や2度大丈夫なフリをするくらいなら乗り切れるかもしれませんが、常に大丈夫なフリをしていると段々と疲れが溜まってきます。 また、大丈夫なフリを続けることで大丈夫じゃないことを伝えるタイミングを逃してしまい苦しい状況に陥ってしまいます。周りも大丈夫だと思っているのでなかなかあっちから手を差し伸べてくれることもありません。
自縄自縛になっている人は、なかなか本音を話すことができません。上述してきたことのほとんどの根底にあるのが、「本音を話さない」です。話さないというよりも、話せない人が多いかもしれません。 「自分の本音は受け入れてもらえないんじゃないか」や、「本音を話したところでどうにもならない」と思って自分の中にとどめてしまいます。 そのため他の人には自分の本音が伝わらないので、本音を話さないことによってずっと我慢しなければならなくなります。 本音を話すことって大変ですが、話さないことによって自分が苦しむことになってしまうことがあります。
夜ふかしが大好きな人っていますよね。 筆者も夜ふかし大好きなのですが、次の日朝が早くてもつい夜ふかししてしまうことがあります。漏れなく次の日の朝起きるのがしんどくて「早く寝ればよかった…」と思いますよね。 このように自縄自縛な人って「こうしておけば良かった」ってことが多いんですよね。しかもだいたい「こうした方がいい」って分かっていながらも様々な関係からそれをすることが出来ずに、結局自分が自由に振る舞えずに苦しむことになります。 眠い時や次の日朝が早い時はしっかりと睡眠を取るようにしましょう。睡眠不足はストレスも溜まりやすくなったり、頭が働かなくなります。
その場しのぎで嘘を付く人は、後々自分自身が大変になってきます。 嘘を付き続けることはほぼほぼ困難ですし、嘘を付けば付くほど嘘だということを言うタイミングを失ってしまいます。その後に嘘だとバレてしまえば信頼を失うことになります。 また、嘘の状態で振る舞うのはとても大変です。もちろん嘘なので本当の自分ではないためどこかしらで差が出てきてしまいますし、また嘘だとバレないようにすることは心労もあります。 まず嘘をつかないようにするのが一番です。嘘をついて得することってほとんどありません。 万が一嘘をついてしまったとしても、すぐに弁解する方が傷は浅いでしょう。
自縄自縛な人は、掃除ができない人が多くなっています。 掃除など今すぐしなくてもいいことを後回しにしてしまいがちです。本当は日頃から掃除をするのが一番ですが、そのうち時間がある時にと後回しにしてしまいます。 こういう部分って、仕事や人間関係でも出てきてしまいます。 なんでも後回しにする癖がついていると、後々大変になってきます。仕事であればギリギリになって焦ったりして、結局うまくいかないまま終わってしまいます。 人間関係であっても、相手と向き合うことを後回しにして解決するものもしなくなってしまいます。
自縄自縛な人はストレスが溜まると暴飲暴食に走る人が多いです。 他のストレス発散法をあまり身につけておらず、暴飲暴食をしてしまいます。 そうすることによって体調を崩したり、次の日二日酔いや胃もたれでしんどかったり、太ってしまったりします。毎回後悔しながらもやめられずにいます。 暴飲暴食をして得することはなく、ただ次の日以降自分自身がしんどいだけです 自縄自縛な人は日頃から暴飲暴食に限らず、後々自分が自由に身動きがとれずに苦しい立場になるようなことを行ってしまいます。
自縄自縛な人は相手の気持を試すようなことをします。 相手の気持ちが自分に向いているかどうか直接確認すればいいですがそれを出来ません。それによってちゃんとした答えが聞けずにモヤモヤします。また、ヤキモチを焼かせようとわざと他の人と仲良くした結果、好きな相手にはその人が好きなんだと思われてしまったりして、うまくいかなくなったりします。 最初から素直に聞けば1度の会話で相手の気持ちが分かるのですが、試すようなことをしてしまった結果うまくいかずにより苦しむことになってしまいます。
恋人同士になってからも、自縄自縛な人は自縄自縛してます(笑) 「別れる」「もう知らない」と言って引き止めてくれるかどうかで愛情を確認しようとします。最初のうちは相手も必死に「別れない」「ごめんね」と言ってくれるかもしれませんが、何度も続くとめんどくさくなって振られてしまうことも。正直、別れる気ないのに「別れる」って言ってくる人に対してはすぐ気持ちは冷めますよね。 そのため愛情確認のつもりが相手から嫌われてしまい、結局恋人との関係はうまくいかなくなってしまいます。たった一つの愛情確認が恋人を失うことになりかねません。
自縄自縛な人は、相手に尽くし過ぎている可能性があります。 どうしても、相手のために相手のためにと何でもアレコレやってしまいます。そうするといつしか恋人からなんでも屋さんになってしまいます。何でもかんでもやってあげるのが愛情でも優しさでもありません。お互いを尊重し合わなければ長く良い関係を続けることはできません。 せっかく相手を想ってとった行動も、自分の立場を苦しめるだけになってしまいます。尽くせることは素晴らしいところですが、尽くしすぎは要注意です。
自縄自縛な人は、相手をも縛ってしまうことがあります。 相手のことを信じきれずに束縛してしまいます。相手が浮気や目移りしないように束縛をしていても、その束縛が原因で相手が他の人のところに行ってしまうことはよくあります。束縛は、思ってる以上に相手にしんどい思いをさせてしまいます。 ちょっとしたヤキモチは可愛いですが、束縛は行動を制限されるストレスと信じてもらえない悲しさでいっぱいになってしまいます。結果、相手を繋ぎ留めておくはずの行動が相手が離れていってしまうキッカケになってしまいます。
相手と連絡を取りたい気持ちと今何してるのか不安な気持ちなど、LINEや電話をしつこくしてしまう人っていますよね。これも自縄自縛な人の特徴です。 相手への気持ちが強いからこういった行動に出るのかもしれませんが、相手のことを想えば待つことも大切です。仕事で忙しいのかもしれないし、仲の良い仲間と盛り上がってるのかもしれません。 やっと忙しい仕事が終わって携帯を見たらたくさん連絡が来ていたら、気も滅入ってしまいます。その結果、連絡を返すのが億劫になり後回しにされてしまいます。また、仲間と盛り上がっていたのにまるで浮気を疑っているかのような着信の多さにげんなりします。 相手を好きが故の行動が、相手から嫌われてしまう原因となってしまいます。
浮気を疑う人は浮気をされてしまうのはよくあることです。これも自縄自縛ですよね。 浮気をしていないのに浮気を疑われていたら、いくら相手が好きでも冷めてしまいます。信じてくれない人のことをずっと好きでいられるほど人の心は強くありません。好きが故の心配で浮気を疑ってしまうのかもしれませんが、それが浮気を助長させてしまうことがあります。 また、浮気を疑う人っていつか浮気された時に自分がひどく傷つかないように予防線を張ってしまうことがあります。いつか傷付くかもしれないという、分からない未来のために自分の立場を悪くするのは元も子もありません。
これは本当にやったら終わりですよね。ほとんどの人が見られていい気はしません。 相手がほぼ黒だという確信があるのであればいいかもしれませんが、なんとなく不安で見てしまうのはやめましょう。携帯チェックをしたことがバレてしまえば、むしろ自分自身の信頼を失うことになるでしょう。相手によってはそれが理由で別れを切り出してくることもあります。 たった一度の気の迷いで携帯チェックをして、大切な恋人を失ってしまいます。基本的に携帯をチェックしてプラスになることはありません。ただ何もないというゼロか、他の人との連絡を見てしまって気持ちがマイナスになるかのどっちかです。仕事の関係や友人関係として連絡を取っているだけでも疑ってしまうことになるかもしれないので、知らなくていいことは知らないでおくのが無難です。
自縄自縛な人は、相手のために自分が我慢すればいいと不満などを相手にあまりぶつけません。 その結果不満が溜まりに溜まって爆発してしまいます。 相手からすれば「その時言ってくれればよかったのに」と思います。不満を溜められることも悲しいですし、それを突然爆発されるとイラッとしてしまうこともあります。それでも相手が受け止めてくれることもあるかもしれませんが、それがキッカケで相手から別れを告げられてしまうこともあります。 良好な関係のために我慢をしていた結果、それが理由で関係が終わってしまうのは、まさに自縄自縛です。
まずは自分に自信を持つようにしましょう。一つでもいいです、自分のことを褒めてあげられる場所を見つけましょう。もしどうしても見つからなければ、褒めてあげられるように何か行動を起こしましょう。 例えばルックスにコンプレックスがあれば、克服できるようにダイエットをしたりファッションを極めたりしてみましょう。仕事がうまくいかなければ、うまくいかないなりに一生懸命に働いてみましょう。誰かに優しくしたり、ボランティアでもなんでもいいです。 まずは自分が自分を優しくしてあげましょう。いきなり好きになるのは難しいので、少しずつ褒めてあげられるようにしていきましょう。そうしていくうちに自信がついてきます。自分が一番の味方になってあげると自縄自縛から解放されます。
自縄自縛になってしまうのは、今いる環境が悪いのかもしれません。 自分を押し殺してでも相手に合わせなければいけない環境は、絶対に良くありません。体も持ちませんし、心が壊れてしまうこともあります。そのような環境で相手に対しても自分自身に対しても良い感情を持つことは出来ません。 会社であれば転職を考えてもいいでしょう。人間関係であれば、思い切って断ち切ってしまいましょう。続けていても何の意味もありません。一緒にいてしんどい人に嫌われても人生痛くも痒くもありません。断ち切る直前までです、心が痛むのは。断ち切ってしまえば、あっという間に解放されます。
周りの目を気にしないようにしましょう。自分のために生きるうえで、周りとの関わり方を考えればいいです。 周りにどんな風に思われたとしても、自分が自分自身を信じてあげられていれば悩むこともありません。周りを気にしすぎて自分自身を見失わないようにしましょう。人からどう思われるかを気にしすぎての行動は、正直周りから見てても分かるものです。「他人の目ばっかり気にしてるな」「周りに好かれようと必死だな」と伝わってしまうものです。 ある程度の協調性は大事ですが、気にしすぎないようにしましょう。
ストレスが溜まってしまい、賢明な判断が出来なくなってしまっている可能性があります。 またストレスが溜まっていると自分自身にもイライラしてしまい、自分のためを思った決定ができないことがあります。 まずは、ストレスを発散して身も心もスッキリしましょう。それだけでも自分に自信が持てたり正しい判断を下せるようになります。ストレスが溜まって自縄自縛になり、さらにストレスが溜まるという負のループが出来てしまっている可能性もあります。 休みの日くらいは自分のために時間を使いましょう。休みの日まで仕事や他の人のことを考えなければならないのであれば、上述したように環境を変える必要があるでしょう。
仕事においても、プライベートにおいても、自分自身の目標をしっかりと決めましょう。 そのためには、自分の本心と真剣に向き合うことが大切です。今すぐ叶いそうもないことでもなんでもいいです。漠然としたものでも構いません。目指したい場所やなりたい自分ををしっかりと理解しましょう。 例えば、海外旅行に1週間行きたい!といった大きな目標から、○○のシュークリームが食べたい!といった小さな目標などがあるとします。 海外に行きたいならどうすればいいかと人生計画を立てます。そうしたら何をどれだけ頑張ればいいかが見えてきます。目標に向かっていると、自分にとってどういった判断がいいかを考えるようになります。 また○○のシュークリームを食べるために、いつ行けるか予定を確認します。その目標を叶えるために、仕事を時間内に終わらせたり人との予定も調整します。そうやって小さな目標を叶えるには、自分のために時間を使う必要があります。それを繰り返していくうちに、自縄自縛から解き放たれていきます。
仕事のことや他人のことなど、考えすぎて自縄自縛になってしまっている可能性があります。考えれば考えるほどストレスは溜まり、何が正しいのか分からなくなってしまいます。 そのため、休みの日は仕事のことなどを何も考えない日を作るようにしましょう。いったん忘れてしまい、時間が経って考えてみると「そんな気にすることじゃないか」と思えることもあります。 ぼーっとしているとどうしても考えてしまうのであれば、何か没頭できる趣味をしてみたり、映画を見てみたり、行ったことのない場所へ行ってみたりして、気分をリフレッシュしてみましょう。
マルチタスクは記憶力に問題を起こす。ストレス解消法は「逆効果」。チョコレートとアルコールは弱った神経に追い打ちをかける。成功は「回復の速さ」で決まる。感情をもっとうまく扱う。自己批判では「やる気」を出せない。「思いやり」は組織のパフォーマンスを格段によくする。―「自分を追い詰め、限界までやれば成功する時代」は終わったことが科学で証明された。
「友人が少ない人、つまらない人と思われたくない」「みんな自分のことをブスだと思っているに違いない」「キャラを演じなくては嫌われる」「メールには即返信しなくては」…。現代人はなぜこうも「他人の目」を気にするのか?要因となる“プチ・トラウマ”とその正体、克服法を精神科医が語る。
これで自分を縛って、解いて、跳んで…解決!
気付かないうちに自縄自縛になっていることも結構あるかと思います。 自分の日頃の言動と照らし合わせてみて、自縄自縛になっていないかチェックしてみてください。 また、自分の周りにいる大切な人が自縄自縛になっていたら「少し楽にしたら」と声をかけてあげましょう。本人もどうしたら抜け出せるのかわからなくなってしまっている場合があります。