「get down」は基本的な意味は「降りる」という意味ですが、その他にも意味がありますので説明します。スラングですと全く意味が変わりますのでスラングの意味も解説します。
「get down」の最も基本的な意味は、自動詞「降りる」・他動詞「...を降ろす」です。 まず自動詞・他動詞両方ある点に注意が必要です。主語自身が「降りる」場合も、主語が何かを「降ろす」ときにも使えます。 例文を見てみましょう。
Kids tried to get down from the tree.
子供たちは木から降りようとした。
I got a book down from the shelf.
棚から一冊の本を降ろした。
1つ目の例文の「get down」は自動詞で、2つ目は他動詞です。 これらの例文でお気づきの方も多いと思いますが、たいていの場合「from」を伴って文章を作ります。 「...から降りる」「...から降ろす」と日本語でも言うように、英語でも「from」を使います。 しかし、「はしご」や「階段」など昇ったり降りたりするものから「降りる」場合は、「from」を省略するのが普通です。これが2つ目の注意点です。 例文です。
I get down the ladder.
はしごを降りる。
We got the table down stairs.
テーブルを二階から降した。
上記の例文では実際に「from」が省略されていますよね。
「get down on one's knees」で「ひざまずく」という意味になります。
スラング「get down」にも複数の意味がありますが、スラングの中の意味で一番よく使われるのが、「がっかりさせる」という意味です。 「get 人 down」で、「<人>をがっかりさせる」となります。 さっそく例文です。
Are things getting you down?
何か気が滅入ることでもあるのかい?
Don't let little things get you down!
小さなことでくよくよするな!
スラング「get down」にはもう一つよく使われる意味があります。それは「ダンスする」という意味です。 そこから転じて「楽しむ」などという意味もあります。 「Get Down Saturday Night 」というオリバー・チータムという黒人歌手の有名な楽曲があります。こちらは、「土曜日の夜は踊ろうぜ」ということになります。ダンスミュージックです。
Hey let's get down!
ねえ、踊ろうぜ!
「get down on 人」を、「<人>をしかる、非難する」という意味になります。 こちらもスラング的表現となります。
My dad always gets down on me for no reason.
私の父はいつも理由なく私をしかる。
「get down to...」を、「...に取り掛かる」という意味になります。こちらはスラングではない、正しい用法で、ネイティブがよく使う表現です。
Okay let's get down to business.
よし、仕事に取り掛かろう。
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