「散財」という言葉をご存知ですか？不必要にお金を費やしてしまうことですが、人によっては「散財したい！」と思うこともあるのではないでしょうか。 そこで今回は「散財してそうなのに貯金上手な人」について詳しく解説していきます。欲しい物を手に入れつつも貯金がうまく出来ている人はどのような特徴があるのでしょうか？散財を防ぐ方法やおすすめのプチ贅沢も紹介します。
「散財」は「さんざい」と読みます。 「散財」とは「不必要なことに金銭を多くやたらめったらに費やしてしまうこと」です。 色々な物事に対してどんどんお金を使ってしまうことです。
「散財」とよく似た言葉に「浪費」という言葉があります。 ではどういった違いがあるのでしょうか？ 「浪費」は「ろうひ」と読みます。 意味は「金銭、物、時間、勢力などを無駄に使うこと」です。 そうなんです、「散財」は金銭を不必要に使ってしまうという意味に対して、「浪費」は「金銭だけじゃなく物や時間、勢力」などを無駄に使ってしまうという意味があります。 一番の大きな違いは「散財」が金銭のみに対して使い、「浪費」は金銭以外のことに対しても使う点です。
●無駄遣い 意味：金銭を不必要で役立たずなことに使うこと 例文 「家用トランポリンは確実に無駄遣いだったな」 ●冗費（じょうひ） 意味：無駄な費用、無駄遣いのこと 例文 「これ以上の冗費は控えないといよいよやばい」 ●徒消（としょう） 意味：無駄に使うこと、浪費すること 例文 「Aさんはまだ導入するかも分からない新機種についてばかり調べて時間も労力も徒消している」
●蓄財（ちくざい） 意味：金銭を蓄えること 例文 「とりあえず35歳までがむしゃらに働いて蓄財しようと思っている」 ●貯蓄（ちょちく） 意味：財貨をためること（財貨＝金銭だけじゃなく価値のあるその他の資産） 例文 「今からでも遅くないから、少しずつでも貯蓄しておいた方が絶対に良いよ」 ●節約（せつやく） 意味：無駄使いをやめて、切り詰めること 例文 「新作のバッグを買うために、日頃は生活費や交際費を節約しています」
「散財する」の英語は、
などになります。 「贅沢な」を意味する形容詞に「extravagant」があります。
She squandered one year's saving on the vacation.
彼女は旅行に一年分の貯金を使い果たした。
It was pretty extravagant to buy both.
両方買ったのはかなり贅沢だった。
趣味にはすごいお金をかけているし、割と良いバッグ持ってるし、洋服も同じの着回しまくってないし、散財してそう〜！なのに、お金が貯まっている人っているんですよね。 なぜそこまでお金が貯まるのか…それは無駄を省いているからです。 例えばスーパーやコンビニに行く時に、買おうと思っていたもの以外は買いません。 「あ、新作のお菓子出てる」「これ買っておいておこうかな」といった買い物をしません。 1週間の食材のみを購入し、それ以外を購入することはありません。 無くても良いものを買うことをしないんです。
それから、自分自身の収入と支出の計算がちゃんと出来ています。 これだけの収入があるから支出はこれだけ、ということを頭で考えられています。 それをちゃんと毎月計算しながら生活しています。 生活費以外に自分が使うお金の上限を決め、その中でやりくりしています。
お金の貯まる人は、貯蓄用の口座と生活費の口座を分けていることが多いです。 まずお給料が入ったら、決められた額の生活費を生活費用の口座にいれます。 そして、趣味などで使う分も決められた額だけ下ろしておきます。 あとは1ヶ月、口座に一切手を触れません。 事前に上限を決めて、給料日に全て振り分けてしまえば、ATMにすら寄り付きません。
また、資産運用をしている場合もあります。 例えば定期預金や保険なども資産運用になります。 不動産投資をしている場合や、外貨預金などをしている場合もあるでしょう。 収入以上に散財しているのに貯金出来ている人は、資産運用を上手にやっていることがお多いです。
健康って直接お金に関係あるの？と思う方も多いかもしれませんが、健康はかなりの節約になります。 風邪を引いてしまったら、診察を受けて薬を買ってということをしなければなりません。 また大きな病気にかかってしまった場合は、休職せざるを得ないこともあります。 この場合、収入がないうえに入院費や治療費で多大な出費となるわけです。 しかし健康であれば、ずっと働き続ける事が出来るうえに病院や薬にお金がかかりません。 早寝早起きをしたり、運動をしたりとお金をかけずに体を健康に保つことってできるので、健康を心がけた生活は貯金につながってきます。
また、ポイントなどを貯めて有効活用している場合もあります。 お店のポイントカードやクレジットカードのポイントなど、塵も積もれば山となるです。 気付けば数百円数千円、多い時には数万円分のポイントとなります。 それで買い物が出来てしまうので、実質タダで物が手に入るということです。 ポイントを貯めるにはそれだけ買い物をしなければなりませんが、必要最低限の買い物をしながらポイントを貯めていれば、本当にお得です。
それから、不必要になったものをただ捨てるのではなく、リサイクルショップなどで売っています。 たった数百円とかでも、ただ捨てるよりはお金になりますよね。 数百円のものが何点もあればあっという間に1,000円は超えてしまいます。 そしてそのお金で自分の欲しい物を買ったりしています。
自分にとって、絶対に新品で欲しい物は新品で買っても、それ以外は中古なものを購入しています。 新中古だったり、型が古くなってから買ったり、誰かが一度だけ使ったものをサイトを通して購入したりしています。 全てを正規の値段で買っていては散財してしまいます。 様々なサイトをチェックして、一番安いものを購入しています。
お金が貯まる人は、とにかく整理整頓が出来ています。 日頃から、自分にとって必要な物とそうでない物を把握しているので、部屋が雑然とすることがありません。自分の持ち物を把握しているため、無駄な買い物もしません。部屋が汚いと、持っているのにどこにあるのか分からずに購入してしまうことがあります。 また、断捨離を行うので不要なものを家の中にとどまらせておくことをしません。
散財する人はとにかく無駄使いが多いです。 自分にとって本当に必要である物かどうかの判断が出来ていません。 まだ着られる服がたくさんあるのにその場のテンションで新しく服を買ってしまったり、可愛いというだけで必要のない雑貨を買ってしまったりします。 自分のモチベーションを上げるための買い物も大事ですが、金額を決めるべきです。 しかし何も考えずにどんどん無駄遣いをしてしまうと散財してしまいます。
散財してしまう人は、手元にある現金をすぐに使ってしまいます。 あるだけ使ってしまうので、「給料日まで○日あるからちょっとずつ使おう」ということが出来ません。 数万円持ってしまっていると「あ、これ欲しいと思ってたやつ」「これあったら便利だろうな」などとどんどん買い物をしてしまいます。 または飲み会などをしまくって1週間で使い切ってしまうこともあります。
それから遊ぶ友達が多すぎる人も散財しやすいです。 毎週誰かと遊びに行ってると、それだけでお金はなくなってしまいます。 友達と楽しい時間をすごすのは良いことですが、それによって散財してしまうのは違いますよね。 遊ぶ頻度を減らすとか、遊び方を変えるなどをする必要があります。
とにかく計画性がありません。 貯金をしたくても計画性がないと、毎月の貯金額が変動します。 そうなってくると「来月多めに貯金すればいいや」と使いすぎてしまうこともしばしば。 それを繰り返してしまい、いつまで経っても貯金をすることが出来ずに散財し続けてしまいます。 また、来週は人と会うからこれくらい使うだろう、などと考えられずに衝動買いなどをしてしまい、本当に必要な時にお金がなかったりします。
流行しているものに敏感だったり、みんなが良いと騒いでいるものに便乗してしまったり、ミーハーな人も散財しやすいです。 対して興味があったわけでもないのに、周りの人がインスタに載せてるから行ってみよう、とか。テレビで特集してたから食べてみよう、とか。ミーハーな人はトレンドに流されやすいです。 その結果、特に好きでも必要なわけでもないのにお金を使ってしまいます。
飽き性な人も散財しやすくなっています。 何か買ってもすぐに飽きてしまい、次の新しいものが欲しくなってしまいます。 例えばゲームを買っても次のゲームが欲しくなったり、ヨガを始めようとマットなどを買ってもすぐに辞めてしまったり… すぐに使わなくなってしまうなら、買う必要もなかったですよね。 そういった勿体ないことをしてしまいます。
散財している人は、だいたい給料日前はカツカツです。 計画を持ってお金を使えないので、給料日前の数日はひもじい生活をしています。 飲みになんてもちろん行けませんし、食事もスーパーなどの期限ギリギリで半額になっている売れ残りのお弁当などを食べています。ちょっとの電気代を抑えようと電気もつけず、スマホの明かりだけで食べている人もいます。 そして「あれ要らなかったな」「あの飲み会断れば良かったな」と後悔しながらも、また給料日になってお金が入ると同じことを繰り返してしまいます。
パチンコは散財する可能性がとにかく高いです。 一獲千金のチャンスはありますが、一獲千金するよりも散財する確率の方がうんと高いです。 パチンコをしなくなるだけでもだいぶ貯金出来ますが、パチンコにハマってしまった人は一獲千金の夢を諦めきれません。 一度手に入れば今までかけてきたお金も全部チャラになる！と意気込んでいます。 そう人生甘くないですよね。パチンコを打っている間に仕事をし続けていたら、一発当てた時以上に稼げているでしょう。
競馬もパチンコと同じです。 競馬に関しては趣味としても楽しめるので、散財するだけではありませんが、一攫千金だけを狙ってお金をかけ続けると危険です。 馬の走る姿を楽しんだり勝ち負けを楽しむ程度ならいいですが、一度勝ってから味をしめて、どんどん大金を費やすようになってしまうと危険です。
ホストやキャバクラにハマってしまう人も散財してしまいます。 散財どころか借金まみれになってしまうことも…。 ホストで散財するためにキャバクラを始める人もいます。 ちなみに、ホストに貢ぎまくってしまう女性のことを「ホス狂い（＝ホストに狂った女性）」というそうです。 一晩で1000万円以上使ってしまう人もいるそうですよ…。
車は単価が高いので、ハマってしまうと散財コースまっしぐらです。 自分の給料と見合ったものであればいいのですが、改造をしたり内装を変えたりと日々お金を使ってしまいます。 また車を走らせることが好きな人も、ガソリン代や高速料金でお金がかかってしまいます。 どんどん遠出をしたくなるので、食費や宿泊費がかかってくることもあります。 その他メンテナンス費用や、洗浄費用、良いタイヤを買ったりとしているうちに散財していしまいます。
車と同様に、特に男性がハマってしまうのがバイクです。 バイクもカスタマイズをしたりするとどんどん高額になっていきます。 また車よりも管理費がかからないので、何台も購入してしまうこともあります。 またツーリングなどの趣味も出来ると、遠征費などでお金がかかってきます。 気持ちがリフレッシュ出来る良い趣味なので、散財しないように気を付けましょう。
釣りもお金がかかりますよね。 旦那さんの趣味が釣りで頭を抱えてる主婦も多いようです。 釣り竿も、リールも、ルアーも、そしてウェアも。。。釣り竿なんかはグレードを上げれば上げるほど良い魚が釣れるようになってきます。 自分の腕が上達するごとにより良いものを買ってしまいます。もちろんグレードアップされているものはその分値段もアップしています。 釣ってきた魚だけで食べて生活できるのならいいですが、趣味の釣りはキャッチアンドリリースが多いですよね。散財してしまう人が多くなっています。
それから食べることを趣味にしている人も、実は散財してしまうことがあります。 レストランに行って自分流のグルメ本を作ってしまうタイプは、毎日外食してしまうようになります。 どんどん幅が広がり、日本全国のレストランに行ってみたくなり散財してしまいます。 レストランに行けば数千円かかってしまいます。それを日々続けていたら… それが仕事につながればいいですが、ただの趣味だと相当なお金がかかってしまうことになります。
お酒も嗜む程度ならいいですが、ハマってしまうと抜け出せません。 より良いお酒を求め、どんどん高級な料亭やバーに足を運ぶようになってしまいます。 気分良く飲めた日は、大盤振る舞いをしてしまうこともあります。 飲酒している時は冷静な判断が出来なくなることが多いので、居合わせた他のお客さんや見た目が好みの人の分まで支払ったりして散財してしまいます。 お酒を凝る人は、家で飲む方が安全でしょう。
ゲームも相当お金がかかりますよね。 昨今ではスマホのアプリゲームもたくさんリリースされていますが、ハマっている人は課金をかなりして散財してしまいます。誰よりも強くなりたい、ユーザーランキング1位を取りたい…という気持ちがとにかく強くなっています。 紙幣を手にとって直接払うわけではなくオンライン決済なため、つい課金し過ぎてしまう人も多いようです。
ブランド物がとにかく大好き！な女性って多いですよね。 本当に価値を分かっているのか分かっていないのか…ただブランド物を持っている自分に酔いしれてしまっていると散財してしまいます。 新しいもの、より良いもの、他の人より高い物を求め始めると散財コースです。 ブランド物ばかりを身につけて着飾っている人の中には、借金まみれな人もいます。 見てくれだけにこだわって、自分がどんどん崩壊してしまっていることに気付けていません。
散財して後悔する定番のひとつが、エクササイズ用品です。 テレビショッピングを見て「これで痩せよ！」「これで健康になろう！」と思わず購入してしまい…なんだかんだ家にあっても使わないまま過ごしている…なんて人も多いです。 ぶら下がり棒は洗濯物干しになっている確率80％ぐらいでしょう。 バランスボールも子供のおもちゃ、お腹をブルブルさせて筋トレしてくれる機械だっていつの間にかつけなくなってしまいます。
それからマッサージ機。 奮発して買ってみたものの、家の中に置くには大きくて邪魔だし電気代もかかるしで結局対して使わない…なんて人も多いかと思います。 クッションの中に動くボールみたいなのがついているマッサージ機も、上手な使い方が分からず部屋に転がっています。 マッサージ機も安くないですし、無駄な買い物してしまったな…と散財を後悔する人が多くなっています。
女性に多いのが、化粧品です。ついつい買いすぎてしまうんですよね。 特に季節モノの限定コスメ！夏限定のラメラメアイシャドウとか、パッケージが可愛いクリスマスコフレとか…アイシャドウやリップなんていくつも持ってるのに「季節モノって大事だから〜」なんて言ってたくさん買ってしまいます。 そして使い切ることがありません。 気付けば同じのばかり使っていたりして「なんでこれ買っちゃったんだろう…」と思う人も多いでしょう。
オンラインショップで服を買ってしまい、届いてみたらサイズが合わなかったとか、思ってた色味と違ったとか、そういったことがよくあります。 そして、結局お店などに見に行って自分に合った洋服を買う…なんてことがあります。 サイズが合わなかった服は売ればいいですが元は取れないですし、売るのが面倒くさくて部屋で眠っている…なんて人も多いのではないでしょうか。
「よっしゃ勉強しよう！」「資格取ろう！」と突然思い立って、後先考えずに通信教育の教材をオンラインで注文！…したものの、全然勉強しないままなんてことはありますよね。 結局仕事が忙しくて、残業して帰ってきたら勉強する気なんて起きずに「また明日でいいや」を繰り返す毎日です。 教室に通うなら無理やりにでも勉強せざるを得ませんが、通信教育だと部屋で一人でやらなければいけないのでなかなかやる気が起きません。
女性に多いのがブランド物です。 特に、誕生日やクリスマスなど自分へのプレゼントに奮発して買ってしまいます。 それを毎年繰り返していると、使わない物も出てきたり… 流行りなどに合わせて買ってしまったものの、自分の持っている服装と合わずになかなか使う機会がないなんてこともあります。 また、高級過ぎる物を買ってしまいもったいなくて使えないとか、だったら買わなければよかったなと後悔してしまいます。
なかなかマンションを買う人はいないかもしれませんが、買ってしまってから後悔する人も多いようです。 自分持ちのマンションがあるって、とても嬉しいものですよね。 賃貸よりも長い目で見たら安いと思って買ってしまう人もいるようです。 しかし、買った当初は良かったけど後から近くにもっと大きい建物が出来てしまった、暮していたら騒音がすごかった、隣人とトラブルになって居心地が悪くなった…などなど。住みはじめてから変わってしまった環境や住んでみなければ分からなかった事で後悔する人も多いようです。 ましてや大きい買い物ですから、後悔も大きいでしょう。 買い物をする時は必ず考える時間を多く取ったほうがいいでしょう。
まずは財布の中を綺麗にしましょう。 レシートでいっぱいになっていませんか？ 使っていないカード類がたくさん詰まっていませんか？ レシートが多すぎてお札の枚数が把握出来ていないと、自分の残金が分かりませんよね。 またカード類が多すぎて、せっかく貯まっていたポイントが使っていないままになっていることもあります。 さらに、お財布自体が汚いと、意識的にお金を大事にしようって思わないんですよね。 綺麗な財布を使い、お財布の中の整理整頓を心がけましょう。
それから、部屋の中を綺麗に片付けておきましょう。 部屋が散らかっていると、自分の持っているものを全て把握出来なくなってしまいます。 そのため部屋の中を片付けて自分の持っているものを把握しましょう。 探しても見つからなくて買ってしまい、同じものが何個も家にあったりするのも無駄ですよね。 また部屋を綺麗に保とうとしているだけで、物を買わないようにしようと心がけるようになります。 物があるだけ部屋は狭くなり散らかっていきます。 綺麗にしていると、それをキープしようと思えるようになります。
それから、散財しないためには日頃からお金の管理をしっかりすることです。 家計簿をつけるクセがつくだけで、金銭感覚が麻痺しにくくなります。 日頃から自分が持っているお金、使えるお金を考えるようにすると、「これ必要だったかな？」「今月あとどれくらいお金使えたっけ？」と衝動買いしなくなります。
それから、欲しい物は事前にリストアップして欲しい順に番号を振っておくといいでしょう。 なんとなーく買い物に行ってしまうと、それほど優先順位が高くなくてもちょっと欲しい物をすぐに買ってしまうことがあります。 しかし優先順位をつけ、その順番に買っていくと決めておけばウィンドウショッピングをしながら手にとってしまうことがありません。 また、順位をつけておけば目的を持って買い物に行くことが出来ます。 その場合はあまり他のものが目に入らずに、目的のものだけを探すことが出来ます。
毎月、貯金する額を一律に決めて、貯金用の口座に入れるなどをして対処しましょう。 必ずその貯金額は守るようにすれば、貯金出来ないほどお金を使わないようになります。 毎月自分が欲しい物を買うのではなく、ボーナスが入った時や貯金がいくら貯まってからと決めましょう。 散財しないで計画的にお金を貯める事が出来ます。
欲しいと思った物を買い続けていると部屋に物が溜まっていくばかりです。 もし、捨てる物がないのにひたすら買い物をしてしまう場合は、必要と思っているのではなく買い物依存症になってしまっている可能性があります。 買いたいなと思うものがある場合は、家にある不要なものを同じだけ捨てるようにしましょう。 例えば洋服2着欲しいと思ったら、2着捨てるか売るかしてからにしましょう。 もし捨てるものがなければ、まだ買いどきではありません。今ある服を着古してから次のものを買いましょう。 こうしてサイクルを作っておけば、散財しなくなるでしょう。
それから、買う時に少しでも迷った場合は買わないようにしましょう。 保留をすることも大事です。 微妙かな〜と思った場合、買ってみて良かったってことほとんどありません。 最初に感じたものってかなり当たります。 「絶対欲しい！」「ピンと来た！」と思ったものだけを買うようにしましょう。
「絶対欲しい！」「ピンと来た！」と思っても、1日置きましょう。 人は、夜に購買意欲が高くなりがちです。なので夜にネットショッピングはしない方が良いとも言われています。 なので夜に欲しいと思ったとしても、お気に入りやカートにだけ入れておきそのまま寝ましょう。 ただ、本当に好きなブランドで限定品で絶対にほしい！とずっと思ってたいのであればいいかもしれませんが、事前にずっと欲しいと思っていなかったものは、必ず1日置きましょう。
欲しいと思っているものが無い時は、お店に入らないようにしましょう。 お店に入ってしまえば、どうしても目が欲しくなってしまいます。 可愛いものや、好きなキャラクター、あったら便利なもの…色々なものが売ってますよね。 しかしながら、あっても便利なものってなくても不便じゃないことってあります。 あっても便利だけど、使うことがほとんどないこともあります。 散財したくないのであれば、欲しい物が無い限りお店には入らないようにしましょう。
どうしても散財をやめられないのであれば、現金もカードも持ち歩かないことです。 必要最低限の現金だけ所持し、日頃は絶対に大金やクレジットカードを持ち歩かないようにしましょう。どうしたって買い物できない状況を自分で作るしかありません。 家でのオンラインショップも絶対に開かないようにして、確実に買い物しない環境を作り上げていくほかありません。あとは心の強さのみです。それでもどうしても散財してしまうのであれば然るべきところで相談した方がいいかもしれません。買い物依存症になってしまっています。
仕事や生活などがうまくいっていないと、そのモヤモヤを消化するために散財してしまうことがとても多いです。 抱えている仕事が思うようにいかなかったり、趣味などを思いっきり楽しめていないと買い物に走ってしまう人が多くいます。 買い物をすると気分スッキリしますもんね。 仕事などにおける達成感や趣味での幸福感が手に入らないのを、散財することで手に入れて気持ちを紛らわせいてしまいます。
それから、身体的にも精神的にも疲れてしまっていると、賢明な判断が出来なくなってしまい散財してしまうことがあります。 疲れが溜まっていると頭がボーッとしてしまいます。 そうなっている時って、本当に必要かどうかの判断も出来ません。 また疲れている自分を慰めたり元気づけたりしたくなってくるので、「疲れている自分にご褒美」と散財してしまいやすくなっています。
対人関係で悩んでいる人も散財しがちです。 職場での上司や後輩のことで悩んでいたり、友人や恋人と喧嘩してしまって悩んでいる時って、自分だけでは解決できません。 そのため、むしゃくしゃした気持ちを一掃するために思いっきりお金を使ってしまうことがあります。 特に周りから馬鹿にされたり周りに対して劣等感を感じていると、欲しい物や高級な物を手に入れることで優越感や幸福感を感じることが出来ます。
それから物以外のことでフラストレーションが溜まってしまっています。 欲求不満な時って、何かしらで欲求を満たそうとしてしまいます。 失恋して暴飲暴食してしまうのも同じです。恋愛で満たされない部分を食欲で満たそうとしてしまいます。 それが、買い物によって欲求を満たそうとしてしまうと散財してしまいます。 もちろん暴飲暴食してしまうことも散財に繋がります。
要するに、散財してしまう人は何かしらストレスを抱えており、それを上手く発散出来ていない状態にあります。 しかし、買い物をしたところで根本的な解決に至るわけではありません。 むしろ貯金額が減る一方で、金欠になるという新たなストレスが生まれてしまう可能性も十分にあります。 買い物以外のストレス発散方法を見つけるようにしてみましょう。 出来ればスポーツや散歩など、体を動かすことをやってみてください。
高級レストランでコースディナー！は贅沢すぎてしまいます。これは散財してしまう可能性が高いです。 しかし、ランチビュッフェなら数千円で美味しいご飯がたっぷりと食べられます。 高級コースディナーのお店で食べるというだけでもリッチですよね。 平日だと尚更安く食べられることもありますし、最近ではアフタヌーンティーセットなども流行っています。見た目も可愛いのでインスタ映えするとも大人気です。 有給休暇を使って平日にランチビュッフェに行くのは、頑張って働いている社会人の方におすすめのプチ贅沢です。
これは今日にでも出来るのでおすすめなのですが、高いアイスクリームを食べながら家で映画鑑賞をすることです。 ハーゲンダッツを買ってもいいし、GODIVAなどのアイスクリームを買ってしまってもいいですし、これはアイスクリームじゃなくてもいいです。海外の500円くらいするチップスとか、オリーブとチーズを奮発して買っちゃうとか、そういうのでもOKです。海外のお菓子がたくさん売っているスーパーでいつもより高いものを物色してみてください。 普段なら絶対に買わないけどちょっと食べたいな〜と思うものを買って、家でのんびり過ごすのは簡単にできるプチ贅沢です。
高級エステはちょっと高すぎますよね。 しかし、美容院でやってくれるヘッドスパとかは数千円でやってもらうことが出来ます。 ヘッドスパ気持ち良いんですよね、頭もスッキリしますし気分も上がります。 マッサージ屋さんのアロママッサージも、例えば手とか足だけとか、背中とか、1万円以内で出来るマッサージってたくさんあります。デトックスにもなりリフレッシュにもなるので、プチ贅沢にとてもおすすめです。
これも、すぐに出来ますよね。 好きな香りの入浴剤を入れるだけで、リッチな気分になります。 ここで、防水のケースとかに入れてスマホで映画を観たりするとよりリッチな気分がアップします。 好きなジュースを持ち込んで、半身浴しながらゆったりとバスタイムを過ごしてみてください。 最近ではお風呂のお湯に浮かせられるキャンドルとかもあるので、電気を消してキャンドルを焚いて湯船に浸かるのもおすすめです。ただ、必ず換気扇は回しましょう。 お風呂でせかせかと体を洗うだけじゃなく、自分自身をリラックスさせてあげられる空間にするだけでも贅沢な気分になれますよ。
美術館や博物館などもおすすめです。 特に美術館の神聖な雰囲気はかなり贅沢な気分を味わえます。 場所によってはまるで海外に来たかのような気分になれることもありますよ。 おすすめな楽しみ方は、美術館に展示されている作品やその作家について調べてから見に行くことです。ひとつひとつの作品に込められた想いや背景が異なりますので、それを理解してから作品に触れるだけで感じ方が違うでしょう。 美術館を出た後はいつも入らないおしゃれなカフェでちょっと高いコーヒーを飲んで帰るのもおすすめです。入館料もそんなに高くない美術館もたくさんあるので5000円程度でいつもより贅沢な1日を過ごすことが出来ます。
オーガニックなものって、そうでないものと比べると値段が倍してしまうこともありますよね。 しかしながら、オーガニックなものを使っているというだけでかなり気分は上がります。 リッチになったような気になれて、かなり贅沢を味わえることが出来ます。 調味料などもそうですし、チョコレートや紅茶などもありますし、リップや化粧品など様々なオーガニック商品が出ています。 どれか一つでもオーガニックにするだけで、それを使ったり飲食している時間がかなり贅沢に感じられます。大事にしようという気持ちも強くなるので、無くしたりドカ食いしたりしません。
カフェでコーヒーや紅茶を飲みながらケーキを嗜むのも、プチ贅沢ですよね。 普段からしょっちゅうカフェで時間を過ごすことって結構お金がかかります。 そのため家でインスタントのコーヒーを飲んで100円のお菓子で終わり！なんてこともあります。 それを、行ってみたいと思っていたおしゃれなカフェまで行ってみてください。
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近年、お金をとりまく状況がダイナミックに変わってきています。例えば、カードやオンライン決済の普及で現金が手元になくても生活できるようになってきました。また、人生100年時代を迎え、生き方や働き方を見つめ直す機運が高まっています。本書はこのような状況の変化についていけていない人や、お金のことを習わないまま大人になってしまった人などに向け、一から学び直すための情報を紹介しています。
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いかがだったでしょうか？ つい衝動買いして散財してしまうことってありますよね。 しかしその頻度があまりに高かったり、生活苦になるほど過度に散財してしまう人は、病気の可能性もあります。 こればっかりは自制するのは難しいことなので、心理カウンセラーのところへ行ったり精神科で一度診断してもらうといいでしょう。 散財し続けると貯金が底をついてしまい、借金をしてしまったり家を借りられなくなってしまったりすることがあります。 そうなる前に適切な処置をするようにしましょう。
