ネイティブがよく使う「just kidding」というフレーズに関して解説していきます。「just kidding」は使う人や場面によってニュアンスが変化するので、相手の意図を読み違える可能性がある言い回しなので注意が必要です。「just kidding」に対する返事、返信の仕方や類語表現なのでも一緒に紹介していきます。
※音声付き例文がありますので、発音の確認にご活用ください。
「Just kidding」または「I'm just kidding」は、 「ほんの冗談だよ」 「なんてね」 「本気にしないでよ」 という意味になります。 「JK」「jk」「J/K」などとメールやSNSでは略します。 日本語だと「女子高生」の意味になってしまいますが、英語では全くその意味はありませんので注意してください。
などと言ってもほぼ同じ意味になります。 少しだけ文法的解説をすると、「Just kidding」の「kid」は「子ども」という意味の名詞ではなく、自動詞で「からかう、冗談をいう」という意味です。「just」は「ただ、だけ」という意味の副詞です。「Just kidding」は「I am」が省略されています。
"I'm ready to drop out of college." - "What are you talking about?" - "Just kidding."
「大学中退する準備が整ったよ」-「あなた何を言ってるの?」-「冗談だよ」
こんな感じの例文で「Just kidding」は使うのですが、「Just kidding」と言ってる人は、しょーもない冗談をただ言ってるだけの場合と本当はガチなことを言ってるけど相手が受け入れてくれなさそうなので誤魔化している場合があります。 上記の例文では話者は本当に退学を考えているが、親に打ち明けたところ否定されたので、誤魔化している、というシチュエーションも考えられます。 相手がどのような意図で「Just kidding」を使っているかは、文脈や状況で判断するしかありません。
「Just kidding.」と言われた場合、どのように返信すべきか?に対する答えは、状況によります。 「いやいや冗談言ってる場合じゃないでしょ」と軽い感じでツッコミを入れたい場合は「Come on!」が使えます。 この場合の「come on」は「来て!」という意味ではありません。「ちょっと〜〜」という意味になります。 相手の冗談に乗っかって話を進める、というのも場合によっては可能ですが、日本語のような「ノリツッコミ」という文化は英語圏にはあまりありませんので、微妙かもしれません。 「私は本気で話してるんだけど」とちょっとキレ気味に言いたい場合は、「I'm serious.」が使えます。
"By the way, I've got a new girlfriend! Just kidding!" - "Come on! I thought it was real!"
「てか、新しい彼女できた!嘘ぴょ〜ん!」-「おい〜〜〜。マジかと思ったじゃん!」
"You wanna be an actoress? You should sleep with famous directors then! Just kidding!" - "Hey, I'm serious."
「女優になりたいって?有名な映画監督とまくら営業だな!冗談冗談!」-「ちょっと、私本気で話してるんだけど」
「kidding」には他にも色々な使い方があります。 「kidding」に関しては別の記事で詳しく書きましたので、興味のある方はぜひ参考にしてみてください。
科学的に正しい英語勉強法
こちらの本では、日本人が陥りがちな効果の薄い勉強方法を指摘し、科学的に正しい英語の学習方法を紹介しています。読んだらすぐ実践できるおすすめ書籍です。短期間で英語を会得したい人は一度は読んでおくべき本です!
正しいxxxxの使い方
授業では教わらないスラングワードの詳しい使い方や文法が紹介されています。タイトルにもされているスラングを始め、様々なスラング英語が網羅されているので読んでいて本当に面白いです。イラストや例文などが満載なので、この本を読んでスラングワードをマスターしちゃいましょう!
ビジネス英語を本気で学びたい人におすすめな英会話教室に関しては別の記事でまとめましたので(オンライン英会話、英語学習アプリも紹介してます)、興味のある方はぜひ参考にしてみてください。