「mail」は英語と日本語で意味が異なることをご存知でしたか?「mail」は日本語では「電子メール」を指しますが、英語では「郵便(制度)、〜を郵送する」という意味があります。今回は「mail」の意味と使い方とmailを使った英語表現も合わせて紹介します。
日本語「メール」の正しい英語は「email(e-mailとも書きます)」です。 「email」の「e」は「electronic」の略で「電子」という意味です。 日本語で「メール」と言うときはPCや携帯電話などを通して送信する「電子メール」のことを示します。 「email」の類義語は「text」「text message」「SMS(Short Message Serviceの略)」などがあります。 「email」「text」は名詞だけではなく動詞「電子メールを送る」という意味でも使います。 「メールを送ってくれますか?」は「Can you email me?」となります。 「facebook」などのメッセージアプリも名詞だけでなく動詞「フェイスブックでメッセージ、写真などを送る」などとして使うことができます! 短縮して「FB」と書かれることもあります。
You can contact me by email.
メールで連絡をしてください。
Did you email him already?
もう彼にメールした?(メールを送った?)
My ex girlfriend just Facebooked me.
元カノがFacebookで連絡してきたんだ。
英語「mail」の意味は「郵便(制度)」「〜を郵送する」という意味があります。 「電子メール」の意味でも使われることがありますが、その場合は「email」を用いるのが一般的です。 「mail」は主にアメリカ英語で使われます。イギリス英語では「post」が使われます。 名詞「mail」は加算名詞と不可算名詞の両方があります。 加算名詞の「mail」は「電子メール」を意味する時です。この場合は複数形でも使えます。 不可算名詞の「mail」は「郵便制度」「(一度に運ばれる)手紙類、郵便物」表す時です。 複数形として使いたい場合は、「a two pieces of mail」「a lot of mail」などで示します。 「郵便物」としての「mail」の内訳に「letter(手紙)」「package(アメリカ英語で小包)」「percel(イギリス英語で小包」などが含まれます。 動詞「mail」は「〜を郵送する、投函する」などの意味があります。 「mail(物) to (人) / mail(人) with (物)」というイディオムで「(物など)を(人)に送る」となります。 一昔前にガラケー(ガラパゴス・ケータイ)を使っていた時代に流行した「チェーンメール」は「chain mail」を連想しますが、 英語での「chain mail」は「鎖かたびら」という意味になり、日本語での意味と異なります。
The mail here is very slow and unreliable.
ここの郵便(制度)はとても遅くて信用ならない。
She found a mountain of mail waiting for her.
彼女宛ての山盛りの郵便物を見つけた。
Can you mail it to me as soon as possible?
それを出来るだけ早く私に送ってくれる?
「mail」を使った英語表現を紹介します。
junk mail:ジャンクメール(広告などどうでもよい郵便物・電子メール) hate mail:いやがらせの手紙 spam mail:(広告などの)迷惑電子メール air mail:エアメール(航空郵便) surface mail:陸上・海上郵便 first-class mail:第1種郵便 mailbox:郵便受け、郵便ポスト、(コンピューターの)メールボックス mail bomb:…にメール爆弾を送る.