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「猜疑心」の意味と使い方!猜疑心の強い人の特徴、原因と克服方法

「猜疑心」の意味と使い方!猜疑心の強い人の特徴、原因と克服方法

「猜疑心」という言葉をご存知ですか?「人を妬んだり疑ったりする心」のことです。 今回はそんな「猜疑心」について意味や使い方など例文と一緒に紹介します。さらに類語や対義語、英語表現も紹介します。 また、「猜疑心」の強い人にはどんな特徴があるのでしょうか?原因や心理、そして克服法も紹介していきます。参考になれば幸いです!

「猜疑心」の読み方と意味とは

「猜疑心」は<さいぎしん>と読みます。 意味は、「相手の言動を疑ったり妬んだりする気持ち」です。 「猜」の漢字の意味が「妬む」、「疑」の漢字の意味が「疑う」なので、その2つが組み合わさり「猜疑」とは「疑ったり妬んだりすること」といった意味になります。 また、単に疑問に思うだけではなく、相手の行為によって自分が不利になるのではないか?と相手を疑う気持ちのことを表します。

「猜疑心の強い人」の特徴

人間誰しも「猜疑心」は持ち合わせているものです。 人を疑ったり羨ましく思ったりする感情は当たり前です。 ですが、「猜疑心」がとても強くなってくると、日常生活や職場で支障をきたす場合があります。 そんな「猜疑心の強い人」はどんな人なのでしょうか? まず、特徴を説明していきます。

猜疑心の強い人の特徴 ① 素直じゃない

猜疑心の強い人は、何かにつけて素直じゃない人が多いです。 自分自身に対しても、素直に喜んだり悲しんだりすることが出来ずにひねくれています。 また、誰かが自分を称賛してくれたりしても「そうやって躍らせようとしている」「何か騙そうとしている」などと、裏をかいたり疑ったりします。 そして、称賛している自分がいい人だと思われようとしている、などと素直に称賛できる人が周りからよく思われることに妬んでしまいます。 そうして、素直になれない自分への苛立ちや不安から、「どうせ人から良くなんか思われていない」などいった負のループに陥り、周りに対して疑いや妬みが強くなっていきます。

猜疑心の強い人の特徴 ② ライバル心が強い

「猜疑心が強い人」は、ライバル心も強いことがあります。 ライバル心の強い人は「勝ち」「負け」にこだわります。 そして「負けたくない」という気持ちが強いことから、相手がうまくいってる場合に「本当にずるしないでやっているのか」「なんであいつなんかが」と「猜疑心」が芽生えていきます。

猜疑心の強い人の特徴 ③ 繊細でネガティブ思考

繊細でネガティブ思考の人にも「猜疑心の強い人」がいます。 傷付きやすく、また傷付くことが怖いために予防線を張ってしまいます。 そのため、相手の言動に対してまず疑うことからはじめてしまいます。 そして、ポジティブ思考な人に対する羨ましさから、嫉妬に変わっていってしまうことがあり猜疑心が強くなってしまいます。

猜疑心の強い人の特徴 ④ 自己評価が低い

自己評価が低い人も猜疑心が強くなりやすいです。 自分を過大評価をせず、厳しくすることはとても大切です。 しかし度が過ぎてしまうと、周りから見たら良く出来ていることでも自分では評価出来なくなってしまいます。 そうすると、自分では「まだまだ」「これじゃだめだ」と思っている状態で、周りから称賛されるために「これを褒めてもらえるわけがない」「何か裏があって褒めてるいるのではないか」と、相手を疑ってしまいます。

猜疑心の強い人の特徴 ⑤ 人の話を聞かない

人の話を聞かない人は、相手を理解することが出来ません。 そのため人の気持ちが分からないため、自分中心になんでも考えたり解釈します。 自分の思うようにいかないと「なんでだ?」と周りを疑ったり妬んだりしてしまいます。 相手の心情や意見を理解しないことには受け入れることは出来ずに猜疑心が強くなっていってしまいます。

猜疑心の強い人の特徴 ⑥ 慎重

慎重な人は、常に頭の中で最悪な状況になった場合を想定しておきます。 そのため、警戒心も強く一度受け入れる前に疑うことをします。 「うまい話には裏がある」という言葉があるように、何かいい話があったとしてもそのまま喜ぶのではなく「何か落とし穴があるのではない」などと疑いを持ちます。 そしてその気持ちを誰かに話すこともせずに自分の中で大きくなり強い猜疑心へとなっていきます。

「猜疑心」を抱く原因・心理

猜疑心の強い人の特徴について理解できたでしょうか? では、どうして猜疑心を抱いたり猜疑心を強くしてしまうのでしょうか? その原因や心理状態について紹介していきます。

猜疑心を抱く原因・心理 ① 過去に裏切られたことがある

猜疑心の強い人は、過去に誰かに裏切られたり騙されたりしたことがあるかもしれません。 それがトラウマになり、裏切られたり騙されないように相手を疑ってしまいます。 一度、裏切られたり騙されたりした経験があるとなかなか人を信用することが出来ません。 それが親しい間柄の人によるものであれば、なおさら他人に対する猜疑心は強くなっていきます。

猜疑心を抱く原因・心理 ② 比較される環境にいる

何かにつけて比較される環境にいる場合、猜疑心が強くなることがあります。 勉学や仕事など、誰かと比較する環境にいることで「ライバル心」が芽生え、そこから猜疑心が強くなっていきます。 自分は自分、と思える環境であれば相手を疑ったり妬んだりする必要がありません。 ですが比較される環境にいる場合、相手の方が褒められたりまさっている場合に自分が負けていることを受け入れられず「何かずるしてるんじゃないか」「なんであんなやつがうまくいくんだ」と疑ったり妬んだりしてしまいます。

猜疑心を抱く原因・心理 ③ 余裕がない

自分自身が余裕がない場合に、猜疑心が強くなることがあります。 例えば、仕事がうまくいかずに余裕がなくなっている時に、恋人の一言が引っかかり疑ったりしてしまうことがあります。 また、金銭面で余裕がなくなっている時に、旅行したり遊んでいる友人に対して羨ましさから妬みの気持ちが生まれてしまうことがあります。 自分自身に余裕がない時、普段気にならないことが気になってしまうことがありますよね。 その時の苛立ちくらいで終われば後に響くことはありませんが、それによって相手そのものを妬んだり疑ったりしてしまうと猜疑心を持ち続けることになってしまいます。

猜疑心を抱く原因・心理 ④ 不安や焦りを抱えている

何か不安なことがあったり焦りを抱えていると、猜疑心が強くなることがあります。 自分がうまくいかないとき、周りだけうまくいってるように見えることがあります。 そして、自分だけがうまくいかないことを受け入れられず、周りがうまくいっていることを素直に認められずに疑い妬んでしまいます。 その度が過ぎると自分を蹴落としているのではないか、とまで疑ってしまうこともあります。

猜疑心を抱く原因・心理 ⑤ 自分が他人に嘘をついたり裏切った経験がある

猜疑心が強くなっている原因に、自分自身が相手を裏切った経験があったり嘘をついている場合があります。 相手に疑われるようなことをしている場合、自分も疑ってしまうのが人間の心理です。

猜疑心を抱く原因・心理 ⑥ 家庭環境

猜疑心を抱いている原因に、幼少期の家庭環境が関係している場合があります。 育った家庭環境の中で、親などが猜疑心が強くそういった言動が目立った場合に自分もそうなってしまうことがあります。 親が他人に対して疑っている姿を見ている場合もありますが、その猜疑心が子供に向けられていた場合、その子供はかなり猜疑心が強く育つことが多くあります。 また、親からよく否定的な意見をぶつけられていた場合に、その子供は他人に対して否定的な意見ばかり生まれ猜疑心が強くなってしまいます。 こういった場合は、自分は人より猜疑心が強いという自覚がないことが多くあります。

「猜疑心」を克服する方法

「猜疑心の強い人の特徴」と「猜疑心を抱く原因・心理」についてまとめてきました。 猜疑心の強さに関わらず、誰にでも猜疑心は生まれるものです。 常に他人に猜疑心を持っている方や何かのタイミングで猜疑心を抱いてしまった方などがいると思います。 しかしそういった感情は自分自身を疲れさせてしまうことがあります。 猜疑心を克服する方法をいくつか紹介します。

「猜疑心」を克服する方法 ① 原因を追求する

猜疑心を克服するには、なぜ猜疑心を抱いてしまったのかという原因をしっかりと追求することが大切です。 原因を追求し、理解をすることで根本的な解決ができます。 そうすることで、猜疑心がなくなります。

「猜疑心」を克服する方法 ② 自分と向き合う

猜疑心がなかなか拭えない場合、自分自身と向き合うことが大切です。 今自分はどんな心理状態で何を求めているのかを自分で把握しましょう。 本当に相手を疑っているのか、自分自身が何かに悩んでいたり不安があるのか、全く別のところに問題があってそこから影響しているのか、などしっかりと自分と向き合うことで見えてきます。 忙しくしている中で、なかなか難しいかもしれませんが試してみましょう。 どう向き合ったらいいか分からない、という方はとにかく自分の感情を紙に書き出してみてください。 「○○がムカついた」「○○に行きたい」など簡単な文章で構いません。 強がったり、見栄を張ったりせず、思うままに書き出してみましょう。 そして、そういった感情がどうしたら解消されるのかを考えてみましょう。 ムカついた相手と会わないようにすればいい、行きたいところに行くにはどうしたらいいか、などひとつひとつ解決する手段を考えてみましょう。

「猜疑心」を克服する方法 ③ いったん全て受け入れる

猜疑心を克服する上で、原因追求や自分の感情を知ることも大事ですが同じくらい大事なのは「猜疑心を持っている自分ごと全て受け入れる」ことです。 猜疑心があるからといって、すべてが悪いわけではありません。 人間ですから、様々な感情が生まれて当たり前です。 相手を疑ってしまうのも、相手が羨ましくて妬ましいのも、誰しもが持っている感情です。 どうして疑い妬んでしまうのか?と頭を抱えるのではなく、「だって信じきれないんだから」「羨ましいのだから仕方ない」と受け入れてしまいましょう。 そういった感情が生まれるのも人間らしいな、と自分自身だけでも受け入れてあげましょう。

「猜疑心」を克服する方法 ④ 素直になる

素直になれないと、マイナスな感情は生まれやすいものです。 素直に自分を受け入れ、そして相手のことを受け入れると疑いや妬みは晴れるものです。 というのも、すべてを信じきれ、というわけではありません。 用心深くなることや慎重になることは生きてく上で必要です。 しかし素直に相手の意見を受け止めたり、素直に自分を信じてあげると猜疑心が強くなることはありません。 なかなか素直じゃない人が素直になることって難しいと思います。 感情が100%伴わなくても大丈夫です。 まずは、嬉しかったら嬉しいと素直に思うこと、そして相手に伝えることを意識してみましょう。

「猜疑心」を克服する方法 ⑤ 何も考えない日をつくる

そして、もうひとつ大事なのが何も考えない日を作ることです。 猜疑心の強い人は、休みの日などでもそのことをぐるぐると考えてしまうことが多くあります。 いったん忘れてしまい、時間が経って考えてみると「そんな気にすることじゃないか」と思えることがあります。 何か没頭できる趣味をしてみたり、映画を見てみたり、行ったことのない場所へ行ってみたりと、疑ったり妬む気持ちを忘れられることをしてみてください。

「猜疑心」の使い方と例文

「猜疑心」は人の気持ちを指す言葉です。 難しい言葉であり「猜」の字はあまり使われないことから、日常会話などではあまり使うことはありません。 主な言い回しは ・猜疑心の強い ・猜疑心が強い ・猜疑心を起こす ・猜疑心を抱く などです。 詳しい使い方は例文を参考にしてください。

「彼は猜疑心の強い性格のため、なかなか説得できない」 「猜疑心を抱くキッカケとなった出来事がようやく解決して、心がスッキリした」 「彼女の生い立ちを聞くと、猜疑心が人より強くても仕方がないと思った」 「恋人や同僚に裏切られることが続き、全てにおいて猜疑心が起こってしまった」

「猜疑心」と「懐疑心」の違い

「猜疑心」と似た言葉に「懐疑心」という言葉があります。 「懐疑心」は<かいぎしん>と読み、「何かを疑う心、信頼できない気持ち」という意味があります。 どちらも疑う心を表しますが、2つの違いは 懐疑心は、「純粋に疑問に思ったり信じきれない理由があり信頼できないと疑う気持ち」ですが 猜疑心は、「人の善意や行為に下心があるのではと疑ったり、その行為を周りからよく思われるためにやったんだなどと妬む気持ち」のことです。

「猜疑心」の類語

●疑心 意味:疑う心、疑い ●疑心暗鬼 意味:疑心があることで、なんでもないことが怖く感じたり疑わしく感じることのたとえ (疑うことでありもしない鬼の姿が見えること) ●不信感 意味:相手を信用できないという気持ち、信じていない感情や考え方 ●嫉妬心 意味:自分より優れている人に対しする恨みや妬みの感情

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「猜疑心」の対義語

●信頼 意味:相手を信じて頼ること ●信用 意味:確かなものとして信じること、受け入れること ●信任 意味:信頼して物事を任せること ●親愛 意味:人に対し親しみや愛情を持っていること、そのさま

「猜疑心」の英語

「猜疑心」の英語表現を見ていきましょう。 日本語の「猜疑心」のように「疑う」と「妬む」の両方の意味を含む英語は存在しません。 「(相手の行為や意図などを)疑う」の英語は「be suspicious about...」になります。 「(人を)妬む」は英語で「be jealous of... 」になります。 類語でも紹介した「懐疑心」つまり「(物事の是非や真理を)疑う」は英語で「be skeptical about...」になります。 例文です。

He is very suspicious about his parents.

彼は両親に対して猜疑心がとても強い。

まとめ

「猜疑心」について理解できたでしょうか? ✓「さいぎしん」と読み、意味は「相手の行動を疑ったり妬む感情のこと」 ✓猜疑心が強い、猜疑心を抱くなどと用いる ✓類語に「疑心」「不信感」などがある 猜疑心を強く持っていると、人間関係に支障をきたしたり自分自身も疲れてしまいます。 人を疑う前に、自分自身がしっかりと出来ているのかを考え、現状を素直に受け入れましょう!

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