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「下記」を意味する「following」と「below」の違いと使い分け

「下記をご覧ください」「以下を参照してください」と英語でいうとき「following」と「below」のどちらを使うか悩んだ経験はありませんか?「following」と「below」は用法に違いがありますので、正しい使い分け方法を解説します!

※音声付き例文がありますので、発音の確認に活用してください。音声はアメリカ英語になっています。

「following」の意味:「次の」

「following」は「形容詞」「次の」という意味ですので、名詞の前に置きます。 メールなど文章では「下記の」という意味になります。 例えば、書き言葉ではこのように使います。 「:」(コロン)を文章の最後に付けて、その後に箇条書きにするのが一般的です。 The following people were invited to the party: (下記の人がパーティーに招待されました:) - Mr. Jobs(・ジョブズ氏) - Mr. Gates(・ゲイツ氏) - Mr. Zuckerberg.(・ザッカーバーグ氏) 「following」は「名詞」としても使うことができます。 例えば「以下は弊社のウェブサイトのリンクです」と言いたければ、「The following is our website's link.」となります。「the following」で「次のもの・人」という意味になります。

We are going to discuss the following topics in tomorrow's meeting.

明日の会議では下記の議題に関して話し合います。

Please refer to the following like for further information.

より詳しい情報は、下記のリンクを参照してください。

The following is an extract from this website.

下記は、こちらのウェブサイトからの抜粋です。

「as follows:」も便利!

「as follows:」という表現も便利です。「次の通りです」という意味で使えます。 例えば、このように使うことができます。 The topics we discussed last night are as follows: - A - B - C これで「昨夜話した議題は下記です」となります。 ネイティブは「following」と同じくらい「as follows:」という表現も使います。

【おまけ】動詞「follow」:...の後に続く

「following」の原形である「follow」もよく英語のメールで目にします。 例えば、日本語と英語の両方でメールを書く際に、「English follows Japanese.」と書くことがよくあります。「日本語のあとに英語でも書いています」という意味です。日本語で文章が始まっているので、日本語を理解しない人が読んで場合、すぐに日本語をスキップして英語を読めるので、このフレーズがあると親切ですよね。

「below」の意味と使い方

一方で「below」は「副詞」です。「下に」という和訳になります。 ですから、名詞や動詞の後に置きます。

The people below were invited to the party last night.

下記の人々が昨夜のパーティーに招待されました。

For more information, please see below.

詳細情報は下記をご覧ください。

Please refer to the link below.

下記のリンクを参照してください。

倒置法で「Below is...」という形で「以下は...です」と表現することができます。 しかし、「below」は正式には名詞ではないので、☓「The below is...」とは言いません。

Below is the list of buying websites in Japan.

以下が日本のネットショップサイトの一覧です。

「above」は名詞として使える!

「below」の対義語は「above」です。 「below」との用法の違いは、「above」は副詞と名詞の両方があることです。 ですから、「The above is...」で「上記は...です」と表現することができます。

For the examples, see above.

用例については、上記をご覧ください。

The above explains how to do the work.

上記は作業方法を説明しています。

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