「自己肯定感」とは、「自分自身を認めることができる気持ち」のことを指します。あなたは自分を受け入れることが出来ていますか?自分が好きで自信を持てている人はどのくらいいるでしょうか?本記事では、「自己肯定感」の意味、自己肯定感が低い人の特徴、自己肯定感が低くなる原因、高める方法などを徹底解説しています。人の自己肯定感を下げる人の特徴や、他人の自己肯定感を高める方法なども詳しくご紹介しております。
「自己肯定感」の意味は「自分自身を認めることができる気持ち」です。 自分に対して前向きで自分のことを好きである気持ちのことを言います。 自分の存在を認めることができている人は「自己肯定感が高い」と言い、自分の存在を否定してしまうような人は「自己肯定感が低い」と言います。 「自己肯定感」は基本的に良い意味で使いますが、悪い意味でも使われる言葉です。 似た言葉に「承認欲求」があります。「承認欲求」の意味は、「認められたいと思う気持ち」のことです。 「承認欲求」は、大きくわけて「自己承認欲求」と「他者承認欲求」と二つあります。 「自己承認欲求」は、自分で自分を認めたいと思う欲求のことで、「他者承認欲求」は、他人に認められたいと思う欲求のことをいいます。 「承認欲求」というと、基本的にこの他者から認められたいという「他者承認欲求」のことを指します。
「自己肯定感」の類語には、
などがあります。
「自己肯定感」の英語は「self-esteem」となります。 「自己肯定感を高める」は英語で、
などと表現します。
自己肯定感が低い人にはいくつかの特徴があるのでご紹介します。 下記の項目がどれだけ当てはまるかチェックしながらご覧ください。
自己肯定感が低い人は、ネガティブ思考です。 ネガティブとは、「否定的」「消極的」である様子を言い表している言葉です。
と、まだ起こっていないことの結果に対して悪い方向に考えてしまい、なぜだか「自分には悪いことが起こる」と思い込んでいることが多いです。 物事をマイナスに捉えることから、ネガティブ発言も目立ちます。 「できない」「無理」「疲れた」などの言葉が口ぐせになってしまっていることが多いです。
自己肯定感が低い人は、とっても引っ込み思案です。 人前に出ることが苦手で、積極的に行動することが難しい人です。 自分に自信がないので、意見を言うことも苦手だし、積極的に行動することができません。 「自分が意見を言ったところで...」「自分が積極的に動くことで何にもならない」と思ってしまうのです。 何かおかしな発言をしてしまったかな?などと心労を抱えるよりは、人に合わせて行動しているうほうが楽なのでしょう。 周りの人からみると、いつでも自分の意見を言わず「人任せな人なんだな...」と思われてしまうことも少なくありません。
自己肯定感が低い人は、自分のことを話すのが苦手です。 何より自分に自信がありませんから、自分のことを話して自信のなさがバレてしまったら馬鹿にされるかもしれないとネガティブに考えています。 なので、何か自分のことについて質問をされても当たり障りのない返事をしてごまかします。 特に趣味など、ばかにされてしまう可能性の高いものは頑なに話そうとしないので、「えっこんな趣味があったの!?意外!!!!!」なんて驚くことも少なくありません。 自分の話はあまりしないですが、人の話はちゃんと聞くことができます。俗に言う「聞き上手」です。 ですので、相手に「この人はちゃんと話を聞いてくれる」という安心感を与えることができます。
自己肯定感のない人は、自分の決定したことに自信をもてません。 「本当にこれでいいのかな?」と不安になってしまうのです。 なので、人に判断を委ねたり、「どう思う?」と他に意見を求めがちです。 自分と同じ意見を言われればやっぱり安心するし、自分と違う意見を言われると不安になってしまいます。 相手に合わせるからといって、自分の意見がないというわけではありません。 心の中では「こうしたい」「こう思う」という感情や意見があるのにも関わらず、それを表に出すことが難しいのです。 「軸がない人」と思われがちなのですが、必ずしもそうではなく、「思っていることはあるけど言えないだけなんだよー!」と心の中で叫ぶのです。
自己肯定感が低い人は、自分に自信がないので、自信のなさが声量に反映されます。 自分の意見を伝えるのが苦手で、会話をするときはモゴモゴと小さな声になりがちです。 人は自分に自信がないと、無意識のうちに声が小さくなっていくものです。 ハキハキと大きな声で話しておきながら「自信はありません」なんていう人なかなかいないですよね。 相手が誰であろうと会話をすることに自信をもてないので、緊張してしまった結果、声が小さくなってしまうのでしょう。 よく「今なんて言った?」「聞こえない、もう一度言って」と言われることが多く、自分の声の小ささにも自信を失ってしまうんです。
自己肯定感が低い人は、何かを話したあとに「〜...わかんないけど」「多分〜...でしょ」というように、「わかんないけど」「多分」が口癖であることが多いです。 自信がないからこそ、間違ってしまっていたときのために「わかんないけど」「多分」とった言葉を使って、「間違ってても許してね、絶対とは言ってないから」という保険をかけているのです。 会話をしている時に、何かと「わかんないけど」「多分」と言う人って、ちょっと頼りないなって思ってしまいますよね。 自信のなさが言葉遣いにあらわれてしまうのですね。
自己肯定感が低い人は、「完璧主義」であることも多いです。 完璧を目指すことは大変素晴らしいことですが、常に120%を求めすぎのは完璧すぎる完璧主義者です。 みっともない自分を他人に見せるがとにかく嫌なのでしょう。 完璧主義だからこそ、自分をまだまだ不完全だと思ってしまうようなところがあるのです。 また、「こういう人間でなければいけない」という自分の中の理想があって、自分や失敗している姿、悩んでいる姿を見られることをに対して「恥ずかしい」と感じています。 よって、他人にとっては何も気にならないようなことに対して「こんな自分を見せてしまった恥ずかしい・・・」と思いつめてしまうことも多く、そもそも人と接することを避けてしまうこともあります。
自己肯定感が低い人は、自身の才能や能力を過小評価している部分があります。 本来は潜在的な能力があるのにも関わらず、「私には何もない」「何もできない」と思っているのです。 たとえ周りから「それ才能だよ!」とか「全然できてるよ!」と褒められても全力で否定するのです。 誇れることがあるのに、思い込みが激しいことから、宝の持ち腐れ状態になってしまっているのです。 裏を返せば「謙虚」という見方もできます。自分に驕らず、過信せずに生きているのは良いことでしょう。 しかし、あるものを「ない」と言い切ってしまうのは本当にもったいないです!
自己肯定感が低い人は、気持ちの切り替えが苦手です。 嫌なことがあって気持ちが落ち込んでしまった後に立ち直るまでにかなりの時間を要します。 そもそも、普通の人であれば落ち込まないことでどん底まで気分が沈みます。 「もう無理・・・」と気持ちがネガティブになり、這い上がってくるまでに数日、数ヶ月、数年かかることもあります。 例えば、プライベートで何かトラブルがあったとき、気持ちの切り替えができないまま出勤します。 ずっとプライベートのことを考えているので、仕事に身が入らず、ミスを連発するのです。 そして、仕事でのミスを考え込みすぎて、プライベートまで引きずり、、、と負のループにハマって抜け出せなくなってしまいます。
自己肯定感が低い人には、精神的に不安定な人も多く、中にはメンヘラな人もいます。 自分に自信がなく、物事を後ろ向きに考えすぎることでメンヘラを発症してしまうのです。 やたらと気弱な発言ばかりしてきてめんどくさかったり、夜になると意味深なラインやSNSの投稿をして病んでるアピール...。 「もう消えたほうがいいよね」なんてセリフ残して自虐...などなど。 自分でも精神が落ち着かないことは理解しているのに、上手くコントロールできないことに腹が立つんですよね。 「病んでる自分に疲れた」と思うのに、なかなか気持ちが整理できないんです。
自己肯定感が低い人は、自分より優れていたり、自分より良い状況にある人に対しての嫉妬心が強い傾向があります。 「本当に◯◯さんはすごいよね!」と口で言っていても、「なんであの人にはできて自分にはできないんだ」という嫉妬心にメラメラしているのです。 嫉妬をするというこは、他人と自分を比べているということになります。 つい職場の人や友達などと比べることがクセになっていて、自分より幸せそうな人を見ると「どうして私は幸せになれないの!」と半ギレ状態になっています。 嫉妬は人の心を落ち込ませてしまいます。そして嫉妬は人間関係に悪影響を及ぼします。 嫉妬しないためには、人と比べないということが大切です。
自己肯定感のない人は、他人のことを常に羨ましがっています。 上記の「嫉妬心が強い」でご紹介したように、他人と自分を比較することから、人を羨む気持ちが生まれるのです。 基本的に理想が高くて、自分にはないものを持っている人が羨ましくて仕方ないという状態なので、「いいな〜」とよく言います。 「いいな〜」とよく言う割に「いいな〜」と言いながら「自分も同じように...」と行動を起こさないのが自己肯定感の低い人の特徴です。 「自分が同じようにしたところでどうせ...」と思ってしまうから自分は同じようにすることができないんですよね。
過去の不甲斐ない自分や、「あの時どうしてこんなことしてしまったんだろう」と後悔していることを度々思い出して「あ〜!!!!!」となってしまうことってありませんか? 自己肯定感の低い人は、自分のしてきたことに対して後悔の念を抱いていることが非常に多いです。 しょっちゅう過去を思い出してクヨクヨする時間を過ごし、どんどん負のスパイラルに陥っていきます。 自分の過去の決断に対しても「あれでよかったのかな」と引きずることがあります。 過去に戻れないとわかっていても、自分の歩んできた人生を振り返り後悔ばかりしてしまうんです。 自己肯定感が低い人にとって、失敗や後悔は悪で、「〜をしてしまったから自分はダメなやつ」「〜ができなかったから自分はダメなやつ」と思い込んでしまいます。
自己肯定感が低い人は、自信のなさや不安感から、他人の行動を干渉してしまいがちです。 「全てを知りたい!」という独占欲が強く、相手に多くのことを求めてしまいます。 例えば、学生の頃にいつも「勉強した?」「今日どれぐらい勉強する?」などテスト前になると色々聞いてくる人っていませんでしたか? これって、不安だから他の人がどういった状況なのかを知って安心したいという心理が働いているんですよね。 同じように、他人の状況を知ることで安心したいという思いから、相手の行動を干渉してしまうようなところがあります。 「今どこにいるの?」「何してるの?」「何で電話出てくれないの?」と相手に質問攻撃を仕掛けるのです。
自己肯定感が低い人って、説明ができないような無気力状態に陥ることが多いです。 なんだか急に、朝起きれなくなったり、食欲がなくなったり、仕事に行きたくないという気持ちが強かったり。。。 何もかもが嫌になってしまうんですよね。 「何でそんなにやる気がないの?」と責められても説明ができないので悔しいんです。 自分でも原因がはっきりわかっていれば対処するのに、わからないからもがいているんです。 最近、調子が良いと思えば、突然無気力が襲ってきて、仕事もプライベートも上手くいかない気がするのです。 「何もしたくない」「やらなきゃいけないのはわかっているけど、体が動いてくれない」と葛藤しながら毎日を過ごしています。
自己肯定感の低い人は、自己有用感が低いです。自己有用感とは、自分が人のために役立っているという感覚のことを指します。 「いつもみんなに助けてもらっているけれど、自分は役立っているのかな。。。」と感じ、人のために頑張ることができにくいです。 困っている人を見かけたら、助けますよね? 例えば、荷物を抱えている高齢者を見たら「お手伝いしましょうか?」と声をかけ荷物を運ぶのを手伝いますし、職場で「仕事が終わんない〜」と嘆いている人に気付いたら「手伝おうか?」とサポートすると思います。 しかし、自己肯定感が低い人は、自分への自信のなさから「どうせ私なんか何も出来ない」と思い、声をかけることが難しくなるのです。 しかも、自分のためにも頑張れないのに、人のために頑張ろうとは思えないのです。 人の役に立っている人を見て、素直に「羨ましいな」と感じる反面、「私には出来ないな」と諦めているのです。
自己肯定感が低い人は、SNSの使い方にも特徴があります。 自身が投稿した写真などへの周囲の反応をかなり気にする傾向があります。 投稿に対して「いいね!」やコメントがないと「無視されている」と悲観的になってしまうのです。 写真や動画などを投稿した後は、コメントや「いいね!」が来るのが待ち遠しくなります。 こまめにスマホを開いたり、画面をリロードしたりして気持ちが落ち着きません。 また、自分のSNSだけでなく、人のSNSの投稿やコメントなども気になります。 「映える」写真を投稿している人を見ると「写真の撮り方上手いな、私の写真は下手だと思われているんだな」とか、コメント数が多い投稿を見ると「この人は人気なんだな、私と違って・・・」と人と自分を比べて落ち込むのです。
自己肯定感が低い人は、行動力があまりありません。 「このままでは納得がいかない」と感じることがあっても、現状を打破することができません。 そして結局気持ちはモヤモヤとしたまま続いてしまい、どんどん自尊心を失ってしまうのです。 また、「○○すべき」という固定概念にとらわれていて、なかなか行動に踏み出せないこともあります。 やりたいことがあっても、周りの目が気になったりして躊躇してしまうことも多いのです。 そのため、自己肯定感の低い人は常に受け身な姿勢でいることが多いです。 例えば、今就いている職業に不満があるといった場合でも、「仕事は最低3年は続けるべき」などの考えにとらわれてしまって、自分自身でどうにかすることができずに何年も不満を抱えたまま働き続けるのです。 自分の人生なのだから、好きなように行動すれば良いところを、「周りの人に逃げていると思われたくない」などと言って、自分を犠牲にして働き続けるんです。
自己肯定感が低い人は、取り組んでいることが上手くいかなくなってくると、「やっぱり自分には無理だったんだ」と思い込み、途中で投げ出してしまうことが多いです。 つまり、「もういいよ、どうせ自分には無理だったんだから」とやけになってしまう人が多いのです。 例えば、お付き合いをしている恋人と喧嘩をしてしまったというような場面では、「どうせ自分は相手を幸せにしてあげることができないんだ」なんて感じてしまい、きちんと向き合おうともせず別れを切り出してしまうようなところがあるでしょう。 そもそも「自分にはできない」とチャレンジすることすらできないことも多いですが、途中で諦めてしまう事多いです。 そのため、周りの人からは「何をやるにも中途半端で終わってしまう」「逃げグセがついていて継続ができない人」などと思われてしまうのです。
自己肯定感がない人は、自分に自信がないのでいつもおどおどしている印象をうける事が多いです。 何か変なことを言って失敗してしまうのではないか...など、色々気にしすぎるあまり挙動不審な素振りをしてしまう人います。 例えば、イエスかノーの答えを聞かれたときに、「どっちが正解なんだ!?(゜o゜;」と焦ってしまって「えっと、、、あの、、その、、あっ...」みたいなおどおどした対応をしてしまうのです。 どんな相手にも「低姿勢」と言えば、「謙虚」というような印象をうけます。 しかし、あまりにも無駄におどおどされるとイラっとしてしまうという人も少なくありません。
自己肯定感の低い人は、人見知りであることが多いです。 自分に自信がないので、初対面の人の前で堂々と振る舞うことがでいないのです。 例えば、慣れていない人に話しかけられると
といったように戸惑っている気持ちが「あっ」という言葉になって発してしまったり、気が弱そうといった印象を与えることが多いです。
自己肯定感が低い人は、周りの目を気にしてしまうので色々気を使って行動するより、お一人様のほうが良いと思っている事が多いです。 そのため、単独行動が目立ちます。 誰かに合わせてもらって申し訳ないと思ったり、自分の意見を言えずに「本当はこうしたいと思っているのに...」とモヤモヤするよりは、そもそも「一人でいたほうが楽だ」と感じるのでしょう。 でも嫌われたくはないので、完全に一人になってしまうのも嫌というちょっと矛盾した思考の持ち主です^^; 職場でのランチはいつも一人、通勤も一人、プライベートでも一人で過ごすことが多くなります。 一人の時間を楽しんでいる人も中にはいるかもしれませんが、多くの場合、孤独と戦いながら過ごしているのです。
自己肯定感の低い人は、自分と他人を比べたり周りの目を気にする人が多いです。 そして、周りの人の評価を気にしています。 周りの人と自分を比べてしまっているからこそ「自分は人より劣っている」と自尊心をなくしてしまうのでしょう。 職場の同僚、友達、ご近所さんなどなど。生きていく中で関わっていく様々な人と比較をしてしまうのです。 他人と比較することで、自分の悪いとこばかりに目がつき、自分の良さに気付けないまま過ごすことがほとんどです。 さらに、「周りの人も自分をダメな人間だと思っている」と劣等感が強めです。 でも、本心では「ダメなやつだと思われたくない」と思っているので、失敗することを恐れて新しいことに挑戦できなくなってしまいます。
自己肯定感が低い人は、自分のことは「自分なんて...」とおざなりにして、逆に他人のことに対しては気を使うようなところがあります。 自分に自信がないからこそ、他人に感謝されたり頼りにされることで自己肯定感を上げているのです。 なので、気遣い上手な人がとっても多いことが特徴です。 「気遣い上手」と言うと、とっても良いことに聞こえます。しかし、悪く言えば常に「人の顔色を伺っている」ということです^^; 嫌われたくないからこそ、周りの人の顔色を伺って気にいられようとしてしまうのでしょう。 気遣いなので、人前での発言数は少ないですし、相手の意見に否定するようなことはあまりしません。 「うんうん」と話を聞くことができるので、人によっては「聞き上手」と捉える人もいます。
自己肯定感が低い人は、そもそも人と関わることが苦手でコミュ障ちっくであることも多いです。 人との会話があまり長続きせず、なんともいえない空気が流れることがしょっちゅうあります。 相手から突然話しかけられると「はぁ…」と何ともいえない相槌だけ打って終わりにしてしまいます。 なんて返したらいいのかが分からず、どう答えたら正解なのだろうか?と考え込んでしまうのです。 そして、家に帰ってから「また上手く話せなかった〜...」と自己嫌悪に陥っています。 一人でいる時に自主練などをしても、いざ人前に立つと緊張で頭の中が真っ白になってしまいます。
自己肯定感が低い人は、他人に指摘やアドバイスすることができない場合が多いです。 「お前に言われたくないって言われたらどうしよう、ていうか指摘するほど出来た人間でもないし、相手が嫌な気持ちにならないで伝えるにはどう言えば…」と考えていると何も言えなくなってしまうのです。 例えば、先輩が作成した資料に誤字を見つけても「先輩、この漢字、間違えています」と言えません。 後輩のプレゼンで「もっとこうしたらいいのにな」と思うことがあっても「プレゼン、良かったよ!」と言ってしまいます。 結局恥をかいたりするのは相手ですし、相手の成長に協力することができません。
「内弁慶(うちべんけい)」は「家では威張っているが,外では意気地がないこと、またその人」という意味があります。 要するに内に秘めた性格は威張り散らしているということです。 そういうタイプって、実は自己肯定感が低く気が小さいので、周りから否定されたり指摘されることを恐れています。 自己肯定感が低い為に外では本当の自分を隠すという内弁慶になってしまっているということが考えられます。 「弱い自分を見せたくない」「本当の自分を見られてバカにされたくない」という気持ちがあるのです。
人に影響されやすく流されやすいというのも自己肯定感がない人の特徴です。 自分に自信がなく、自分を持っていないので他人の意見すべてに対して「それいいね!」となってしまいがちなのです。 協調性はあると言えますが、周りの人からすると「いつも人に合わせてばかりで自分がない人」と思われてしまうのです。 言っていることがコロコロ変わったりすると、信用を失ってしまいますよね...。
ここでは、自己肯定感が低い人の恋愛における特徴をご紹介します。
自己肯定感が低い人は、そもそも恋愛ができないという人が多いです。 自分に自信がなく、引っ込み思案な性格から、なかなか恋愛に発展しないのです。 「恋人が欲しいな」と思っていても、「でもどうせ私なんか。。。」と行動にうつせません。 楽しそうに恋愛をしている友達を見て「羨ましいな」と感じるのですが、「よし、自分も頑張ろう!」とはならないんです。 リアルな恋愛ができないので、アイドルにはまっていたり、恋愛ゲームに没頭していたりします。 むしろそっちの方が楽しくなってしまって、リアルな恋愛を諦めることもあります。
自己肯定感が低い人は、恋人がいても幸せを感じないことがあります。 好きな人と結ばれることがどんなに幸せなことか。。。それはもう奇跡に近いことですよね。 それなのに、「幸せじゃないな。。。」「恋愛ってつまらないかも?」などと半信半疑で過ごしています。 これは、相手に非があるとかそういう話ではなくて、自信のなさだったり、ネガティブな性格から生まれる意識です。 「恋愛をしているのに満たされない」という状態が続きます。 恋人に「大丈夫?」と心配され、相手が心配しているのがわかっていても「はあ・・・」とネガティブになってしまうことがあるんです。
自己肯定感が低い人は、なかなか良い恋愛ができないことがあります。 自信のなさや嫉妬心の強さなどから相手を困らせてしまって、相手から別れを告げられることが多いんです。 また、彼氏や彼女を見る目がない人も多く、ダメ男(女)に引っかかったりして、辛い思いをすることもあります。 「こうなるはずじゃなかったのに。。。」とさらに自信を失ってしまうのです。 自己肯定感が低い人は、根本的にネガティブ思考であることが多いので、一度でも恋愛で嫌なことがあると、恋愛に対してネガティブな印象しか持たなくなります。 「どうせまたすぐに飽きられてしまう」「結局いつもダメな恋愛しかできない」という強い思いが現実化してしまうんです。
自己肯定感が低い人は、自分に自信がないため、よく相手に依存しがちになります。 それは恋愛以外でもそうなのですが、友達や家族、仲の良い職場の同僚などにもべったりになってしまうことがあります。 恋愛においては、恋人に依存してしまい、「毎日一緒にいないとヤダ!」「あなたがいないと生きていけない」などとなってしまいます。 そのため、時には「重いな。。。」と思われてしまう言動を取ってしまうこともあります。 少しでも不安なことや嫌なことがあると、泣きじゃくって感情を爆発させます。 ずっと側にいてほしい、私(俺)だけを見てほしいという思いが強すぎて、相手を困らせることもあるでしょう。
自己肯定感が低い人は、恋人に迷惑をかけることがちょっぴり多いです。 気分の浮き沈みから相手に強くあたってしまったり、嫉妬から相手を困らせてしまったり。 そういう状況に疲れてしまい、相手が浮気をしてしまうなんてことも。 「嫉妬深い彼氏から解放されたい」「ネガティブな彼女に疲れを感じる」などの理由から、つい浮気の道へと進んでしまうんです。 「別れたい」と思っている人もいるかもしれませんが、「別れるのも大変そうだから。。。」などと言って、自己肯定感が低い彼氏や彼女との関係はそのままにしておくことがほとんどでしょう。
そもそもなぜ人の自己肯定感は低くなってしまうのでしょうか? ここでは、自己肯定感が低い主な原因をご紹介します。
幼い頃に受けてきた親の教育が、自己肯定感を低くしてしまう原因になることがあります。 例えば
など、自分を否定されるような言い方を両親にされていると「自分はダメな人間なんだ」と思い込んでしまいます。 子供にとって親の言うことって「絶対」ですから、両親が子供の人格を否定するような発言をすることは避けたほうがいいでしょう。 また、親はよく「子供が心配」と言いますよね。 確かに、子供の学力や将来などに不安を感じるのはある意味当たり前のことなのでしょうが、その「心配」という言葉自体が、子供の自己肯定感を低くさせてしまっているのです。
家庭環境が原因で、自己肯定感が低くなることもあります。 例えば、兄弟が多く比べられることが多かった人は、自己肯定感が低くなりがちです。 「お姉ちゃんは勉強できるのに、なんであんたはこんなに成績が悪いの!」などと悪い所を指摘されてきた人は、「私ってできない人間なんだ」と思いながら育っています。 また、家族の仲が悪い場合も、自己肯定感は低くなりがちです。 「自分は必要とされていないんじゃないか」という思いが、自己肯定感を低くさせてしまうのです。 生まれつき自己肯定感が低いということも考えられるでしょう。 例えば、両親が自己肯定感が低く、それが遺伝してしまった、ということも可能性としてはあると思います。
社会人になると仕事の失敗や職場の人間関係によるストレスで、自己肯定感が低くなってしまうこともあります。 例えば学生時代勉強もできて、運動もできる、クラスでは人気者だったなど、順風満帆に過ごしてきたのに、会社の様々なところで挫折や敗北感を味わってしまうと、一気に自信をなくしてしまうといったことがあります。 また、大きな失敗をしてしまって自信をなくしたり、厳しい上司に嫌味を言われ続けた結果「仕事ができない自分」に対して自尊心を失ってしまうといったことは非常に多いです。
物心がついてから、友人や恋人など親しい人からの裏切り行為によって自信をなくして自己肯定感がなくなってしまう人も多いです。 自分が信用していた人に裏切られるととってもショックだし、自分は相手のことを裏切れないくらいに大切自分はその程度の人間なんだ...という気持ちになってしまいますよね。 こういった経験はトラウマになりますし、人間不信になってしまうことが多いです。 信じていた相手、大好きだった相手であればあるほど心に大きな傷を負い、自分に自信をなくし自尊心をなくしてしまうことでしょう。
大きなコンプレックスを抱えている場合も、自己肯定感が低くなってしまうことが多いです。 特に多いのが、容姿に関するコンプレックスです。 自分の容姿にコンプレックスを持っていると、それだけで何をするにも自信がなくなってしまいます。 容姿だけではなくとも、自分の能力や家庭環境、貧困生活など様々な要因があります。 自分で周りと比べてコンプレックスに思う人もいれば、他人から言われた一言を根に持ってしまい「どうせ自分は...」と自尊心を失ってしまうのです。
過去のトラウマが原因で、自己肯定感が低くなることもあります。 トラウマって良いことではありませんよね。あまりにも精神的ショックが大きかった出来事が心の中に長く残ってしまうんです。 例えば、受験で失敗したことがトラウマになっている人って、自分の学力に自信がないという人ですよね。 そういう経験から、自己肯定感がどんどん低くなってしまうんです。
毎日多忙すぎて自分自身としっかり向き合う時間がないがために、自己肯定感が低い人もいます。 失敗を繰り返して自信喪失したわけではなく、忙しすぎて自分が何をしたいのか?生きる意味は何なのか?と自問自答できていないのは危険です。 一日の終わりに少しリラックスする時間をつくるだけで自己肯定感が高まる人もいます。 本当は能力があるのに、日々の仕事に翻弄されている人はしっかり自分と対峙する時間を設けるのが大切です。
行動することから逃げるために、無意識的に「自分はダメ人間だ」と決めつけている人も多くいます。 意識的にサボってる人はそれでOKですが、無意識に「自己肯定感の低さ」を言い訳にして努力を避けている人もいます。。。 これは実際には、自己肯定感が低いわけではなく、ただの怠惰ですね。 自己肯定感が低い原因が分からない人の中には実際は虚栄心が強く、「自信のないフリ」をしている人もいるので、注意です!
自分の自己肯定感は低いわけじゃないのに、周りに人の自己肯定感を下げてくる人っていますよね。 そういう人に近づかないことが必要です。 ここでは、人の自己肯定感を下げる人が持つ特徴をご紹介します。
人の自己肯定感を下げる人は、マイナス思考であることが多いです。 自己肯定感を下げるために悪口を言ったり、相手が不快に感じる行動を取ったりします。 人に意地悪をするのが快感だったり、つまり性格が悪い人です。 人が嫌がるのをわかっているのに、わざと「あんたの仕事は0点だよ」とか、「全然出来ていない」などと相手を否定します。 言葉が強すぎる傾向があり、あまりにマイナス発言が多いので、たとえ自己肯定感が高い人でも気分を害します。 日常的にネガティブワードを使われると、疲弊してしまうんです。
人の自己肯定感を下げる人は、嫌味や悪口ばかりを言います。 人を褒めるとか、そういうことは一切しません。呼吸をするかのように悪口を言います。 人の仕事にも、喋り方や服装にも、何に対しても「悪口」です。 「よくそんなに悪い所が目につくな!」と関心するくらいの悪口の量です。 さすがにそんなに悪口ばかり言われると気持ちよくはなりませんよね。 イライラしてしまったり、「そんなに私ってダメだったっけ」と自信を失いかけてしまいます。
人の自己肯定感を下げてくる人の多くが威圧的な態度を取ります。 人を見下しているような感じて、全ての言動が抑圧的なのです。 自分が一番と思っているのか、人を人として扱わないこともあります。 例えば、後輩に自分の仕事を押し付けたり、「コップ洗っておいて」などと雑用を任せたりするような人です。 相手に振り回されるとそれだけで疲れますよね。 「こんなはずじゃなかった。。。」と自分の人生を楽しめなくなって、自己肯定感が低くなってしまうんです。
上記で、人の自己肯定感を下げる人は、人を見下す態度を取るとご紹介しました。 それがエスカレートすると、いじめたり差別をしたりするようになります。 社内でいじめをしたり、肌の色や出身地などをベースに差別をしたり。 とにかく人に対してものすごいひどい態度を取るのです。 いじめや差別を受けると、自分に悪い所がなくても「私が悪いんだ」などと自分を責めてしまいますよね。 決してそんなことはないのに、どんどん自信を削られていってしまうんです。。。
人の自己肯定感を下げてくる人は、人には色々文句を言うくせに、自分は何の努力もしません。 人に「あーしろ、こうしろ」と命令するのにも関わらず、自分が動こうとは一切しません。 自分には悪い所が一つもないと思っているのでしょう。 もしくは、悪い所はあるけど、それに気付かれたくないから周りに悪口を言う形でごまかしているんだと思います。 「口だけで何も努力してない」と周りはイライラするんです。 それでも挫けることなく悪口などネガティブな言葉で、人の自己肯定感を下げようとしてきます。
低くなってしまった自己肯定感も、様々な方法で高めることができます。 ここでは、自己肯定感を高めるおすすめの方法をご紹介します。
まず大切なことが、自己肯定感が低くなっていることを認めるということです。 これはきっと多くの人が見落としていたり、わかっていてもできていないポイントだと思います。 自己肯定感が下がっていることは事実なのですから、それを受け入れることが大切です。 そこを「私は大丈夫!」などと自分に嘘をついてしまうから、余計辛くなってしまうのです。 自己肯定感を高めるファーストステップは、しっかり自分を受け入れること。 受け入れることで、「じゃあどう対処していこうか」と冷静になって解決方法を見つけることができるのです。
何より自己肯定感を高める為には、自分を好きになるということが大切になってきますよね。 ちょっぴりダメな所があっても、それが「あなた」ですから、ありのままの自分を受け入れましょう。 自己肯定感が高い人は、必ず自分自身を認めることができています。 いつまでもネガティブで自分に対して過小評価をしていては、自尊心は高まりません。 ポジティブに、前向きに自分自身について考えてみましょう。 「自分なら大丈夫」と自分自身を認める気持ちを常に持つ癖をつけてください。
とにかく笑顔で過ごすことが大切! 人は「笑顔」になることにより「セロトニン」という物質を脳内を分泌します。 「セロトニン」は、精神の安定に深く関わっていてセロトニンが不足してしまうと心のバランスを保つことが難しくなると言われています。 つまり、「セロトニン」には不安やイライラを解消する効果があるのです。 「笑顔」で過ごせば自然と思考もポジティブになって自分自身を否定してしまう気持ちを抑えることができるでしょう。
「言霊(ことだま)」という言葉をご存知でしょうか。 「言霊」とは、言葉に宿っていると信じられている不思議な力のことで、昔から「言葉には霊がいて、言葉にあらわすことを現実に実現する」という言い伝えが信じられています。 つまり、極端を言えば「悪いことを言えば悪いことが起きる」「良いことを言えば良いことが起きる」ということです。
など、負の意味や感情が込められた言葉を口にすることを避けて生活するようにしましょう。 今マイナス思考だな「とってもネガティブだな」と感じたときに、ポジティブになれる習慣を自分で作ってみましょう。 例えば、
など、ネガティブな気持ちをポジティブにする習慣を自分で作ってみましょう。 そうすれば、「今日嫌なことがあったからプリンが食べれるな」というように気持ちをすんなりポジティブな気持ちに切り替えることができます。 そして、気持ちを瞬時に切り替えることができる自分に自信がもててくるはずです。
自己肯定感を高めるためには、もちろん前向きなほうがいいのですが、「落ち込むな」「負の感情を抱くな」ということではありません。 誰にでも落ち込んでしまうくらい嫌なことが起きる日もあるでしょう。 泣きたい時は思いっきり泣いてスッキリする、信頼している人に話しを聞いてもらってストレス発散をするなど、落ち込んだ気持ちをすばやく切り替える方法を見につけましょう! いつまでも暗い気持ちでいては良いことなんでおきませんし、自己肯定感は低くなっていく一方になってしまいます。
自己肯定感を高めるためには、自分としっかり向き合うことが大切です。 あなたが今感じていることを吐き出すことがポイントです。 例えば、自分が感じていることを紙に書き出してみたり、「あの時はこう感じたな」などと過去の出来事の振り返りを行ったり。 気持ちを表現すると言った意味では、手紙を書いたり、交換日記をするのも良いでしょう。 自分の思いを伝えることで、「感情を吐き出してもいいんだ」と自信がついてきます。 やりたいことリストを作成してみるのも、楽しそうですね。
つい、自分の悪い所ばかりに目を向けていませんか? できないことばかりを見ないで、できることを探してみましょう。 しっかりと向き合うことで、気がついていなかった自分の良いところに気がつけると良いですよね。 そもそもどうして自分はダメなやつだと思うのでしょうか。周りの人と比べてただ漠然と思っているだけではありませんか? 自分で思う自分の長所や、これまでの人生で達成してきたことをぜひリストアップしてみてください。 きっとあなたにも良い所は沢山あります。 むしろ「悪い所」って、見方を変えれば全て「良い所」なんですよ。 例えば、「マルチタスクができない」という人って、「一つ一つの作業が丁寧」ということになります。 ほらね、あなたの長所が1つ増えましたよ!
人生を楽しむためには、ただ楽しいと思えることをすればいいわけではありません。 ちゃんと人生設計を考えることが必要です。 どういう自分になりたいのかを可能な限り具体的にしてください。理想の人を思い浮かべるのもOKです。 例えば「明るい人になる!」よりは「人の目を見て笑顔で挨拶ができる人になる!」の方が圧倒的に良いです。 言葉が明確であればあるほど目標は達成しやすくなります。 どういう自分になりたいかだけでなく、いつまでにそうなりたいか「期限」を設けることも重要です。 無理のない期限を設定しましょう。 あとは、自分が変わった後にはどうしたいのかと目標達成後の自分を想像することも大切です。 「100万円貯金ができたら、次は300万円を貯金するためにもっと資産運用について勉強する!」などと決めておけば、目標を達成した後に燃え尽き症候群になることを防ぐことができます。 目標設定の時におすすめなのが、「5W1H」に沿って考えることです。 「5W1H」は中学の英語の授業で習った人が多いと思いますが、「Who」「Why」「When」「What」「Why」「How」の頭文字をとったものです。 Who:誰が変わるのか、誰のために変わるのか(例:自分が、自分のために) Why:なぜ自分を変えたいのか(例:もっと自信を持つため) When:いつ変えるのか、いつまでに変わるのか(例:半年後までに) What:何を変えるのか(例:思考方法) Where:どこで変えるのか(例:自分の中で) How:どのようにして自分を変えていくのか(例:物事をプラスに捉える)
自己肯定感を高めたいのであれば、固定観念をなくしましょう。 「どうせ自分には○○できない」「どうせうまくいかない」「他人は自分のことを嫌っている」といった強い固定観念が、人と関わりたくないという気持ちを作ってしまいます。 しかし、この固定観念を突然全て失くすことは難しいです。そのため日頃の小さな固定観念から無くしていきましょう。 そのためにも色々なことに挑戦して成功体験を積むことは非常に大切であると言えるでしょう。
自己肯定感を高めたいのであれば、周りの目を気にしないことです。 もちろん、ある程度身だしなみや周りに迷惑のかける言動はしないよう気にかけることは大事ですよ。 ただ、自分は自分です。 あなたが素敵だなと思う人を批判する人もいるかもしれませんが、あなたが苦手意識を持っている人のことを大好きな人だっています。 まずは自分がどう思っているか、どうしたいかを優先していきましょう。次は家族や友人、職場の人など関わりのある人たちです。そこで価値観のズレを感じることもあるかもしれません。ですが100%ズレなく生きていくことは不可能です。 周りの目を気にする前に、自分自身と向き合って自分の考えや思いに自信が持てるように努力することを始めましょう。
例えば、
など、いちいち気することはありません。 相手は自分が言ったことも、言われたことも忘れていることがほとんどです。 せっかく高めた自己肯定感を維持するために他人の行動や言動に対してあれやこれや悩むのはやめましょう。 時間の無駄です。
考えてみても仕方がないことってありますよね。 そういった漠然としたことを考えて悩みはじめてしまうと、高めた自己肯定感を低くしてしまう可能性があります。 高めた自己肯定感を維持するためにはポジティブな思考でいることが重要です。 答えのでない漠然とした悩みをいつまでも抱えていることで、気持ち沈んでネガティブになってしまいます。 自尊心が低くなってしまうことがあるので、考えても仕方のないことで悩む時間を減らしましょう!
ないものねだりをしてしまうと、手にいれられなかったり「できない」という場面で自己肯定感をなくしてしまいます。 例えば「貯金が2000万円あるのに、「来月までに貯金を一億円する!」という無理な高望みをしたとします。 貯金があるのに、目標金額に到達してないといって焦った心情で血眼になって生活をしている人よりも、2000万円の中で適度に貯金を増やしながら身の丈にあった生活をのんびりして「幸せだな」と感じることができる人のほうが幸せだったりします。 「ないものねだり」をするのではなく、自分自身のおかれている環境の中で思いっきり幸せを感じるうことができる自分を好きになることが大切です。
自己肯定感が低いと楽しそうだなと興味を持ったことや、挑戦してみたいと思ったことに対して「やってみたい!でも・・・」と躊躇してしまうことってありますよね。 失敗するのか、成功するのかそれはやってみなければわかりません。 起きるかもわからない「もし・・・」という最悪な事態ばかりを考えずに、どんどん挑戦して様々なことを吸収していきましょう。 そうすることで、成功体験がどんどん増えて自尊心を高めることができるでしょう。
自己肯定感を高めたい時は、上記でご紹介したように自分と向き合う時間を作ることが大切です。 「自分と向き合う」方法は様々ですが、おすすめの方法が、鏡に写る自分に向かって話しかけることです。 自分を自分で見るためには、鏡を見るしかありませんよね。 しっかりと目を見て、ぜひポジティブな言葉をたくさんかけてあげてください。 例えば、「毎日お仕事お疲れ様」「毎日幸せに過ごせて感謝だね」などと言って褒めてあげましょう。 毎日一生懸命頑張っている自分を自分でハグする「セルフハグ」もかなりおすすめですよ。
自己肯定感をせっかく高めても、周りにいる人に自分の欠点を突いてくるような人が側にいると、やっぱり「自分ってダメな人間なのかも...」と自信をなくしてしまいますよね。 自分の悪いところを指摘してくれる存在は大切ですが、明らかに嫌味だったり自分の感情を一方的にぶつけてきているような人の言葉を真に受け止めて気にしてしまうことはありません。 職場の人であれば、業務に関わること以外では接触をさけましょう。 自分にとってマイナスなものを運んでくる人との付き合いやめる・環境を変えてみると、気持ちや物事の捉え方に変化が表れるはずです!
自信がないままでは、自己肯定感を高めることはできません。 自分の意見ははっきり言える強さをもちましょう! 「相手から反対されたら」「相手から嫌われたら」と思うかもしれませんが、自分の意見を言ったくらいで反対したり嫌うような人とはそもそも人間関係を築く必要はありません。 しっかりと自分の意見を言ってみると、案外「そういうのもありますよね」「それは違うんじゃないすすか?」といい話し合いが出来て仕事の効率やモチベーションが上がることもあります。 要は、トラブルを招くような攻撃的な言い方をしなければいいのです。
辛い気持ちを乗り越えるためには、自己肯定感を高めることが必要になります。 落ち込んでいる時って、「自分なんて...」とマイナスに物事を捉えてしまいます。 なので、簡単言えば「自分に自信をつける」ということが大切なんです。 そのためには、自分にしっかりと投資をすることです。 スキルアップのために、言語を学んだり仕事に役立つ資格を取ったりするといいでしょう。 さらに、スポーツジムに行くとか、エステに通うとか、ネイルやスキンケア、ヘアケアなどにお金をかけてもいいでしょう。 能力や技術、そして外見やマナーなど、自分に自信が持てることに時間とお金をかけてみましょう。
自分に自信をつけたいのであれば、何か得意なことを一つ作りましょう。 たった一つでいいんです。自信を持って「私、これ得意なの!」と言えるものがあれば、きっと自己肯定感も高まるはずです。 例えば、料理や掃除、パソコンのタイピングや手芸など何でもOKです。 自分がやっていて楽しくて、これならスキルを磨けるかもと思えるものがあれば何でもトライしていきましょう。 筆者が得意なことは、事務作業です。 「そんなこと誰でもできるでしょ」と思う人もいるかもしれませんが、「私、事務作業得意です!」とアピールすることで、好きな仕事ばかりが舞い込むようになりました。 周りの意見を気にする必要は全くないので、自信をもってどんどん公言していきましょう。
自己肯定感がない人って、「自分なんて...」と思っているのでオシャレにまったく興味がなかったりするので、身なりを整えて自信をつけてあげることで、意識が変わる可能性があります。 人は見た目が9割というように、第一印象が暗いと相手からも「暗い人なんだな」と思われてしまいます。 また、何より自分が自分のことを「暗い」といった後ろ向きなイメージだと感じてしまいます。 ブランド品を身に着けてみると気持ちも心もシャキッとしますよね。 同じように、洋服やお化粧をきちんとして身なりを整えてみましょう! たったそれだけでも、自信がもてて初対面の人と話す時に少し堂々と話すことができたりするものです。
高めた自己肯定感を維持するためには、生活習慣を見直す必要もあります。 ここでは、ぜひ意識していただきたい3つの大切な習慣についてお話します。
毎日頑張ってくれている自分の体や脳をしっかり休ませることも大切です。 しっかり休むことで、気持ちに余裕ができ、物事を前向きに捉えることができます。 ポイントは「良質な睡眠の確保」です。長く寝れば良いというものではありません。 短時間でも質が高ければ、頭はスッキリを冴えます。 例えば、
などを行ってみてください。 筆者は空気清浄機を使うようになってから毎日熟睡できるようになりました。
心の健康を維持するためには、栄養たっぷりの食事が欠かせません。 栄養不足になってしまっては、脳が正常に動くことができず、物事をポジティブに考えることもできません。 よって、脳にも十分な栄養素が行き渡る食事を取ることが大切です。 1日3食食べる、毎食野菜を取り入れる、鉄分やタンパク質を含む食材も取り入れるなど様々な工夫ができます。 人によって必要な栄養素や量や異なるので、自分にとって最適な食事を取り入れるようにしましょう。 参考までに、筆者にとってベストな食事は、
です!いろんな食事を試してみましたが、今はこの食事に落ち着いています。 頭が冴えてきた気がして、そろそろ「新たな自分」に出会えるんじゃないかと楽しみにしている毎日です。
高めた自己肯定感を維持するためには、適度な運動を習慣づけることも大切です。 よく、運動をすると頭がスッキリすると言いますよね。 心と体は密接に関係していて、運動することで思考がクリアになり、漠然としていた不安が払拭されるはずです。 例えば、ジョギングやランニングをしたり、ジムに通って筋トレをしてみるなどです。 大切なことは毎日(もしくは週に3回など)続けることですので、自分が続けられる運動を行いましょう。 ダイエット目的であればかなりの運動量が必要かもしれませんが、必ずしも過度な運動は必要ありません。 「いつもよりひと駅分長く歩く」とか「エレベーターではなく階段を利用する」など、日常の行動に少しだけ工夫をこらしてみましょう。
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どんな小さなことや、周りの人が何とも思わないようなことであっても自分自身が「幸せだ」と思うのなら、それは「幸せ」なことです。 「うまくいかない、もう無理だ」と決めているのも自分自身の心なのですから、「自暴自棄」で「どうでもいい」と投げやりな気分でいるよりも小さなことでも「幸せ」を見つけて心を「幸せ」な気持ちでいっぱいにしておけば、前向きに過ごすことができそうですよね。
五郎丸歩さんは、日本のラグビー選手で強豪チームであった「南アフリカ」との対決で、日本を勝利に導くなど日本代表の中心選手です。 五郎丸さんは、「人は、過去は変えられないけど未来は変えられる」と簡単に言うけれど、「今変えない限り未来は変わらない」とCMの中でもメッセージを残しています。 「過去」の自分が積み上げてきたものが「未来」なのだから「今」この瞬間を変えるべきてあるということです。 失敗や挫折を経験し、「もうどうでもいい」と投げやりになっていては、先に進めません。今、この瞬間全力を尽くして生活をしないと「未来」は何も変わらないのです。
ウォルト・ディズニーと言えば皆さんご存知、「ミッキーマウス」の生みの親ですね。 彼は、「夢みることができれば、それは実現できる」という言葉通りに、様々なことを成功させてきた成功者です。 「自暴自棄」になって「お先真っ暗だ」と思い込んでしまうより、明るい未来想像し、夢を求め続ける勇気を持ちましょう。
自己肯定感が低いと聞くと、「デメリットだらけじゃん!」と思う人が多いでしょう。 しかし、自己肯定感が低いことのメリットももちろんあります!
自己肯定感が低い人は、何より謙虚です。 誰に対しても偉そうな態度を取ることはなく、常にへりくだった姿勢でいます。 そのため、周りの人からは「いつも謙虚で礼儀正しい人」「自慢などを一切せず穏やかな人」と見られることが多いです。 謙虚なので、相手も謙虚な姿勢でコミュニケーションを取ってくれることが多いです。 世の中には、「謙虚」という言葉を知らないのか!と思うくらい傲慢な人っているんですよね。。。 そんな中、常に謙虚でいれるのは、最大のメリットと言えるでしょう。
自己肯定感が低い人は自分に自信がないとご紹介しました。 だからこそ努力を怠りませんし、「もっと頑張ろう!」という意識が強いです。 つまり、まだまだこれから伸び代があるということです。 自分をダメな人間だと思ってしまうということは、ある意味向上心があると言えるでしょう。 「自分って最高!超優れている!」と感じていると、それ以上の成長は見込めませんよね。 自分はまだまだだ...と思うからこそ、もっと頑張ろうと向上心をもっている自己肯定感が低い人も多いです。 また向上心は、仕事だけじゃなく人生においても大事ですよね。 プライベートなどでも、「自分はまだまだだ..」と思うからこそ趣味やスポーツにおいても向上心をもって技術を習得していくことができるといったことがあります。
自己肯定感の低い人は、自ら自発的に動くことは苦手としますが、逆に言われたことはしっかりとこなすことができます。 自分から進んで物事に取り組むことよりも、マニュアルに沿って仕事をすることが得意です。 例えば、工場などのライン作業など決まったことをピチっと続ける作業が得意です。 きちんと手を抜くことなく正確に仕事をコツコツ成し遂げていくことができるでしょう。 逆に、お客様に合わせて臨機応変な対応が求められるような接客業といった仕事は向いていません。
自己肯定感の低い人は、時間や約束を必ず守ります。 例えば約束の時間を守らなかったり、期日を守れない人は信用を失ってしまいますよね。 自尊心の低い人は、他人に嫌われたくないという気持ちが強いので時間や約束は必ず守るんです。 また、口約束などもしっかりと覚えています。 他の人が忘れてしまったことでも覚えているので、「そんなこと言ったっけ?」なんて言われてしまうこともありますが、根が真面目なので忘れてしまうよりも自分だけ覚えている方がいいと思っています。
自己肯定感が低い人は、常に向上心があるので、妥協や手抜きをしません。 「これではまだまだダメだ...」と思っているので、何事にも全力で取り組みます。 むしろ手を抜こうと思っても、「これでいいのかな?」という不安が勝ってしまってできないんです。 「根が真面目である」と言えるでしょう。 自己肯定感のない人は、ちょっと手を抜いてもバレないようなことでも妥協してもいいようなところでも最後まで全力で行います。
自己肯定感は高い方が良いですが、自己肯定感が強すぎるとそれが裏目に出ることもあります。 ここでは、自己肯定感が強すぎることのデメリットをご紹介します。
自己肯定感が強すぎる人は、自分に対して強い自信があります。 「自分は完璧」と思っているので、それ以上成長しようとはしません。 普通の人は「これは成長するチャンスだ!」と思う事も、「私には必要ない〜」と無視します。 自己成長の機会をどんどん失うことになるので、気付けば周りの人の実力の方が上だということもあります。 自分に自信を持つことはとても大切なことですが、そこで満足するのではなく、「もっと上を目指すぞ!」という向上心があるべきです。 「自分はこれ以上成長しなくていいや」と諦めている人は、もったいなさすぎます。 人はいくらでも成長することができるので、これからもどんどん上を目指していただきたいです。
自己肯定感が高すぎると、常に自分中心で物事を考えるようになってしまいます。 「自分が一番!」という思いが強いので、自惚れをしたり、ナルシストになってしまったりします。 確かに、人間には「自分が一番」と思う部分もあるのですが、我慢すべき所でも自己中になってしまうので厄介なのです。 例えば、自分に好都合の仕事は引き受けるのに、やりたくない仕事に関しては「ごめん、無理」と言って断ったり、友達と遊びに行く場所を決める時に、自分が行きたい場所をしつこくアピールしたり。 人間はグループに属して行動することも多いので、団体行動を心がけることも大切です。 しかし、自己肯定感が高すぎると、グループでいても常に自分のことしか考えていないので、KY(空気読めない)行動を取ってしまうのです。
上記でご紹介したように、自己肯定感が高すぎるとグループでも自己中な行動が目立ちます。 よって、他人と協力するとか、ペースをあわせて行動するということができません。 例えば、仕事でチームワークを発揮しなくてはいけない場面で、一人で黙々と作業をしたり、友達と買い物に出かけても、自分が行きたい店に勝手に行ってしまったりなど。 周りの人から見ると「え?協調性なさすぎない?」と思わえるような行動を取ります。 確かに、独立して強く生きることも大切なのかもしれませんが、仲間がいるのに我が道を行くような人は、嫌われてしまう可能性もあります。 人と協力することは、人間社会にとって必要なことなのです。
自己肯定感が高すぎると、プライドも高くなります。 先程もご紹介したように、自己肯定感が高いということは、自分にそれだけ自信があるということなので、自尊心も高くなるのです。 確かに、高いプライドを持つことは大切です。 しかし、それが行き過ぎると、傲慢な態度を取ったり、人を傷つけたりすることにもなりかねません。 自分に自信はあるけれど、でもそれを他人に押し付けるようなことはなく過ごすべきです。 他人を思いやり、TPOにふさわしい言動を取ることが重要です。
ここまで様々なデメリットをご紹介しましたが、まとめると、自己肯定感が高すぎると、それはそれで周りの人に迷惑をかけることになります。 相手を苛つかせたり、悲しい気持ちになったり、いろんなマイナスな感情を与えてしまうことになってしまいます。 「この人迷惑だな」と感じることが多くなれば、距離を取られ、仲間外れにされることもあるかもしれません。 仕事を一切手伝ってくれなくなって、気付けば一人ぼっちになっているかもしません。 相手に嫌な思いをさせてしまえば、必ず後からあなたも嫌な思いをするハメになります。 それがこの世界の「ルール」なのです。 もしも、幸せな毎日を過ごしたいのであれば、ポジティブな言動を心がけましょう。
あなたの周りに、自己肯定感が低い人はいますか? そういう人たちとどうコミュニケーションを取れば良いか、迷うことってありますよね。 ここでは、自己肯定感が低い人の対応方法をいくつかご紹介します。
「どうしたの?」「大丈夫?」としんみりとした雰囲気で接するよりも、できるだけ普段と変わらずにただ側にいてあげることが良かったりします。 落ち込んでいるときでも、側にいてくれる人が明るく普段どおりに接してくれると、明るい気分になりますよね。 こんなことで「自暴自棄になっていけないな・・・」という気持ちになれるでしょう。 「誰かが見捨てないで側にいてくれた」ということが、存在を肯定してもらえた感覚になります。 「側にいるだけでは何もならない・・・」と思うかと思いますが、そんなことありません。 側にいてあげてみましょう。
自己肯定感が低い人は、こちらがどんなにポジティブな言葉をかけてあげても中々その思考回路は変わりません。 それどころか「そんなことないよ」「大丈夫だよ」という言葉で「否定された」と捉えてしまうこともあります。 なので、話を聞いてあげるときは否定をせずに話を聞いて上げるスタイルが1番良いでしょう。 相手の思いの丈をまず吐ききってもらいます。 それから、一緒に前向きな方向に話が進むように、解決方法を考えてあげるのが望ましいと言えるでしょう。
自己肯定感が低い人は、とにかく自分に自信がありません。 なので、自分の考え行動すべてに悲観的な考え方をしてしまいます。 そういう人が身近にいたら、積極的に褒めて自信をつけてあげると良いでしょう。 「とっても助かりましたありがとうございます」「頼りになります」というような思ったことは口に出して伝えてあげると、自己肯定感が低い人でも前向きになれるはずです。 ダメな部分を無理に褒める必要がありません。 ただ、悲観的な人は口に出して褒めないと自信をなくしていく一方なのです。 めんどくさい事になる前に、大げさなぐらい口に出して伝えましょう。
自己肯定感が低い人は、連絡を頻繁に取るのはよくありません。 気持ちが不安定なことが多く、必要以上に人に依存してしまう可能性があるからです。 仕事のことなど必要なときに連絡するのは仕方がないとしても、プライベートで頻繁に連絡を取ってしまうと、かまってちゃんを発揮されてしまう可能性が高いです。 例え連絡が来たとしても、必要最低限の返信で留めましょう。
自己肯定感が低い人って、「はあ...」とか、見た人が「どうした?」と聞きたくなるような投稿をSNSにしがちです。 しかしそれをいちいち気にする必要はありません。 SNSでそういった病みツイートと呼ばれるような投稿をしていたり、主語がなくついつい気になるような投稿をしていたとしても「また構ってアピールか」と流しましょう。 気にかけてしまうと、「気にかけてもらえる」と思ってどんどんそういった投稿をしてきます。 病んでますというアピールの投稿ばかり残っていると見ているこっちも疲れてしまうし、精神的にやられてきますよね。 「放っておくのもな」と気になってしまうようなら、ミュートをするなりフォローを外すなりして気にしない努力をしましょう。
子どもや彼氏など、「他人の自己肯定感を高められたな」と思ったことはありませんか? ここでは、他人の自己肯定感を高めるために私たちができることをご紹介します。
相手に自信を持ってもらいたいからと、色々と口出しをしたくなる気持ちはわかります。 しかし、言い過ぎは逆効果です。余計なことは言わないようにしましょう。 相手の自信を削ぐような発言はもちろんアウトですし、「もっとこうした方がいいんじゃない」などのアドバイスや指摘は、相手の自己肯定感を下げてしまう可能性もあります。 褒めたり、感謝の気持ちを伝えることは積極的に行っていただきたいですが、上から目線に聞こえるような助言などは控えるようにしましょう。 「おせっかい」と思われたり、「やっぱり自分はダメなんだな」と思い込んでしまうかもしれません。
意見交換をし合うのは大切です。 自分が何を感じているか、また相手はどう思っているのかは、言葉で伝え合わないと理解できませんよね。 そういう時に、自分の考えや意見を相手に押し付けることはしないようにしましょう。 「伝える」ことと「押し付ける」ことは全く違いますからね。 また、相手の意見を否定するような発言も控えるべきです。 もしもそういう状況になった時は、一度「話してくれてありがとう」と感謝の言葉を添えて、「私はこう思うんだけど、どうかな?」と相手の気持ちを伺うようにしましょう。
これは子どもの教育などでもよく使われている方法です。 例えば、100点満点のテストで70点を取った子に対して、「70点しか取れなかったの?何で?」と聞くのが減点法、「70点も取れてすごいね。次のテストで70点以上を取るためには何が必要かな?」と聞くのが加点法です。 つまり「できない」や「ない」ものにフォーカスした言い方ではなく、今あるものにプラスしてさらにできるようになるにはどうすればよいかという伝え方がベターということです。 また、相手に期待している旨をさらっと伝えられると尚良です。 例えば、「次のテストで80点取れたらお母さんも嬉しいな〜」など。 「期待してくれてるから頑張るか!」と一生懸命勉強してくれるはずです。
自己肯定感を高めるためには、何か得意なことや夢中になれることを一緒に探してあげましょう。 自分ひとりの力では、なかなか見つけられないことだってあります。 ですので、ぜひ力を貸してあげてください。 例えば、「これはどうかな?」と提案してみるのも良いですし、「今度一緒に○○やってみない?」と実際に一緒に取り組むのも良いでしょう。 得意か、好きか、ということは、実際にやってみないとわからないので、行動してもらえるように、自らも積極的に行動してみましょう。 どんなことでもいいです。 料理、語学、スポーツなど。すぐにできるものから取り組んでみましょう。
相手の自己肯定感を高めたいのであれば、まずはあなたが人生を楽しく生きる必要があります。 あなたが毎日幸せそうに、楽しそうに過ごしていれば、きっとそのポジティブパワーにつられるはずです。 相手を変えたいなら自分を変えるのです。 そして、一緒に人生を楽しむことで、自己肯定感を高めてあげられます。 生きていれば辛いことも悲しいこともありますが、あなたなりの方法で前を向いていくことが大切です。 みんな笑顔で楽しく過ごしていきましょう。
いかがでしたか? 今回は「自己肯定感」についてご紹介しました。 自信を好きになったり、認めることってなかなか難しいですよね。 つい周りの目が気になってしまったり、「このレベルで良いのか」と疑ってしまったりしますよね。 あなたの人生の主役は誰ですか?それは他の誰でもない、「あなた」です。 周りの人は気にせず、あなたが歩みたい人生を歩んで行けば良いのです。 自分を受け入れることで、明るい未来は始まります。 最後までお読みいただきありがとうございました。