「トピック」という言葉をご存知ですか?ニュース番組などでも良く耳にする言葉だと思いますが、何となく曖昧で意味をハッキリと説明するのは難しいという人も多いのではないでしょうか。今回は「トピック」という言葉の意味と使い方を、例文付きで解説いたしますのでぜひ参考にしてください。
「トピック」の意味は、「題目・話しのたね・話題」です。 日常生活でも例えば、テレビを見ていても、ニュースなどの情報番組で「本日のトピックはこちら!」などと良く言いますよね。 この「本日のトピック」は「本日の話題」と言っているということになります。 もっと砕けた表現をすると、「今日のネタは〜」と言いたい時に使用する表現です。 一つではなく、いくつかの話題をとりあげる場合は複数形で「トピックス」と言われます。 インターネットのサイトなどで、読み手はそこから自分の得たい情報のページにアクセスできるように、ページのタイトルがズラーッと書かれているページがあります。そのページの頭には、だいたい「トピックス一覧」と書かれていたりしますよね。 これは、「題目一覧」だったり、ニュースのサイトだと「今日の話題一覧」という意味になります。 また、「トピックス」は株式用語でもあります。 株式用語の「トピックス」については後述しますので、そちらを参考にしてください。
例文
カタカナ語「トピック」の語源は英語「topic」です。 英語「topic」の語源はラテン語の「topica」です。 ラテン語「topica」の語源はギリシャ語で「場所」を意味する「topos」になります。 日本語の「トピック」の意味は、英語の「topic」の意味と同じです。 英語の「topic」の意味は「話題。題目」「主題、テーマ、見出し」になります。
I have to pick topics for my research papers by tomorrow.
明日までにリサーチの題目を選ばなければならない。
「トピックス」は「トピック」の複数形で、いくつか話題がある時に使用されるということを上述しましたが、「東証株価指数」という意味で使われることもあります。 「東証株価指数」という意味で使用される場合の「トピックス」は「株式用語」となります。 「東証株価指数」とは、東証一部に上場された2000もの株式銘柄の時価総額を100とし、それを基準に算出した指数のことです。 「株式用語」としては、馴染みがなく中々わかりにくいかもしれませんが、東証市場全体の動きを把握する際によく用いられているようです。
「テーマ」は、「より具体的な(映画や本などの)主題」という意味の言葉です。 例えば、映画や本などで言えば、「愛」というような大きなテーマを基に、「親子愛」や「真実の愛」といような様々なコンセプトが決められて、物語が展開してきます。 つまり、「テーマ」とは、「何を扱うか」ということを表現する言葉であるということです。
例文
「キーワード」は、「keyword」という英語が語源のカタカナ語です。 「keyword」が鍵という意味「Key」と、単語という意味の「Word」という単語できている通り、「鍵となる言葉」つまり、「手がかりとなる重要な言葉」という意味になります。 したがって、曖昧だったり抽象的な表現というよりは、はっきりと明確に表現されているような言葉などが「キーワード」となることが多いです。 また、近年ではインターネットなどで情報を検索する際の、検索の手がかりとなる言葉を「キーワード」といいます。
例文
「ニュース」は、「新しいできごと・事件」「最新情報」という意味で使用されているカタカナ語で、英語の「news」が語源のカタカナ語です。 「New」(新しい)から派生して、」最新情報という意味で「news」と言われるようになったと 言われています。 日本では
という意味合いで、政治や事件・事故、また珍しい出来事なにかを伝えることを「ニュース」といいます。
例文
「ヘッドライン」の意味は、「新聞・雑誌などの見出し」です。 新聞や雑誌を開いたときに、ぱっと目にはいる大きな見出しを「ヘッドライン」と言います。 また、音楽関係のイベントなどで、トップバッターを飾ったり、メインを努めるバンドや歌手を「ヘッドライン」ということもあります。
例文
「ネタ」は「新聞記事・文章などの材料」という意味の言葉です。 「生活の糧」という意味のある「飯の種」という表現から、この「種」とひっくり返して「ネタ」といわれるようになったことが語源の言葉で、なんと江戸時代から「商品」のように売上の元になるようなことを「ネタ」といって使用されていたのだとか。 現代も「すしのネタ」というように、料理の材料となるものに対して使用することがありますよね。 報道記者にとっての「ネタ」は、「新しい出来事・事件」「最新情報」となります。 また、作り話や、相手を笑わせたりからかったりするための話を「ネタ」と言ったり、お笑い芸人が漫才をする前に決めている話題、コントや出し物を「ネタ」ということもあります。
例文
「題目(だいもく)」は「書物や文章などの題・主題」という意味の言葉です。 討議や研究などで、問題として取り上げる事柄を「題目」といいます。 口先だけで、実際には何も行動をしないという様子を「お題目」と言い表すことも。 また、「仏教用語」として、日蓮宗で唱える「南無妙法蓮華経」の七字のことを言うこともあります。
例文
「題材(だいざい)」は「作品や論述する主題となる材料」という意味の言葉です。 芸術作品や、論文などを製作するにあたって、その製作の対象をしてとりあげた主題となる材料を「題材」と言います。 つまり、「元になっているもの」ということになります。
例文
「トピックセンテンス」は、「文章のはじめの要約」という意味の言葉です。 「トピック」は「話題」、「センテンス」は「文章」という意味があります。 その段落に書かれている文章の話題の中心となる文章のことを「トピックセンテンス」といいます。 トピックセンテンスを用いることで、読み手は要点を理解した上で文章を読み進めることができるので、長文でも混乱せずに読み進めることができるので、わかりやすいという利点があります。
例文
「トピックニュース」とは、簡単に要約すると「世間で話題のニュース」ということです。 世間の誰もが興味をもつような情報を「トピック・ニュース」と言います。 「話題」というニュアンスで言えば、「ホットトピック」と表現されることもあります。 「ホットなニュースをお届け!」なんてよく耳にしますよね。それと同じになります。
例文
「オフトピック」の意味は、「本題からずれること」です。 「話が脱線している」という状況を「範囲外」という意味のある「オフ」を使用して「オフ」(範囲外)+「トピック」(本題)で「オフトピック」と表現しているということが考えられます。 日常会話で耳にすることはほとんどないと思いますが、、、ネットスラングとして「これはオフトピなのですが〜・・・」というように使用されることがあるようです。
例文
いかがでしたか? 「トピック」について簡単にまとめると、 ✓「トピック」の意味は「題目・話しのたね・話題」 ✓「トピック」の語源は英語「topic」 ✓「トピックス」は「東証株価指数」という意味で使われることも ✓「トピック」類語には、「テーマ」「キーワード」「ニュース」などがあるなど。 「トピック」について理解を深めていただけましたか? よく耳にするけど意味を説明してくれって言われると、難しい言葉ですよね この記事を読んで理解でいた!と感じていただければ幸いです。