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「生き急ぐ」の意味と使い方、類語「死に急ぐ」との違い、対義語、英語

「生き急ぐ」という言葉をご存知でしょうか。耳にしたことはあっても意味を説明するとなると戸惑う人が多いのでは?今回は、「生き急ぐ」という言葉の意味と使い方を例文つきで紹介します!また、混合されやすい「生き急ぐ」と「死に急ぐ」の違いについても解説しますのでぜひ参考にしてください。

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「生き急ぐ」の意味と使い方

「生き急ぐ」の意味は「やりたいことや、するべきことを焦るように急いですること」

「生き急ぐ」の読み方は「いきいそぐ」です。 「生き急ぐ」の意味は「やりたいことや、するべきことを焦るように急いですること」です。 「生きる」「急ぐ」という2つの言葉からできていることから、「急いで生きる」つまり、「死に急いで向かっている」というニュアンスで使用されていることも多いですが、これは誤った解釈です。 「行き急ぐ」の場合、「死に向かって」というよりは、とにかくどんどん休む暇もなくエネルギーの限り前に突き進んでいくようなイメージです。

例文 ・今日が人生の最期の日かもしれないと覚悟し、生き急いでいる。 ・まだまだこの先長いのに、何をそんなに生き急いでるのでしょう。 ・やっぱり東京は田舎に比べて生き急いでいる人が多くて息苦しさ感じます。 ・お金があっても健康な身体がないと意味がないからといって、社長は生き急いでいた。

「生き急ぐかのように」で活動的な様子を表す

「生き急ぐ」という言葉は、「生き急ぐかのように」で活動的な様子を表すことができます。 例えば、 ・生き急ぐように ・生き急ぐかのように ・生き急いでいるかのように とった言い回しがあります。 「生き急ぐかのように」は活動的な様子を表す比喩表現ですが、「一生懸命」「行動力がある」というポジティブな意味合いでも、「落ち着きがない」「焦って空回りしている」というネガティブな意味合いでも使うことができます。 どちらの意味で使用しているかは前後の文章でニュアンスを汲み取るしかありません。

例文 ポジティブな意味の例文 ・彼は卒業してから生き急ぐようにどんどん話を進めていきあっという間に企業した。 ・社会人になりとにかく行き急ぐかのように突き進んできたかいがあって、早速昇給できました。 ・生き急いでいるかのようにどんどん学び、新しいことを吸収していきました。 ネガティブな意味の例文 ・貯金もないのに生き急ぐように結婚を決めてしまったことを後悔しています。 ・なぜが生き急ぐかのように貯金を使い果たしてしまいました。 ・生き急いでいるかのようにせっかちなので、一緒にいると疲れてしまいます。

「生き急ぐな」は「余裕を持て」という助言

「生き急ぐ」という言葉が、なんとなく、持っているパワーをフルで使って「焦って行動をするイメージ」ということがおわかりいただけたでしょうか。 「行き急ぐな」という表現をすることもありますが、「生き急ぐな」は、「余裕をもて」というニュアンスで使用されます。 つまり、焦ってしまっている人を見て「もっと心に余裕を持って」と助言をする場合に使用される表現です。

「生き急ぐ」と「死に急ぐ」の違い

「死に急ぐ」の意味は「死に向かって急ぐこと」

「生き急ぐ」と似た表現に「死に急ぐ」があります。 ちなみに、「生き急ぐ」は「死に急ぐ」をもじった造語です。 「死に急ぐ」の意味は「死に向かって急ぐこと」です。 この世に生まれたことをスタートとして、命がつきる「死」をゴールとしたときに、その「死」というゴールに向かって急いでいる様子を「死に急ぐ」といいます。 つまり、寿命を縮めるようなイメージです。 「生き急ぐ」を「死に急ぐ」と混同して使用している人はかなり多いで、混合してしまわないように注意してください。 「生き急ぐ」は本来はポジティブな意味で、「死に急ぐ」はほぼ確実にネガティブな意味です。

「死に急ぐ」の例文

例文 ・彼は毎日浴びるように酒を飲み、死に急ぐような人だった。 ・将来に希望を持てず、死に急ぐ若者が多い。 ・死に急ぐかのようにブレーキをかけずに猛スピードで彼は運転を続けた。

「生き急ぐ」の類語・言い換え

人生を疾走する

「疾走する」は、「非常に早く走ること」という意味の言葉です。 したがって、「人生を疾走する」は、人生を非常に早く駆け抜けることを意味する言葉です。 「疾走」という言葉を使用することによって、「走る」よりもっと勢いよく駆け抜けている様子を表現しています。

例文 ・どんな時代でも全力で人生を駆け抜けてきた祖父を心から尊敬しています。 ・人生を疾走する主人公の言葉が響く作品でした。

一生を駆け抜ける

「駆け抜ける」は、「走って通りすぎる」という意味です。 「一生を駆け抜ける」とは、走るように人生を生きて死ぬことという意味で使用される表現です。 この世の生まれてから死ぬまでを走るように勢いよく生きていた様子を「一生を駆け抜ける」と言います。

例文 ・この世に生まれたからには命を無駄にすることなく一生を駆け抜けたい。 ・伝説に残れるような存在になれるよう全力で一生を駆け抜ける。

忙しく生きる

「忙しい」は、 ・急いでしなくてはならないことに追われている ・することが多くて休む暇がない ・落ち着きがなくめまぐるしい という意味で使用される言葉です。 つまり、「忙しく生きる」は、いつでもやることに追われてせかせか生活している様子を表す言葉です。 どちらかと言うとこの場合の「忙しい」は、やることに追われているというのはマイナスなニュアンスではなく「充実している」というようなニュアンスで使用されることが多いです。

例文 ・仕事をしている時の忙しく生きる彼の姿はとても頼もしかった。 ・家事に育児に仕事にと毎日忙しく生きていますがとても充実しています。

前のめりに生きる

「前のめり」は、「倒れそうなほど体が前に傾いた姿勢」です。 この場合の前のめりは、いつでも先に進める状態であること、つまり「積極的な姿勢」を表現しています。 つまり、「前のめりに生きる」は、「どんなときでも積極的な姿勢で生きていく姿勢」を意味します。

例文 ・やらないで後悔するよりはやって後悔と決め、いつも前のめりに生きています。 ・彼は常に前のめりに生きていますが、とても生き生きしていて人生充実していそうだ。

命を燃やす

「命を燃やす」とは、「命を削るような勢いで」という意味で使用される言葉です。 簡単に言うと、「死ぬ気で」「全力で」といったニュアンスで使用されます。 何が全力を出して頑張るような場面で「命を燃やす覚悟で...」というような意味合いで使用される言葉です。

例文 ・命を燃やすほど彼は幼い頃から勤勉で、今でも研究員になり必死で働いている。 ・命を燃やして努力をしてきたのに、不合格だったなんて立ち直れないのも無理がない。

今を生きる

「今を生きる」とは、この先の未来ではなく「今、この瞬間を全力で楽しむ・努力をする・精一杯生きる」という意味です。 この先を見据えて努力を積み重ねることも大事ですが、何より今この瞬間にも流れていってしまう時間を大切に生きることを意識する表現が「今を生きる」です。 過去や未来を生きているのはなく、生きているのは「今」ですよね。 「今」この瞬間を大切にできない人が明るい未来を迎えるのは難しいことです。

例文 ・明るい未来を望むならとにかく今を生きることが大切です。 ・今を生きえる子供の弊害になるようなことは絶対にしたくないですよね。

「生き急ぐ」の対義語

悠長にかまえる

「悠長」は、「のんびりして急ごうとしない様子」です。 この場合の「構える」は、「〜という姿勢でいる」「身構える」という意味で使用されています。 つまり、「悠長に構える」は「急ぐことなくのんびりとした姿勢でいること」です。 「生き急ぐ」は「急いでいる」という意味で使用されている言葉なので、「のんびりしている」「ゆっくりしている」というようなスピード感を感じない表現が対義語になります。

例文  ・今は恋人がいなくてもいつか運命の人が現れるはずと悠長にかまえている。 ・まだ時間があるなんて悠長にかまえていたらあっいう間に前日になっていました。

呑気にかまえる

「呑気」は、 ・のんびりしていること ・心配事が何もないこと ・気が長く落ち着いていること を意味する言葉です。 つまり、「呑気にかまえる」は、「のんびりとした姿勢でいる」「落ち着いた姿勢でいる」といったニュアンスで使用される言葉です。

例文 ・母は、父が失業したときでもいつでも呑気にかまえているような人でした。 ・まさか売り切れてしまうなんて思いもせず呑気にかまえていました。

「生き急ぐ」の英語

「生き急ぐ」は「live recklessly」「live my life too fast」「live fast, die young」

「生き急ぐ」の英語表現は、 ・live recklessly ・live my life too fast ・live fast and die young などがあります。 インターネットで調べると「live fast and recklessly」が出てきますが、ネイティブはこの表現はあまりしません。 別々に「live recklessly」「live fast」と表現した方が自然だと思います。 または、「live my life too fast」などと「too」をいれて「すぎる」と強調してもいいでしょう。 「live fast, die young」は詩的な響きのある表現です。ロックスターなどの生き方がまさに「live fast, die young」です。

「生き急ぐな」は「You shouldn't rush in life.」「Be here now.」

「生き急ぐな」の英語表現は、 ・You shouldn't rush in life. ・Be here now. などになります。 「rush」は「hurry」よりも強意的で、慌ただしさに重点が置かれ、「生き急ぐな」の英訳としては「rush」が自然です。 ・You shouldn't rush in life. ・Don't rush through life. などと表現します。 「Be here now.」は「今ここにあれ」という意味の禅用語です。

まとめ

「生き急ぐ」という言葉について理解していただけましたか? 簡単にまとめると・・・ ✓「生き急ぐ」の意味は「やりたいことや、するべきことを焦るように急いですること」 ✓「生き急ぐかのように」で活動的な様子を表す ✓「生き急ぐな」は「余裕を持て」という助言として使用される ✓「生き急ぐ」と「死に急ぐ」の混合に注意。 など となります。

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