恋愛をしたいと思っているのに、人間不信になってしまっていてなかなか恋愛出来ない人もいるのではないでしょうか?一度人間不信になると、克服するのは難しいですよね。本記事では人間不信な人の恋愛傾向や人間不信になってしまう過去の恋愛についてなど、詳しく解説していきます。
「人間不信」は、その名の通り「他人を信じられないこと」です。 「一般的な社会生活を送れないほど重度の症状」を指すこともありますが、広義では「人間関係のいざこざによって他人を信じられなくなった軽度のもの」も含まれています。 相手の言動を見て「なんだか怪しいな」と思って相手を信用できないこととは違い、他人をそもそも信じられないことを指しています。 本記事ではそんな人間不信な人の恋愛について詳しく解説していきます。
「人間不信」の人は、好きな相手や恋人であっても信用することができます。 むしろ、思い入れの強い相手ほど不信感を抱いてしまいます。 相手から「好きだ」と言われても、「本当なのか」「すぐ好きじゃなくなるんじゃないか」「騙されているんじゃないか」などと考えてしまいます。
相手のちょっとした変化や言動など、他の人ならあまり気にしないようなことでもすぐに心配してしまいます。 「LINEの返事の感じがいつもと違う」「レスポンスがちょっと遅い」「なんだかかったるそう」と敏感になり「嫌われてるかな」「迷惑かな」と思ってしまいます。 本当は相手が仕事中だったり、他の人と食事をしていたり、体調不良だったりしているのに、「嫌い」「迷惑」が理由だと考えてしまいます。
機嫌悪いふりをしたり、また別れ話を切り出してみたりと「人間不信」の人は相手を試す行動をします。 自分のことを心配して1番に考えてもらえるか、好きな気持を伝えてくれるかを確かめるためにわざと相手を困らせるような言動をします。 そういうことを繰り返すと相手も嫌気をさしてしまい逆効果ではあるんですが…。 「人間不信」の人は常に心配で不安を抱いているため、安心するためにそういった行動をとってしまいます。
「人間不信」の人はとにかく警戒心が強いです。 恋愛において人間不信な人って、基本的に今までの恋愛経験にトラウマがある人が多いです。 そのため、相手を受け入れるまでに相当な時間がかかります。 お互い気持ちがあっても、なかなか付き合うことに踏み出せなかったり… せっかく好きな人からデートに誘われても、冷められたらどうしようといった不安のほうが大きくなって断ってしまうこともあります。
人間不信の人は、まず自分から告白することはありません。 伝えたところで、相手が受け入れてくれないだろうと自分の気持ちに蓋をしてしまいます。 また、深い関係になることを恐れて言えないこともあります。 好きだけど恋人になって捨てられてしまったら、と期待や信用することを恐れているため相手との距離を近付けることができません。
恋愛で人間不信になってしまう人の多くが、恋人に浮気をされた経験があるのではないでしょうか。 やっぱり恋人の浮気はとても辛いものがあります。 信用していた恋人の裏切りは、トラウマになりますよね。 新しい恋人が出来ても「また浮気されるんじゃないか……」と考えてしまいます。
付き合っていると思ったら、自分が浮気相手だったパターンもありますよね。 二股されたどころか、本命でもない………これはかなりのショッキングです。 少しも疑う余地がなく、自分だけが愛されている恋人だと思っていたら尚の事、人間不信になってしまいますよね。 いいなと思う人が出来たり、アプローチをしてくれる人がいても、「恋人いるかもしれない……」とついつい疑ってしまうでしょう。
付き合っていた相手が、実は既婚者だった………なんてことがあった場合も人間不信になるでしょう。 二股や浮気どころか、自分は知らない間に不倫をしていたということに……… 奥さんに訴えられてしまったら、立場がめちゃくちゃ悪いですよね。 不倫だと知らなければ罪に問われないこともありますが………時間も精神力もかなり使うことになります。 こういった経験から、相手をつい疑ってしまうことが多いでしょう。 なかなか土日に会えない相手は…怪しいかもしれません。
これは、恋人ではなく友人によって恋愛面で人間不信になってしまうパターンです。 好きな人がいてそれを友人も知っていたのに、その友人が知らない間に自分の好きな人と付き合っていた…なんてことありますよね。こういったことがあると、恋愛をするのが怖くなってしまいます。 そして恋愛で自分が幸せになれないんじゃないか、と思うようになり相手を疑ってしまうんですよね。 脈ありっぽい言動をされても「どうせ他の人のとこいっちゃうんじゃないか」と不安になってしまいます。
また、相手に何かされたのではなく自分自身が嘘をついていたり裏切ってたことがキッカケで人間不信になってしまう場合もあります。 自覚の有無問わず、人は自分自身のしていることを相手も同じようにしていると思うことがあります。 これは心理学の防衛機制における「投影」に当てはまりますが、自分が相手を裏切っているときに「相手が自分を裏切っている」と自分自身を守るために押し付けしまうことがあります。 浮気をしたり不倫をしすると、相手もそういうことをしているんだと考えて疑うようになってまいます。それによってまた自分自身も嘘をついたり裏切り行為をしてしまい負のループに陥ってしまうことがあります。
恋愛での人間不信を克服したい場合は、自分がなぜここまで恋愛において人間不信なのか原因を追求しましょう。 原因を理解するだけでも、気持ちが楽になります。 なぜ自分がここまで人間不信になってしまっているのかを、整理してみましょう。 なんで信じられないのか、どうして信じられなくなってしまったのか、ストレスは溜まっていないか、やりたいと思っていることはないか……など自分の気持ちを確かめてみてください。
恋愛で人間不信にになってしまっている場合、無理に疑うことをやめようとはせずにありのまま自分を受け入れてみましょう。 誰にでも、人を疑ってしまうことはあります。人間不信な自分を責めないようにしましょう。 そういう一面もあってこそ「あなた」です。 何でもかんでも信じればいいというものではありません。 不信感、というものも少なからず大事になってきます。 自分はそういう人なんだ、といううえで苦しくならないよう不信感とも付き合っていき、信じる心も大事にしていきましょう。 「どうして人間不信なんだろう…」と自分自身を責めないでください。
恋愛で人間不信になってしまう人って、恋をすると頭の中がそれだけでいっぱいになってしまう傾向があります。 常に好きな人や恋人のことを考えてしまい、どうしても悪い方向へといってしまうんですよね。 そのため、自分が心から楽しい!と思える時間を恋愛以外に作ってみましょう。 趣味など、「これをやっているときは嫌なことを忘れられる!」というものがあれば、趣味に没頭する時間を少し増やしてみるといいかもしれません。そうすることで相手を疑う時間が減ってきます。 趣味が特にないと言った場合でも、興味があったことに挑戦してみたり自分が「楽しい」と思えることに時間を使ってみてください。動物の動画を見るとか、好きなものを食べるとか、そういうものでもいいです。 自分が恋愛以外で楽しめていると、それだけでも人生が充実して恋人に依存しなくなり、人間不信が克服できるようになるでしょう。
恋人裏切られた時に、相手を自分には必要のなかった人なんだと割り切ってみると気持ちが楽になったりします。 たとえ大好きな人であっても、裏切るような人と長いこといなくてよかったなと思えるようになると、人間不信から抜け出せるようになります。つい関係が深いと依存してしまい執着しがちですが、冷静になって不必要であると考えましょう。 自分のことを裏切ってくるような人と、一緒にいても幸せになれるはずないですよね。 今まで楽しかったけど、これからはもう自分には必要のない存在なんだと割り切りましょう。
恋人に対して、不安な気持ちが生まれてしまうのは、当たり前のことです。 大好きなわけですから「自分以外の人を好きになってしまったらどうしよう……」と感じる人は多いでしょう。 これは、人間不信なわけではありません。 好きだから故の「不安」です。 人間という生き物は不安を抱えやすいので、不安になる自分を責めたりするのではなく、なぜ今不安なのかを考えるようにしましょう。 そしてその解決方法を考えてみてください。 あまりに不安が続くようなら、恋人にも相談しましょう。 この時に相手を責めてはいけません。「こうこうこうで、自分は不安になってしまうみたいなんだけど、こういうところをもっとこうしてもらえるかな?」と伝えてみましょう。 恋人もあなたのことが大切なら、一緒に解決方法を見つけてくれるでしょう。
恋人を疑ってしまうのは、自分に自信がないというのも大きいでしょう。 なので、不安にならないように自分磨きをするのも1つの克服方法です。 自分が自分を好きになれば、相手からの気持ちに不安になることが減ってきます。 例えば食生活を見直せば、理想の体型になることも夢じゃありませんし、肌も綺麗になって若々しく見えるようになります。 魅力的な自分になれれば恋愛中も自信が持てて不安になりませんし、例え失恋してしまったとしても「きっとまた素敵な人に出会える!」と前を向けるでしょう。