不運な出来事が重なってしまって「何もかも上手くいかない」と負のスパイラルに陥ってしまうことはありませんか?本記事では負のスパイラルあるある、負のスパイラルに陥る原因、負のスパイラルから抜け出す方法についてご紹介していきます。
「負のスパイラル」とは立て続けに良くないことや不幸な出来事が起こるという意味の言葉です。 負のスパイラルの「負」はマイナスなことを意味していて、「スパイラル」は螺旋(らせん)状に続くことを意味しています。 負のループと言われることもあります。 人間誰しも生きていれば思い通りにいかなくてうんざりしてしまうことってありますよね? そんな時に限って次から次へと問題が発生してしまって「もういやだ…」とまんまと負のスパイラルにどっぷりハマってしまうのです。 本記事では負のスパイラルあるある、負のスパイラルに陥る原因、負のスパイラルから抜け出す方法についてご紹介していきます。 今まさに負のスパイラルに陥っている人、または陥りやすい人は是非参考にしてみてください。
負のスパイラルに陥ると恋愛がうまくいかないようになってしまいます。 付き合っている人と別れた、好きな人にフラれる、喧嘩をしてしまうなど恋愛関係のストレスはメンタルにかなりの大ダメージを与えます。 今まで心の支え、オアシスになっていた場所がなくなってしまうからです。 上司や先生に怒られても心の拠り所があれば立て直せるなんて人も多いと思います。 恋愛が上手くいかないことによるダメージから他のものが手につかなくなり、上の空。 ミスをするの繰り返し負のスパイラルが完成してしまうのです。
友人や家族とも喧嘩をしてしまいがちになってしまうのもあるあるではないでしょうか? 負のスパイラルに陥ったことで発生するイライラ。 普段は平気でもイライラしているとアドバイスされたり少し自分の思い通りにいかなかったりすると、イライラが爆発し気を許せる友人や家族にぶつけてしまい喧嘩になってしまいます。 そして冷静になった時に八つ当たりをした自分に自己嫌悪し、更に負のスパイラルに陥ってしまうことに… そんな時は早めに仲直りするのが吉です。
負のスパイラルに陥ると仕事の生産性も下がってしまうでしょう。 何もかも上手くいかないことで気分が沈んでいると、仕事にも集中できず、いつもならサクッと終わるようなものも時間が掛かってしまったり、ミスも増えてしまいます。 そこで注意をされようものなら気分も落ちる上に焦りも加わり、更にミスをしやすい状況になってしまいます。 仕事は切り替えが大切です。仕事以外で何か悩んでいるなら、仕事の時はその悩みは忘れましょう。 また、仕事に悩みがあるのであれば早めに誰かに相談して負のスパイラルに陥る前に対策をとるのがいいですね。
負のスパイラルに陥ってしまうと、普段は気にしない、今まで悩まなかったようなことで悩んでしまいます。 例えば普段はとても仲が良いのに恋人と上手くいかない時に「合わないのかな」「別れた方が良いのかも」と考えたり、仕事で上手くいかない時に「向いていないのかな」「辞めた方が良いのかな」と考えてしまうことも。 しかしこれは一時の感情にすぎません。 負のスパイラルに陥っている時に考えること、出した答えは後々後悔の元になりやすいです。 恋人と別れてしまった後、仕事を辞めた後に「なんでこんな決断をしてしまったんだろう」と後悔しないように、負のスパイラルに陥っている時に考えたことは採用しないようにしましょう。
ネガティブな考えや言葉が負のスパイラルに陥る原因になります。 考えや言葉がネガティブだと当然ながら気分が明るくなることはありません。何か気分が上がるよな出来事が起こるのを待っているだけでなく、自分から気分を上げることで負の感情をストップしましょう。 また、ネガティブな考えや言葉は自己肯定感が低くし「自分には出来ない」「私なんか」と自分の可能性を狭めてしまいます。 ネガティブな言葉は聞いている側も良い気持ちはしません。 自分も周りの人も気持ちよくなれるようにポジティブな考え、発言をしていきましょう。
自己肯定感が低いのも原因の一つでしょう。 自己肯定感が低いと自分を卑下してしまう癖が付いてしまいがちです。 そんな癖が付いていると、ちょっとしたことでも落ち込みやすく「どうせ私なんか」「自分には価値がない」と自分を下げてしまいます。 自己肯定感が低いとそれだけ落ち込むことも多いため、負のスパイラルに陥りやすいというわけです。 逆に自己肯定感が高いと自己肯定感が低い人が落ち込むようなことも平気で流せるので負のスパイラルに落ちにくいです。
人の忠告を聞くことが出来ず負のスパイラルにハマってしまうこともあります。 例えば、体調が悪く周りから「休んだ方が良い」と言われていたにも関わらず、無理をして寝込むことになってしまったり、ミスが増えて余計に時間や労力を消費してしまうなんて羽目に。 負のスパイラルに陥るとパニックになり、周りが見えなくなってしまい、忠告を聞かずに突っ走った結果、余計にハマってしまうのです。 時にはイライラして忠告してくれた人に噛み付くなんてことも… 冷静になれない時こそ、他人の意見を素直に聞くことも大切です。新たな視点から解決策が見つかり、負のスパイラルから抜け出す光になるかもしれません。
自分のキャパシティをオーバーしてしまうと負のスパイラルに陥ります。 キャパシティをオーバーするということは許容量や許容範囲を超えるということです。 あれもこれもしなきゃと自分を追い詰めてしまうことでキャパシティをオーバーしてしまうと本来の力を発揮できなくなったり、やりたいことが出来なくなってしまったり、疲労が溜まり体調を崩してしまう可能性もあります。 まさに負のスパイラルと言える事象を招くことになります。
体調が悪いと負のスパイラルに陥りやすくなってしまいます。 体調が悪いと普段のパフォーマンスができなくなったり、思考が停止してしまうため思うように仕事が進められなくなってしまいます。また注意力も散漫になってしまうためミスも増えるでしょう。 なんとかポジティブなことを考えようにも体調が悪いとそれどころではないですよね。 人はどんな時も身体が資本です。仕事や生活をスムーズにするためにはしっかり体調管理をしましょう。
金欠が原因で負のスパイラルに陥る場合もあります。 もちろん、家が大好きでお金を使わなくても人生を楽しめるという人もいます。 しかしお金がなければ旅行にも行けないし、欲しい物も買えず、美味しいご飯を食べに行くこともできません。 それをストレス発散法として楽しみにしている人にとっては金欠は死活問題です。 ストレスが発散出来ないことでイライラは解消されず、集中力を欠いてミスを招いたり、周囲に八つ当たりして自己嫌悪に陥ることも… 金欠を防ぐためにもお金は計画的に使うのが良いですね。
気分が上がる出来事を待っているのではなく、自分でその機会を作りましょう。 負のスパイラルに陥ってしまうと「何か楽しいことないかな」「良いこと起こらないかな」と他力本願になったり運に任せがち。 でもそれっていつ起こるのかわからないですよね? そんな時は人や運に頼らなくても自分でご褒美を用意するのです。 好きなスイーツを食べたり、欲しかった物を買ったり、映画やドラマを見てゆっくりするのもいいですね。 自分でご褒美を用意することで気分を上げることができれば、負のスパイラルからも抜け出せます。
負のスパイラルから一気に抜け出すのがなかなか難しい場合もあります。 何もかも上手くいかないという時に急に元気を出すなんて相当良いことがないと無理ですよね? 宝くじが当たったなんてことがあれば良いですが、そんな良いことってそうそう転がっていません。 しかし、何気ない日常の中にも小さな幸せなら周りにたくさん転がっています。 今日はメイクが上手く出来た、美味しいものを食べた、新しいことを覚えた、出来るようになったなど、どんな些細なことでも良いんです。 小さなことでも「幸せだ」と感じたことを見逃さなければ負のスパイラルをストップできます。
頭の問題は体で、体の問題は頭で解決するのが基本です。 負のスパイラルに陥ってしまったら汗を流してリフレッシュしてみましょう。 運動は身体にだけでなく心にも良い影響を与えます。 運動をするとセロトニンという「幸せホルモン」と言われるホルモンが上昇し、コルチゾールというストレスを感じると増えるホルモンが減少すると言われています。 またセロトニンはリズム運動をすることで分泌を活性化させるため、ランニングはもってこいの運動と言えます。
生活習慣の乱れは様々な体調不良を引き起こしてしまいます。 例えば睡眠不足は身体を十分に休めることができず、ストレスや疲れを解消できません。 また運動不足によって血行が悪くなり、老廃物が溜まることで肩こりや自律神経の乱れといった体調不良を引き起こします。 そんな体調不良から精神的にも肉体的にも倦怠感を覚えてしまいます。 しかしこれらは生活リズムを整えることができれば解消できる問題です。 負のスパイラルから抜け出すにはまず生活習慣を見直し、栄養バランスの良い食事、質の良い睡眠、適度な運動を心がけましょう。
ネガティブなことを考えない習慣を作りましょう。 大きな仕事を任された時に「自分にはできない」とネガティブなことを考えてしまったら、「これをやり遂げればもっと成長できるはず」とポジティブな考えに変換するようにしたり、思い通りに物事が進まずイライラしても一旦距離をおいてリフレッシュし、冷静になるというような習慣を身につけるといいですね。 ネガティブなことばかり考えていると、いつまでも負のスパイラルから抜け出せません。 何もかも上手くいかないと感じても、腐らずに頑張りましょう。
人間関係を整理してみるのも負のスパイラルから抜け出す方法の一つです。 例えば、もう恋愛感情はないけれど情が移ったり、独りになるのが寂しくて別れられないという場合、相手の短所にばかり目がいき一緒にいるだけでイライラしてしまったり、一応まだ付き合っているので新たな恋愛をしようと思っても踏み出せなくなるなど、関係を続けることで負のスパイラルに陥ることも… また、パワハラをしてくる先輩や悪口ばかり言うような友達と無理につるむのもストレスの元になります。 そんな人とはお互いのためにも関係を見直してみることをおすすめします。
予想もしていなかった出費が重なってしまうこともあります。 そんな不測の自体に備えて貯金をしておくといいでしょう。 家電が立て続けに壊れたり、突然の怪我や病気で医療費が発生したりと急にお金が必要になり「なんでこんなに悪いことが続くんだ」と負のスパイラルに。 しかし、もしもに備えていくらか貯金をしていればその分ダメージも小さく済みます。 貯金がなく、なんとかお金を工面しようと仕事を増やしたりすると、体調を崩してしまったりして更に負のスパイラルにハマることにもなりかねません。 やはり多少なりとも貯金をしておいた方が安心ですね。
負のスパイラルに陥ると混乱して自分は一体何をしたかったのかがわからなくなってしまうこともあります。 そんな時は一度冷静に自分と向き合い、自分は何を目指しているのか、どうしたいのか、目標を再確認すると負のスパイラルから抜け出せます。 目標を再確認することでその目標を達成するために何が必要なのか考えることができ、今は辛くても目標達成のために必要だと思えるならば踏ん張ることができます。 または今は必要ないと感じるのであれば切り捨てましょう。 目標達成のための近道を自分で模索し、方法を変えて効率を上げるのもいいですね。 目標が明確になれば、思い通りにいかずにもどかしさを感じても「目標達成に必要だから」と負のスパイラルから抜け出すことができます。
目標を再確認できたら、その目標達成に向けてコツコツ行動しましょう。 目標は設定しただけでは達成できません。少しずつでも行動することが大切です。 「いずれはこんな企画を提案できるようになりたい」「○年後にはここの責任者になりたい」という目標であれば、目の前の仕事を着実にこなしていき、「○歳までに結婚したい」という目標であれば、その年齢までに料理の腕を磨いたり、貯金をしてみましょう。 辛くても、着実に目標達成に向かって行動していると思えばモチベーションが上げることができ、自然と負の感情も薄れていくでしょう。
今回は負のスパイラルあるある、負のスパイラルに陥る原因、負のスパイラルから抜け出す方法についてご紹介しました。 恋愛問題が仕事に影響したり、逆に仕事のストレスが私生活に影響してしまうのは負のスパイラルに陥るあるあるのようですね。 そもそも負のスパイラルに陥ってしまうのはネガティブな思考や言動、自己肯定感の低さ、無理をしてしまうことが原因です。 そこから抜け出すためにはネガティブなことを考えないようにすることが大切です。負のスパイラルを自分から食い止めるためにご褒美を用意するのも効果的。 また、体調不良が発端となり負のスパイラルを作り上げてしまうこともあるので、生活習慣を見直すことでしっかり体調管理をし、負のスパイラルの根源となりうるものを排除しましょう。