「自分は将来どうなりたいんだろう?」「このままでいいのかな…」と思った時こそ自分と向きあうべき時です。本記事では自分と向き合うとはどういうことか、自分と向き合うべき瞬間、その効果や方法についてご紹介していきます。
自分と向き合うということは自分の本心に耳を傾け、本当に望んでいることを確認することができます。 日々の忙しい生活やSNSに溢れている情報の波にのまれて「自分は何がしたいのか」「何を求めているのか」「何のためにやっているのか」がわからなくなってしまっていることがあります。 そんな時こそ自分と向き合って、自分が本当に望んでいることを確認することが大切なのです。
自分が見て見ぬ振りをしてきた、自分の心の内を確認することは時にしんどい作業でもあります。 人間そんなにできた完璧な人なんていません。 時にはずるいことを考えたり、嫉妬心などの醜い感情が生まれることもあります。 自分との気持ちに正直に向き合うことで、今まで蓋をしてきた醜い感情と対峙しなければならない時もあります。 しかしそこから逃げてばかりでは成長はできません。 偽善ではない、本当の自分の心と向き合いましょう。
自信がなくなった時こそ自分と向き合うことが必要でしょう。 失敗したり、周りと自分を比べて「どうして私はこんななんだろう」と自信をなくしてしまうこともありますよね。 そんな時こそ自分と向き合い、自分と向き合うことで自分の目標は何なのか、自分には何が足りないのか、今何をするべきなのかを考え、再認識することが大切なのです。 自分の目標がわからないままでは、なりたい自分に近付けるわけないですよね。 自分に自信を付けるためにも自分と向きあうことが必要なのです。
「最近イライラしっぱなし…」ということは自分の中で何かが引っかかっていたり、不平不満が解消されていないということですよね。 そんな時も自分と向き合うべき瞬間と言えるでしょう。 イライラした状態を放っておくのは精神衛生上だけでなく身体的にもよくありません。 自分としっかり向き合い、自分は何が気に食わないのか不満の原因を明らかにし、ではどうすればその不満を解消できるのか、または誰に何を伝えたい、どうして欲しいのかという解決策を導き出しましょう。
自分なりに頑張っているつもりなのに仕事が上手くいかず結果が出ない時も自分と向き合うにはいいタイミングでしょう。 同期や後輩達がどんどん結果を出していると「自分も頑張らなくちゃ」と向上心が湧き上がる一方で、プレッシャーがかかって本来の力が出せなかったり、空回りしてしまってなかなか結果が出せないと落ち込むこともありますよね。 しかし必要以上に落ち込んでいても先へは進めません。 自分と向き合い、自分に合った仕事のやり方や自分の強み、自分のどこがいけなかったのか反省点をしっかり見つけて改善に活かしていくことで成功にも近付くことができるでしょう。
恋愛がうまくいかない時も自分と向き合うべき瞬間の一つです。 例えば恋人と別れたとき、自分と向き合うことで相手の何が自分と合わなかったのか、自分に治すべき点はなかったかを考えることができれば、次の恋愛にも活かせますよね。 また、恋人が欲しいと思った時は、一体自分が恋人に何を求めているのか、何を目標にしているのかを冷静に考える必要があります。 恋人に何を求めるのか、すぐに結婚を考えているか、いないかでも選ぶタイプが違いますよね。 うまくいかない時こそ自分と向き合うことで経験値を上げ、素敵な恋愛をしましょう。
入学や入社、引っ越しなど環境が変化する時に自分と向き合うことはとっても大切です。 環境が変わるということは新しい自分をスタートさせる絶好のタイミングです。 一度型にはまっているものを修正するのはなかなか大変です。 しかし新しい環境ならばどんな自分にもなることができます。 そんな時こそ自分と向き合い、今の自分に不満があったり、「もっとこうなりたい!」という目標があるのであれば是非新しい自分に挑戦しましょう。 そのためにも自分と向き合い、自分の望みを確認することが大切なのです。
自分と向き合うことは将来にも大きく関わってきます。 自分が将来どうなりたいのか、何をしたいのかがわかっていないと、そのために必要なものもわかるはずないですよね。 気付くと「自分何やってんだろう…」とただただ時間だけが過ぎていきます。 自分と向き合うことでしっかり自分を把握しましょう。 夢や目標を再確認できれば、それに向けて計画を立てることができ、そして結果的に行動に繋がり、納得のいく人生を送れるでしょう。
自分と向きあうことで自分の長所や短所にも気付くことができます。 いきなり「あなたの長所と短所はなに?」と聞かれても「え、なんだろう?」って自分のことなのに悩むことはありませんか? 自分の長所と短所を把握しておくことは大切なことで、自分の長所がわかっていれば自信に繋がりますし、短所がわかっていれば克服するために行動することができます。 自分の長所短所を見つけ成長するためにも、自分と向き合うことが必要なのです。
人は無理をすると心や身体に影響し、体調を崩してしまいます。 自分と向き合うことは、そんな自分にとって負担だったものを手放すきっかけになります。 例えば「なんとなくオフィスワークをしているけれど自分に合わないな」と感じた時に「私は本当にこのままでいいの?」「自分は何をやりたいんだろう」と自分と向き合うことで、「接客業の方が私には向いてるかも」「内勤より営業に挑戦してみたい」と自分の望みや希望に気付くことができ、転職したり異動希望を出して新たな自分に挑戦できます。 自分が何をしたいのかがわかれば、嫌なことをわざわざ無理してする必要はないですよね。
自分と向き合うにはまず1人の時間を作りましょう。 1人だと周りを気にすることなく、自分だけに集中することができます。 お風呂やベットに入って眠るまでの間、1人で散歩をしてみたりカフェに行ったりするのも良いですね。 とにかく自分だけに集中できる時間を作り出しましょう。 もちろんその時間はSNSなど他人の情報はシャットダウン。誰かと比較する必要はありません。 自分が「どうしたいのか」「どうなりたいのか」最終的な決断は自分でしましょう。
本当に信頼できる人であれば、その人と1対1で話し合うのもいいですね。 自分だけでは解決できない、どうしようもなくなってしまったら、両親や兄弟、恋人や親友、先輩などとにかくあなたのことを理解し、信頼できる人を頼りましょう。 あなたが信頼し、あなたを理解しているということは、もしかしたら短所や改善が必要なところもあなたよりわかっているかもしれません。 自分以外の意見を聞くことで今まで自分が気が付かなかったことに気付くことができ、新たな選択肢が増えます。 選択肢は多い方が良いので、選択肢を増やす手伝いをしてもらいましょう。
頭の中で考えるだけでなく、ノートなどに自分の思いを書き出しましょう。 夢や目標、気付いたことや自分が感じた気持ちなどを素直に書き出してみて下さい。 頭の中には様々な思考があり、考えるだけでは他の思考に押し流されてしまいます。 書き出すことで他の思考に押し流されることを防ぎ、またノートなどに書き残しておけば後で見返すことができます。 そのノートはあなたの指針となるはずです。
思い切って旅に出てみるのも自分と向き合うには良い方法でしょう。 いつもと違う風景を見たり、物に触れることはあなたを現実から引き離してくれます。 普段の生活の中にいると、ついつい仕事や学校のことなど生活のことを考えてしまいます。 そんな現実のしがらみから解放され、自分と向き合うことだけに集中できます。 また、普段とは違う物に触れることで新たな価値観も生まれ、新しい可能性に気付けるかもしれません。
自分と向き合っている時は無条件で考えるようにしましょう。 「自分の長所なんて〇〇さんに比べたらダメダメだ…」「私がこんなことしたいって言ったら笑われてしまうかな」など誰かと比べたり、環境に左右される必要はありません。 5分、10分でもかまいません。自分と向き合っている時は自分のことだけに集中し、他のことは一旦置いておきましょう。 そうすることで素直な自分の気持ちに耳を傾けましょう。
自分と向き合っても何も見つけられないからと言って焦る必要はありません。 特に受験生や就職活動中のみなさんは、将来のことを考えてワクワクする一方で「将来どんな人になっていたいのか」「何をしていたいのか」がはっきりしていないことに焦りを感じている人も多いのではないでしょうか。 しかし「自分が何をしたらいいか分からない」のは不安ではなく希望だと捉えましょう。 「何をしたらいいかわからない」ということは、逆に言えば「何にでも挑戦できる」ということです。 何かを始めることに遅すぎることはありません。 自分の目標や夢、やりたいことがはっきり決まってから行動しても良いのです。 焦らず、自分のペースで探していきましょう。