「無頓着」という言葉の意味をご存知でしょうか。「無頓着な人だ」なんて聞くと、いいイメージを持つ人は少ないですよね。今回は、「無頓着」という言葉の意味や使い方を、語源と合わせて紹介します!また、「無頓着な人」について徹底解析!また「無頓着な性格」を治す方法などもまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。
「無頓着」は、「むとんちゃく」と読みます。 さらに「無頓着」は「むとんじゃく」とも読まれます。 「むとんじゃく」という読み方は、「無頓着」の語源である「貪著(とんじゃく)」からきているものと考えられますが、一般的には「むとんちゃく」と読むと思っていて間違いないです。
「無頓着」の意味は、「物事を気にかけないこと」です。 元々の語源である「頓著(とんじゃく)」に、「執着すること」という意味があるため、頭に打ち消しの「無」をつけて「執着しない」というニュアンスの言葉になります。 例えば、「クリスマスにだけど、ツリーも出さなければプレゼントも用意しない…もらわない…」というように、クリスマスというイベントごとに対して気にかける様子がないことを「無頓着」と言います。 また、汚れていても何も気にならない…というように「気にしないで平気でいること」に対しても「無頓着」と表現することができます。
「無頓着」の語源は、仏教用語の「貪着(とんじゃく)」です。 「貪」には「いくらあっても満足しない」という意味があり、「着」には、「執着する」という意味があって「貪着」は「いくらあっても欲望のままに執着すること」という意味がある言葉でした。 この「頓着」を否定した言葉が「無頓着」になります。 現代では、「無関心」「気にかけない」といった悪い意味で使用されていますが、元々は「物事に執着しない」「欲深くない」という仏の教えで、修行をしている人にとっての悟りの境地であったと考えられています。
「無頓着」という言葉は、「無頓着な」「無頓着だ」の形で、ネガティブな意味合いで使うのが一般的な使い方で、だいたいは「もうちょっと気にかけるべきなんじゃない?」という嫌味の意味を含めて使用されます。 良い意味で使用されることはないと思っていて問題ありません。 その他の言い回しとしては、
といったような言い回しがあります。
例文
「無関心」……………「心にかけないこと・興味がないこと」 「無頓着」……………「物事を気にかけないこと」
「無関心」の意味は、「心にかけないこと・興味がないこと」です。 「関心」が「心にかけること」という意味がある言葉で、打ち消しの「無」をつけて「心にかけない」という否定の意味の言葉になります。 「無関心」は、「興味がない」という意味合いが強いです。 例えば、「スポーツには興味がない」=「スポーツには無関心だ」と言い表すことができます。 「好き」や「嫌い」ではなく「関心がない・興味がない」のです。 要するに、「好きか嫌いかという以前になんとも思ってない」ということ…。 「無頓着」は、どちらかと言うと「興味がない」というよりかは「気にかけていない」「こだわりがない」という意味合いが強い言葉です。
例文
「無頓着」のその他の類語には「無気力」「不熱心」「アパシー」などがあります。
意味:気力に欠けること・何をする気力もないこと (例文)
意味:熱心でないこと・熱意に欠けること (例文)
「無頓着」の対義語は、シンプルに打ち消しの「無」をとった「頓着」です。 元々は「貪着(とんじゃく)」という言葉で「足ることを知らず、物に執着すること」という意味で使用されていた言葉です。 人の言うことやお金などに対して執着している様子を「頓着」と言い表します。
「無頓着」の反対語には「執着」「興味津々」「神経質」「心配」などがあります。
意味:何か一つのことに心をとらわれて離れられなくなってしまうこと (例文)
意味:面白みや関心がつきないこと・非常に関心があること (例文)
意味:細かいことまで気にして病む性格 (例文)
意味:気にかけて面倒をみたり、気にして心を悩ますこと (例文)
「無頓着」の英語表現は、
などです。
He is careless about his clothing.
彼は服装には無頓着だ。
Young people today are indifferent to politics.
最近の若者は政治に無頓着だ。
無頓着な人は、基本的に人の目をまったく気にしません。 例えば、
というようなところがあります。
無頓着な人は、「空気を読む」ということがとっても苦手です。 空気を読んでなにかを判断するというのは、周りをよく見て意識しないとできませんよね。 無頓着な人は、上述しているように周りの人がどう思っていようが何も気にしないのでとんでもない発言をしてその場の空気を凍らせてしまうようなことがあります。 空気が読めない…というよりは「空気を読もうとしない」というほうが正しいかもしれません。 その場の空気をぶっ壊してしまったとしても無頓着なので何も気にしないし、それで反感を買おうが嫌われようがへっちゃらなのです。
無頓着な人は、基本的に優先順位がいつも自分が一番上です。 根本的に「自分さえよければそれでいい」という考えがあるから、相手のことを考えることができないのです。 例えば、トイレットペーパーが切れても取り替えることなくトイレを後にする人は「自分さえよければそれでいい」と思っているパターンの人です。 トイレットペーパーが切れたままだと、後にトイレに入ってトイレットペーパーがないことで困ってしまう人が必ずいますよね。 無頓着な人は、後に入る人が困ってしまうことなど到底考えられません。 トイレットペーパーがなくなったということに関心もなければ、他の利用者のことにも関心がないのです。
無頓着な人は、度胸があると言えるでしょう。 初めてのことに挑戦するときやリスクのあることを挑戦するときは、色々考えてしまうものだしなかなかはじめの一歩を踏みだすことができなかったりしますよね。 無頓着な人は「失敗をしたら恥をかく」「失敗したらリスクを追うことになるのが怖い」といった感情がないのです。 成果や評価を意識しているわけではなく「やったほうがいいからやってみる」「やってみたいからやる」単純にただそれだけなのです。 とにかく無頓着な人は、肝が座っていると言えるでしょう。
無頓着な人は基本的に周りの人に興味がないだけであって、自分自身に対しては強いこだわりがあったりします。 自分自身が「譲れない」と思ってることに関しては、他人が何をどう思われても関係ないと思っているので譲りません。 「無頓着だから、ちょっと言えば折れるでしょ…」と思っていても、案外自分のことや家族など自分の守りたいと思っている人に関しては譲れない部分もあって、人と合わせようとは決してしない頑固なところがあります。 無頓着な人なりの世界観がきちんとあると言えるでしょう。
無頓着な人は、思ったことをすぐに口にします。
というようにマウンティングをとってくることも。 容姿をとっても気にしている人が耳にすればとても嫌な気持ちになるし、買いたくても高い化粧品にはなかなか手がでない・・・という人も絶対にいますよね。 そういった人を傷つけるかもしれないことを「思ったこをなんでも言っちゃうタイプだから、アハハハ」と言っている人は他人に興味関心のない無頓着な人である可能性が高いでしょう。
他人に関心がある人は、基本的に自分以外の人間を尊重してします。 例えば、部下など自分より立場が下の人間に対して気遣いをまったく見せないような人は、他人を尊重するという気持ちに欠けているといえます。 「相手を尊重する」ということは、「相手を大切にする」ということです。 相手のことを大切に思っていれば、やっぱり相手の気持ちになって物事を考えて、「こうしてあげよう・・・」という気持ちが芽生えますよね。 しかし、記述したように他人に対して無頓着な人は反対に、相手のことを大切にしようという気持ちがないので相手を思いやった行動をとることができず、自分勝手な行動が目立ちます。
無頓着な人は、自分が何か相手に親切なことをしたとしても相手に見返りを求めることはありません。 「見返り」という以前に、相手に「何かを求める」ということがないです。 他人興味がないので、他人に何かをしてもらおうという気がさらさらないのでしょう。 自分が「するべきだ」と思っているから親切にしているだけであって、「相手のため」という感覚が薄いのです。 また、そういった「助け合いの精神」みたいな関係性を築くのがとっても苦手…。 相手の気持ちを察することがとても苦手なので自分が助けたいときには助けるけれど、「助けてほしい」と求められるのがちょっと嫌なんです。
無頓着な人は、周りの人のことを考えられないので、公共の場を平気で汚します。
など、は間違いなく無頓着な人であると言えるでしょう。 周りに気遣いができる人は、後に使う人のことをきちんと考えられるので他人の気持ちを考えることができるので周りの人が不愉快になるようなことは絶対にしません。
無頓着な人は、責任感がありません。 「中心にいるのは自分」なので、自分が「もうダメだ辞めたい」と思えば簡単に辞めてしまいます。 周りのことには全く関心がないですから、それで信用してもらえなくなってしまうとかそんなことは全く気にならない! 他人からどう思われようと気にしないので、責任を他人に押し付けたり、言い訳をするようなことはしません。 言い訳をすることなく「もう無理だと思ったので…」と正直にきちんと言いますが、「最後までやり遂げない」という点でいえば「責任感がない」とか「意思が弱い」と言われてしまっても仕方がないのでしょう。
無頓着な人は、清潔感がなくなってしまいがちです。 自分が汚い服を着ていようが、汚い部屋で生活していようが「生きてるんだからそれでOKじゃ〜ん」という感じです。 そもそも無頓着じゃなければ汚い服を着たり、汚い部屋にいれば「汚い」という感情が生まれます。 そこを何とも思わないから「無頓着」なんです。 なので、例えばちょっと近寄ると「部屋干し臭」がして「うわっ…」と思ってしまったりというように、無頓着な人からなんとなく不清潔さを感じることって多いです。
無頓着な人は、何をするにも基本的に「なんでも良い」と思いがちです。 例えば「食事」なんかも「食」というものに興味がないので、お腹いっぱいになれるならなんでもいいと思っています。 こだわりなんかないし、考えるのもめんどくさいのです。 「食べたい」から食べるのではなくて、本能的にお腹が空いてしまうから仕方なく食べているのです。 食事をするときも極端に「これ美味しい!」と感動することもありません。 「こんなもんか…」という感じです。 食べることが好きだったりする人にとっては信じられない思考ですよね。
無頓着な人は、とってもおおらかで人が何をしようが基本的に良い意味で気になりません。 神経質な人は、気になりすぎて「あの人のこういうところが気に入らない」といちいち思ってしまいますが、無頓着な人はそれがないのでストレスも少ないです。 他人が何か失敗してしまったり、それによって何か被害を被ったとしても気にしません。 ただ「興味がない」というだけなのですが、良く言えば「おおらかで人を許すことができる人」とも言えるでしょう。
お金に無頓着な人は、そもそも自分の収入が少なくても何も気にしていません。 普通だったら収入が低ければ、生活も厳しいでしょうしそれなりに気にしますよね…。 無頓着な人は、全く気にならないので収入が少なくても不満をもったりすることが ないのです。 だから、「収入を増やそう」なんて思うわけでもないし、だらだらと定収入のままいい歳までいってしまう人が多いのです。
お金に無頓着な人ほどクレジットカードをよく使用します。 収入が少なくて手元に現金を用意することができない…でもクレジットカードがあるから大丈夫だ♪ と安易に考えてクレジットカードの支払に追われてしまうという人が多いです。 クレジットカードのリボ払いなどについても、全く無頓着なので「借金をしている」という感覚もなくどんどん金額を増やしていって「利子」や「手数料」といった無駄なお金を多く払っているんですよね。。 でもお金に無頓着なので、基本的には「お金なかったけど、リボ払いにできたからほんと良かったわ」なんて能天気に思っているのです。
お金に無頓着な人は、通帳を記帳するという習慣がありません。 「お金」に興味がないので、いくら収入が入っていて自分はいくら使って残高がいくらあるかなんて気になりません。 貯金に関してもお「余ったお金」であって、わざわざ貯金分として先取りしておくなんて意識はまったく持っておりません。 残高がいくらあろうが気にならないし、少なくても多くても「どうでもいい」と思っています。 「生活できてるんだからいいでしょ」とう感じです。
お金に無頓着な人ほどコンビニが大好き! コンビニって、何かにつけてスーパーやドラックストアの倍近くの値段で商品が売られているという ことをご存知でしょうか。 例えば500mlのペットボトルのジュースをコンビニで購入すると150円近くしますよね。 しかし、スーパーなどで購入すれば、安いものでは90円ほどで購入することができます。 つまり、コンビニで物を買うってとってもお金の無駄になってしまうことが多いのです。 確かに細かいことですが、無駄なお金ってできれば払いたくないじゃないですか…。 お金に無頓着な人ほど、コンビニで新商品を買うのが好きだったり、無駄遣いをしてしまいがちなんです。
お金に無頓着な人は、人のマネをしたがり身の丈に合わないお金の使い方をして散財してしまいがちです。 友人の持っているブランド物のバックが可愛かったから自分も同じものが欲しいとか、○○さんみたいに都内に住みたい、みんな昼はランチに出るのが当たり前だから自分も…など、自分の経済状況に無頓着だから、身の丈に合っていないお金の使い方を平気でしてしまうのです。 基本的に他人のことは気にならないタイプですが、やっぱり「いいな」と思うときは羨ましくもなってしまうし、ついつい自分も…なんて思ってしまうのです。
お金に無頓着な人は、基本的に何事も「なんとかなるさ」と思っています。 通帳を記帳して残高を気にするようなこともないし、クレジットカードをバンバン使うのも、何の根拠もなく「まぁなんとかなるでしょ」と思っているからなのです。 たとえ借金を抱えていたとしても、「重大なことが起きている」というようには思いません。 「ちょっと借りてるだけ」「すぐに返すよ」なんて思っています。
無頓着な人は、基本的に相手の気持ちは全然考えません。 相手に自分がどう思われようが全然気にしていないので、好きだと思ったらグイグイアプローチをしていきます。 好きな人を目の前にしても、「恥ずかしい」とか「緊張する」という気持ちは皆無。 自分の中の「好き」という気持ちが暴走してしまうタイプが多いです。 「恋の駆け引き」みたいなことは基本的にしません。 あくまでもストレートに、わかりやすくアプローチをするのは無頓着な人です。 告白するまでも基本的には展開が早いほうだと言えるでしょう。
自分の相手に対する「好き」という気持ちで突っ走ってしまうことがありますが、相手からのアプローチに関しては、鈍感過ぎて相手の気持ちに気付けないということが多いです。 基本的に人の気持ちを察することができませんから、もちろん相手が恋心を抱いているなんて気づくわけがないですよね。 無頓着の人に、他の人と違う接し方をしてアピールしようが何が何だろうが、鈍いのでとにかく気がつきません。 完全に脈なしだな…なんて思っていてダメ元で告白をしたら、まさかのOKだった…!なんてこともあるので、「無頓着な人なんだな」と思ったら焦らず、心折れずにアピールしつつ告白にもっていきましょう。
無頓着な人は、例えば失恋をしたり振られた、別れた、といった過去の恋愛は引きずらないタイプが多いです。 失敗することを恐れていないからぐいぐいアプローチすることができるわけですから、告白をして振られる・失恋をする・別れるなんていうことに対して抵抗があまりないのです。 ダメだったら、ダメでいいか…なんて簡単に割り切っていると言えるでしょう。 なので、あまり過去の恋愛は引きずらないと思っていて良いでしょう。 気持ちの切り替えが早いので、失恋で心に深い傷を追ってしまうということがありません。
恋愛に無頓着な人は友達との時間や、自分の趣味を楽しむ時間をとにかく大切にしたいという思考の人が多いです。 恋愛をすれば友人と過ごす時間や、趣味に使っている時間に「恋愛」が加わってくるので、それはちょっと耐えられないし、そんな時間ないな〜…と思っているのです。 プライベートで「自分が楽しい」と思えることをきちんと持っている人って、どうしても恋愛に無頓着になりがちです。 充実しているからこそ恋愛にまで気が回らなくなってしまって、考えるのもめんどくさいから良いや…となってしまうのでしょう。
仕事がとにかく大切で、「生きがいは仕事だ」という感覚な人も恋愛に無頓着になりがちです。 仕事でいっぱいいっぱいだったりすると、もちろん恋愛をしている余裕がなくなってきますよね。 恋愛に興味がある人だったら、そんな日々の中でもやっぱり「恋愛はしたい」と思うし、好きな人に癒やされたいなんて思うものです。 しかし、無頓着の人の気持ちはもう仕事でいっぱい! 恋愛に費やす時間があるなら仕事に力を入れて実績を残したい…と思っています。 「恋愛」の「れ」の字も頭にないので、好きな人として異性を意識することもありません。
恋愛に無頓着な人は、ひたすらに「めんどくさい」という感情が心の底にあることが多いです。 恋愛ってお付き合いをする前もそうですが、付き合ったあとも相手の気持ちを考えて色々行動しなければいけなくてとっても大変ですよね。 もちろん恋愛は大変なだけではなく、楽しく幸せを感じれるものでもあります。 それでも、恋愛でも無頓着な人にとっては非常にめんどくさいことなのです。
無頓着な人は、「失恋」をきっかけに恋愛に対して無頓着になってしまうというパターンもあります。 昔の恋人や好きだった人をいつまでも忘れることができないから、他の人のことを恋愛対象として見ることなんてできなくなってしまって、恋愛に無頓着になってしまうのです。 また、「もうあんな辛い思いしたくない」という気持ちから恋愛することを避けているから、恋愛に無頓着になってしまっているという可能性もあるでしょう。
すっぴんでも平気で外に出られるよ〜という人は、「自分がすっぴんでようがなんだろうが他人は気にしないでしょ」と思っています。 つまり、自分の容姿に無頓着なのです。 女性はとくに自分の容姿を気にしますよね。自分をかわいく見せたい・綺麗に見せたいという気持ちが強いものです。だからメイクをするのでしょう。 人の目をめちゃくちゃ気にする人は、休みの日でも近くのコンビニに行くだけでもメイクは欠かせません。反対に、無頓着な女性ほどすっぴんで外に出れるし、何でもできちゃいます。
無頓着な人は、染めていたカラーが落ちてきてプリンのような頭になっていても何も気のしにしません。 容姿を気にする人であれば、プリンにならないようにこまめにリタッチに通うか、色をガラリと変えるといったことをします。 無頓着な人は、プリンになっていてももちろん「だらしないと思われるかも」なんてことも思わないわけです。そもそも美容室に通うことを定期的に行くという習慣がありません。 なんとなく髪が伸びすぎてるな〜…というような感覚で行っているだけで「お洒落」という感覚がないのです。
無頓着な人は、髪をクシでとかさないボサボサヘアーでも全く気にしません。 もちろん寝癖がすごくてもOK! 無頓着な人は、「自分の容姿」にまったく興味がないので鏡を見るという行為もしませんし、鏡を見ないから自分のやばさにも気がついてないのです。 例えばボサボサな頭で出勤してきたりすると、「髪をとかす時間もないくらいギリギリに起きたのかな?」と「だらしない」という印象を与えてしまいますよね。 たとえ印象が悪くなってしまっても、無頓着な人は全く気にしないのです。
無頓着な人は、服がよれよれだったり毛玉だらけでも全然へっちゃらです。 とくに冬場など毛玉が付きやすい素材の服を着ることって多いと思いますが、清潔感のない女性は毛玉だらけのニットなどを平気で着てしまいます。 服だけではなく、タイツにも毛玉がついているなんて清潔感のない人も・・! タイツもつま先などにプツプツ、よく見るといたるところにプツプツ毛玉がついているなんてことも少くありません。 毛玉だらけのものや、ヨレヨレのものを平気で身につけている人を見ると、「物を大切に管理できない人なんだな」という印象を与えてしまいますし、何より「だらしない」と思われてしまいます。 無頓着な人は、ファッションに興味がないので「服を大切に管理しよう」という気が全くないのです。
出会ってから数年経つけどその服まだ着ているんですね…というくらい何年も同じ服を着る人っていませんか? こういった何年も前の服を着ている人は、ファッションに無頓着である可能性が高いです。 着れれば何でもいいので、流行を取り入れようとも思わないし「新しい服を買おう」という気にならないのでしょう。 本人は気にしていなくても、「3年前に流行ったデザインのやつ…」なんて思われていることがあります。
無頓着な人が、洋服以上に気にならないのが「靴」です。 ボロボロになっていようが、ドロドロに汚れていようが全く気になりません。 洋服は洗濯しても「靴を洗おう」なんて思わないのです。 自分足元なんて気にしないし、人の足元も気にすることがないのでしょうが、見ている人は見ています。 靴の汚さから「この人だらしないんだな」なんて思ってしまうことってありますよね。 無頓着な人は、そういったことに気づけないのです。
いつも同じ服を着ている人って、洗ってないのかな?なんて疑問に思ってしまいますよね。 毎日きちんと洗って乾燥機に入れているとしても、「えっ、洗ってないの!?」と思われて当然です。 無頓着な人は、「服は着れれば何でもいい」という人が多いので平気で同じ服を着れてしまいます。 世間一般的人は、だいたいトップスは5枚・靴3足はローテーションで着ているようです。 やっぱり、同じローテーションの連続であったとしても、何着か着回しているほうがおしゃれだし清潔感を感じられると言えるでしょう。
無頓着な人は、ジャージでもパジャマでも平気で外に出れます。 普通の感覚であれば、やっぱり恥ずかしくてそんな格好じゃ外に出れないと思いますよね。 無頓着な人は基本的に「何かを着ていればいい」と思っているので、パジャマでも何でもいいのです。 たまに「それ部屋着じゃない??」と思ってしまうような格好で歩いている人いっていますよね。 それが「おしゃれ」である場合もあるので何とも言えないのですが、コンビニなどで見かける部屋着にサンダル…みたいな人は、無頓着な人である可能性があると言えるでしょう。
無頓着な人は、「他人に不快な思いをさせないことがマナー」ということが頭にありません。 「歯磨きめんどくさいから、、しなくっていいか、、」なんて容易に思ってしまったりして、きつい口臭を他人に振りまいてしまうなんてことがあります。 毎朝晩はもちろん、気にする人は昼食後に職場でもするし、何かを食べたり飲んだりするたびに磨くという人もいますよね。 無頓着な人はそういったことがまっったく気にならないので、口臭がきついことが多いです。
特に女性であれば、肌荒れにはとっても気を使うもの…。 肌トラブルはなんとしてでも避けたいと思いますよね。 しかし、無頓着な人は肌荒れをしようが何だろうが全く気になりません。 「何かできちゃったな〜」ぐらいにしか思わないのでしょう。肌トラブルを予防するようなことも全くしていません。 だから夜更しもガンガンするし、不摂生も余裕でします。 気にする人は、一つニキビができただけでも物凄くショックですよね。。 無頓着な人は「美意識」に欠けるのです。
無頓着な人は「体型」をまったく気にしないので、好きなものを好きな時間帯に好きなだけ食べてしまっていることが多いです。 なので、気がつくとどんどんぽっちゃり体型に…。 「ちょっと太っているな」と実感したとしても「痩せよう」という気にはなりません。 「自分が太ってても誰も困らないし、このままでいい」と思っているのです。 周りからよく見られたいからといって、好きな食べ物を我慢してまで痩せたいとは思わないのでしょう。「自分なんて痩せたところで何も変わらない…」という気持ちも強いということが考えられます。
無頓着な人は、基本的に「食」に興味がないし、「健康」にも興味がないので好きなものしか食べないなど不健康な偏った食生活を平気でします。 お菓子だけで食事を済ませるなんてこともザラです。 生まれ付き肌が弱いという人ももちろんいますが、肌質がとても悪かったりするのも、無頓着だからということが大きく影響している人もいるでしょう。 いい歳して健康も気づかえずに好きなものばっかり食べているなんて…と思ってしまいますよね。
時間に無頓着な人は、ただボケっとして過ごしている時間が多いです。 何かを考えているわけでもなく、ただひたすたボケーーっとテレビを見ていたり、だらだら横になって時間を過ごしたりするのです。 仕事の合間や終わった後といった休憩時間には、ただボケっとして身体を休めるような時間も確かに大切です。 しかし「時間は有限」ですから、あまりにボケっとしている時間が長いのは時間の無駄ですよね。 時間に無頓着な人は、「時間を無駄にする」という感覚がないのでただボケっとして過ごしてしまう時間が多いのです。
時間に無頓着な人は、とってもマイペースです。 時間に対して無頓着だから、すぐ終わることにゆっくりと時間をかけていたり、他人を平気で待たせて他人の時間を無駄にしてしまったりします。 「マイペース」な人が持ち合わせているものって、「おっとりしている」などと表現されることもあって、もちろん悪い面だけではもちろんありません。 「時間を有効に使おう」と意識している人にとっては、とってもイライラする存在であることに間違いないでしょう。 特に誰かを待たせたり、他人の時間を奪ってしまうのはよくありません。
ゲームをすることって、息抜きにもなるし悪いことではありません。 しかし、だらだらとゲームをしていてやらなければいけないことを後回しにしてしまったりするのはどうでしょうか。 一歩間違えると「時間を無駄」にしてしまいがちなのがゲームです。 時間に無頓着な人は、ゲームをだらだらと永遠に続けて大切な時間を無駄にしがちです。 そのゲームをしている時間で、明日のプレゼンの用意ができたのに…など思い返してみて「時間を無駄にしたな」と思った経験はありませんか? 「ゲームをしている時間こそ有意義な時間である」と断言できる人なかなか少ないです。
ネットサーフィンも、ゲームと同じように時間を無断に使いがちです。 次から次へと気になる情報が出てきて、夢中になってしまう気持ちはとってもわかります。 しかし、それは本当に取り入れるべき必要な情報でしょうか? 必要のない情報をただひたすらダラダラと脳内に取り入れてしまうのは時間を労力の無駄です…。 時間に無頓着な人は、電車の中など「暇だな」と思うとダラダラとネットサーフィンをしてしまうようなことが多いです。
「マイペース」と少しかぶってしまうのですが、時間に無頓着な人は、だらだらと行動しがちです。 「時間は有限だ」という意識があって、「時間を大切にしよう」と思っている人は「できるだけ時間をかけない」ということを無意識のうちに意識して行動しています。 例えば、「着替え」など単純なことは数秒で終わってしまいますよね。 時間に無頓着な人は、こういった単純な作業でさえもテレビを見ながらダラダラ行うので、やたらと時間がかかります…。 筆者の息子(6)はまだ時間の大切さをわかっていないので、何をするにも「だらだら」です。 本当に見ていてイライラしてしまいますが、「そんなことに時間をかけないで」と伝えたとことで時間の大切さなんてまだわからないので、ちっともわかってもらえません。。まさに時間に無頓着の六歳児です。
時間に無頓着な人は、荷物が多いなんてことも言われています。 時間を大切にする人は、ぱっと必要なものが必要なときに取り出せるように持ち物は最小限に収めます。 鞄の中をガサガサ探している時間がもったいないですから…。 しかし、「時間」というものを無頓着な人は意識しないのでいっっぱい荷物をもっていつも探しものに時間をかけます。さらに整理整頓もできない…。 時間に無頓着な人の探しもののおかげで待たされたりすると「勘弁してくれよ」と思ってしまいますよね。
時間に無頓着な人は期限を守らないし、約束の時間を大幅に遅れてくるなんてことを平気でします。 提出期限があれば、守るのが当たり前ですよね…。 でも時間に無頓着なので計画的に何かをするということもできず、「まだ終わってません」とか平気でいうのです。 他の人が守っているんだから自分も守らないと…と思うのは普通だと思いますが、他人のことは全然気にならず、あくまでも基準は「自分」なので「間に合わないんだからしょうがないよね」ぐらいに思っています。 さらに、約束をしていても時間を大幅に遅れてきたりするので信用がなくなってしまいます。
元々幼少期から人とコミュニケーションを取るのが苦手だったりすると、もう最終的に諦めモードになってしまって人に全く関心がなくなっていってしまうということがあります。 人と関わることを避けるからこそ、「他人」を自分の中から排除してしまうのでしょう。 相手のことをわかる必要もなければ、自分のことをわかってもらう必要もないと思っています。 だから、他人に興味がない無頓着な人になってしまうのです。
過去に仲の良かった友人など信用していた人に裏切られるなど、過去に裏切られた経験があるとその悲しい過去をきっかけに、無頓着になってしまうことがあります。 信用するのが怖いので、他人に興味を持たないようにして予防線をはってしまうのです。 だから人に対して興味をしめさないのでしょう。 誰だって信用していた人に裏切られてしまったら心も閉ざしてしまうし、「信用できるのは自分だけだ」なんて思ってしまっても仕方ないですよね。
仕事など毎日が忙しくていっぱいいいっぱいというように、自分のことで精一杯だからこそ周りを見る余裕なんてなくなって、無頓着になってしまうということもあるでしょう。 悪気は決してありません。 とにかく目の前のことでいっぱいいっぱいなのです。 仕事など目の前のことでいっぱいいっぱいになってしまうと、他人だけではなく自分の容姿やファッションにも無頓着になってしまうことってありますよね。
自分のことが好きすぎて、自分以外のことに無頓着になってしまっている人もいます。 自分を特別な存在だと思っているのです。 「周り人のことなんてどうでもよい、自分が一番特別だから」という感覚なのです。 ナルシストの人ってそうですよね。 普通だったら恥ずかしくて言えないようなことも周りの目を気にしないから言えてしまうし、自分勝手な行動をとってしまいがちです。
「生きがいがない」と感じている人って、これといって目標もないですし「何のために頑張っているのかもわからない」という状態なので何に対しても前向きに考えることができずに無頓着になってしまう ことが多いです。 「生きがい」がないので、「なんでもいいよ」という気持ちが強いのです。 「生きがい」や「目標」があると、「こうしたい」という強い意思がうまれたり、「こうするべき」というこだわりが出てきますよね。
人は、挨拶をする時に目が合わない相手に対していい印象を持ちません。 避けているな、好かれていないな、という風に受け取ります。 無頓着な性格を治したいなら、まずは周りの人に「関心がありますよ」「受け入れますよ」といった意思表示をする必要があります。意思表示をするのに1番手っ取り早いのが「目を見て挨拶」です。これをするだけでも周りからの印象がだいぶ変わります。 そうすることで相手も心をひらいてくれるし、良好な人間関係を築いてきくことで相手を思いやる気持ちがうまれ、無頓着な性格も改善されるはずです。
他人に関心もてなくても、興味を持つ努力をしましょう。 まずは相手のことを知ることから始めましょう。相手のことを知らない限りは興味を持つことはできません。ではどうやって相手のことを知ればいいのでしょうか?それは、とにかく相手の話に耳を傾けることです。最後まで話を聞き、内容を理解して、相手が何を伝えたいのかまでを聞き取ります。 また相手も、自分の話を真剣に聞いてくれることに対して心を開き、どんどん自分の話をしてくれるようになります。 そこから、相手に興味を持っていいくことってあります。 「どうでもいいや」と思わず相手の話に最後まできちんと耳を傾けましょう。
疑問に思ったことは「どうして〜…なんだろう?まいいか」ではなく、きちんと質問をしましょう。 疑問に思うということは興味を持っているということですよね。 そういったちょっとしたことを無駄にしてはいけません! その疑問を掘り下げることで、自分のためになるかもしれません。 「まあいいか」と思わずに疑問に思ったその気持ちをまずは大切にしてください。
自分のことでいっぱいいっぱいだと周りを見ている余裕なんてなくなってしまいますし、どうしても無頓着になってしまいます。 忙しくていっぱいいっぱいになってしまいそうな時でも、適度に休息をとるなど、休めるときはしっかり休むこと、自分自身がきついと感じるときは自分も周りに頼ることが大切であると言えるでしょう。 無頓着なままでは、人を気遣うこともできませんよね。 心に余裕をもつことはとても大切です。
人の視野には限界があり、動物のように視界が広いわけではありません。 さらに、集中してしまうと周りが目にはいらなくなってしまったりしますよね。 ちょっと意識しただけで、会話に入れていない人に気がついて会話をふってあげることができたりといったことが少しずつできるようになってくるはずです。 空気を読むこともできるようになるはずですし、無神経な言葉で人を傷つけてしまうこともなくなります。 最初はなかなか難しくても、その心がけを続けることで自然に相手の為を考えた気遣いある行動がとれるようになるでしょう。
「無頓着」について理解していただけましたか? 簡単に「無頓着」についてまとめると… ✓「無頓着」の読み方は「むとんちゃく」「むとんじゃく」 ✓「無頓着」の意味は「物事を気にかけないこと」 ✓「無頓着」の語源は仏教用語「貪着(とんじゃく)」 となります。 「無頓着な人」となると、やはりいいイメージではないですよね。 ある程度人の気持ちは考えて行動するべきだし、社会人のマナーとして服装などにも気をつかうことは必要であると言えるでしょう。 「無頓着な人だ」なんて思われてしまっては、印象が悪く、せっかくのいいチャンスも逃してしまうことになるかもしれません…! しかし、周りの目を気にしないで行動できるのは良い面もあります。 しっかり自分をもちつつ人に対して気遣いができる…そんな人を目指せるのが理想的ですね(^o^)
人生の価値は、最後の5年間をどう生きたかで決まる! 死に無頓着になるために、日々を充実させて生きる。
「世界が尊敬する日本人100人」に選ばれた禅僧が教える、SNSに振り回されず、穏やかに生きる方法。