「through」と「throughout」の違いをあなたは説明できますか？どちらも似た単語なので意味や使い方がイマイチ把握できていない人も多いのではないでしょうか。今回の記事ではこの「throgh」と「througout」の意味と使い方について詳しく説明していきます。
※音声付き例文がありますので、発音の確認にご活用ください。なお、音声はアメリカ英語になっております。
「through」は◯◯で「〜を通して、通過して」という意味があります。 「一方の端からもう一方の端へ」というニュアンスが「〜を通して」という意味で使われているのです。 日本語で「スルーする」など動詞として使うことがありますが、 英語の「through」は動詞ではないので使い方には注意しましょう。 アメリカ英語では「through」を「thru」と短縮した書くこともあります。 ファストフード店やスターバックスなどの「ドライブスルー」も「Drive Thru」と表示されているお店も多いです。 発音は「θruː」となります。 日本語の「スルー」とは発音が違いますので、下記で確認してみましょう。
Throgh
〜を通して、〜中に、〜の間ずっと、〜を終えて 等
I was driving through a red light when the police man caught me.
警察に捕まった時、赤信号を無視して車を走らせていた。
Let's walk slowly through the woods because it is so relaxing.
リラックスできるから森の中をゆっくり歩きましょう。
「through」には「〜を通して」の他にも下記のような意味があります。
使うシチュエーションによってニュアンスが異なります。 「through」の使い方を例文で詳しく見てみましょう。
We drunk all through the night yesterday.
昨夜は一晩中ずっと飲み続けた！
He's through to the next round of interviews.
彼は次の面接へ進んだ。
Let me put you through to the marketing department.
マーケティング部門に電話をお繋ぎします。
James missed the final game through his injury.
ジェームズは怪我が原因で最終ゲームを欠場した。
"How did you two meet?" - "We met through the app, Tinder."
「2人はどうやって出会ったの？」ー「アプリのTinderだよ」
This limousine bus goes straight through to Narita airport.
このリムジンバスは成田空港への直行便です。
「throughout」は「through」の意味と似ています。 「throughout」の主な意味は、下記の2つです。
上記からもわかるように「throughout」は「through」の意味の強調です。 「throughout」のほうが、期間中ずっと、場所の全範囲を示します。 発音は「θruáʊt」となります。 いくつか例文を見てみましょう。
Throughout
（時間）〜を通してずっと、（場所）いたるところに
The ski resort is open throughout the winter.
スキー場は冬の間ずっと営業しています。
She was faithful to her husband throughout their 50-year marriage.
50年の結婚生活の間ずっと、彼女は夫に誠実であった。
We'll broadcast the news of Moritomo throughout the day.
森友問題について、一日を通してお届けしてまいります。
Michael Jackson is still well known throughout the world.
マイケル・ジャクソンは今でも世界中でよく知られています。
The flu seems to be widespread throughout the city.
インフルエンザが街全体で蔓延しているようです。
「through」と「throughout」は綴りや意味が似ている英単語ですが、 「thought」は意味が全く違います。 「thought」は「think」の過去形で名詞また動詞として使います。 名詞「thought」は「考え、気持ち、意見」などの意味があり、動詞「thought」は「思った、考えた」となります。 名詞として使う時は、「thoughts」と複数形でも使うことができます。 例文です。
It’s the thought that counts.
大事なのは気持ちのほうだから。
You are always in my thoughts.
いつでもあなたのことを考えています。
I thought you were sick yesterday!
私は昨日あなたの具合が悪いのかと思ってたよ。
「thuogh」は接続詞で、「けれども」という「譲歩」を意味です。 「though」と「although」は同義ですが、「though」の方が口語的です。 日常会話では「though」が使われます。書き言葉では「although」が好まれます。 A, B は主語、動詞を含む文章とすると Though A, B. B, though A. という文型で「AであるけどBだ」という意味になります。 大切なポイントはBに焦点が置かれている点です。 例文です。
I went to school two days ago, though I had a fever.
わたしは熱があったが、2日前学校に行った。
Though it is a little cold, it is a good day to go on a picnic.
少し寒いが、ピクニックに行くには良い日だ。
「though」の使い方を詳しく説明した記事を別にご用意してますので、ぜひ見てみてください。
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