「plant」という英語は皆さんも知っていると思います。「植物」「工場」の2つの意味がある言葉ですよね。しかし、この何とも普通な単語である「plant」にはスラング英語としての意味もあるんです!今回は「plant」のスラング英語としての使い方を解説していきます。
「plant」の基本的な意味はとても簡単ですよね。
の2つの意味があります。 「動物、鉱物、植物」と並べる時は、「animal, mineral, vegetable」と「vegetable」を使うので注意してください。 「施設」という意味では「facility」という単語の方がよく使われます。 一応、例文も載せておきます。
Make sure to water the plants every morning.
毎朝、植物に水をやるのを忘れないで。
上記の例文の「water」は動詞で「__に水をあげる」という意味になります。
Three more car-assembly plants were closed by the flood.
洪水によって、さらに3箇所の自動車製造工場が封鎖された。
「plant」という単語も、実はスラング英語としてネイティブは使うことはあります。 植物、工場からはあまり連想できないニュアンスも含まれます。 日本でもよく使われる面白い言葉の英訳としても使えるので、ネイティブの方とお話するときはぜひ使ってみてください!
「plant」には「スパイ」という意味があります。 前述の通り「plant」には「植物」の意味がありますが、そこから転じて「(植物)を植える」という動詞の意味があり、そこから「(スパイなど)を送り込む、潜入させる」という意味も持つようになりました。そこからまた転じて、「plant」単体でも「スパイ」という意味を持つようになりました。
などと言っても同義です。
That man was killed on suspicion of being a plant.
あの男はスパイの容疑で殺された。
「plant」には「盗品」という意味もあります。 この「plant」は厳密には、「見つかったときに他人が所有しているように見えるために、気づかれないうちに誰かの服やバッグの中に隠された違法物や盗品」という意味になります。 この意味を持つ日本語は存在しませんので、日本語では「盗品」と訳すしかないわけですが、厳密には違うことが分かると思います。 この「plant」も「スパイ」というニュアンスから、使われるようになりました。
He is a suspect of pick-pocket, but he, himself, insisted the money is a plant.
彼はスリの容疑があるが、彼自身はそのお金は誰かが自分に仕込んだものだと主張した。
最後になりますが、「plnat」には「草食系男子」という意味もあります。 「plnat」が「植物」という意味ですから、まさに!そのまま!という感じですよね笑 女性に声をかけずに消極的な様子を揶揄して、「植物みたいに動かない」というニュアンスで使います。
That fool never hit on any girl in the club. He is definitely a plant.
あの馬鹿、クラブで女の子に一切声かけてないね。完全に草食系男子だわ。
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