どちらも「写真」を意味する「photo」と「picture」の意味と使い方の違いは理解していますか?中学で習うのは「take a picture」だと思うのですが、「picture」には「写真」以外にも意味があるため、注意が必要です。今回は「photo」と「picture」の違いを徹底解説していきます。
「photo」・・・「photograph」の略で、常に「写真」の意味。 「picture」・・・「写真」以外にも「絵、絵画(drawing、painting)」の意味も含む。 ただし「take a picture」「take pictures」という表現のときは「写真」の意味にのみなる
「photo」は「photograph」の略で常に「写真」という意味になります。ちなみに「photograph」は他動詞で「...の写真を撮る」という意味もあります。 「photography」というと「写真撮影、写真術」という意味になります 「photographer」で「写真家」という意味になります。 「photo」は「写真」という意味のみを持つので、「写真」と英語で言いたいときに「photo」と「picture」で迷ったらとりあえず「photo」と言っておけば問題ありません! FacebookなどのSNSでも「写真」は英語で「photo」が一般的に使われています。 「take a photo of...」の形で「...の写真を撮る」の意味になります。「...」の箇所には被写体が入ります。 「◯◯ photo」の形で「◯◯の写真」という意味にもなります。 類語には「snap」があります。「snap」名詞では「スナップ写真」の意味になります。「スナップ写真」とは下準備をせずに簡単に撮影した写真のことを指します。「snap」は動詞で「...のスナップ写真を撮る」という意味にもなります。 例文です。
Excuse me? Can you take a photo of us?
すいません。(私たちの)写真撮ってもらってもいいですか?(観光地に行ったときに使える便利な表現)
This is our wedding photo in Hawaii.
これはハワイで撮った結婚式の写真です。
He snapped the crime scene without permission and uploaded it on Twitter.
彼は無許可で事件現場の写真をパチリと撮り、ツイッターにアップした。
接頭語として「photo-◯◯」と使うと、「写真の」以外に「光の」という意味にもなります。 「photograph」は元々ラテン語で「光(photo)で書かれた(graph)もの」という意味です。 なので、接頭語「photo」が「光」という意味を持つのも自然です。 例えば、「photosynthesis」で「光合成」の意味になります。
「picture」は「photo」よりも意味が広く、「写真」だけではなく、「絵、絵画」という意味も含まれます。 「絵」は英語で、えんぴつ、ペンなどで描かれた「drawing」と絵の具やペンキなどで描かれた「painting」があります。 つまり、picture = photo + drawing + painting になります。 ただし、「take a picture」「take pictures」という表現では「写真を撮る」の意味になりますので、この表現で「絵」という意味で誤解される心配はありません! しかし、下記の例文では「picture」の意味が「写真」か「絵」かは判断ができません。会話の流れで理解できない場合は、直接質問するしかないですね....
I took a look at a picture of her.
彼女の 絵?写真? を私は見ました。
ちなみに「picture」よりも意味の広い単語に「image」があります。 「画像」という意味になります。 発音は「イメージ」ではなく「イミッジ」になるので注意してください。 「肖像画」は「portrait」になります。 photo < picture(photo, drawing, painting) < image の順番で意味が広くなっていきます。
I would often draw a picture of my father.
小さい頃はよく父親の絵を描いたものだ。
I took a lot of pictures of the landscapes in California.
カリフォルニアの風景の写真をたくさん撮った。
正しいxxxxの使い方
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