「割り切る(わりきる)」とは「個人的な感情を無視して、理性的な判断をする」という意味です。主に業務内容や職場の人間関係に対しいて使い、仕事は仕事と割り切ることで、生産性が向上したり、余計な気疲れをしなくて済みます。
「割り切る」の意味は「私情を無視して結論を出すこと」です。 物事を判断する際に、個人的な感情や心情などを交えることなくきっぱりと答えを出すというニュアンスで使います。 「割り切って対処する」「割り切った考え方」などの形で使うのが一般的です。 また「割り切る」には「割り算で端数を出さないで完全に割ること」という意味もあります。 例えば「12÷3=4」と割り切ることができます。 数学記号として「|」を使用します。「3が12を割り切る」は「3|12」と書きます。 ふり仮名は「割切る」と書くこともあります。 「3割切る」としてしまうと、30%カットするという意味になってしまうので注意しましょう。
例文
「割り切る」の類語には「見切る」「踏み切る」などがあります。 「見切る」の意味は「見込みがないとして諦め捨てること」です。 「見切りをつける」という定型句で使用します。 「踏み切る」も「割り切る」の類語にあたります。 意味は「決断して思い切って行動に移る」です。 「踏ん切りをつける」という形で使うことが一般的です。 また他「割り切る」の他の類語には
などがあります。
「割り切る」を直訳した英語はありませんが、
などで表現することができます。 「Business is business.」は直訳すると「仕事は仕事」となり、「どんなに嫌だと感じても仕事は仕事として割り切る」というようなニュアンスがあります。 「businesslike」の意味は「仕事と割り切って能率的に処理するさま」です。 「諦める、みかぎる」という意味を持つ「give up on」でも「割り切る」のニュアンスを伝えることが可能です。 「give up」は「諦める」という意味ですが、「ずっと続けてきた習慣をやめる」時に使います。 「喫煙をやめる」は「I give up smoking.」となります。
I don't feel like doing anything today. But business is business, I have to go now.
今日は何もしたくないけど仕事は仕事として割り切って行くしかない。
We must be more businesslike about it.
仕事として割り切って考えなければならない。
He got in trouble many times, but his parents couldn’t give up on him easily.
彼は何度も問題を起こしたが、両親は簡単に割り切ることはできなかった。
「割り切る」と似た言葉に「切り替える」があります。 「切り替える」の意味は「それまでの方式や法律などをやめて別のものにする」です。 「割り切る」は「AをAとして考える」という意味合いがある一方で、「切り替える」は「AからBに変える」というニュアンスです。
「妥協」は「対立している双方もしくは一方が譲り合って一致点を見出し穏やかに解決すること」という意味があります。 例えば仕事の経営会議で一方が「国内の市場シェアを拡大すべき」という意見に対して「グローバル展開に注力すべき」という意見を他方が持っているとします。 双方の意見が対立している状態の中で、お互いが(もしくは一方が)「国内の業績が安定したらグローバル展開に向けてプロジェクトを始動させる」などの折り合える点を探し意見をまとめる行為を「妥協する」といいます。 「割り切る」には私的な感情は含みませんが、「妥協」には「本当はそうしたくないけれど、しざるをえない」という感情のニュアンスが含まれます。
「諦める」の意味は「望んでいたことの実現が不可能だと認め断念すること」です。 また「仕方がないと悪い状態を受け入れる」という意味もあります。 「諦める」には「願望」という私情が含まれます。 「こうしたいけど無理そうだから諦める」というようなニュアンスです。
「受け入れる」は「人の言うことや要求などを承認する」という意味があります。 「割り切って」は相手ネガティブな部分は見て見ぬ振りをし、相手に合わせるようなイメージはありません。 一方で「受け入れる」は相手を聞き入れて寄り添っていくといったニュアンスがあります。
「開き直る」の意味は「急に態度を変えてふてぶてしい態度を取る」です。 「開き直る」は感情的になるニュアンスがある一方で、「割り切る」は物事を冷静に判断するという意味合いがあります。
仕事や人間関係などが割り切れないという人っていますよね。 あなたは日々生活の中で、これらの特徴に当てはまっていませんか?
割り切るのが苦手な人は、よく残業をします。 上司や先輩からの仕事の依頼を断れない、仕事以外のことを仕事中に考え込んでしまって仕事の進み具合が遅いなどの理由から、就業時間を過ぎても会社にいます。 自分のキャパや能力を有に超えてしまう仕事量を抱えてしまっているので、常にいっぱいいっぱいになってしまっているのです。 逆に言うと割り切ることが出来ている人は、能力的・キャパ的に対応不可な仕事はきっぱりと断りますし、仕事中は仕事のみに集中し効率良く仕事をこなすことができます。 ですので常に定時上がりで残業することはめったにありません。
割り切るのが苦手な人は、職場で「苦手だな」と思う人をシカトしてしまいます。 仕事だと割り切ることができていれば、たとえ職場に嫌いな人がいても無視するようなことはしませんよね。 仕事である以上関わっていかなくてはいけないので、そこは個人的な感情をぐっと抑えて大人な態度で接するのです。 しかし、割り切ることが苦手な人は、嫌いな人に話しかけられても露骨に無視をし自分の仕事だけに集中したりと冷たい態度を取ります。
割り切ることを苦手に感じる人は、仕事の飲み会もプライベートの飲み会もすべて参加しています。 行きたくないと思っていてもなかなか断ることができず、人に誘われたり、誘われていなくても周りの人がみんな参加するような飲み会には必ず行きます。 飲み会中は「早く帰りたいな」と思いつつ、なかなかそれを言い出すことができないため、結局最後まで残ったり二次会にまでも参加したりします。 よって、割り切るのが苦手な人の飲み会の出席率は120%にもなるのです。
割り切ることが苦手な人は、自分には関係のない他人の事情にも首を突っ込むクセがあります。 良い意味で言えば愛情深い人ではありますが、悪い意味で言うと「おせっかい」になります。 他人の問題なのに、まるでそれが自分のことのように感じられてつい口を出してしまうのです。 感情移入をしやすく、つい文句やアドバイスを言わずにはいられなくなってしまうのです。 人間関係を割り切っている人は、自分以外の人間に深入りすることはしません。 「人は人、自分は自分」というしっかりとした意識があるので、簡単に介入したりはしません。
恋愛においては、恋人のことなら何でも許しちゃうという特徴もあります。 「好き」という気持ちが強すぎるあまり、恋人の言動が「悪い」ことも「好きだから仕方ない」とつい許容してしまうんです。 例えば恋人に自分のお金を使うことを許してしまったり、浮気を許してしまったりするなどの行為です。 本来であれば人のお金を使い込むのも、恋人がいるのに他の人と距離を縮めるのも悪いことなのですが、「恋は盲目」という言葉があるように、悪いことが悪いと見えなくなってしまうのです。
物事をきっぱりと割り切れない人にはどのような心理や原因があるのかをご紹介します。
物事を割り切れない人は、基本的に何事も断るのが苦手です。 人から頼まれたり誘われたりすることに対して「NO」と言うことができません。 仕事では上司や先輩、同僚や後輩から仕事を頼まれると、自分の仕事だけでもいっぱいいっぱいなのにも関わらず「もちろん!」と表面上は快く引き受けてしまいます。 他人の仕事を引き受けてしまうことで、毎日忙しく働いているのです。 また、プライベートで友達やママ友などから誘われても「NO」と言えません。 「今週末は一人でゆっくりしたいな」「家族との時間を大切にしたいな」と思っていても、遊ぼうよと誘われるとつい「遊ぼう!」と答えてしまうんです。
公私混同が原因で物事を割り切れなくなってしまいます。 プライベートに仕事を持ち込んだり、逆に仕事にプライベートを持ち込んだりして、メリハリをつけることができていません。 仕事中にもプライベートのことを考えて仕事がなかなか進まなかったり、休日なのに自宅で仕事をしてしまったりします。 仕事は仕事、プライベートはプライベートと切り分けることができればどちらも充実させることができるのに、ついごちゃまぜにしてしまう悪いクセがついてしまうのです。 公私混同しがちな人は、気持ちの切り替えが苦手な傾向があり、仕事かプライベートどちらかで問題が起きてしまうと、もう一方にも影響を及ぼし、結果として両方がうまくいかなくなっていまいます。
物事を割り切れないのは、優先順位をつけることができないからです。 仕事でもプライベートでも、優先順位ってありますよね。 そのためやることとやらないこと、正しいことと正しくないことの線引きができず、物事を適切に判断することがうまくできないのです。 例えば仕事においては「職場の人と仲良く楽しく仕事をすること」よりも「結果をだして報酬をもらうこと」の方が優先順位が高いですよね。 業務内容に関しても「来月締め切りの書類」よりも「明日提出すべき原稿」の方が優先順位は高いです。 優先順位をつけることができれば、物事を順序よく効率的にこなすことができますが、割り切れない人はそれができないので何もかもが中途半端になってしまうのです。
割り切れない人って、つい相手の悪い所ばかりに目を向けてしまいます。 「十人十色」という言葉があるように、世の中にはいろんな人がいて、みんなそれぞれ個性があるのに、それらを受け入れることができずつい他人の粗探しを始めてしまいます。 「人間は全て同じ」と言わんばかりに、自分にできて相手ができないこと、自分にはあって相手にはないことなどに目を向けてしまうのです。 それらの違いを受け入れようとはせず、「どうしてできないんだろう」とばかり考えてしまうため、いつまでたっても割り切ることができないのです。
割り切るのが苦手な人の心理として、やはり他人に嫌われたくないという気持ちが強いのではないでしょうか。 「誘いを断って嫌われたらどうしよう」とか「みんなから好かれたい」という気持ちがあるために、物事を割り切ることに抵抗を感じてしまうのです。 確かに好きな人から嫌われるのは悲しいことです。 しかし、人間には相性があるので、好きでいてくれる人もいればそうでない人も必ず存在します。 それなのに「全員から好かれたい」「いい人だと思われたい」という気持ちがあり、ついどんなこともそのまま受け入れてしまうのです。 自分の気持ちを犠牲にし、相手中心で自分の世界を動かしているようなイメージですね。
上記でご紹介した「嫌われるのが怖い」と類似していますが、割り切ることが苦手な人は常に周りからの評価や評判を気にします。 「仕事ができる人だと思われたい」「ノリが良い人だと思ってほしい」という個人的な願望が人一倍強く、そう思ってもらうためだけに自分を犠牲にした生活をするのです。 人がどう感じようと、自分自身が満足した人生を過ごせればそれだけで幸せなのに、つい「人は自分のことをどう思うか」と気になってしまうのです。 自分の気持ちより他人の気持ちを優先させてしまうクセがあって、そのために物事を断れなくなってしまうのです。
そもそもなぜ「割り切る」ことは大切なことなのでしょうか。 ここでは、人生で割り切ることのメリットや重要性をご紹介します。
物事を割り切ることで得られる最大のメリットは精神的疲労が起きないことでしょう。 振り回させることなく、自分の気持ちに正直に生きていれば、心が穏やかになり充実した人生を送ることができます。 精神的な余裕って何事においても非常に重要です。 仕事でも人間関係でも、心の余裕がないと満足のいく結果を得ることはできません。 健康でいるためには病気や怪我をしない身体的な余裕も必要ですが、それと同じくらい(むしろそれ以上に)心の余裕も必要です。
物事を割り切ることができれば、「選択」と「集中」がうまくできるようにになります。 そして、自分にとって大切なことだけに集中して過ごすことができます。 自分の人生にとって必要なものは何かを選び、それらだけにフォーカスすることができます。 なので時間もお金も労力も無駄にすることはありません。 一度切りの人生ですから、納得する生活を送りたいですよね。 物事をしっかり割り切ることができれば、ちっぽけな悩みなどもなくなり毎日楽しく生活することができます。
仕事や人間関係などに関しては割り切ることが必要なことが多いですが、物事には割り切っちゃいけないこともあることを知っておきましょう。 例えば、子育てをすることや自分の夢を叶えること、そして自分のビジネスを成功させることなどのようなことって割り切る必要はないんです。 自分にとって大切な物事に関しては感情的になってもいいのでしっかりと続けていくべきだと思います。 全てを割り切ることが正しいとは限りませんので、割り切ることとそうでないことをまずは自分でしっかり把握することから始めてみましょう。
ここでは仕事を割り切る方法をご紹介します。 ぜひ実践してみてください。
仕事を割り切るためにぜひやっていただきたいことが、「自分は何のために働いているか」という質問に答えることです。 ほとんどの人が「生活するため」だと思います。もちろん中には「夢を叶えるため」という人もいるかもしれませんが、夢を叶えるためにも「お金」は必要でしょう。 つまり、仕事をしてお給料をもらい、そのお金で暮らしていくことができれば良いのですから、ある意味仕事に「お金」以外のことを求める必要はないのです。 「楽しく仕事をしたい」「職場の人と仲良くしたい」という気持ちも理解できますが、きつい言い方をするとそれは「欲張り」なのです。 ただ淡々とやるべきことをやって報酬をもらえればそれだけでいいのです。
仕事において必要なことは「目標達成」ですよね。 成果を出さないとお給料はもらえませんし、会社も成長しません。 ですので、仕事を割り切るためには、結果を残すことだけに集中してみてください。 目標達成に重きをおけば、そこだけに集中することができ、他のことが気にならなくなります。 人間関係のトラブルなどがあっても「今の私には関係ないことだから」と割り切って自分の仕事だけにフォーカスすることができるはずです。 先程も言いましたが、仕事に多くを求めるのはNGなのです。 やるべきことをしっかりとこなし、それに見合った報酬をもらえればそれで十分なのです。
仕事だと割り切るためには、危機感を持つことも大切です。 ダラダラと仕事をしていては、集中力は切れますし、完成度も決して高くなくことはないでしょう。 仕事中は仕事のことだけを考える、プライベートも思いっきり楽しむ、そのためには業務時間内にやるべきことを全てこなすスキルが必要です。 自分が持っている全てのタスクと内容を把握し優先順位をつけ、1日の行動スケジュールも綿密に立てるべきです。 そうすれば仕事中にプライベートのことを考えることはないですし、定時上がりで仕事後の時間を有意義に過ごすことができるはずです。
公私混同をすることは仕事の完成度や周りの人に悪い影響を与えてしまいます。 ですので、仕事中にプライベートの話をしまくるのはやめましょう。 仕事中にプライベートのことを考える時間や、人に私的なことを話している時間がもったいないです。 そして周りの人に迷惑をかけたり、会社の成長にも多大な迷惑をかけることになるので、仕事中はとにかく目の前のタスクのみに集中しましょう。 ランチ休憩などの時間は息抜きの時間なので、多少の私語はOKですが、それが午後の仕事に悪影響を及ぼさない程度にしておきましょう。
一般的な正社員であれば1日の仕事時間は8時間です。 8時間もの間ずっと仕事のことだけに集中するのはほぼ不可能です。 ランチ休憩などの「休憩」の時間は、たとえ仕事中でも仕事のことから離れてリラックスすることに意識を向けてください。 休む時にしっかり休んでおかないと、集中力が保つことはありません。 疲れを溜め込むことになってしまい、疲れやストレスを引きずることになってしまいます。 仕事中も気持ちのオンオフの切り替えをしっかり行うことで、物事を割り切る力がついてきます。
職場の人、友達、ご近所付き合いなど、様々な人間関係がありますね。 ここでは、人間関係を割り切る方法をご紹介します。
まずお伝えしたいのが、人に嫌われてもいいということです。 先程もお伝えしましたが、人間には相性があるので、気が合う人もいればそうでない人もいます。 嫌われることは当たり前のことで、数人の人から嫌われても何も怖いことはありません。 なぜなら、それ以上にあなたのことを大切に思ってくれている味方がいるからです。 人間関係においては、自分の気持ちに素直になるのがとても大切です。 一緒にいて心から安心できる人とだけ付き合い、「別に嫌われても良いや」という勇気を持つようにしましょう。
つい人は自分の気持ちよりも他人の気持ちを優先させてしまうことがあります。 自分の人生なのに、他人が中心となってしまうような人生を送ってしまうのです。 人間関係を割り切るためには、「相手がどう思うか」ということに時間を割く必要はありません。 大切なのは相手の気持ちよりも、自分がどう過ごしたいかということです。 もちろん、相手を思いやった節度ある振る舞いは大切です。 しかし、自分がやりたいことがあるのに周りの目ばかりを気にしてやらないようなことは避けるべきです。
一番厄介なのが、職場の人との人間関係ですよね。 どんなに相性が悪い人とでも仕事だから付き合っていかなきゃいけないし、仲良くなる必要はないのについ飲み会に参加してしまったり。。。 先程もお伝えしたように、人は生きるために仕事をします。友達を増やすために仕事をする人はいないはずです。 ですので、職場の人とは仕事上の付き合いだけに留めておくことが一番です。 仲の良さを求める人もいるかもしれませんが、深く関わる必要はないのです。 仕事をする上で必要な最低限のコミュニケーションは取る必要がありますが、職場の人と「友達」になる必要は全くありません。
具体的な話をすると、職場の人とむやみに連絡先やSNSを共有するのはあまりおすすめしません。 いつでも連絡を取れる状態や、プライベートを共有する状態にしておくと、「友達」と勘違いしてしまうからです。 最近はLINEなどをメインの連絡ツールにしている人も多いと思いますが、仕事以外の事でも気軽に話せる環境を作ってしまいます。 休日に仕事の連絡が来たり、仕事に関係のない話がふられてきたりすると、自律神経が乱れてしまいます。 FacebookやインスタグラムなどのSNSを利用している人は多いと思いますが、プライベートを会社の人に知られてしまうとめんどくさいことになってしまいます。
合わない人と付き合うのって実はかなりストレスになっています。 そのストレスが仕事や健康に支障をきたしたりするので、「合わないな〜」と感じる人とは無理に仲良くする必要はありません。 何度も言いますが人間には相性があるので、合わない人が身近にいるのは当たり前のことです。 職場の人間関係であれば仕事だからと割り切って最低限のコミュニケーションは取る必要があるかもしれません。 しかし、プライベートの友達やママ友など合わない人がいる場合、そういう人たちとは関わらないのが一番です。 自分を犠牲にしてまで人間関係を維持するメリットは何一つありません。
恋愛においても割り切ることって必要なんですよね。 ここでは、恋愛を割り切る方法をご紹介します。
恋愛では「好き」という気持ちはもちろん大切ですが、「好き」だけではうまくはいきません。 恋愛を割り切るために大切なことは「尊敬」の気持ちを持つことです。 「好きだから」という理由で、一般的にいけないことや悪いことも許してしまうような関係性はよくありません。 相手のことを真剣に考えているのであれば、相手のためにもダメなものはダメと伝えることが必要です。 相手の尊敬できる所をリストアップしてみることから始めてみましょう。
恋愛にトラブルは付き物ですが、細かいことを気にすることなくとにかく恋愛を楽しむという方法もあります。 割り切れないことだってあるでしょう。それによって悩むこともあると思います。 「この恋愛はこういうもんだ」と割り切って後先考えず楽しむのもアリかもしれません。
恋愛に出会いがあれば別れもあります。 大切な人との別れが辛く、精神的にひどく落ち込むようなこともあるでしょう。 ちょっと厳しいことを言うようですが、起きてしまったことは仕方がありません。 辛いかもしれませんが、「ご縁がなかったんだ」と現実を受け止めることも大切です。 別れは新たな出会いの始まりです。 きっともっと素敵な人と結ばれるはずなので、しっかりと割り切って前を向いて過ごしていきましょう。
割り切ることのメリットもあればデメリットもあります。 ここでは割り切ることのデメリットや注意点をご紹介していきます。
物事を割り切る時に注意していただきたいのが、計画性を持つことです。 人間関係などを「断捨離」したい気持ちは理解できますが、何でも勢いに任せて一気にやってしまうと後になって悔やむことにもなりかねません。 「やる」と決めたことに関しては、順序立てて計画的に徐々に割り切っていきましょう。 例えば「あまり合わない友達と距離を置く」と決めたのであれば、突然音信不通になるのではなく、連絡の頻度や会うを徐々に少なくしていき、最終的には接点ゼロの状態を作ることが理想です。
「よし!割り切ろう!」という思いが先走ってしまうと、人に対して失礼な態度を取ってしまうことになります。 人間関係を割り切りたいからといって、人を無視したり冷たい態度を取ることは「割り切る」とは言いません。 本当に割り切ることができていれば、無視せず淡々とコミュニケーションを取ることができます。 無視したり冷たい態度を取ってしまうということは、それはまだ完全に割り切れていないからです。 「本当は仲良くしたい」「嫌いだ」という感情がまだ残っているからそういう態度に出てしまうのです。
今の職場が嫌だからなどの理由で、無計画に転職するのもちょっと違います。 「転職する」と決めた場合は、最初にお伝えしたように計画性を持って行動することが大切です。 転職する決心はついているので、焦る必要は全くありません。 感情的に行動すると後悔することが多くなってしまうので、悔いの残らないためにも自分としっかり向き合って納得のいく転職活躍をしましょう。
いかがでしたか? 「割り切る」について理解できましたでしょうか。 「割り切る」の意味は「個人的な思いを含まず結論を出すこと」です。 「割り切る」の類語には「見切る」「踏み切る」「ふっ切る」などがあります。 「割り切る」を英語で表現すると「Business is business.」「busineslike」などとなります。